守るものがある故の窮屈さと

自由の代償に得た孤独
砂漠の中にあるらしい
あるオアシスの物語
湧き出る泉は澄みわたり
ほとりの木々には鳥が舞う

砂漠の中を旅してる
ある男性の物語
砂漠を越えてやってきた
長い渇きに苦しん ...
べらんだでは
せんたくものが
かぜになびいていた
にわのしきいしを
あるけば
かげがおちた
さいごのひ
しらないおじさんが
ちちとはなしをしながら
いえをのあちらこちらをみて
しき ...
放り込むカプセル
ブラウン管の中が歪む
部屋の壁が襲う

トイレに行っても小便は出ない

換気扇の回る音が
ヘリが近づいてくるよう

萎縮する筋肉
鼓動は速くなる

目を閉じよ ...
パリよりも中東が相応しい―
ホテルのバスルーム式のやり方で、
公園のベンチにMessageを遺した。
彼女はパリに向かった。
月が影に隠れる頃
桜は涙を流します
はらはらと落ちてゆく
一粒一粒の涙は
地面に落ちて
道に溢れてゆきます
桜の涙はやがて川となり
月を追いかけて
どこかへ消えてゆきます
きっと春の ...
ざあっ と花びらが揺れて散る音

いくつものいくつもの花びらが終わる

どうせ散るなら咲かなければよいものを

そう考えるのは愚かだが情緒的だ

桜が散りきる前に僕たちは別れましょう
...
何もかもがいやになって
下を向いて歩くのだ

メールを
打つふりなんかして
詩を書いたりしちゃうのだ

幸せな人は詩を書かない
というのは本当です
だけど
私の不幸など
ありふれ ...
手を繋いで



離れてしまわないように



強く強く


握りしめて












信じてないわけじゃない





けど
...
泣きたい




こらえて

袖を惹いた


仕合せ



霞んでゆくから



千切れる想い

影に溶かして



あとどれくらい

幻の傍で
一人になって
ふと疲れを感じる昼下がり

もう数えていないのと
ぽつり呟くあなたを
抱きしめたら壊してしまいそうです

指先で宙に描く願い事
それが何だかわかりませ ...


昼寝でもしたくなるぽかぽか陽気だ
ぽかぽか陽気に抱かれた町で
電信柱の黒い毛に結ばれた商店街の
のんびりとしたアスファルト
のんびりとしたアスファルトの上で
サディストがマゾッホを ...
「春風」






よく晴れた
からだごと奪うような
つよい風、の
朝に
最上階へ昇る
屋上は閉まっているから





エレベータに乗っている間
次の季節や
...
冬空をながめ宇宙のはて‥
暗闇で 過去を見 未来が見えず
朦朧と 渦をまく

涙がひとしずく 流れるたび
心が溶ける‥春の雪どけ

氷つく 滝ツボが 一滴一滴
太陽と木々の反射の光に 
雪わり草を ...
 朝起きると
 そこはひかりの園だった
 すべての不浄なものは
 洗い流され
 新しい一日に
 なだれこむように
 時間は太陽の昇る速さに合わせてる

 なだらかに穏やかに
 過 ...
昨日の未来は
今日はまったくなかった
あれだけはっきりと
見えていたはずだった
昨日の未来は
初めから存在していないかのように
今日には現れなかった
その代わり
今日の未来が創り出され ...
はざくらがきれいだった
るうとのけいさんはいつも
にがてだった
すしやにかくまわれてる
ごうとうのせんたくものにも
すずしいかぜがふいた

+

ははに
るびいをかってあげた
に ...
宇宙の一年草
「ネメシアシューティングスター」
画面に映る文字
からうまれたわたしだけの天体空間にあらわれる
きみはまさに綺羅の{ルビ宇宙=スペース}

気のよさそうなお姉さんに紹介される ...
ときにはシリアス 世話を焼く
戦うアキレス   夢を抱く
つきまとうタナトス 容赦なく
出番ならオーラス 舌を巻く

交差点は いろんな罪がぶつかる場所で
運命も事故も乱れてる

An ...
掛け違えた光だとしても
あふれかえることに
消えてはゆけない
肩だから


 底に、四月はいつもある


泥をかきわけて
そのなかを親しむような

見上げることの
はじまりに ...
くちびる が
腫れた
 
他に
何の事実も
無いけど
 
赤く
ぽってりと
腫れている
 
 
熟れた
くちびる
 
皮は
剥がれ落ちる
 
 
熱い
くちびる ...
*1

ホーレホレホレ、メッタファーメッタファーヨイヨイヨイヨイ
メッタファーメッタファーヨイヨイヨイヨイ
アッパシーアッパシードンドンドンドン
アッパシーアッパシードンドンドンドン
メー ...
あの時サ、カあサんにツケバ
きっと素直にパパに
おめでとうって
言えたかもしれない

