夢の中で風に吹かれていた
耳の中を風が吹き抜けていて
頭の中まで涼しくなった

寂しいから一緒に住む人を探した
総理大臣とかそういう
忙しい人じゃない人だったら誰でも良かった
暑いのはイ ...
滲んだ肌に香水が匂う、
視覚からこぼれた淡い影たちが
発せられない声とともに
音もなく、永遠へとむかう
冷たい未来の交じった
柔らかな過去の感触がまだある

つい今しがたも、
昨日も、 ...
猿が落とした果実も猿もやわらかい

蔓草ピタリと止まり中二階のある家

連呼して草原の上を吹きわたる

老人生き存え殺風景をかくのみ

霞破る舌なめずりに継ぎ目なし

近眼に花火打 ...
一歩づつ

 一歩づつ 

    前進。



死に物狂いで努力することは

かっこ悪いことなんかじゃない



「やれば出来るんだけど・・・」

なんてただの言い訳 ...
   「ツイン・ブルー」


エヴァー・ブルー恋に名前を付けるなら見つめあい回す地球儀の色

夏休み残りの日々を数えつつ青ばかり塗る絵日記の色



   「おやす ...
   「海恋し潮の遠鳴り・・・」


瑠璃の雨洗いざらしのシャツを染め忘れえぬ日の海へ誘(いざな)う

夏座敷懐かし祖母の生家にて薄き格子のかげとまどろむ

逆光に揺れる向 ...
ほかの季節は
ただうつろいやがて消え去るのみだが
夏だけは
爛れ朽ち果てそして亡び去るのだ
きいろ
きいろ

めのまえ
きいろ

ありえないだろ
ありえないよ

なんでだよ
なんでかな

わからんけど
わからんけどさ

どっかおかし ...
赤い林檎に口づけする。

僕らはもう病院で処方される薬無しに生きてゆけぬ。
毎晩何かしらラリっている。

何故に酒で酔えんのだろうな。
ハルシオンとドクターペッパーとラッキーストライク ...
たとえばボクがキミになったら

どんなことを感じるだろう

ボクはキミになりたい

何を悲しく思い
何を恐れ
何を美しいと思うのか

キミになりたい

雲を見て喜び
虹を見て ...
赤ん坊の髪は
ふんわりと柔らかだが
つんと真上に立っている
ささやかに主張している

見る人は優しく微笑むだろう
五月のオーチャードグラスを
誰も刈ろうとは思わない
とわを語ったら左胸がうずいた。
ひとめみようと騒いだら、このひとみが唄う。
ワイングラスひとつで、
こころまで拾われちゃたまらないわ!
逃亡を図る十五前夜。

たいようが ...
 

あなたがくださった薔薇も昨日には、
もう枯れてしまったの。
形を保とうとてさしだした小指から、
きれいにぱらぱらと落ちていく様が
なんだかあたしの恋心みたいでした。

こんどあ ...
君はジープで
僕は自転車

その位
違うもんだなぁ

君は速いもんなぁ
追いつけないよ

夢あんだってなぁ
頑張ってるなぁ

俺は…
どっか忘れてきちゃったよ

夜になっ ...
魂は巡る

卵となり サナギとなり ときには翅を持ち宙を翔る

魂は巡る

雲となり 雨となり ときには海となり地球を覆う


魂は巡る

塵となり 空気となり ときには星となり万物を照らす


魂は ...
沈むのか
登りゆくのか
茜色
この陽光よ
暁であれ
相手との距離をいちいち測ってるそんな定規、恋にはいらねえ


半目開け寝るクセ笑顔で指摘され治らなくてもいいかと午睡


完熟のすもも真っ赤なジャムにしておまえも染まれと唇にあてる

...
サドルにまたがる

ぬくい風をぬうと

耳のなかでは

昔日の最愛が

飛ぶしろを採取し

ぬくもりしらべる


ぼくは いまも きみが

しかし きみも いまは

...
溜まっていく新聞は

僕のダイイング・メッセージ

愛する君を待っている

早く僕のところへきておくれ

君が重い腰を上げ

扉を開ければ無数のウジ虫

それは僕の肉片を食い物 ...
 はじきあう時もある
 季節の悪戯に迷う時もある
 僕は臆病がバレルのがいやで
 強がってしまうけど
 君はそれを見ぬいてしまう
 お互いひかれあうのは何故
 言葉で確かめ合う恋のモザ ...
指先のその先に
世界があって
醜い

