停車中の自動車の排気ガスが螺旋状に吹き出ている
 中華料理屋の近くの排水溝から白い煙が温泉の湯煙のように湧き上がっている
地面が雪が凍ってコーティングされていて ネオンや電球で照らされている ...
君を信じた瞬間に
 僕は極寒と殺害の恐怖と閉塞した絶望の中へ突き落とされる
 僕は身を縮め吹雪に耐えながら
 誰が来るわけでもないのに襲われる妄想を胸に抱き 狭苦しい空間がぴったりと全身にく ...
聞かなくてもわかってるくせに

確認するようなことして。


やきもちやいてるのが可愛い。

そんなとこも好き。
かつてここには。
かわなめしがすんでいたという。
やぼようのときだけあしばやに。
よそものたちがとおりすがり。

うすぎたないしゅうきょうとほこりにまみれたまち。
ごうごうとうなりをたて。 ...
意味もなく 

ただ 

視線を合わせては 笑いあう。

それが幸せだったりする。
ありがとう。

支えがないとダメで

時にそれを 依存というのかもしれないけど

ただ単に一途とか

それでもいいんだ

想っている

想われている


ずっと ずっと
...
あたしたちは
同じ模様を背に宿して
血の繋がらない双子のような
そんな気分で生きていたよね

くすくす笑ったり
さめざめ泣いたり
いつも一緒だったから
身を切るような孤独があっ ...
ぬるい香り
何かを思い出しそうで
その曖昧さに脳が少し離れそうになる

裸足にそっと伝うのは
こっそり夜中に会いに来た
春の温度

脳の裏側をゴシゴシしたら
すーっと剥 ...
遠慮の文化も
終わりを告げ
 
都会から田舎まで
世界は徐々に黒色に
 
未だかつてないほどに
世界は汚染され
 
今では
年の功も役立たず
 
現代人の
流れは強く
 
...
冬の夜見上げる空の夢の種
一つ一つが眩く光る

春の朝道の片隅夢の芽に
新たな時の始まり想う

初夏の日に空に伸びゆく夢の枝
遠い山まで連なる姿

夏の海入道雲の夢の葉が
繁る姿に ...
どんよりとした午後
気だるくジャズを聴きながら
ふと コーヒー・ミル引く手を休めると
ポツポツと出窓を鳴らして合図する
気まぐれな訪問者がやってくる

いつのまにか
部屋にながれるジャム ...
残された心は
たとえば
音楽の中に
ただよっている

たとえば
風景のように
遠く 
かすんでいる

たとえば
言葉の行く先を
ぼんやりと
指し示している

残された心は ...
曇天の沖から軟らかく
水の予感を含んだ風
割れそうに痛む頬を包み込む

声は白々しく掠れて
雲が低く海を押すように

閉じ込められた玉砂利が
剥き出しの道に拡がる
窒息を誘う膜
...
かなしみに しずんだ
せいかつ なので
どうしても
いのちが ひとつ
たりなく おもえるので
こねこを もらってきました

かなしみにも
どこかに
あたたかさは あって
あたたかな ...
彼を偲ぶならば
彼が好きだった酒を口に含むより
彼の好物だったカレーを食べたい

暖冬とはいえ
この冬でも
舗道は冷たく
インフルエンザも流行ったし
朝に吐く息は白かった
ようやっと ...
ぬるま湯の中 砂を食んで微睡んでいた

薫風が煌めかせた真珠 垣間見た虹彩 
柔膚に刻まれ 未だ灼け続けている

吐息は只 彩光のみ
断末魔に聳える 清涼の蜃気楼

貝覆い叶わぬ餞に
...
こねこが じゃれついて
わたしのてを かじっていると
どこにもやれないものを
すこしずつ
かじりとってくれて
いるようで

にんげんのように
わたしたぶんだけ
おもたくなったり
し ...
ここには居場所がないけれど、
実はどこへ行っても居場所はなくて、
探して見つけられるようなものならいいけれど、
そんなんじゃなくって、