あのひとが
好きとか
嫌いとかじゃなくて

どうしても
逆さまの箒と一緒に
さかさバケツ ...
なめられたら無効、の世の中だ。 ったく、嫌んなる。
又吉は今富良野の実家だし、にゃん太郎もカツオ市で波と戯れてる。

///

カルビーベースボールカード2007。
カード2枚はお得だけど ...
少しだけ気付くのには遅すぎた
これで已めて後悔はないと言える、
明後日はあまりにも遠くて見えない

いつの間に当然となった頃に
浮かび上がるキミの内側
ペナルティこれは僕に与えられた、
...
十字架のネックレスをした女は 
今日も「通りゃんせ」の鳴る交差点を 
紅いハイヒールで夜へと歩く 

人知れぬ部屋で 
男に{ルビ接吻=くちづけ}られる 
濡れた首すじに 
垂らした十字 ...
河を流れてきた
赤い自動車の
少しずつねじがゆるみ
河口近くで分解して
離散した
たくさんの自動車部品となり
ほど近い海に沈んでいく様子

(行かれるはずのない
 遠いところにあこが ...
少年時代 何にも無い野原を駆けていた僕は いつの間にかレールの上
行方も知れない列車に座り込んで 外を眺めていた
目の前に広がる世界は昔のまま 緑の季節を湛えている
まるで僕だけが時に乗って 老 ...
左右交差する電磁物体

愛してるということが

こんなに苦しいこととは知らず知らず

底なし沼のように甘い恋におぼれて沈んでいった

そとんど無のような毎日にせめて

有 ...
数年振りに故郷の町を歩いた
懐かしい町並みは記憶の中にしか残っておらず
どこもかしこも小綺麗になっていた
野良犬は一匹も見あたらなかった
私のかつて住んでいた土地
私が町を出ていった当時
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
どっちが好き?よしか未詩・独白307/4/14 21:40
「旅人とオアシス」広川 孝治自由詩107/4/14 21:35
ひっこしたもつ自由詩807/4/14 21:28
カプセルブル・リー自由詩307/4/14 21:23
[:shortプテラノドン自由詩0*07/4/14 21:21
桜の涙ぽえむ君自由詩9*07/4/14 20:42
サヨナラザクラ436自由詩0*07/4/14 20:09
スピカuminek...自由詩13*07/4/14 19:06
繋ぐ蓮未自由詩2*07/4/14 18:39
*幻影*ちと自由詩6*07/4/14 17:40
「今日生まれたあなたへ」 (青年詩片)ベンジャミン自由詩7*07/4/14 17:28
小春景色チグトセ自由詩5*07/4/14 17:26
「春風」ソティロ自由詩6*07/4/14 17:08
天使…鈴鈴自由詩6*07/4/14 16:17
完食山崎 風雅自由詩307/4/14 16:05
未来たちはぽえむ君自由詩4*07/4/14 15:22
春に過ごすたもつ自由詩19*07/4/14 15:14
シューティングスター、地上でポッケ自由詩3*07/4/14 13:08
Anytime Blues北大路京介自由詩9*07/4/14 13:08
四月迎え千波 一也自由詩28*07/4/14 12:47
口唇炎山中 烏流自由詩2*07/4/14 12:37
メタファー音頭/ひろっち[69]ひろっち未詩・独白1*07/4/14 12:33
*さかさバケツ*かおる自由詩11*07/4/14 12:02
33ひろっち自由詩1*07/4/14 11:57
何かいい事ないかなAKiHiC...自由詩207/4/14 11:51
マグダレナ 〜渇いた女〜 服部 剛自由詩10+*07/4/14 11:29
新世界砧 和日自由詩9*07/4/14 11:28
蒼い少年成澤 和樹自由詩407/4/14 11:17
僕が・・・・・・・・・貴方を好きになっていいですか?こめ自由詩1007/4/14 11:12
消音現象楢山孝介自由詩3*07/4/14 11:09

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加筆訂正:
朝礼/大村 浩一[07/4/14 19:47]
華やか を 晴れやかに訂正。
模様/砧 和日[07/4/14 13:58]
タイトルを変更しました。
錆びた風を紡ぐときの浜辺で/たりぽん(大理 奔)[07/4/14 12:15]
ルビを追加しちょっとだけ推敲しました
7.25sec.