2007/03/23

起死回生の4回転
唸りを立てて
水音を立てて
スクリューが猛烈に空回りして
釣り人達の
悔しそうな顔を
あざ笑う
今年生まれの
オボコと ...
  悪魔

人間をはるかに超越した力を持っているが
この悪魔ってやつにも色々と制約があって
たとえば人間の部屋に現れたときに
入った場所からじゃないと出て行けない
なんていうのもそのひとつ ...
自分の気持ちが分からない
ただ、ただ大好きなのに
自分の気持ちはそうなんだけど
どうしていいか分からない

やっぱりセーブしてしまう自分がいる
だから、君には分かってもらえない
でも、君 ...
きょうはもう
まんぷく中枢があれだから
おなかはいっぱいだけれど
あとちふれ
あとちふれだけほしい

できればつもりちさとも。
黒スグリ
雑木林の妖精
えもいわれぬ
腋の下


短い短い
夏の夜
こんな時間に
やって来て
いったいぜんたい
どういうお積もり?


そんな問い掛けに
お構いなしの妖精 ...
反芻し過ぎて擦り切れそうな程ささいな逢瀬

回想から想像に変わる

あなたの表情より手のひらの感触が伝えてくれる

淋しい言葉は口封じされる

甘く甘くいるためには2人は申し合わせない ...
その道は真直ぐに港へ向かっていた
信号も交差点もなく
対向車線もない一方通行の
横に車一台が走る
天気の良い日は海を片手に見ながら
十数キロにわたる
すがすがしい道路だった
最初の一台目 ...
ものの存在を疑うんです。
幻覚のうちに生を受けて死を迎えるんじゃないかと
たまに考えて立ち止まるんです


全てが。
例えば想像の産物ではないか。と
綺麗な風景も、素敵な映画も、大作の小 ...
すべてのラブソングは

「うるせー、ブス!」の裏返しだと仮定してみる
ゆきゆきて花びら落つ
されど
世はさむざむと語るも虚し

日差しさやかなることを願い
枝先に残るつぼみに
その時を問う

また一片の行方を見やれば
地を春色に染め
伏 ...
テレビ画面の中で生きる
僕の職業は魔法使いだった
今年でLvは17
HPもMPも少なくて
弱いからすぐに死ぬ
復活する為に教会を探すけど
何処にあるのかわからない

リセットボタン
...
短歌の字足らずを歪めた6 6 6 6 6という形式に則って何かを書いていくスレッド。もしくは書いた事後報告に。 ... あれから
いくつ春を
数えたかしら
わたしの中に眠るあなたは
春ごとに目覚める


黒と白の斑尾模様の猫が
出迎えてくれた細い路地
人の気配が消え
静まり返った石畳
入り組んだ奥 ...
やめて、といわれてやめられるのなら
とうの昔にやめているよ。

君が好きだ。
人に喜ばれ
自分を犠牲にしても
他人に物を上げたい気持ち
ありがたい

その腕に抱かれて
いたいの
その心に触れて
いたいの

人は皆笑顔になる
人が皆幸せになる
人が頼って寄 ...
猫が激しく鳴いて春で
いや正しく言うなら地球のこのあたりは春なのだ
こちら地球そちらは

あずかり知らぬあっち側の諍いに
液体ヘリウムをぶっかける
それから逃げだす
ものすごくものすごく ...
俺が詩を書いているときに

子どもが何してるの?って聞いてきたら

俺は何してると言おうか

メモしているというのが一番ちかい気がする



毎日一時間はメモしている-


...
僕が生まれたのは
十月十四日
それまでに
バクテリアだったり
魚だったり
鳥だったり
いろいろ
やってみたけど
どうやら
人間が一番似合っていたみたいだ

僕が生まれたのは
十 ...
振り回せるものを探して歩く
軽すぎれば振り回す充実感がないし
重すぎれば肩や腰に負担がかかるから危ない
道路の上にも
道路に接するいろいろな敷地や排水路にも
振り回すのに丁度良いものは見つか ...
内臓のルートが目の前で羽ばたきいつもとてもおれは疲れてしまうの
それでいろいろなカラダが分解されていくのと同じようなもの
地べたに寝転がっている腕の感触と今日のナイツ
日々が変わる足がイヤででも ...
ふるさとの 神話の海辺で
焼きトーキビを 泣きながら
ハモニカのように 吹いている
死んだ友だちに そっくりな
ヤギの足をした 少年の映像
決まりきった道を進んでいたけど

