狼のように
ばっくりと口を開き
世界中の悲しみを吸い込めたら
どんなに平和だろうか
 
 
夏の夜に
ふと気づくと手元にある
一枚の折り紙は
すやすやと寝息を立てて掌にす ...
べいび べいび べいび
雨が降っても祇園祭でござる

べいび べいび べいび
風が吹いても祇園祭でござる

ゆかたの おんなのこが カワイイコばかりとは
かぎらんでござるよ

「奇麗 ...
愛してるなんて 誰でも言えるよ
多くの人間が 都合良く使ってきた言葉さ


愛してるなんて 誰もが言えるよ
言葉にできない想いを 都合良く表してきた言葉さ


愛してるなんて 誰だ ...
嵐かぜが激しくて

風鈴の絶え間ない動きは

趣も何もあったもんじゃない

それでも開け放した窓を

騒がしくて仕方ないのに閉められないのは

わたしたちこそこうして

うるさ ...
濡れた緑で
夜空を見上げる
数秒後にこの星空が崩れてくるのを知っている
そんな目で
おまえは言う

なんて きれい

薄い唇は街の光を捉えて
俺はその前に沈黙して ...
朝ごはんの時間だね
なかよく食べてね

少し金魚っぽくなってきたね
大丈夫
もう、泣かないよって
叫んだあとの
雨の日
 
寂しがりな僕たちは
分からない雫を
溢す
 
 
隅っこが
好き、なんだよって
笑ったあとの
晴れの日
 
夢を見 ...
私達はこんなにも美しい土地に生きている

森から抜け出したような おまえのやさしい歩く姿や
泉から湧き出しているような 子供達の笑い声
頬をなぶる風のような母親の言葉

季節毎の自然に課せ ...
灰色がかった厚い雲に覆われた大空
ところどころ仄かに煌めく
その煌めき
たちまち稚魚となり
大空を泳いだ

稚魚
風に煽られつつも
しっかり雲に身を寄せ
必死で風の流れにのっている
...
地球がゆれる
人間をふりおとしたいんだって
たぶん
 
きみが火星にとんで
あたしが木星にとんで
 
フォルダみたいに
分かれていく
 
単体は寂しい
 
--
 今日はまだ ...
雨が止んだ
そして他の誰よりも
最初に光を見たのは
ぼくだった

光は止まっていた
その光をくぐるようにして
白い蝶が飛んでいる
風も止まっている

雨が止んだ
閉じていたものが ...
うつくしい白を見た
白はすなわち無、というわけではなく
様々な存在を表現していた

 やさしくあたたかな白を見た
 白は世界をつつみこむかのような
 やわらかな空気を生みだした
 ゆるや ...
ポタ、トタ、ポトタ
ポタ、トタ、ト

雨ふり天井
ポタ、トタ、ト

ポタ、トタ、ポトタ
ポタ、トタ、ト

眠っていると
ポタ、トタ、ト

ポタ、トタ、ポトタ
ポタ、トタ、ト
...
 今 君の為に愛の詩を書いているよ
CHE.R.RYを聴きながらね
 春の正午の風が暖かくてとても気持ち良いよ
 実在しない君に詩を書いているのかもしれない
 本当の「君」は想ってくれてい ...
あなたの歩んできた道こそが、
最短距離だったのだと思う
足元の
蟻は点で
点は繋がって
線になるのなら
わたしたちも線なのだ
けどちぎれたたましいは
そのまま

拗ねたそぶりをして
気を引きたいけど
君が見てるのは
空なの
大きいね ...
廃墟の中に忘れた四肢を
気球に乗って取りに行った

夢心地に浸り
痛みにバター塗った


くるくるまわる
コーヒーサーフィンみたいな憂鬱は
ティッシュに包んで昨日へ投げた


...
適度な勢いで放たれた ミニチュアのダンプカーが 長い走行の果ての夕方 陸の終わりを越える 一万年にもひけをとらない 長い長い減速がもたらされた きわめて水平な 乾燥地帯の終わりに 高い崖があり 崖下に ... 俺が生きてるって事は
イコール何百何千何万の食べてきた命を背負ってるって事じゃん?
俺の中でブタさんやニワトリさんが
ブーコケ泣いてたんだと思うと
本当悪い事したなぁって
 
