だからたとえば犬のように
白黒でしかものが見えていなかったとしても
濃淡の薄れゆくところ
色彩の変わるところが
あたらしく欲求がなりかわるところで
ぼくが輪郭と呼んでいた ...
天気悪くて残念??
そんな顔するなよ
天の川が見たいのかい?
大丈夫。
ちゃんとNASAに予約いれてるよ☆
飛ぶはずだった
憧れのなびく この地で
丁寧に編み上げた羽を
広げて様子をうかがっていた
冷たすぎず暑すぎず
体温に溶け込む風
見え隠れしながら射す陽気
たゆませた草の
ゆりかごは
すで ...
声は枯れ
いつだって月日は流れ
最大の星最小の闇
横顔はプラズマへと昇華し
いつまで石でいようか
いつまで渡りきったつもり
跡形もなくまるく研磨された石
するする滑って
...
湿った人なみ
地下鉄の改札
灰いろをためこんでいる
風が海流のようだ
おんなは
おんなを操縦している
おとこは
おとこをごまかすのだ
湿った人な ...
パスワード
色々あって
忘れそう
2階くる
何しにきたか
忘れたよ
何食った?
昨日の夕飯?
忘れたよ
酔っ払い
帰りの道は
...
目覚めろと夫が言う
育てた花から種をとり
今年蒔いたものが発芽した
花はいい
はやく お前も目覚めろ
水と陽射しを気にしながら
隣りでいう
と それは
パソコンに向かってる私が
...
見えるのに
あなたの心は見えないなぁ
見えるのに
あなたに触れることができないなぁ
見つめても
あなたは気づいてくれないなぁ
見つめても
あなたは遠くの星を見る
もう一周
私 ...
七夕のお祭り 近付くたびに
なつかしさこみ上げるのは あの夏があるから
やさしさが 手に届かなかったあの頃
あなたの声が 手が 触れるたびに戸惑った
どうして愛がそんなにも傷つけるのか
...
苦労して書き上げた詩を見直して 僕はベランダに出て溜め息をつく
携帯の着うたフルでYUIの「CHE.R.RY」をイヤホンをして聴きながら君のことを想う
片手には缶ビール 時々ハモるように口ず ...
何回問題投げるんだい?
もうすぐ全てを投げるの?why?
なんだい、そうかい、そんなもんかい
僕らは一人で迷宮散歩
失速、転倒、危ぶまれ
「甚だ無念」と座り込む
信念、執念、疑念は無 ...
カメラが置き去りにされていた
ウコン色の砂の中に
捨てられたように
置き去りだ
ずっと地面を見つめて
語りかけている
それを受けて砂がサラサラ応える
秘密の地下室が
永遠と機械を組 ...
利休の茶室は
入口が小さかった
天下を取った秀吉が
身を屈まねば
入れぬほど
弟子の手がすべり
お茶を畳にこぼす
利休は
(まぁ気にするな)と
ゆるしてやった ...
砂利ってかたいけど
君の笑顔は柔らかかった
砂利ってジャリジャリだけど
君の笑顔はにこにこだった
そしておまけにふわふわしてた
吐息でしか呼ばれない名前があって
あたしはこれまで彼女の手によって
数々の眠れない夜を越えてきた
けれど、近頃はめっきり彼女を必要とせず
夜をやり過ごせるようになった
おそらくこの先、大抵の ...
私の我が儘
あなたの優しさ
世界の現実
化合され毒になる
アスファルトに捕らえられた君を
すくい上げたこの手が
愛だと信じていた
四畳半の沃野に
刳り貫いた天井に
それでも君は
ただ背筋を伸ばして
その時を待ち続けていた
この手が ...
ちいさいころ熱が出ると
お母さんはよく桃の缶詰を開けてくれた
白くてやわらかい桃はもちろん
スプーンで飲ませてくれる甘いシロップも
冷たくてとてもおいしかった
お母さ ...
世の中には有能で賢者な人がいる
何事にも器用にこなし
心も平安で幸せそうな人がいる
その反対に
世の中には自信をもたず
何事にも不器用で
生きることに絶望している人も ...
書いて。消して、書いては。消して、特別なことを書こうとしている訳。ぢゃ、無い。の、
に。さもない、日常。浸隠しにしてる感情、得られた。ことの代償、未来を決める。涙を失う、
書き綴れない理由は、私の ...
ハローグッドバイ
ハローグッドバイ
ゆらりゆらりと
朝のメルヘン
たびからたびの
たびからたびへ
百万光年も
二百万光年も
神のためにその石は削られ
深い傷を負った陰影を語り継ぐ
...
