名前は意味だ
狼を雌鶏に変えた鷲の嘴は
焼かれて煌く
聞いてくれ!と
散歩道で騒いだくせに
すっと黙るのは
卑怯者の群衆
{引用=
森が育むのは
夜という物体
...
父が家に帰ってきたので
お帰りと言って
別の部屋
父が働いた金で
行かせてもらっている塾さぼり
そのまま布団へ
朝を待つ
朝、学校遅れないように
必死で僕をおこす
うるさ ...
あなたがいれば
あたしの世界は
かわる
J-POPはクソだとか
洋楽は最高だとか
ジャンルで聴いているんですね
あなたも立派なミーハーです
売れているからクソだとか
人気があるからクソだとか
流行で評価しているん ...
窓にはまった網戸を見ていた
それからちゃぶ台の上のスプーン
同じ方向に三本並べられていた
これママの、これパパの、これぼくの
暑かったと思う
そのことで汗もかいていたと思う
数年経って
...
女は雨の中を、願いを胸に抱き走り続ける。女の残す素足の跡が、雨の路に流れる。長い黒髪が雨に濡れる。滴り落ちる水音が誰もいない神社に響き渡る。
雨は止むことがない。低気圧が男にすがる愛人の様に停滞す ...
無償の愛を望むには
汚れているんだ
ただ 愛すること を
続けたいだけなのに
性能の悪い 僕の コンピュータは
それさえも 許して は
くれない
...
詩集「人生の最中に」
批評子
(序)
公子に
薄暗き読書する部屋に
時すぎゆきて30年
海の泡のごと、生きてきしこの方
争いもあり、愛もあり
...
白い桜花のあいだから
かいまみた 貴女のくちびる
いつ どこで そうなったのか
わたしの記憶はさかのぼる
赤い花は嫌いです まして
白い花が降りそそぐその中で
貴女の白い指先がこぼれおちた ...
煙草で焦がした風穴を塞がないまま
ベランダで5分前の太陽の光を浴びている
昨日のメッキはもう半分以上剥れていて
ロウキーライティングで誤魔化すので精一杯
二足歩行のまま夜空を眺めながら
...
煙草で焦がした風穴が空いたまま
ベランダに出て五分前の太陽の光を浴びている
昨日のメッキはもう
半分以上も剥れていて
ロウキーライティングで誤魔化すばかり
夜空を眺めながら物語をねだるか ...
土曜日のパーティーで会った女の子に
もう二度と会えない気がして
目を覚まして起き上がる
重たく疲れる夢の影が足元まで伸びていて
遠くのネオンが照らし出すのを黙って眺めている
背中にシーツ ...
毎日が楽しい
毎日が生きている
毎日を笑顔で過ごす
ジョーク言って笑わせる
めちゃめちゃな振りして
真剣で傷つく
二人で夢を実現しよう
こうして一緒にいるから
泣く事なんかない ...
爽やかに吹く風
そよそよと吹く風
または暴風
果ては台風までを手づかみでちぎりとり
乱暴に白いキャンバスに貼り付けて
「これがほんとの風景画」
などとのたまうじいさんがいる
...
よくできてるね
問題を解けばほとんど正解だった
よくできてるね
この言葉が嫌いだった
よくできる生徒で終わってしまうのが
納得できなかった
私は何もしていない
私は何もできていな ...
水も{ルビ狭=せ}に 現当眺め {ルビ花筏=はないかだ}
往く時さえも ただほひろかに
わくらばに 行き逢ふ道も ...
たとえば僕の場合それは
初めて
しり あった
女
というやつと
つめたい汗を皮膚に浮かべながら
五月
間延びした地方都市のなかで
その延びきったらへんで
道がすこしだけ
ほんの少し ...
貴方はとても大きくて
私は潰れてしまいそう
貴方はとても温かくて
私は燃え尽きてしまいそう
貴方はとても眩しくて
私は消えてしまいそう
それでもずっと傍に居たいよ
...
ぶち殺す。
常々衝動を感じるんだ。
俺を馬鹿にしたヤツをぶち殺す。
俺を評価しないヤツをぶち殺す。
取り敢えず端から端までぶち殺す。
甘ったれたこと抜かすヤツもぶち殺 ...
わたしは知らないわ
それがどんなに大事なことであっても
忘れてはならないことだったとしても
わたしは知らないわ
うさぎ小屋にはうさぎ
羊小屋には羊
羊の名前は知らない
うさぎには ...
春愁に耽る窓辺に
春の宵は更けて行く
何もかも朧に映るのは
この宵の不可思議のなせる業
月の{ルビ面=おもて}も遙かな山の端も
朧に霞み夢心地にたゆたう
私もまた春宵の魔法に魅せられ
桜 ...
彼はただ椅子にじっと座っている
赤い林檎のあまさは あたしがみつけだすもの
彼を抱きしめるだけの静かで美しい生活を
いつでも望んで生きている
朝日は遠くにかけていき
あたしはゆっ ...
