近くにて花火の爆ぜる音のして
幼等の声 広がりてゆく
指染めて高菜をもめばよみがえる
故里の畠にゆるる菜の花
窓明けて寝ながらに見る夏の夜
高層ビルの窓に動く人影
夕立の前 ...
{引用=
? 友からのメール
風の切片のように
舞いこんだ
友からのメール
あの里山の木々のように
川面の細波のように
やわらかな光る雲のように
夏の匂ひに ...
涙を拭いた君は くしゃくしゃになったティッシュを
燃えないゴミ用のトラッシュボックスに投げつけた
燃える用のやつに入れなきゃだめだよ
僕が久しぶりに搾り出した言葉は
後悔さえ出来そうにない ...
俺達が求める世界は未来にはあるんだろうか?
守りたい世界があるんだ
作りたい未来があるんだ
君が笑っていられる
あしたが欲しいんだ
何が正しくて
何が間違いなのかは
...
嘘を覚えたのは、小学生の頃。
髭剃りを覚えたのは、中学生の頃。
恋を覚えたのは、高校生の頃。
女を覚えたのは、大学生の頃。
恥を知ったのは、小学生の頃。
異性を知ったのは ...
ダカーポ
ダカーポ
愛するひと
愛されるひと
スタッカートを見つければ
ふたりで
狂ったようにからだを折り曲げて
跳ねる
(あいしてるについて
ゆりかごに乗せて寝かせてみたり
バギーでおとなしく座って
目玉の病院
待合室にて。
おしゃぶりがいらなくなった 季節
こいしてるとのちがいを探すこと
いみのない ...
ジム君流悪魔の辞典「共産党」
なんにでも反対し
非難ばかりして
耳当たりのいい言葉ばかりを口にするけれど
ただ反対するだけで
それに対抗するだけの代案はまったく考えない
...
今日はお祭り
君はもう十六歳
サングリア片手に
夕暮れの会場を歩く
オレンジやレモン、アプリコット
色々入ってる
かわいい歌みたいなお酒
ひとくち
ふたくち
僕にもくれた
...
「三本目の煙草・僕らが帰りたい夜、二度と帰れない夜」
僕とロイドは、ライチが来るまでの間も、
イチャイチャにも満たない様な時間を楽しんでいた。
キスをする事も無く、ただ手を繋いだり離した ...
よるのそこ すいぎんにおぼれ キスをした
(どうか、あいしすぎませんように。)
草原に降り立つ迷子のくじら雲
海にも空にも居場所がなかった
青、 青、 青、
過呼吸のような信 ...
あか
だった
ただそれだけを塗りたくって
自己主張の連続
(幸せになりたい)
あお
だった
ただ澄み渡る青空のように
美しさ演出
(笑ってい ...
月は少しずつ
地球から離れているそうです
でもそれは別れの暗示ではなくて
ちょうど良い距離を探っているんだそうです
そして正しい距離になるとき
地球の自転と月の公転が一致して
月は一定の位 ...
私はただの人形。
字も書けない
字も読めない
はずだったのに…………
私はある文字を読めるようになった。
その言葉 ...
商店街が天と地 逆手に線香花火
悪路にゴザ敷いて電子ルーレット回す一団
冷淡に吐き捨てるネジ 汽笛遠く
星座低い宿破れて何もない空
受け皿に砂糖盛り上げ相容れぬ
ポテチこ ...
「それじゃあ作業に戻るから」
「うん」
「電話を切るね」
「うん。頑張ってね。」
「ありがとう。」
「おやすみ。」
「おやすみ。プツンッ…ツーツーツーツー」
僕は相手が電話を切るまで ...
石瀬琳々、悠詩、L-Yurika☆の詩
夏へ
石瀬琳々
感覚のすぐれた詩である。ともすれば平凡な言葉を上手に使いつつ、淡い印象の四つの連。それぞれの連のはじめの行が、連を改める ...
すごく手の小さな人だった
少しささくれていて
手比べをすると僕の第二関節ぐらいしかなかった
職人の手だった
大きな手なんて意味がないよ
とか言われて
おれの手だとね、細かい作 ...
茹だるような暑さの中
仕事に向かう足も鈍る
まともに呼吸を出来ている気がしなくて
やたらと横隔膜を上げ下げする
いま
この空気の中に酸素が何パーセント含まれているのか、知りたい
...
淡い淡い想いが
空にとけていく
ぽえむ君さん云々はここでは置いておきたい、それをとりまく環境のほうに焦点をあててみたいと思う。まぁ、環境を語るために少し引き合いにださねばならないが。
まずぽえむ君さんには1000の詩を短期間に書く ...
今日と明日の夜の谷間に
微かだが
感じるあなたのため息
ソプラノ歌手よりも
こころに染みる
透き通ったそのひとの言葉
最上の音楽に聞こえる
胸のふくらみがさらに大きくなり
木管の寂 ...
