{ルビ鈍色=にびいろ}の鉄を見ている

あくまで照り返しでしかない光が

滑って離されて放たれる

今目の前にぎっしりと詰まった木々を越えた

越えてうんざりする



体温よ ...
ゆっくりと雪は溶けていくのだから
膝を抱えて待っていればいいんだよ
君のこぼした涙は墨の味がしたんだ
あの黒い雨のような黒い枝のような
君は何か悲しかったんだろうか心が
だから涙を沢山沢山こ ...
柔らかな木漏れ日の中

二人歩く夢を見た

遅い雪が赤い花を覆う夜

冷たい指先

首筋にふれ

一枚の毛布にくるまってじゃれついた時

不規則な鼓動が

胸の痛みが
...
席をさがすような顔をして

きょうもなんだかさ迷っていた

金さえあれば街は

24時間やっているバイキング

じぶんのちいさな心たちを

このからだコクピットにして

操縦し ...
自分の弱さを嫌うあなたには
この言葉は届かないのだろうか

幾度祈っただろう
何回叫んだだろう
明日が壊れてしまうほどに
ワタシはあなたへと続いているのに

悪魔の手口を知るよしもない ...
浜辺で貝殻を拾い
よみがえる思い出
右側を見ると貴方
壊れかけたベンチ

打ち寄せる波の音
しょっぱい波飛沫
灯台の光が眩しい
大きな背中フワリ

輝いていたあの時
カラオケ行っ ...
夕立が降って
黄砂まじりの雨が
洗濯物をよごしてしまいそうだ

電話が鳴って
声にならない声が
今日もボクをいらだたせる

帰りの電車は
女性専用車両のとなりの
男性専用車両のよう ...
おたがい 歳の差は縮められないのだから
     甘えるのもいい
     うらやましがるのもいい
おたがい えにしはカルマなのだから
     あきらめるのもいい   
     くやむの ...
 安らぎのソファー
 キミとのお喋りはメロディアス
 枯れることをしらない泉のように
 ほとばしり噴出する言葉のオーケストラ
 キミの香りとキミの言葉とキミの感触と
 感じるキミの温もり
...
僕の中の
壊れた部分が
鳴っている



何を
望むわけでもない




去りゆく君に
手を振りながら


ほんの少し
鳴り止んだ






また鳴り ...
足がつった
魚を釣った
痛さにのたうつ小指が
餌に見えたのか
少なくとも自分の足の小指くらいは
何をも傷つけないと思っていたのに
魚は同じようにのたうってる
口をこじ開け
引っ掛かって ...
山高帽
トレンチコート
マスクから漏れる
チェックメイト
春のフェアリーサークル
新緑生い茂る丘
(世界)の中心で
足許にチェス盤
黒 白 茶色い声と温い風
私達の為のオペ
木陰の ...
詩は売れない。詩で収入を得ることは困難だ。はっきり言って詩は絶滅危惧種だ。なのに絶滅しない生命力を持ち合わせている。
なぜ詩は絶滅しないのか?どのように詩人は生計を立てているのか?いくつかのパターン ...
古書店 まわりなどして・・・
『現代詩文庫』を幾十冊 読む

難しい詩論など いい

重々しく重層な 文体
軽妙でウィットのきいた詩
感性を逆なでして目覚めを促す 檄文

そこには  ...
1.核時代の終焉

新宿上空を、二台のヘリコプターに吊るされている。
モニュメント、蒸気、モニュメント。
「あれも一種の知性改善論だな」
「えっ」
「だから、スピノザだよ」
そう言い残す ...
石ころを蹴飛ばした。