{引用=
あまりに慌しい日々
今日も夕空を
眺められなかった
せめて この夜は
星巡りの旅をして
遠いあの人に
逢いたい
かなわぬ願いの上にも ...
反った背中に
命の雫が伝う
痛いのか
悲しいのか
顔を歪めて
全身全霊の
叫びを
それを見ている
私は
嬉しさと
切なさとが
混じった ...
インターネットは平面ではなく
地球と同じように
丸いものかもしれない
地図で見る地球は
右端と左端が遠く感じるけれど
実際はつながっていて
ものすごく近くにある
カナダとロシアは
...
誓いはすぐくずれそうだ
あんなあとに
もう現実の背中、その一群
ピアノ
トレモロ
おんなのからだ
誓いはすぐくずれそうだ
あんなあとに
もう現実 ...
あンたがいつでも泣きにこられるように
冷蔵庫にはいつでもスプーンが入れてある
晴れ上がったまぶたをこれで冷やしなよ
放っておくと酷い顔になるぜ
もうなってるけど
もっと酷くなる前に
ス ...
君たちの孫が生きる頃の
地球や世界のことを考えると
恐怖で足がすくみます
今のままじゃいけないと
むじゃきな寝顔が訴えています
腕を虫が登ってくる
ウデムシ
ウデムシ
誰も助けてくれないの
誰も助けられないの
よく見ると
サイに変わった
小さなサイ
その後からカバ
メルヘン?
腕を虫が登ってくる ...
送ったメールに返事がない
いつもなら
すぐ返信が来る
それが今日はこない
なんで?
そんなこともメールできないし
この空白の時
空から降りてき ...
畑の真ん中に残された僕
両腕は 真一文字に棒の様
関節なんてありもしない
足は土の中 固定されてしまった
この場所が全て
スキップなんて夢なんだな
山が遠い 空が高い
棒の腕 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
八月の輪郭
水町綜助
自由詩
28
07/7/7 10:28
7月7日 雨
北大路京介
未詩・独白
7*
07/7/7 9:55
灰
見崎 光
携帯写真+...
7*
07/7/7 9:30
天の川
ロカニクス
自由詩
5*
07/7/7 8:56
地下の海流
吉岡ペペロ
自由詩
3
07/7/7 8:22
忘
hiro
川柳
3
07/7/7 7:48
花と
砂木
自由詩
13*
07/7/7 7:17
恋する人工衛星
hiro
自由詩
1
07/7/7 6:25
やさしさの降る夜に
いすず
自由詩
4*
07/7/7 6:01
CHE.R.RY(不完全版3)
円谷一
自由詩
2*
07/7/7 5:40
オリエンテーリング
殿様が得る
自由詩
0
07/7/7 3:51
キンコム
たけ いたけ
自由詩
5*
07/7/7 3:51
茶人と将軍
服部 剛
自由詩
1*
07/7/7 3:36
そしておまけにタンポポ
楓川スピカ
携帯写真+...
4*
07/7/7 2:39
コール・アウト・ミー
かのこ
未詩・独白
3
07/7/7 2:23
As
fuchsi...
自由詩
6
07/7/7 2:22
ヒメジョオン
悠詩
自由詩
9*
07/7/7 1:58
桃の缶詰
a/t
自由詩
14
07/7/7 1:45
思いました
山崎 風雅
自由詩
2
07/7/7 1:43
綴れない日記。
終
未詩・独白
1
07/7/7 1:41
フラグメント
もりおかだい...
自由詩
10*
07/7/7 0:49
七夕の夜だもの
まどろむ海月
自由詩
8*
07/7/7 0:40
七月、今宵。
深月アヤ
自由詩
5*
07/7/7 0:36
インターネットは丸い
ぽえむ君
自由詩
4*
07/7/7 0:26
くずれる誓い
吉岡ペペロ
自由詩
6
07/7/7 0:15
冷蔵庫にスプーン
虹村 凌
自由詩
1*
07/7/7 0:06
引き渡す未来
a/t
携帯写真+...
2
07/7/7 0:04
腕を登る虫
チアーヌ
自由詩
3
07/7/7 0:00
空白の時
山崎 風雅
自由詩
1
07/7/6 23:28
スケアクロウ
酸素の枷
自由詩
6*
07/7/6 23:18
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
5452
5453
加筆訂正:
莫迦坊日和 〜ばかぼんびより〜
/
山田せばすちゃん
[07/7/7 10:23]
一首追加してみた
引き渡す未来
/
a/t
[07/7/7 0:37]
タイトル変更
6.45sec.