誰も知らない夜明け
誰にも聞こえない鳴き声

一羽のニワトリが高層ビルの屋上から
フワリと身を投げ出した
必死にもがいて羽ばたいて
自分にも飛べると思ったのかしら?

あなたは ...
壊死した指先は

君の胸に疼く爪痕さえ残せない 。



陳腐な歌しか吐けない唇は

いっそ腐肉と呼んで

腐り落ちたところを

喉に押し込んでしまおうか。



嗚咽 ...
プラグマティズムを
食人種に与える
もぐもぐ、
益々、世界を成敗


有象無象、
思ひ解いて
改めて人口を計算

もぐもぐ、

人は浄土を前にしても
衝突銀河 ...
こんなにも遠い夜明け
肌は一段と白くなってしまった

ベトナムの生春巻きやら

インドのカレーやらを
物欲しそうに眺めているのだろうか

大人も子どもも寝てばかり

ニ ...
楽しいときほど
思い出してしまうのは
あなたと過ごした夏が、きっと
あまりにも輝きすぎていたから
あいたい、と
そんなき持ちに自分の笑い声で気がついた
だって二年前、あ ...
どぶねずみ、みたいに
美しく、なれない
写真にも、写らない
美しさ、が欲しくて。
リンダ
リンダ
ロイド
ライチ
ラバーソール
チキンハート
コーヒーアンドシガレット
外は春の雨 ...
 
 
しろいよこがお
 
くろかみおかっぱ
 
ゆううつのとき
 
いぬのなげきは
 
とこしえに
 
ぐるりとまわった
 
がんきゅう、ひとつ
 
ほろりほろり ...
フラットしたまま
夕暮れていく
音楽室からは
いつも
音のない
演奏会

放課後に
わたしたちは
どうしようも
ないほどに
透明で
同時に
不器用な
温度で
つま弾いてい ...
言わないで

言わないで

「またね」の「さよなら」

僕が欲しいのは

ソレ じゃない
あずき色に染まり
落ちてくる空を
二日酔いの電信棒たちが
支えている
昨年を引きずった神さまに
ぼくの肋骨を
あずけることはできない
だからといって
飛び去った鳥たちを
埋め戻すこと ...
チャイムまでゆっくり刻め次の一秒 
  授業の合間ふたりだけの輪・・・kaz

時の音に掻かれた誰かの声がして 
  指で秒針すすめて笑う・・・issey
  
  数学より ...
第五歌   オデュッセウス、筏を作りカリュプソの島を出る


【人物】
ヘルメス…ゼウスの決定をカリュプソに伝えた
カリュプソ…神々の命令により、愛人オデュッセウスを送り出す
オデュッセウ ...
ヒコーキ雲が
真っ青な空を両断してゆく
途切れては消え 途切れては消え
でもその間に次から次へと生まれてく
まるで私のあなたへの思いのように
紡いでは薄れ 薄れては紡ぎ
どこまで続くとも解 ...
ゼラチンも火薬もレーザー光線もいらぬ彼女の艶やかな笑み
(KILLER QUEEN)

光速のエクスタシーを身に纏い 今はオイラを止めてくれるな
(DON'T STOP ME NOW)

...
ぼくは げんき
きげんがいい ぼく
きみは べんき
べんぴにならない べんき

ぼくは てをふって
だれかを よんでいる
きみは おしりをふいて
だーれだと よんでいる

ぼくが  ...
本当は全てわかってる


どうしようもなく




何かにすがって


ひたすら耐えて

















もう


自分 ...
ひとりぼっちで
過ごしたい夜が
みずたまり
雨の波紋が
せまいむねのうちで
干渉しあう

ふたりだけで
見つめていたい夜が
みずうみ
交互に投げ入れた小石が
たいがんへ
消える ...
あなたが

星になる

最後の一秒間を

私にください
さわらして、

言った
しずかな午後がふる
街角の
記憶

つまさきから
うまれてはいけない、

たゆたう
あなたの声が
流線型になる
夕方
のこと

目をさ ...
目を瞑り
微笑んでいたのは
遠い日の残像に似た
脆い、光
 
壊れないように
そっと、手を触れてみる
優しく息づくそれに
耳をすませた私は
ふと、安らぎを覚えて
 
 
多分そ ...
今日は校外学習の日
「学校の中にはないものを
たくさん学んできましょう」
校長先生のあいさつが終わると
バスに乗って決められた場所に
向かっていった
どこをどんなふうに走るのか
ぼくには ...
温かい霧雨は
失われた羊膜の記憶のように
柔らかに
わたし
という意味を
緩やかに包括する