悪魔が泣きながら
街を駆け抜けたら
わたしは、ひゅーらら
なけなしの風に吹かれて

上を見上げて
太陽、歩く生殖器
裸体をおっぴろげて
セ ...
夢を見てたのかも知れません。

見せられたのかも知れません。

僕は何も知りません。

とても、とても。

幸せな夢でした。

とても、とても。

悲しい夢でした。

何も ...
この頃酷く舌が重いのです

昨日食べた刺身のせいだ

なまぐさいあれがいけなかった

バイパスを走りながら理由を探す

朝ついたつまらぬ嘘のせいだ

私は透明人間と歩いています
...
*いたるところにある給水塔/ちいさな/8月

たとえばこんな狭い
はしごで登る
四角い金網のうえで
果たしても
ぐるりをとりまく
空のもと
擦れすらもしない
僕ときみだったとして
...
昨日青かったトマトの実が
今朝は真っ赤な食べごろで
それは甘くておいしくて
そんなとき心にうかぶ「ありがとう」
この「ありがとう」の中に
神様がいるのですよ
空を見上げて

「綺麗…」

とつぶやく人を見た

つられて空を見上げる

雲ひとつない空は真っ青で

「悲しみの青」

そんなことを思わせた

下を向いてため息をつく
...
弱いことは罪だ。

危機感はあったはずだ。

なのにフラフラ悩んでるだけで

何もしないから いきなり横っ面を殴られる。

また涙を流すの?

とっても卑怯だね。

悪いのは誰 ...
 
 
 
こじつけの夢で
眠ること

なんといったって
莫伽なこと

未来都市での恋物語
蜘蛛の巣を辿り成就する
乱れた鱗色
思いのまま泳ぐ
美しきライト
氷の万年筆が地 ...
静かなままの
冷たい身体が寂しいと鳴いた
お気に入りのシーツ
このままひとりで汚したくはない
記憶が飛び散るそのまえに
きみに、して欲しいことがあるの


ひろげた手のひらに
...
時計が示す時間は

昨日と今日の間の一瞬

そのなかで僕は昨日に戻りたく

今日が鬱で嫌いだった

それなのに今日が無条件で始まっていく

僕の将来は今の頑張りしだいとか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風が吹くとチアーヌ自由詩407/8/19 14:16
夜の軋み ★atsuch...自由詩12*07/8/19 14:10
一寸先は足黒川排除 (...川柳507/8/19 13:38
23.0まりも自由詩1*07/8/19 12:15
■共同作品■夏の扉に魔法をかけるRin.短歌9*07/8/19 11:47
■共同作品■傍らの星短歌10*07/8/19 11:45
特権的終焉塔野夏子自由詩7*07/8/19 11:12
■■■    きいろ    ■■■じゃんじゃっ...自由詩007/8/19 9:19
カルチャー・チェーンソー。菊池ナントカ自由詩2*07/8/19 8:54
キミになりたい風音自由詩1*07/8/19 8:46
五月は優しい北野つづみ自由詩1*07/8/19 7:28
夕暮子守唄哀詩自由詩0*07/8/19 6:28
金曜日はあたしのあなた。自由詩0*07/8/19 6:20
速度kei99自由詩007/8/19 5:22
魂は巡る北大路京介携帯写真+...4*07/8/19 4:17
殿様が得る短歌007/8/19 3:56
鴇色ポッケ短歌6+*07/8/19 2:16
昔日の最愛吉岡ペペロ自由詩107/8/19 2:09
腐乱死体めぐちみ自由詩207/8/19 2:06
幸せのラプソディー山崎 風雅自由詩107/8/19 1:52
ある日ゆうさく自由詩0*07/8/19 1:50
ゆめのあと。狠志自由詩107/8/19 1:40
消化する過程ミゼット自由詩3*07/8/19 1:36
Re:水町綜助自由詩6*07/8/19 1:33
トマトと神様a/t携帯写真+...207/8/19 1:33
青い空riebuu自由詩107/8/19 1:04
弱いということ自由詩007/8/19 1:01
バオバブルイーノ自由詩807/8/19 0:28
テレポートの感覚奈智自由詩107/8/19 0:21
それは僕らの夢じゃなくそれは僕らの未来こめ自由詩5+07/8/18 23:55

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加筆訂正:
放熱/松本 卓也[07/8/19 11:48]
最後一行変更
6.24sec.