でもさ、これ ...
床に流れてくわ

わたしの液体

蒸発して

青く満ちる

うかんだわたしは

ねているよ
 
 
あなさびし、
って
三十回言うと
幸せになれるらしいよ
 
酷く輝いた瞳で言う君に
一抹の不安を抱えた僕は
言わなくていいよ

少年のように返した
 
別に言っても ...
沈丁花から紫陽花まで
わたしの一番すきな春をきりとって
そのひとは去っていった

つぎの春には待ち合わせ


さらさらと
つかみどころのない夏を
どうにかすくいあげて

秋の夕暮 ...
街角ゆれてる喫茶店
懐かしい匂いだ
君のいた場所
君といた場所

水玉模様の空綺麗だ
水たまりのふち
想い描いた
君の姿も綺麗だった

スカートの色、君の色
僕は夢中で探している ...
 俺の流した涙が
 川になって
 海に流れ
 日に照らされ
 空に昇って
 大雨を降らしている
 
 申し訳ない
 多大な迷惑をかけている
 この場を借りて
 お詫び申し上げま ...
振りすぎたコーラ
 
口で塞いだ
 
いつのまにか
 
溢れて、
 
こぼれた。
極端に淀む視界の端に映った灰色ブラインド
希望の青 侵食されて
 
重くのしかかったそれ
全身で受け止めて
人間スクラップス
今日も頭痛が酷い
 
 
微かな音で始まった雨粒オーケス ...
 
0と1の狭間
どこかでなにかが
死に絶え
 
 
まるで、
世界人工計画が
行われている、ようで
 
 
淀んだ水たまりに
朧気に映る世界は
淋しさを映し出し
 
  ...
虫達の羽音が家のすぐ側にあるのだが、今居る場所は街中だ。
蝶は鱗粉をあたりに撒き散らし、
ネオンの花が露を帯びて或いは細々と輝いている。
日中の太陽が残した火照りは
足先に溜まった疲労感とひと ...
無邪気な夏を疑いもしなかった僕らは
教室にひしめいて
このなかから将来
プログラマになるやつが
出てくることも知らず

なにかを求めて
なにかを積み上げ
なにかをこねまわし
なにかを ...
でたらめに星を繋いで星座を創る


あたししか知らない天球
一人遊びは得意なの


でも本当はあの人にも見せたい
なんて
なんてセンチメンタル


妄想も後悔も
追いつけ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
かなしいうたゆるこ自由詩7*07/7/15 11:48
雨の祇園祭北大路京介携帯写真+...6*07/7/15 11:45
愛してるなんて自由詩7*07/7/15 11:32
風と風鈴ポッケ自由詩4+*07/7/15 11:26
賛美歌水在らあらあ自由詩31*07/7/15 10:56
金魚幼児weed &...携帯写真+...3*07/7/15 10:26
すみか山中 烏流自由詩6*07/7/15 10:25
麦の穂をゆらす風いねむり猫自由詩007/7/15 9:34
雲の子hiro自由詩9*07/7/15 9:03
弧星倉持 雛自由詩8*07/7/15 8:30
雨の後にぽえむ君自由詩14*07/7/15 7:27
アキラ自由詩4*07/7/15 6:20
あめふりプル式自由詩0*07/7/15 5:59
CHE.R.RY(結ばれることを願って)円谷一自由詩3*07/7/15 5:13
つぶやきFUBAR未詩・独白5*07/7/15 4:41
ちぎれてももんが自由詩307/7/15 4:02
或る夜の喜劇ゆるこ自由詩5*07/7/15 3:43
衛星砧 和日自由詩4*07/7/15 3:18
カミのリサイクル殿様が得る自由詩107/7/15 2:39
液体れんげ自由詩107/7/15 2:37
"あなさびし"ゆるこ自由詩20*07/7/15 2:36
つぎの沈丁花コトリ自由詩4*07/7/15 1:44
水たまりに映る景色アラモード自由詩307/7/15 1:40
お詫び山崎 風雅自由詩307/7/15 1:31
ドラマ・クイーンブロッコリー...自由詩007/7/15 1:24
にん げん自由詩1007/7/15 1:10
イットノウズ瑛治自由詩407/7/15 0:53
タイトルなし瀬冬翼流散文(批評...107/7/15 0:35
テトリス悠詩自由詩7*07/7/15 0:17
蒼白い炎衿野果歩自由詩2*07/7/15 0:05

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