田舎の土の匂いがしない砂利道で、
掘っても掘っても ...
彼は探していた
花束を手渡す
たった一人の{ルビ女=ひと}を

高い壁に挟まれた路地
いくつもの窓の隙間から 
漏れる{ルビ喘=あえ}ぎ声を耳に
彼は通り過ぎた  

( 一面の曇り ...
 青空に手を伸ばしたよ

  全然届かないけどさ
   僕はお空より
    届いて欲しいものがあるから
    
     でもなんでだろうね。
      それを ...
君と共に生きた道
それが僕の宝物

例えば君に逢えなかったら
今の僕は無かったろう

こんなに苦しむことも
こんなに嬉むことも
君にあって芽生えた感情

君に逢えるだ ...
懐かしい風に
呼ばれ行く道
雨まじりの風は
ボクに強く当たったけれど・・・。

風はそれでもどこか優しく
人通りの少ない公園で
風を独り占めにしているようだった

ココ ...
だんだんと太陽とともに過ごす時間が
ながくなってゆく

日に日に

それでも
ここが夜なら
あそこは朝で
やっぱり地球はまんまるい

まださぶかったころに
浜寺公園行きの電車を
...
カニバリストなあの娘はどうしているのかな?
僕のこと、「喰べたい」って言ってくれたあの娘。
はじめてそんなこと言われたよ、嬉しかったよお!
一瞬で大好きになっちゃった。
だって、かわいい女の娘 ...
泡吐き 水面の己を限界に量る玉杓子
自縄自縛 苦行は目眩まし
河鹿に焦がれ キリキリ螺旋巻く腑

絡みつく藻屑
届かぬ言訳には充分

尾の有無も 手足の有無も
判らぬ身なれば

...
 朱鋼からFOXBOX『箱狐』へ

 頭の中で声がする
「もう手遅れだ」「足掻くな死ね」
 恐怖の憶測で彩られた脳味噌は
 やがて衰退の歴史へと突入する

 震えろ崩れろグロエロロボット ...
つよくドアを開けた
勢い込んで歩き出した私を
なまぬるい夜が迎えた

予告なんて
してくれやしない
自然も人も

昨日までの冬が
過ぎ去っていたのに
日中は太陽がいるから
冬も偽 ...
遠いロンドンに宣戦布告してみたり
そばに立っててくれと頼んでみたり
それでも飽き足らないので
火星の蜘蛛と宇宙に飛び出してみたり
それでもどうしようもないから
私に火をつけてくれと懇願してみ ...
4時間くらいの間に夢を見た
ピーターパンに会う夢を

初めて見た彼は
長くカールしたまつげに
緑色がかった瞳をしていた
とても神秘的で優しい目だった

その瞳をのぞき込むと ...
ボクは人間にいじめられて人間が嫌いになった
そんな時、あの人はボクの頭を優しくなでて
話しかけてくれた
そして大好きなボール遊びをしてくれたんだ

遠くに投げたり近くに投げたり
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風のブブブはじめ自由詩4*07/3/25 5:47
極寒と殺害の恐怖と閉塞した絶望自由詩4*07/3/25 5:46
きみのことだよ。空 春色自由詩4*07/3/25 5:24
なあ、おい!猫八百自由詩6*07/3/25 5:06
ほほを染めて。空 春色自由詩2*07/3/25 4:38
そばにいるだけで。自由詩2*07/3/25 4:34
キスロリータ℃。自由詩5*07/3/25 4:14
春の思い出なかがわひろ...自由詩3*07/3/25 3:55
ゼブラ瑛治自由詩107/3/25 2:36
夢の四季歌ぽえむ君短歌4*07/3/25 2:31
雨だれシンコペーション渡 ひろこ自由詩9*07/3/25 2:15
残されたこむ自由詩3*07/3/25 1:50
雨道及川三貴自由詩9*07/3/25 1:46
こねここむ自由詩8*07/3/25 1:43
_Six未詩・独白207/3/25 1:43
シン黒山羊自由詩2*07/3/25 1:41
こねここむ自由詩7*07/3/25 1:39
ホームひろっち自由詩5*07/3/25 1:30
砂の街 服部 剛自由詩11*07/3/25 1:24
「空に手は届かないけど・・・。」Taka★H...自由詩107/3/25 0:49
「僕の宝」自由詩007/3/25 0:49
「小さなパンジー」自由詩107/3/25 0:45
太陽がまんなかの日yangja...自由詩107/3/25 0:43
カニバリストなあの娘は どうしているのかな?うおくきん未詩・独白207/3/25 0:27
春霞黒山羊自由詩107/3/25 0:18
心象封刑影山影司自由詩007/3/25 0:09
春の闇に咲く九谷夏紀自由詩207/3/25 0:08
創書日和。歌 【うたえないよる】佐々宝砂自由詩6+*07/3/25 0:01
ピーターパンmuriel自由詩3*07/3/24 23:31
ボール遊び自由詩1*07/3/24 23:24

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