凍える手のひらを
りんごほっぺに
ぺったりくっつけ
まっさらな
じゅうたんの上に
一人立つ私は
ホワイトプリンセス
確かここには
ゆらゆら舞い散る
桜の花びら
...
僕もポイと 捨てられるのかな
君が次々と 失くしてゆく手袋や
指輪みたいに
捨てるんじゃないよ
逃げてゆくの
大切にしていた 手袋も 指輪も
男達も
にらむように前を見つめて
...
雨音が 地面に響き ポツポツと 土の渇きを 潤す音色
影を踏むように
引き留めても
すり抜けて
肌に服にはりつき
ぬぐいきれない汚れのように
透明でいとおしい
たんぽぽが
そこにあった、ということ
ロゼッタの刻印を
...
溢れ出したそれを
上手く、染み込ませて
作り上げるの
その後に
何で彩るかは
勿論、
作り手次第だから
甘酸っぱいあれを
乗せよう
そして
...
僕は、愛する人を亡くした訳じゃなくて。
愛することが、愛し続けることが。
辛く、切なくなるだけ。
愛する人は、愛する人が変わっただけで。
僕の、一方的な愛は、愛にはならなくて。 ...
白と黒の狭間で
{ルビ女郎花=をみなへし} 一輪 揺るぐ
その花
は
強いらしいので
ぼくは
ぼんやり見つめるだけです
忍び寄る夜 ...
夢かうつつかって言うが
俺にとってはどっちでもいい
夢の中はまるで現実みたいだからな
たまに
変態に追いかけられて必死で逃げたり
タコ星人と友達になったり
子どもを見失ってオロオロ ...
ハイライト
白い光が、ぼくらを射してく
夢や妄想に近い場所で
簡単だよ、世界は回る
ぼくはもうそれを止められない
生温い風に溶ける煙
ぼくが吐き出すすべては消えてゆくよ ...
重力が
少し軽くなったら
雨の粒は
丸くなるかな?
そしたら
真っ白な傘に
絵の具を塗って
街を歩こう。
1999年
所属の解除 所属の解除
所属の解除って何ですか?
それはですね、所属を解かれるということで
学校を卒業したり、会社など ...
1999年
カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ
カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ ...
「あなたなら簡単でしょ」とか
王者のような立ち振る舞い
昨日泣きついたのは嘘だったの
それとも今酔ってんのかそれ正気か
盛期の奇跡ある日僕はレモン畑で狂う
ベッドで君は介抱・つまり解放
...
よこしまな旅行でも
散策などしていれば
けっこうオルゴール屋さんってある
よこしまなふたりは
見当ちがいな癒されかたしてる
彼女とそこにはいる
迷路な胸をかかえ ...
接眼レンズをのぞきながら
試料を封じたプレパラートに
対物レンズを近づけていって
カバーガラスを割ってしまい
試料をダメにしてしまったことがあるよね
それと同じことを
いまでもついやっ ...
ひかりが刺す
季節を切り取って
差し出す
ひかりがさす
まぶしいから
細めて
睫に燐光がいくつか
引っかき傷もいくつか
ついて
それできみの輪郭がようやくはっきりした
...
しろ と ちゃいろ
たまご が ふたつ
ぼく は まよわず
しろ を えらんだ
とん とん とん
わったら からっぽ
そこに いのち は なかった
...
性愛を投げ捨てるべし春の闇
「うち」という呼称は鳴るか水仙花
梅の花咲き極まりて白き肌
その胸に紅梅の咲く夜を知る
春のバス満員なれば風強し
ただひとつ桜が咲きて汁き夜
...
あなたの存在を
この両の目で確かめられたとき
見えることの有り難みを
心の底から沸き上がる喜びの泉の中で
感じていたんだよ
あなたはまだ
豆粒みたいに小さくそこにいたけれど
...
「法外なキャベツの値段」
買い物がからみついて
キャベツが吸いこまれた
買い物がからみついて
キャベツが吸いこまれた
青くさい微熱のその隣りに
黄いろい訪問客があった
あるいは台風を ...
星はいつもばらばらで
違う光を届けてくれる
僕はいつも曖昧で
方向性を決めかねる
ある日空を見上げると
オリオン座に気が付いた
星座はいつも同じ形をしてる
導かれるように 何 ...
