青から赤に変わる瞬間
私の前にいた男が左右を気にしながら走り抜けた
ここの信号機は長い 小さなため息が出た
青から赤への変化には 御丁寧に点滅というシグナルを発するくせに
赤から青への ...
庭に雑踏が茂っていた
耳をそばだてれば
信号機の変わる音や
人の間違える声も聞こえた
ふと夏の朝
熱いものが
僕の体を貫いていった
雑踏は燃え尽きた
かもしれないが
庭 ...
この絵の中心はどこか?
絵の面積の大半を占める黄金色の畑だろう。
生きているように色が塗りたくられている。
しかしながら、この蠢いているかのような小麦畑の
力に気づけば、
そのあと ...
掴めるような気が
したのに
ツプリと
それ以上の音すら無く崩れた思い
は
静かで曖昧
強弱をつけて
バウンド
聞こえた?
君に届かなきゃ意味が無い
明日たぶん天国に還るらしいから、今日のうちに言っとく。
私、あれ以来もう林檎は聞けない。
そりゃ選曲したのは私だよ。
でも死ぬ2時間前に林檎の歌詞を読んで聞かせてくれたんだもん、
ほかに思 ...
「信じてる」
と
「信じたい」
って
表裏一体だね
でも
わかんないけど
私
あなたを
信じてるよ
こころから。
だから
あなたの「信じたい」を
「信じてる」にしたい ...
連なる山々
緑の頂に抱かれて眠る、雲海
光が漏れ
呼吸を始める木々
木陰にひっそりと佇む祠
ここは
神の御座します処
言葉では伝えられない気持ちを唄に乗せて
耳、腕、足、心臓、皮膚、脳
身体全身で受け止めて包み込む。
それが本当の歌。
わたしはふたつまで数えて
息をつき
これからどうしようかと考えて
横になった
ここにはまだ夜の空があった
子どものときの大きな布団のように
わたしは目蓋まで深く
覆われている
...
朱に染まれ
種を残せ
口に含む苦さを忘れない
ぎゅ ぎゅ と鳴らす感触を思い出す
朝焼けの色を写し取り
朱く朱く乾いた夢を
灼けた大気に溶かし込み
ほおずき灯 ...
泳げ
泳げ
妨げるもの
異図も可笑しく
泳げ
泳げ。
いつか、必ず土に帰る
その事を、どれだけの人が分かっているのだろう
中性子鉄琴の
下方から湧いた
白球形した幻燈を凝視する
眼
万能の数は軽々と思案し
風化した仮死色ローズが
口々に提案する
あれは
大猿のめくるめく集団Suicideだ
...
うだるような夏空
じりじりと足が溶け始めた寂しさに
わたしは階段を徘廻する
今へと続く段の隙間に
モノクロ写真 一枚
誰だっけ。
容量を越える思考 ...
「きゃああ」よりも「ぎゃああ」がぴったりくる土曜日の昼下がり 、外気温は35度をこえ、道は渋滞 熱い空気は苛々と音をたてて地上へ押し寄せられてくる。 こんがりと焼け焦げた人々は、黒い顔をさらしたまま ...
俺の稼ぎは飲み屋が使う
におい嗅ぎ大丈夫なら大丈夫
お隣が寂しい顔でほっとする
棒きれに耐久性で負けている
トイレが綺麗 おそるおそるだ
すぎた事を占っている泣きながら
君を見かけなかった、もう伸びきった首。
モーニングコールは君だけのためだったのか、
(僕にはうるさいアラームだった。)
側にあるってだけの存在を
迷わず投げ飛ばしたら、
(もう届 ...
駆けていく、(賭けてみる?)
貯金では間に合わないわ、
飛んでみせる、あなたの海は狭いけど
落ちておいで、受け止めてあげる。
仲間を従えてはだめ。
こんなことで結構なん ...
太陽に撃たれてしまった今日という夏が私を浄化していく
反乱の白い日傘を青に塗りわたしと空が同化する夏
「その花を頂きます」と来る予告、たぶん夏には盗まれている
風鈴の ...
江ノ島に行こう
なんて
あなたが休日の昼過ぎ
突然思いつくもんだから
車を出して行っては見たものの
やっぱりうんざりするような渋滞に
巻き込まれただけ
もうそろそろだなって
思って ...
隣の部屋に 弟と 女の影が吸い込まれ
床がきしむ音がする 蛍光灯の紐が揺れる
少し大きいボリュームで B.G.Mをかけてれば
話しは しづらいだろう マスキングのつもりかな
あの ...