鳴き声のような雨音は
鼓膜に優しいけれど
痛みに疼く左目が
暗転する風景を拒絶している ...
夜毎の囁きも 遠い記憶

触れた手のぬくもりも忘れてしまいそう

あの日と同じタバコのにおい

あの日と同じ雨の音

傘の向こう側

遠い視線を追いかけて

薄い雲の隙間から見 ...
言葉は、時々、海に似ている。ひとのそれへの扱い方が。

何でもかんでも投げ込んだり引っ張り出してみたりした挙句
何かあるや否や「言葉って難しいですね。」

ひとよ、それは言葉のせいなのか。
...
足りないもの
欠けてること

完璧なんて語
ないから

言ったって
答えいつも
ゴメンネだから

ゴメンネ

また掛けたって
人生めちゃくちゃにしちゃう

軽いお詫びの品 ...
霧のポケットから
たよりなくこぼれおちる
飴でできた郵便受けに
新しい手紙が届く

閉ざされた空から降り注ぐ
涙の化石ひとつひとつを
言葉に記すように雲のページは
静かに静かにめくられ ...
頭上に広がる

厚い灰色の雲

突然 切れ間から

青空が見えてきた

それを見て

次の週末に あの交差点で

あなたと別れても

生きていける気がしてきた



...
http://www.deletedimages.com/
撮影に失敗した写真を投稿してもらうサイト

おれも昨日教えてもらったばっかりなんだけど
ミスしちゃって捨てられそうなのと紙一重で感じ ...
するうりするり
溶け込むようにひいらり舞った
{ルビ幾許=いくばく}の後悔とともに
柔らかに受け渡す

{ルビ凪=なぎ}の合い間に
ゆれる{ルビ八足長=はっそくちょう}

舞い上がる
...
濡れた羽が陽に群がり
熱と風をついばんでいる
粒にこぼれ 分かれる光
陽のかたちをひろげゆく


わずかな空と多くの地があり
様々な花に覆われている
重なりとはざまのひとつ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
飛べない鳥優飛自由詩13*07/7/20 5:16
廃色—はいいろ—桜井小春自由詩107/7/20 5:03
ごちそうさまうわの空。自由詩5*07/7/20 2:10
お日さまれるむ自由詩107/7/20 1:56
伝えるすべなんてないからRin K自由詩33*07/7/20 1:22
外は告げる雨が降って、 僕は部屋で独り虹村 凌自由詩3*07/7/20 0:58
ことばあそびゆるこ自由詩5*07/7/20 0:55
メロディッシモ夕凪ここあ自由詩1707/7/20 0:55
Don't say 4 or 5.李伍 翔携帯写真+...507/7/20 0:34
誓いiloha自由詩10*07/7/20 0:25
■共同連詩■         六時間目のモノローグ 〜はいす ...Rin K自由詩10*07/7/20 0:22
ホメロス「オデュッセイア」メモ 5-6hon散文(批評...1*07/7/20 0:06
ヒコーキ雲麻生ゆり自由詩5*07/7/19 23:55
うたえ女王様!〜Music on 575(Part4)AKINON...短歌207/7/19 23:52
べんき乱太郎自由詩17*07/7/19 23:35
未来の為に?蓮未自由詩1*07/7/19 23:32
海よりも、行方をたりぽん(大...自由詩1307/7/19 23:25
求愛むむ自由詩807/7/19 23:09
(きこえて、いますか)yuri.自由詩5*07/7/19 22:52
のっと、しんぷる山中 烏流自由詩10*07/7/19 22:38
校外学習ぽえむ君自由詩5*07/7/19 22:25
embryo士狼(銀)自由詩7*07/7/19 22:07
しるし彌月自由詩4*07/7/19 22:01
我に光あれ小池房枝自由詩11*07/7/19 22:00
命名  魅見つちやしほ自由詩107/7/19 21:44
二番目のきみへ小川 葉自由詩707/7/19 21:24
週末森下 流華自由詩4*07/7/19 21:02
Deleted Images黒川排除 (...おすすめリ...507/7/19 20:53
青揚羽ブロッコリー...自由詩207/7/19 20:06
みどり よびこ Ⅲ木立 悟自由詩607/7/19 20:05

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