月一度 神のご加護を受けられぬ 命は吾の身体を流るる
雪面に生きた証を残すよう君の体に刻む愛印
4Bの鉛筆を持つ手が重い。
それでも
描かなければ。
イーゼルに立てかけたキャンパスに
目の前の風景を描き込んでいく。
仕上がった下描きは
ひどく
空虚なもの ...
五次元。
の。
とても。
が。
すてき。
霊世界。
広さも。
時も。
超える。
ぼくらが印した一点は積分され二次元のふりをして三次元で見つめて ...
内に外に転がる音の
離れてもなお近しい音の
ふさふさとした
柔毛の音の
遠さは鼻先のまま香り
同じ色の大きさに降り
布をくぐる
まぶしい輪唱
ある日どこかで ...
ひさしぶりに 朗読なんか しちゃったの
なんとなくね、賢治を読みたくなったから
『注文の多い料理店』
こわいね。こわいね。こわい話だね
だから 思いっきり こわぁく読んだ
結構体力いるか ...
平凡なお別れをした僕らは
やがていずれきっともうすぐ
偶然も必然も届かぬ場所で
二度とその声を聴くことも無くなるのだろう
覆い被さる波のような日々の中で
わずかにこの手に掬い上げられ ...
新雪を犯して歩む足跡が黒く
続きて物語めく
人走る足音ひびく小夜床に
大寒と言う静けさかとも
蓑虫が瓦に下り風花に
吹かるるが見ゆ窓に寄るとき
胸のすく音させて割る うす氷
...
「二本目の煙草・牛込神楽のセブンスター」
僕は地下鉄大江戸線を降りて、改札を出る。
携帯に道順を示したメールが来たので、それを頼りに、彼女の家に向かう。
一度、通り過ぎてしまって、引き返して ...
たくさんの
言葉を交わしたはずなのに
覚えているのは
「さよなら」
の四文字だけ
もう
顔も思い出せない
その仕草も
でも
まだ
あなたが好きです
人は
一人では孤独にはなれない
もし人間が
最初から自分だけだとしたら
孤独という感情が生まれることは
ないのだろう
孤独になれるのは
多くの他人の鼓動と呼吸とを
ぶつけあい
...
ラストオーダーは君に。
と言いながら僕らに。
手の届かないあれやこれや、
ただ内に抱えながら歩く姿は美しいのかどうか。
僕の中で耳鳴るしかない言葉が、君には大声で聞こえているらしい。
それが ...
さよなら
と言ったはずなのに
あなたは笑って許してくれた
ピンクの薔薇の花束と
なくしてしまった
パールのピアス
差しだすあなたの優しさが
ナイフのように
わたしを貫 ...
僕に気付いてくれる人が
これから先どれだけいるだろうか
僕はまだ未熟で
でも何か新しいものが欲しくて
だからすべてをリセットしようと
目覚まし時計に手を伸ばしてみるんだ
目をそっとあけ ...
瑠璃色の地球とは
どんな色なのでしょう
そもそも地球は
どんな色なのでしょう
ある人は
青と言っていました
私は実物を
肉眼で捉え ...
アムロ ゲンキカ?
アムロ ゲンキカ?
アムロ フラウボ
スキカ?
アムロ セイラサン
スキカ?
アムロ ハヤト
キ ...
1*
「付き合おうか」
と言ってくれたあなたに
「夢があるから」
と断ったわたし
自分の一言に泣いた
あの日の帰り道
2*
今日の空は
...
1*
電話をすればいいのに
ついメールをしてしまう
あなたもこの時間を
楽しんでいるでしょう?
返事はたった1行でもいい
私のために考えたのなら
2* ...
もう一度 逢いたい
今までも これからも
変わらない
あなたに…
言葉 と 言葉
約束 と 約束
サヨナラ と サヨナラの
透明な隙間を
満たしている何か
絡めた指の
違和を消して
満たすための何かを
おはよう、とみんなすべてが溶けていく今日の暑さはそれぐらいです
ヒグラシが遠くで鳴ってる午後三時、アイスクリーム注意報出る
どの味にしようかなんて君が言い、ブルーハワイと言っ ...