ゴロン
ポリポリ
ベリ
ふぅー
ボリボリ
バリ
うーんうーん
ガリガリ
ザク
痒い痒い痒い
頭の先から
鼻の奥まで
痒い痒い痒い
頭の中が
脳みそが ...
諦めかけた心の中は大きな溝が幾つかあり
腕から血を出し染込ませる様に流し込む
二度目は無いよと近くの孤独は言った
誰に言うわけでも無く吹き飛ばすような感覚
咎めたのは無垢純真だった頃
汚れる ...
今よりも少しだけ立派な人間になろう!
新聞を読みながら朝ごはん食べるのはやめます
立ち上がるときに“よいしょ”と言うのはやめます
毎日の日記に昨日と同じと書くのはやめます ...
卒業式の当日
駅のホームで
アルバムを捨てた
お前の青き日々は
きっと
茘枝のころ
お昼休み。
いつものように、手作りのお弁当をふたつ持って、中村先輩がいる3年4組の教室に入る。
だけど、中村先輩はいなかった。中村先輩だけじゃなくて、他の人も誰もいなかった。
学校の前にメロ ...
hi-liteを吸いながらC1000タケダを飲む
hi-liteは
タール17mg
ニコチン1.4mg
C1000タケダは
...
「家政婦募集容姿端麗、声に特徴のある女性歓迎」
貯金はもう少しで底をつく。最早迷う術がないのはよく分かっている。だからと言って、これだけの新聞広告に飛びつくやつが私以外にいるのだろうか。と思っ ...
鬼の島に住む鬼は
毎日生活を送っている
朝起きると少し不機嫌で
中には朝から元気な鬼もいるが
多くの鬼は低血圧で
みんな朝ごはんはほどほどにしか食べない
ある鬼は会社に出か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アナグラム
士狼(銀)
自由詩
11*
07/4/11 17:59
韓国のりとお父さん
ゆうさく
自由詩
9*
07/4/11 17:50
かわる
愛心
携帯写真+...
2*
07/4/11 16:58
ミーハー
1486 1...
自由詩
9*
07/4/11 16:25
見ていた
たもつ
自由詩
8
07/4/11 15:21
【小説】お百度参り
なかがわひろ...
散文(批評...
1*
07/4/11 15:16
→暗 示
李伍 翔
自由詩
1*
07/4/11 14:59
詩集・人生の最中に
生田 稔
自由詩
7*
07/4/11 14:46
夜桜の候
石瀬琳々
自由詩
15*
07/4/11 14:40
サンダーバード5号に住みたい
虹村 凌
散文(批評...
0*
07/4/11 13:57
4月の風が血管を通り越して背中から抜けてゆく
〃
自由詩
0*
07/4/11 13:45
腐った蜜柑の周囲の蚊の飛翔によって悪夢から目覚めた3秒後のう ...
〃
自由詩
1*
07/4/11 13:36
夢を見よう
ペポパンプ
自由詩
6*
07/4/11 12:44
老画家
楢山孝介
自由詩
11+*
07/4/11 12:38
誤った正解
ぽえむ君
自由詩
12*
07/4/11 12:37
生滅流転
朱雀
短歌
6*
07/4/11 11:41
余剰の中で
水町綜助
自由詩
18*
07/4/11 11:30
太陽
1486 1...
自由詩
7*
07/4/11 11:29
KILLKILLKILLUS
影山影司
自由詩
0
07/4/11 11:03
知らないわ
チアーヌ
自由詩
11
07/4/11 10:47
春宵幻想
未有花
自由詩
14*
07/4/11 10:44
静かな日々の階段を・・・
新谷みふゆ
自由詩
7*
07/4/11 10:09
アレルギー
kei99
自由詩
2
07/4/11 9:54
やがて始めるだろう
流希-Яuk...
自由詩
1
07/4/11 7:09
無理難題
優飛
自由詩
4*
07/4/11 6:06
衝風
FUBAR
自由詩
4*
07/4/11 5:08
メロンパンの呪い
壺内モモ子
未詩・独白
3*
07/4/11 3:57
「17vs1000,あるいは17&1000」
ソティロ
自由詩
4*
07/4/11 3:55
【小説】老紳士の秘密の部屋
なかがわひろ...
散文(批評...
4+*
07/4/11 2:21
鬼の島
〃
自由詩
8*
07/4/11 2:04
5661
5662
5663
5664
5665
5666
5667
5668
5669
5670
5671
5672
5673
5674
5675
5676
5677
5678
5679
5680
5681
5682
5683
5684
5685
5686
5687
5688
5689
5690
5691
5692
5693
5694
5695
5696
5697
5698
5699
5700
5701
加筆訂正:
流転する、すべての
/
望月 ゆき
[07/4/11 7:59]
冒頭に追加
7.61sec.