現世での暮らしはいかがでしたか?
私は案内人のリベラと申します
天国までたどり着いた貴方に
確認したい事項がございます
チケットはお持ちでしょうか?
貴方はやり手の事業家と ...
カラフルな田園をぬけ
ヤマは
絵モヨウのヨウなスギノキの
ヨウなミドリいろが
ヤマは
ウミよりも深く
ムラサキいろへ
取り込ンでく
沈ンでく
ヤマヤマは
ソレゾレすこしづつ濃さ ...
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり
信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり
ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ
おか ...
朝の光が まぶしすぎて きらめいてて 眼が痛い
夢の続きを 見られなくて あくびひとつ
時計の針が 進んでない 止まっている 電池切れ
時の流れを 感じぬまま 顔を洗う
忙しい暮らしに ...
特別な時が終わり
あなたは宴を胸にしまった
遠のくのではなくはじめから遠く
その遠さの上を行き来していた
うたや笑顔や踊りが過ぎ
原や道や水たまりが
火と響きを片目にしまった
...
あっ、春が飛んだ
今、飛んだ
すぅと、まっすぐに
春が飛んだ
とてもうれしそうだ
おや、あっちでは
春が跳ねている
清らな音で跳ねている
春のリズムで
なんだか楽しそうだ
...
あなたが
この頃やさしいのは
何か企みがあるのかと
首を傾げていましたが
いま、この橋にたたずんで
ようやく気がつきました
もう
春なのですね
欄干にもたれて
あなたの
い ...
2007/04/12
21世紀にもなって
バカでかいハーレーに
オンボロのハーレーに
偉そうに乗るなんて
なにか違和感を抱きます
環八に
オンボロのハー ...
人間になったときに
長いしっぽは捨てたはずだったが
ゆうべまた失くしたので
蜥蜴になろうと決心した
体が楽になったのは
まっすぐで生きられるからだろう
背中が陽に染 ...
産まれて来たからには
そりゃあもう生きるしかないのよ
理由なんて特にないけれど
それでも死にたいなんて
レモンの酸っぱさ知ってからでも
遅くないと
...
何の為に生きるのか その理由が知りたくて
僕は昔君に聞いたんだ
君の横顔は美しくて
僕はあぁこの横顔が見たいから生きているんだな と思った
でも君が老いていくのは嫌だった
僕はま ...
線路上を逃げている。子供の暗殺者を殺そうとしている。
子供の暗殺者を屋根の上から投げ捨てると、子供は宙中
に消え、屋根の上に犬とも狐ともつかない動物となって
現れる。想念として、つぎをおぼえてお ...
ずっと見て居たかったから
すっと見ていようと 心に決めたけど
まばたき は するし
靴ひも も ほつれるので
約束 は きっと守れなかったのでした
君は 肩落とす 準備を ...
部屋の窓から夕日を眺めてた
全てが溶けていくようだった
気持ち悪い
でも何故か惹かれた
柔らかな風が窓から流れ込んできて
気持ち良くなってきた
何かが変わる気がした
忘れなさい
静かな祈りのように
優しい言葉で
私は途方に暮れてしまう
思い 惑って
開いた唇
言葉を発する事も許さず
忘れなさい
と
祈りは薄く
で ...
傍観者は誰か。
世界中のシーツの波に難破する、逆転のとき。
ぼくにもあなたにも等しい速度で、傍観者は誰か。
表情、それは自動散水機。
灰、灰、灰、――ときに身を翻す。
身を翻し、失われた ...
終わってしまえば、嘘になるのです。
あの時、云った言葉に。
嘘なんて、カケラもなかったのです。
けど。
終わってしまいました。
嘘になりました。
終わらされた以上、 ...
形式的な挨拶というものがある。
そこで交わされる言葉は一見無意味のようであり、
また実際無意味なのだが、だからこそコミュニケーションの足場を固める作業に向いている。
いわゆる社交辞令というやつで ...
写真では思い出せる
ものがたりは忘れてしまった
楽しかったことの記憶だけ
振り返ることもなく
通過電車のあとを追う
錆びた風であれば
印画紙を風の色に染めて
完成する思い出
岩 ...
アタシ 上手く笑えない
アタシ 上手くしゃべれない
アタシ 上手く愛せない
アタシ 上手く表せない
なぜ なぜ なぜ??
18年のアタシの疑問符に
今日つい ...
アナタ 囁く
ボクを信じて
アタシ 頷く
アナタを信じる
その刹那だけは
確かに信じることが出来て
同時に騙されてもかまわないと思う
でもそんな
...
4・11
波の返す音を数えて
砂浜に線を引いた
8まで数えたところで
波が静かにさらっていった
真夜中の海は
どこまでも真っ黒で
水平線など見えはしない
それは空が落ちてきたの ...