昔、
暗やみがまだ
鏡の名前を持っていた頃は
安堵という美しさが
ありました
魔性は
ていねいに拒んでいたのです
だれかの
定義の外側を
上手に棲んでいたのです
...
髪を 切った 襟足の ひみつ から
娘たちは 飛んで ゆくと いう
純朴な 神話が 解かれて いる
風祭を 孕んだ {ルビ帆用飛行艇=はんようひこうてい}の 陶酔は
...
カステラの色をしたまんまるが
ぽわりぽわり
桃の缶詰はどうしたの?と
まるで君の声が聞こえてきそうなほどだ
夜
下のほうからじわりと
赤く何かが差しいる黒の
その ...
かわりばえのない
窮屈な日常も
とりとめのない
退屈な会話も
それはそれで
何らかの意味があるんだと
そんなふうに思えたなら
自分が自分である事を
思い切って許してあげ ...
わたしたち
流れて
真夜中の水になる
あなたの喉をやさしく潤して
そっと
夢の中にしのび込む
水は落ちてゆく
あなたの肩から腕をなぞり
そして
温かな水の中へと
導かれて
...
夏の空に浮かぶ
積乱雲
何も語らずに
ただ静かに
力強い優しさをくれた
「空を飛べたらいいのに」
自由に生きたら孤独になってしまいそうで
僕は臆病な ...
ごく素直に言葉を吐こうと努めながら私は人形化してゆく 人形化してゆく身体はメタリックかつ非人間的 かというとそんなことはなく シリコーン樹脂製の肌は白く滑らかに人の肌よりも美しく私は自分の美しさに怯え ...
ぼくはおおむね
ぐるぐる車を回すネズミみたいに
生活しているが
好きでやってるわけじゃないんだ
言い訳しているんじゃない
言い訳じみてきこえるだろうけれど
昨日と違うことをやりたい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
52P 「短歌2」より
むさこ
短歌
8*
07/8/3 19:15
友からのメール
まどろむ海月
自由詩
5*
07/8/3 18:32
燃えないティッシュ
楠木理沙
自由詩
6
07/8/3 17:54
求める世界
唏羅
自由詩
1
07/8/3 17:17
AWAKE。
狠志
自由詩
2
07/8/3 16:48
頭がいたい時にころしたくなる
柳瀬
自由詩
2*
07/8/3 16:45
夜中
唐草フウ
未詩・独白
6*
07/8/3 16:27
ジム君流悪魔の辞典「共産党」
ジム・プリマ...
自由詩
0
07/8/3 16:21
十六歳
ふるる
自由詩
6
07/8/3 16:02
記憶の断片小説・ショートシネマ 「ロイド」
虹村 凌
散文(批評...
1*
07/8/3 16:02
匿名ブルーバック
しろいろ
短歌
6*
07/8/3 15:45
初めて歌った色
青井 茜
自由詩
1*
07/8/3 15:28
月
七味とうがら...
未詩・独白
3*
07/8/3 14:59
人形
薔浹
自由詩
2
07/8/3 14:54
クラップクライクラップ
黒川排除 (...
川柳
4
07/8/3 14:52
トゥトゥトゥ
虹村 凌
自由詩
4*
07/8/3 13:56
今週の好ましかった三つの詩
生田 稔
散文(批評...
4*
07/8/3 13:48
小さい手
たにがわR
未詩・独白
2
07/8/3 12:46
都会の倦怠
由希
自由詩
0
07/8/3 12:05
朝雲
風音
携帯写真+...
1
07/8/3 11:07
犬色勾配さん 「徒然ぽえむ君」に寄せて。
ワタナベ
散文(批評...
1+*
07/8/3 10:18
秒針
乱太郎
自由詩
12*
07/8/3 9:19
鏡という王国
千波 一也
自由詩
10*
07/8/3 8:20
ライトニン
モーヌ。
自由詩
22*
07/8/3 8:13
ごちそうさまでした
田島オスカー
自由詩
1
07/8/3 7:42
雨のち晴れ
優飛
自由詩
8*
07/8/3 6:40
流れる
yo-yo
自由詩
8*
07/8/3 6:35
自由という名の孤独
れるむ
自由詩
0
07/8/3 4:52
あいかた
佐々宝砂
自由詩
0*
07/8/3 4:50
まっすぐ
〃
自由詩
2
07/8/3 2:50
5411
5412
5413
5414
5415
5416
5417
5418
5419
5420
5421
5422
5423
5424
5425
5426
5427
5428
5429
5430
5431
5432
5433
5434
5435
5436
5437
5438
5439
5440
5441
5442
5443
5444
5445
5446
5447
5448
5449
5450
5451
加筆訂正:
犬色勾配さん 「徒然ぽえむ君」に寄せて。
/
ワタナベ
[07/8/3 15:05]
ちと加筆 1000の詩達成は素直にすごいと思ったので。
まっすぐ
/
佐々宝砂
[07/8/3 3:28]
若干訂正
数多のあなた
/
ワタナベ
[07/8/3 2:57]
題名変更
7.19sec.