時計は歌いたくなった
毎日あまりにも同じリズムなので
いつもとは違う
もっと波打つような
そんなメロディーを求めた
いろいろな楽譜を見ながら
自分に似合う曲を選び始めた
秒を刻む歌よりも ...
北アメリカの森林地帯に生息するアメリカクロクマ達は今日もそよ風に吹かれながら何かを聞いている
みんなが春の陽気に包まれて 幸せに暮らしている
アメリカクロクマ達は余計な分の餌を獲らない 大自 ...
? 自殺
気がつくと僕は校舎の屋上にぼんやりと立ちすくんでいた。どうしてかは分からないが無意識のうちに酸化が進んでひどく錆び付いた柵を乗り越え、今もまだ長 ...
どちらをむいても
午前四時の世界
どこかに逃げ道があるだろうと
独楽鼠のように
路地を走り回るけど
どこにも逃げ場なんてない
ただ感じるのはゼロの自分
大通り ...
今夜も月が美しい。だが、今夜かどうかを決めるのはまさに月の運行とそれを見守り暦を作成する天文博士なのだから、月が美しいか否かに、夜が今夜であるかもかかっているのだ。予言は正確に行われるが、月の綿密な計 ...
枯藻にまじる幾許かの誇りさえ
今は乾涸びて横たわる巨体
眼の放つ一瞬の光さえ砂に埋もれ、
青き海原は穏やかに空を見上げつゝ
波に穂を浮かべては露な境に遊ぶ
儚く岩礁にとぶ飛沫、
仰ぎ見 ...
舞い落ちる花びらの
ベンチに腰をかけ
風に吹かれていよう
夏を過ぎて
冬を越えて
くり返し来た道の
くり返して行く道の
途上でしばし
風に吹かれていよう
降り積もった荷物を
少 ...
どうして夜になると無性に泣きたくなるのだろう?
強くなるって決めたのに。
涕なんか流したくないよ。
強くありたいのに弱くなっていく。
何でもないことを不安がったり、慄いたり。
...
わたしたちはいつかきっと死ねるのだから
ジム・モリソンもシド・バレットも
ヴォネガットだって死ねたのだから
今は死ねなくても
こころさわやかに朝の唄をさえずろう
ゆっくりと自分を殺してゆくた ...
3・28
あなたが、いつも吹いている口笛の音律が、耳から離れないから、わたしは今日も眠れないんだ。窓の外には、春と呼ぶには早すぎる、マイナスの風が吹きすさぶ。けれどそれすら、今のわたしに心地よ ...
桜舞い散る春の日
正午の改札で
杖を手にした祖母は
ぼくを待っていた
腕を一本差し出した
ぼくを支えに
大船駅の階段を下り
ホームに入って来て停車した
東海道線の開 ...
暗黒の司祭たちが黒い法衣を垂れ、
死んだはずの神の声が鈍く響く白夜の時代、
そんな時代がいままた再び到来しようとしている。
人々は生殖を強制され、
ただひとつの神の声によってコントロールさ ...
時折顔を出す
おまぬけな自分
注意をしてるつもりが
ポロリ
と
顔を覗かせる
いつまでたっても甘えん坊
いい歳になったのにね
今日も恥をかいち ...
人間に恋したカメレオン
叶わぬ恋だと知ってはいたが
毎日毎日恋焦がれるうちに
想像妊娠をしたカメレオン
二人分たくさんご飯を食べなきゃならない
二人分たくさん水を飲まなきゃなら ...
冷えた両手に
掴み取ろうとした風
吹きぬけて
君のもとへ
星の囁きが
くすぐったい空は
変わらず今日も
僕らを見守ってる
憧れを追い掛けて
走った日々を
今も
思い出せる ...
ゆきふらしはやっとこさ
目を覚ました
去年頑張りすぎたから
いつもよりたっぷり眠った
朝ごはんを食べて
歯を磨いて
お出掛け用の一張羅の服に着替えて
今年も仕事に取り掛 ...
軍鼓とラッパのリズム乗せて
列を成してパレードするかのように
顔の角度は45度
上にも横にも45度
ライフル掲げて磨き上げられた靴履いて
ビシッとキメて誇らしげ
それは言われた ...
今はもう
落ち着きを取り戻した
ネオンたちが
まだ 空を
侵食している
その事実を知っていても
僕は
何をする訳でもなく
36℃の体温と一緒に
ベッドへ ...
誰なのだろうかと考え続けて
無性に人が恋しくなる
何回巡り廻っても分らない
死線の視線のその先の向こう側から聞こえる音
今まで信じてきた世界が
いきなり泡のように消えていった・・・
もう何一つ信じれない。
怖いから・・・・
...
あの混沌の時代に
息の根を止めておくべきだったのだ
60年を経てまたあの怪物が
蠢き始めている
母の愛を踏みにじり
子の命を食み殺す
あの怪物が再び
われらは
民主主義を手にしたと ...
