思い通りに進む人生じゃない
だから立ち止まることを否定したりはしないよ
いつも駆け足で進まなくたっていいから
自分のペースで歩けたらいいんだよ
もしも ...
夜明け前 高速バスは世界の果てを追いかける
霧に囲まれた箱庭の上
君の現れる街まで
冷たい風に転がる くしゃくしゃの新聞紙
大きな流れに 少しだけ 寄り添って
帳が降り 狭い階段を抜 ...
{引用=まず、始めにこれを読んでくれるあなたが自分のこころに、またこれらの言葉に素直であることを願う。}
「冷静にじっくり考えれば解ることなのだけど全ての現象、原因は自分が作 ...
春になりましたねぇ
と叫んだら
おまえっていつもじゃん
と言われてしまった
それって何なの
グラデュエーション
今の季節
はっきりとした区切りのようなものを感じる
北の国よ ...
夕暮れ時の、
金色の窓
息を吹き掛けて
拭いて
うっすら汚れた
そのガーゼを
...
俺は木が木であるように
俺は俺なのだ
大地に生えた草を
毟り取って行くような作業
それは切なくて儚くて辛くて尊い
俺と言う木を
目立たせる ...
突端
人間、 あ
突端
私がも少し大人なら
そ知らぬ顔していられたろ
誰かの湖ぬらしても
ほとりで長居も出来ただろ
怒りに身を震わせ
悲しみに打ちひしがれ
恐怖におののき
絶望は抱え込んで
助走は限りなく速く
視線はまっすぐに
到達点はしっかり見据え
飛ぶ瞬間は頭をカラに
その先の希望へ
...
合わせ鏡の無限につづく
午後の部屋に宝石ごと散らばる
湿った夜の匂いは 勢い、
女の前髪を固めるスプレー
そして酷くリアルな口紅の
仄かに苦い蝋の味。
――さて、早々と店にゆく
カウ ...
権力は好き?
僕はママの作るオムレツが一番好きだよ
そう、いい子ね
でもママが好きだって言うなら
僕もその権力を好きになるよ
そうね
権力っておいしい?
...
菱形の額縁に入れておいた
つぶらな瞳をもつ心臓が
ある日 部屋からいなくなっていた
少しばかりそのあたりを探したけれど
見つからないので
仕方なくいったん部屋に戻って
お茶を飲んでいると
...
七夕の笹
願いごと書かれた短冊いっぱい
欲望のかたまり
私が24の頃だ。
当時の私は実家でぷらぷらしていていたのだが、その年の正月を一ヶ月ほど過ぎたある日、積年の恨みを晴らすべく父をボコボコにして、そのまま居るのが気まずくなり、逃げるように勤めていた ...
火 を見れば体の中でスパークする
光 と色と微かな音が変化し変化する
恐 れと喜びと懐かしさと新しさが
現 れて ...
石鹸は邪悪な念を持ち始めた
毎日のように汚いものに接しているうちに
その心が侵されてしまったのだ
穢れがなければ自分の存在はない
穢れとともに生きてゆくことに
生きがいをもつようになった
...
春風に 舞う
たんぽぽの 綿帽子
大空に向かう
綿帽子の旅
太陽に 銀色にみゆる
綿帽子
風にゆられ ふわふわと
海の みゆる あの
公園に 休もうか
芽が出て 蕾になり
黄色い 夢の花
...
日曜の朝
一人の娘が固まっている
俺の妻だ。
枕元に携帯電話が二つある
電池パックを入れ替え
その機種でしか出来ないゲームをするらしい
いまはモンスターハンターというのをしている。
雨が ...
なんとなく目覚めて
カーテンの向こう
寝静まる夜の静けさにだけ
そっと響く雨音のように
偶然でもなけりゃ
気付くことのない
ナミダがありました
...
前略 手紙は届きましたでしょうか?
お読みになられたなら
そのまま捨ててくださって結構ですので
夢を見ることしか許されない街
標識も消えた交差点
重ならない夜 肩を寄せ合いながら
...
会えないときに
あなたがくれた ライオネスキャンディ
ひとつぶ
そんなもので
そんなことで
会えないことになんの変わりもございませんが
あなたのお好きな ライオネスキャンディ
子供の ...
白いひかりが
かわいた歩道を暖め始めるころ
その一角で二人の保育園児が
子連れでなければ
独身にさえ見える長い髪のママたちと
...