風強くお前の街に吹く昼間白木蓮の揺れるのを見る
この街に急坂多く溜息の代わりに花を見上げれば春
裏道の黄色い壁の家の傍愛した人の影だけ長し
「正直、正義ってなんなのよ」
クラスメイトの悪戯描きの中の
正義のヒーローがそんなことを言っていた
ちょっぴり悲しくなったから
「わからないなら辞書で調べてみたら?」
って
小さく ...
ベランダの植木鉢を動かそうとして
シクラメンに手をかけると
蚊
あやふやなその飛び方は曖昧で
不確かな何かのようだ
冬に生きる蚊を哀れ蚊と呼ぶ
ならば
冬を過ぎ
春を生きるこの不確 ...
自分の言っていることが「正しい」という言葉には気をつけよう。
「正しさ」は必要だ。矛盾しているだろうか。
誤解のないように慎重に言葉を選ぼう。
「正しさ」を希求するための言葉のや ...
こんな冷たい風の夜
1人がんばる君のために
空から星が降りてきた
test,
test,
臨機点を失い
許された私たちと共にある
...
東京に来て八ヵ月が終わろうとしてる。
その実感が少しづつ沸いてきて、博多に帰る。
未来は確実に迫っている。
東京を総括する。なんて大げさなモンじゃあないが、いつも、九州代表の気分だったから、東京 ...
はじけたんだよ はじけたんだよ
わかりやすくいうと ぼくの脳内
α系回路にきみの画像がスキャンされて
性興奮反射にはたらきかけたんだよ
抑制(^o^) 冷静(-_-;) 理性(*!*)
...
机は待ってます
春が来るのを
また芽吹く日を
小さな子が
自分の身体に触れるくすぐったさが
その感覚に似ていて
どこかに枝を伸ばしたくなる
少し離れたところで
真新しいランドセルが
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
巡回色々
紅柳みつば
自由詩
5
07/3/19 0:06
失物
スプートニク
自由詩
8*
07/3/19 0:00
大地のめぐみ
ユーヘッセ
短歌
0*
07/3/18 23:59
春の泥、にじんで
たりぽん(大...
自由詩
16*
07/3/18 23:53
sweets(スポンジケーキ・チョコ)
山中 烏流
自由詩
2
07/3/18 23:50
愛について。
狠志
自由詩
2
07/3/18 23:42
*女郎花*
ちと
自由詩
6*
07/3/18 23:40
夢
サナギ
自由詩
4*
07/3/18 23:36
ハイライト
ソティロ
自由詩
8*
07/3/18 23:24
水玉模様
來稚
自由詩
6*
07/3/18 23:20
中学生
あおば
自由詩
11*
07/3/18 23:13
卒業式
〃
自由詩
6*
07/3/18 23:11
ひくてあまた
真田徹基
自由詩
0*
07/3/18 23:03
オルゴール
吉岡ペペロ
自由詩
2
07/3/18 22:48
顕微鏡のリズムで
シリ・カゲル
自由詩
4*
07/3/18 22:30
空港の横
水町綜助
自由詩
12*
07/3/18 22:26
つぅーえっぐず
倉持 雛
自由詩
5*
07/3/18 22:21
哀憐
黒田康之
俳句
5
07/3/18 22:14
生命
佐山鈴音
自由詩
2
07/3/18 21:43
火事場を知るものはいない
hon
自由詩
2
07/3/18 21:35
星座と僕と願い事
tatsuy...
自由詩
1
07/3/18 21:25
白木蓮
黒田康之
短歌
4
07/3/18 21:25
正義のヒーロー
緋月 衣瑠香
自由詩
2*
07/3/18 21:21
蚊
黒田康之
自由詩
5*
07/3/18 21:17
「正しさ」についてのある思い出
熊髭b
散文(批評...
15
07/3/18 21:10
星と鉄塔
weed &...
携帯写真+...
4*
07/3/18 21:02
minus/
静山和生
自由詩
2
07/3/18 21:01
東京 八ヵ月
soft_m...
散文(批評...
21*
07/3/18 20:52
もう止められないんだ
佐野みお
自由詩
1
07/3/18 20:52
童話(芽吹き)
たもつ
自由詩
11*
07/3/18 20:48
5666
5667
5668
5669
5670
5671
5672
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5674
5675
5676
5677
5678
5679
5680
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5683
5684
5685
5686
5687
5688
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5700
5701
5702
5703
5704
5705
5706
5.41sec.