何年振りだろうか。

懐かしかった。

ころころ、ころころ。

転がった。

真っ直ぐ行かずに、

右往左往。

止まったところは、

どぶの中 ...
見えるかな
透明な絆の糸 意図

見えないな
ほらもう
あんなに細い糸でしか繋がってないよ

リンクした
ただそれだけで
同じ場所に行く
ただそれだけで

何を喜ぶのでしょう
...
傾くギターに手を伸ばし
{ルビAm=エーマイナー}を鳴らしたら
なんだか「破戒」を思い出す

もうすぐおやつのじかんでしょうか
白いお空はまぶしさをみせて
痛いな気分は丑三つ時だよ

...
濡れた逢瀬の
赤い林檎を拾った

こぼれた赤ワイン
仄かに染み色めく
背筋のほむらを冷やす
残照

去りた時計が奪う
くちづけ色は
おもいでがよく冷えた
葡萄酒の夕暮れ

...
一夜、一言で多くのことを知る。

愛とはレンコンの挟み揚げである

記号とはロックである

余計な付加イメージを与えた素敵な言葉だけの辞書


今朝、私が住む四畳半の庭に吸い殻が残さ ...
ハァーイ
バブゥー
チャーン
君は
一番だったのかな

それとも
二番だったのかな

みんなももうすぐ
咲きそうだよ
小さな声が聞こえる

春だね
春だね

うれしいね
うれしいね

君たちに会えて
私もうれしい
ジャージは恋をしていた
一目見たそのときから
そのサッカーボールにときめいた
本当は光沢のある白と黒の
単純な色をした丸い球体だけれど
大勢の人から蹴られて
その傷口からは土が染み込み
...
‥¢‥ ‥£..∪.. ..£‥∪ ‥★....‥ ▽ ... ‥ ‥‥* .....▼‥ ‥◆... ‥ ‥▽‥▼‥→
  ランタン、℃-,ep・タンジェント 或るbeeノ琥珀の緋'mィツ、hon ...
【a,芽-e'ル 塔ur-アffィ区、ラ椅子/t-One,暖炉ゥ..Lu!bee 愛'n-雑to雨-lip/Ou!】
                ‥★★★‥
‥¢‥‥£u..na‥‥eve. ...
魂がかけちまった
ちいっと過ぎてしまっただけなのにな

入り口の無いあの島で
出口の無いあの塔で

乾いた喉がうったえる
みずがほしいみずがほしい
訴えているのは喉ではない

そん ...
あの頃の僕らは一台の自転車で
遠くの町まで遊びに出かけたり
毎日が冒険の連続だったね

ふざけて蛇行運転してみたり
ノーブレーキで坂を下ると
君は背中を思い切り叩くから
更に ...
先日 運命さんにお会いしました
真夜中 いつものようにベッドの中でまるまってると
例のミッキーマウスが私の頭を ポカスカ叩くので
仕方なく目を覚ますと 凄い勢いで手をひかれ
私はミッキーマウス ...
夢がお金に変わる

夢がやぶれたら灰になって
ぽろぽろぽろぽろと13階のベランダから舞い落ちてくるようです
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
果物の匂い水町綜助自由詩18*07/3/22 20:30
待っていたふるる自由詩17*07/3/22 20:25
春遥遅雪彌月自由詩5*07/3/22 19:58
このからだコクピットにして吉岡ペペロ自由詩007/3/22 19:28
死なない蝶海月まりも自由詩107/3/22 19:10
だって貴方が傍にペポパンプ自由詩7*07/3/22 18:53
グーグルアース水中原動機自由詩307/3/22 18:49
荒野の歌信天翁自由詩407/3/22 18:39
抱きしめて山崎 風雅自由詩507/3/22 18:32
鳴り止まず蓮未未詩・独白2*07/3/22 18:25
こむら返りたもつ自由詩1307/3/22 18:23
dear my clinic六崎杏介自由詩7*07/3/22 17:51
詩人が収入を得る方法ななひと散文(批評...907/3/22 16:52
花の香りのアイスキャンディーアハウ自由詩2*07/3/22 16:48
モーター狂は警鐘を鳴らすんなこたーな...自由詩207/3/22 16:43
変わらない結果。狠志自由詩307/3/22 16:21
RIKU自由詩4*07/3/22 15:42
夕刻を待つ蔦谷たつや自由詩6*07/3/22 15:09
ワインレッドたね。自由詩8*07/3/22 15:07
愛のある放置猫のひたい撫...自由詩207/3/22 14:24
流れよ我がヨダレ、とイクラちゃんは言った大覚アキラ未詩・独白4*07/3/22 13:37
開花宣言weed &...携帯写真+...2*07/3/22 13:32
ささやき携帯写真+...6*07/3/22 13:23
恋するジャージぽえむ君自由詩7*07/3/22 13:20
セント・ストライプ六崎杏介自由詩407/3/22 12:57
1st-Heaven自由詩2*07/3/22 12:54
かけたたましいあずかります(株)かぜきり自由詩1*07/3/22 12:51
二人乗り1486 1...自由詩9*07/3/22 12:21
運命さん<18のprose-16->ウデラコウ自由詩6*07/3/22 10:55
ロマンの使い道猫のひたい撫...自由詩107/3/22 10:55

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