夢見て追い掛けた
君の背中
夏雲
鮮やかに
生きた日々を照らすよ
僕等それぞれ
描いた未来を
確かめ合いながら
風を追い越そう
幻が永遠というなら
重ねた日々の
虚しさもきっと
空へ還るだろう
...
いいトシこいて
朝の5時にヘロインなんか聴いてるわけだ
効いてるわけじゃないよ聴いてんのだ
おらおらおらおら口があんなら怒鳴れ
耳があんなら尖らせろよ
カエルどもが土から出てくるまえに
長 ...
その標識は、私がひょいとしばらくの間滞在した町の交差点に立っている。
私はその標識を見て、はっきり言って当惑してしまった。体裁は普通の交通標識と同じなのだ。一方通行、とか、止まれ、とか、そういうたぐ ...
枯れない花にはなりたくないと
そう思えたなら
きっと美しく咲けるのでしょうけど
二番目の故郷の街を君の死で飛び出して 神父か詩人になるかで悩みながら 各地を放浪し この街に流れ着き 答えが出ないまま この街の神学校に通い 僕はミスター・ドーナツで働きながら詩を書いている
詩 ...
停車中の自動車の排気ガスが螺旋状に吹き出ている
中華料理屋の近くの排水溝から白い煙が温泉の湯煙のように湧き上がっている
地面が雪が凍ってコーティングされていて ネオンや電球で照らされている ...
君を信じた瞬間に
僕は極寒と殺害の恐怖と閉塞した絶望の中へ突き落とされる
僕は身を縮め吹雪に耐えながら
誰が来るわけでもないのに襲われる妄想を胸に抱き 狭苦しい空間がぴったりと全身にく ...
聞かなくてもわかってるくせに
確認するようなことして。
やきもちやいてるのが可愛い。
そんなとこも好き。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛しい君だから
憂
自由詩
2
07/3/25 18:38
ライナー
黒山羊
自由詩
2
07/3/25 18:10
空飛ぶ機械のための習作
はらだまさる
散文(批評...
7*
07/3/25 17:46
だー
恋月 ぴの
自由詩
27*
07/3/25 17:40
金色
ビーチ
自由詩
2*
07/3/25 17:34
巨木
maynar...
自由詩
1
07/3/25 17:32
岬
海 孝太郎
自由詩
2
07/3/25 15:48
初恋
小宮
自由詩
2
07/3/25 15:42
取捨
水中原動機
未詩・独白
1
07/3/25 15:20
スター・サファイア
atsuch...
未詩・独白
10*
07/3/25 14:38
権力と、母との会話
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/3/25 14:13
春の額縁
塔野夏子
自由詩
6*
07/3/25 14:06
七夕の笹
北大路京介
自由詩
7*
07/3/25 13:45
バブルから遠く離れて━━とある放浪記━━
日雇いくん◆...
散文(批評...
7+*
07/3/25 13:28
火は
ふるる
自由詩
9
07/3/25 13:20
汚れた石鹸
ぽえむ君
自由詩
14+*
07/3/25 12:41
たんぽぽの夢
鈴鈴
自由詩
9*
07/3/25 12:23
石神井日誌
馬野ミキ
自由詩
16+
07/3/25 12:10
寝静まる夜の静けさにだけ
yaka
自由詩
3*
07/3/25 12:03
公園とスニーカーと旅立ちの空
イヴ
自由詩
4*
07/3/25 12:02
ライオネスキャンディ
yaka
自由詩
5*
07/3/25 12:01
広がった空
信天翁
自由詩
3
07/3/25 11:48
ストーリー
和森朱希
自由詩
12*
07/3/25 11:23
自分自身への命令
佐々宝砂
自由詩
5*
07/3/25 6:30
標識さん
ななひと
散文(批評...
3
07/3/25 6:25
花一夜
優飛
自由詩
5*
07/3/25 6:13
ツー・スリー…
はじめ
自由詩
6+*
07/3/25 5:48
風のブブブ
〃
自由詩
4*
07/3/25 5:47
極寒と殺害の恐怖と閉塞した絶望
〃
自由詩
4*
07/3/25 5:46
きみのことだよ。
空 春色
自由詩
4*
07/3/25 5:24
5705
5706
5707
5708
5709
5710
5711
5712
5713
5714
5715
5716
5717
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
5743
5744
5745
加筆訂正:
スター・サファイア
/
atsuchan69
[07/3/25 17:13]
女の前髪をを固めるスプレー→女の前髪を固めるスプレー(うっ、またやっちゃった!)
ホーム
/
ひろっち
[07/3/25 9:34]
最後の一文加筆。
6.98sec.