死んだのは
色物への泥酔した意識なのか
白物への酔いざめした我執なのか
透徹の限りないかなしみ
いのちのデリケートなシルエット
★
いとおし ...
守るものがある故の窮屈さと
自由の代償に得た孤独
砂漠の中にあるらしい
あるオアシスの物語
湧き出る泉は澄みわたり
ほとりの木々には鳥が舞う
砂漠の中を旅してる
ある男性の物語
砂漠を越えてやってきた
長い渇きに苦しん ...
べらんだでは
せんたくものが
かぜになびいていた
にわのしきいしを
あるけば
かげがおちた
さいごのひ
しらないおじさんが
ちちとはなしをしながら
いえをのあちらこちらをみて
しき ...
放り込むカプセル
ブラウン管の中が歪む
部屋の壁が襲う
トイレに行っても小便は出ない
換気扇の回る音が
ヘリが近づいてくるよう
萎縮する筋肉
鼓動は速くなる
目を閉じよ ...
パリよりも中東が相応しい―
ホテルのバスルーム式のやり方で、
公園のベンチにMessageを遺した。
彼女はパリに向かった。
月が影に隠れる頃
桜は涙を流します
はらはらと落ちてゆく
一粒一粒の涙は
地面に落ちて
道に溢れてゆきます
桜の涙はやがて川となり
月を追いかけて
どこかへ消えてゆきます
きっと春の ...
ざあっ と花びらが揺れて散る音
いくつものいくつもの花びらが終わる
どうせ散るなら咲かなければよいものを
そう考えるのは愚かだが情緒的だ
桜が散りきる前に僕たちは別れましょう
...
何もかもがいやになって
下を向いて歩くのだ
メールを
打つふりなんかして
詩を書いたりしちゃうのだ
幸せな人は詩を書かない
というのは本当です
だけど
私の不幸など
ありふれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
歌う時計
ぽえむ君
自由詩
14*
07/4/15 7:45
涙とクマの道
はじめ
自由詩
6*
07/4/15 4:49
僕は神様
〃
散文(批評...
0
07/4/15 4:10
ゼロ
ジム・プリマ...
自由詩
2
07/4/15 4:07
NO MOON
10010
自由詩
0
07/4/15 3:54
瞳を染めて
atsuch...
自由詩
5+*
07/4/15 3:25
風と夜と雨と
yaka
自由詩
5*
07/4/15 3:05
強さと弱さ
依玖侘 なつ...
未詩・独白
1*
07/4/15 2:43
モンキーハウスの朝の唄
佐々宝砂
自由詩
17
07/4/15 2:40
ダイアリー・ダイアリー 3・28
平山ネムデ
自由詩
2
07/4/15 2:17
老婆の休日
服部 剛
未詩・独白
12
07/4/15 2:01
闘争への序曲
黒猫館館長
自由詩
1
07/4/15 1:43
おまぬけ
山崎 風雅
自由詩
4
07/4/15 1:30
想像妊娠カメレオン
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/4/15 1:09
時と想いと
和森朱希
自由詩
4
07/4/15 0:32
ゆきふらし
なかがわひろ...
自由詩
2*
07/4/15 0:28
パレード
maynar...
自由詩
0
07/4/15 0:20
都会の夢
山中 烏流
自由詩
4
07/4/14 23:28
燐音
零椅
未詩・独白
4*
07/4/14 23:14
—壊—
‡ё夢花ё‡
自由詩
0
07/4/14 22:54
民主主義の挫折
ゆいしずと
自由詩
0
07/4/14 22:40
軌道のそよぎ
信天翁
自由詩
1
07/4/14 22:05
どっちが好き?
よしか
未詩・独白
3
07/4/14 21:40
「旅人とオアシス」
広川 孝治
自由詩
1
07/4/14 21:35
ひっこし
たもつ
自由詩
8
07/4/14 21:28
カプセル
ブル・リー
自由詩
3
07/4/14 21:23
[:short
プテラノドン
自由詩
0*
07/4/14 21:21
桜の涙
ぽえむ君
自由詩
9*
07/4/14 20:42
サヨナラザクラ
436
自由詩
0*
07/4/14 20:09
スピカ
uminek...
自由詩
13*
07/4/14 19:06
5654
5655
5656
5657
5658
5659
5660
5661
5662
5663
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5665
5666
5667
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5669
5670
5671
5672
5673
5674
5675
5676
5677
5678
5679
5680
5681
5682
5683
5684
5685
5686
5687
5688
5689
5690
5691
5692
5693
5694
加筆訂正:
朝礼
/
大村 浩一
[07/4/15 7:01]
朗読音源へのリンク追加
消音現象
/
楢山孝介
[07/4/14 23:30]
最後の一行に誤字があった……
朝礼
/
大村 浩一
[07/4/14 19:47]
華やか を 晴れやかに訂正。
8.21sec.