黄昏をそっと飲み込む部屋で
夕闇の迫ってくるのを
静かに 待つ
大いなる大地の
昼と夜を
この地球が音もなく航行するのを
額のにじむ汗に微風を感じながら
夕闇の光で織る
繭玉を ...
つぼみをずっと見つめている
このつぼみが開いたら
あのひとが
電話をくれる気がして
無理矢理はめ込んだ、
パズルの回答。
断続的な振動と、微かな
明滅を、
四角い気持ちを雨の
気配に、紛らせて…。
抑制、と
諦念
...
会えるかな
会えないだろうな
琥珀色のトンネルの向こう
果物ナイフで切り裂いた光の
向こうの・・・向こうの、そのまた向こう
動かない青空の果てに
...
手を伸ばした
ばらばらと崩れ落ちる その破片を
ひとつでも 掴み取れやしないかと
手を 伸ばした
手を伸ばした
手を伸ばした
...
指先で繋がっている。
たまに途切れる。
途切れたよ、と言う。
それでも繋がっている。あなたは言う。
だから途切れない。
兄弟海よ!妻は私を兄弟と呼ぶ、クリスチャンの習い
ウトウトと水割りの夢昼の夢波のごとくに打ち返す時
永平寺うちの叡山とよく似てる車で過ぎる夏の一日を
2トントラックに
沢山の腐った死骸を乗せて
叔父さんと二人で焼却炉へ
気まずい車内に酔ってしまうと
何故かだいすきなひとを
じわりじわりと思い出す
揺れる車内に散らされた腐敗臭 ...
例えば
この世界から私が消えたら
彼方は探してくれますか?
例えば
私が死んだら
彼方は泣いてくれますか?
彼方は
私の存在を...
...
漲っていく深夜の街を
あなたと走りぬける
夜風も何も感じない
景色なんか見る余裕ない
いまスピードは230km/h以上
だから
このしがみついている感触がすべて
この手を離せば
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
女 命 男
十六夜
短歌
0
07/8/2 21:56
そして僕は絵描きを名乗る
桜井小春
自由詩
1*
07/8/2 21:40
恋文
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/8/2 21:34
みどり 双つ
木立 悟
自由詩
7
07/8/2 21:18
葛藤
池中茉莉花
自由詩
2*
07/8/2 21:14
平凡なお別れ
松本 涼
自由詩
7
07/8/2 20:44
51P 「短歌2」より〜 昭和五十年
むさこ
短歌
7*
07/8/2 20:40
記憶の断片小説・ショートシネマ 「ロイド」
虹村 凌
散文(批評...
1*
07/8/2 20:36
さよなら
風音
携帯写真+...
5*
07/8/2 20:35
孤独の物語
ぽえむ君
自由詩
10*
07/8/2 20:24
耳鳴る
霜天
自由詩
4
07/8/2 19:53
別れのティアドロップ
渡 ひろこ
自由詩
8*
07/8/2 19:41
Sing For You Someday
南ススム
自由詩
0
07/8/2 19:36
earth
秋桜
自由詩
4*
07/8/2 19:15
ハロの憂鬱
橘のの
自由詩
0
07/8/2 18:59
悲しみ
森下 流華
自由詩
0
07/8/2 18:50
幸せ その2
〃
自由詩
1*
07/8/2 18:27
あなたに
ばーびぃ
自由詩
0
07/8/2 18:22
白く吐く
naho
自由詩
3
07/8/2 17:40
アイスクリーム注意報
たにがわR
短歌
2
07/8/2 17:27
繭の部屋
アハウ
自由詩
8+
07/8/2 16:52
花開くまで
風音
携帯写真+...
1
07/8/2 16:20
答え合わせは、しない。
やまぐちふぢ...
自由詩
3
07/8/2 16:03
幻灯機(あえるかな)
草野春心
自由詩
3
07/8/2 14:26
崩壊
あさみ
自由詩
1
07/8/2 14:25
繋がり
〃
自由詩
0
07/8/2 14:24
旅行
生田 稔
短歌
0
07/8/2 13:59
廃棄所
ゆるこ
自由詩
5*
07/8/2 13:41
独
薔浹
自由詩
2
07/8/2 12:50
深夜走行
風音
自由詩
4*
07/8/2 12:42
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
5452
5453
6.05sec.