僕は気がついてしまった

こんなどこにでも落ちてあるようなクソ物語なんて

誰も見るはずなくこのノンフィクションストーリー

をぶち壊してオリジナルフ ...
すぐに

ブルーな気分に

まみれちゃう愛は

恋に恋した

ベビーブルー

愛は

いつだって

藍よりも深く

あなたの瞳に映る

空の色
畠に居る吾れに遠くより手を振りて
かたみに呼びて吾子等帰りくる
  (塩田のお宮さんあたりから)


稲木立ち視線さえぎられし彼方より
ハミングしつ吾娘帰りくる


幾年か経てば少女 ...
この道を、町を、田んぼを

まいにち自転車ではしっていた

そんな風景をしまい込むために

写メをとったりしているのは


世界をつまらないもんだと

傍観者となっているアタシな ...
人はなぜ詩を書くのだろうか。
「詩を書くのに理由なんてない、書きたいから書くのだ」
まさにその通りである。詩を書くのに理由はいらない。
じゃあ、人は何を「詩」に書き込むのだろうか?と問うと、答え ...
生きる意味って何だろう。

ボクはある人にそう聞いてみた。


その人は、とても暗い部屋に一人でいる。

その人は、じっとボクの目を見つめてから、
ゆっくりと答えてくれた。

「物 ...
珍しい種があったから 買って帰ろうと思ったけど
やっぱり珍しいだけあって ちょっと今は 手が出ない
それに飽き性の僕だから きっとすぐに 枯らしてしまうだろう

感情のドミノ倒し 嫌々ながらも ...
ベランダのロッキングチェアで
揺れながら煙草をふかす夜更け

缶ビール5本と
ヘッドフォンから流れるジミヘンのギター
生温い春の風
群青の夜空にくっきりと一筋の飛行機雲

生きてりゃ必 ...
押入れの果てから恋人を取り出すと
降り積もらずに溶けた雪の手触りだった

少し寝ぼけてるようなので
縁側に運び春の陽射しを浴びさせる

庭先の木に落ちずに枯れる寸前の椿の花がついている
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空回りする午後あおば自由詩9*07/3/23 23:37
悪魔、舵輪、その他hon自由詩407/3/23 23:36
うねりの中でmuriel自由詩2*07/3/23 23:30
あとちふれシリ・カゲル自由詩3*07/3/23 22:58
アブソリュート・カラントSix自由詩3*07/3/23 22:45
もっとも甘い砂糖猫のひたい撫...自由詩6*07/3/23 22:39
法定速度ぽえむ君自由詩5*07/3/23 22:22
通り沿いにて戒途自由詩207/3/23 22:19
ラブソング北大路京介自由詩7*07/3/23 22:03
「春」 (青年詩片)ベンジャミン自由詩7*07/3/23 22:00
魔法使いになりたかったリヅ自由詩8*07/3/23 21:53
6x5過去ログ倉庫07/3/23 21:50
春ごとに沈殿するLEO自由詩27*07/3/23 21:47
不可抗力ざくろパイ自由詩307/3/23 21:41
笑顔ペポパンプ自由詩4*07/3/23 21:39
こちら地球そちらは佐々宝砂自由詩6*07/3/23 21:28
テレポ馬野ミキ自由詩1207/3/23 21:23
誕生日乱太郎未詩・独白8*07/3/23 21:17
五時たもつ自由詩9*07/3/23 21:10
駅前、徒歩捨て彦自由詩207/3/23 21:02
そろもん(制作課題実習の話)みつべえ自由詩407/3/23 20:34
クソ物語ノンフィクションストーリーこめ自由詩707/3/23 19:14
*あいは*かおる自由詩10*07/3/23 19:03
2P 「短歌2」より 昭和三十三年むさこ短歌6*07/3/23 18:53
静寂をはしる吉岡ペペロ自由詩407/3/23 18:14
ここは「外国」であり、現在は「戦争中」である。ななひと散文(批評...607/3/23 17:53
部屋の灯火鼈甲自由詩1*07/3/23 17:41
もうやめよう蒼穹自由詩10*07/3/23 17:30
E7(♯9)大覚アキラ自由詩107/3/23 16:56
冬眠ロカニクス自由詩307/3/23 16:52

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