幾多の苦難を
一つ一つ思い出に変えながら
今日も夜空には過去が浮かび
月影は淋しさをなぞるように
きれいな円を描いている
たとえば
「さよなら」の四文字を
どの星にあてはめれ ...
ワガママなあなたはハナっから
あからさまな逆さまだったから
飾らなかった露わな狭間
また真っ逆さまだ
あなたは若さ、または様々な甘さが
早々、たわわだった
まっさらな朝っぱらから
...
しずやかに睫毛を下ろした女の人の
うっとりと水が疾走する線路の方角に
暮れては滲んでしまう稜線がその輪郭を喪ってゆく
眠れない枕木は鍵盤となって揺れながら
囁かれた嘘の吐息にしがみついた
...
あんたの腕から
しなだれ落ちる
赤い糸を辿っていったら
どこに辿りつくんかな
いろんな女のとこ
ぐるぐる廻りながら
なかなかその先が見えてこうへん
女の人が多すぎて
...
たぶんアタシは泣くだろう
近いうちに泣くだろう
泣くこと好きじゃないけれど
いつもは我慢するけれど
次はきっと堪えきれない
雨雲は重く湿って臨界点
それでもいいや
...
おばあちゃんは畑を耕します。
ニンジンを採ってきては僕に見せます。
目にいいから食べてみなさい、と
マンガ三国志を読んでいる僕に言います。
おばあちゃんは畑を耕します。
ジャガイモを採っ ...
あの人は
私の幸いをただ祈ると言った
けれどもし
私が彼女を不幸にしたまま
幸せになったなら
あの人は私を憎むだろう
あの人が幸せになれるだけ
私は不幸でも構わない
...
俺とお前の間には鉄格子がある
お前が築いた鉄格子がある
いったいどちらが囲われてるかって考えた事あるか?
俺に子供がいたら鉄格子を指して俺は言うね
あいつの目は消して覗き込んじゃいけな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
天国へのチケット
1486 1...
自由詩
6*
07/4/13 16:37
太陽のいじわる
七味とうがら...
自由詩
7*
07/4/13 15:44
愛だとか、生きるだとか、
わら
自由詩
14*
07/4/13 13:03
7days
北大路京介
自由詩
10*
07/4/13 12:30
ノート(冬からの手紙)
木立 悟
自由詩
6
07/4/13 11:47
春が飛んだ
ぽえむ君
自由詩
11*
07/4/13 10:46
桜川
佐野権太
自由詩
31+*
07/4/13 9:32
ナックルヘッド
あおば
自由詩
10*
07/4/13 8:15
蜥蜴(とかげ)
yo-yo
自由詩
11*
07/4/13 7:08
酸いも甘いも
優飛
自由詩
6*
07/4/13 5:46
ループ&ランダム
はじめ
自由詩
5*
07/4/13 5:30
足跡
渡邉建志
未詩・独白
3
07/4/13 3:17
まばたき
戸森めめん
自由詩
3
07/4/13 2:46
夕日と風
鋼鉄漢
自由詩
4*
07/4/13 2:26
サクラサクカラワスレマショウ
藤原有絵
自由詩
5
07/4/13 2:25
スペキュレイション
んなこたーな...
自由詩
2
07/4/13 2:09
嘘つき。
狠志
自由詩
1
07/4/13 2:09
合コン帰りに思うこと 1
んなこたーな...
散文(批評...
2
07/4/13 1:44
錆びた風を紡ぐときの浜辺で
たりぽん(大...
自由詩
17*
07/4/13 1:32
Dolly
三架月 眞名...
自由詩
3*
07/4/13 1:30
ガラス玉
〃
自由詩
2*
07/4/13 1:08
ダイアリー・ダイアリー 4・11
平山ネムデ
自由詩
4
07/4/13 1:00
「月影」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
10*
07/4/13 0:57
甘かったサラダ
チグトセ
自由詩
9*
07/4/13 0:53
水の記憶
ピクルス
自由詩
11*
07/4/13 0:47
赤い糸の先
なかがわひろ...
自由詩
4*
07/4/13 0:41
tear drops
三架月 眞名...
自由詩
3*
07/4/13 0:36
おばあちゃんと劉備
ブルース瀬戸...
自由詩
7*
07/4/13 0:32
シンバル
けんご
自由詩
3
07/4/13 0:16
err[嗚呼]
maynar...
自由詩
0
07/4/13 0:15
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加筆訂正:
桜川
/
佐野権太
[07/4/13 10:29]
最終連修正
清算されてゆくかなしみに
/
望月 ゆき
[07/4/13 0:25]
一行目。
5.78sec.