ずっと待っていた。
君が来るのを。愛が泣くのを。
僕は今、満たされている。
永遠の時の中で、静かに眼を閉じてみる。
心の奥に見えるのはそう、君だけ。
ずっとずっと、独りぼっちだっ ...
だいじょうぶ
こわくないよ
だいじょうぶ
だってとなりに
あなたがいる
ベンチャー企業の総務みたいに
しっかりとした女が
フィアンセのつまみ食いを叱っている
夏の芝生が
光の量とおなじくらい黙っている
おにぎりいっこめいただきまーす
...
どんなに つらくとも
どんなに くるしくとも
どんなに こわくとも
歩くことはしないで 走り続けて…
******************
今でもふと頭の中をよぎる
旅立つあなたの ...
ねえ
皆から離れちゃって
淋しくないの?
もし、君の上に
生命体が存在していないのなら
正真正銘の独りぼっち
ねえ
皆から離れちゃって
怖くないの?
もし、君の先に
生 ...
ひとには
いいかげん許してやれよ
だなんて言って
ひとは鏡だ
めちゃくちゃ鏡だ
真夜中の夏
ちいさな雨
信号のいろ
セロファングリーン
にんげ ...
暗く いつまでも
手の届かない
漆黒の宇宙
この宇宙空間は静謐
汗をかく肌は
触れる事が出来ないほど
純粋で真空
漆黒の宇宙空間は
『愛』の意志で満たされて
『善』の理法が貫 ...
その1
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=120607
万里の長城の城壁を全て
絵で埋める計画がある
という
僕が昔ついた大嘘を真に受けて
...
泥だらけで薄汚れてた、惨めな過去。
それを追うように、すがり付くように、
存在していた哀れな自分。
今ならNoと言える。
今ならNoと言える。
会いたい人がいる。幸せにした ...
日付順文書リスト
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日付
青点滅赤青点滅赤…
楠木理沙
自由詩
1
07/8/14 21:04
その海から
たもつ
自由詩
22
07/8/14 20:42
ゴッホ『刈入れする人』について
ケンディ
散文(批評...
3*
07/8/14 20:12
ゼリー
瑠音
携帯写真+...
0
07/8/14 19:34
もう林檎は聞けない
風音
未詩・独白
1*
07/8/14 19:20
疑心
〃
携帯写真+...
1*
07/8/14 18:50
聖なる大地
由希
自由詩
0
07/8/14 17:55
ウタ
rico
自由詩
2
07/8/14 17:34
きかせてください
毛虫
自由詩
0
07/8/14 17:18
ほおずき
彌月
自由詩
0
07/8/14 17:17
頬白鮫。
モチヅキ
自由詩
1
07/8/14 17:05
無題
西平よしゆき
自由詩
1*
07/8/14 16:41
夢魔ガール Anagram of 「Amalgam」
鏡文字
自由詩
3*
07/8/14 15:44
かいだん
ゆるこ
自由詩
3*
07/8/14 15:28
あちい
リーフレイン
自由詩
1
07/8/14 15:08
俺の男気
しみまん
川柳
6*
07/8/14 14:46
昨日の情事。
哀詩
自由詩
1
07/8/14 14:38
れんあい速度。
〃
自由詩
0*
07/8/14 14:36
浄化していく夏
たにがわR
短歌
8*
07/8/14 14:31
潮時
チアーヌ
自由詩
2
07/8/14 12:54
ヨル
北大路京介
自由詩
18*
07/8/14 12:36
僕ら
西平よしゆき
自由詩
1*
07/8/14 12:11
だいじょうぶ
あゆの ひよ...
短歌
0
07/8/14 12:03
夏の芝生
吉岡ペペロ
自由詩
0
07/8/14 11:43
走らなくても歩く 立ち止まらずに…
あゆの ひよ...
自由詩
1
07/8/14 11:38
流れ星
緋月 衣瑠香
自由詩
5*
07/8/14 11:29
許し
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/8/14 9:22
失われた惑星マルディク
アハウ
自由詩
1
07/8/14 9:08
長城計画 2
楢山孝介
自由詩
8*
07/8/14 8:50
Answer
西平よしゆき
自由詩
1*
07/8/14 7:18
5388
5389
5390
5391
5392
5393
5394
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5422
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5425
5426
5427
5428
加筆訂正:
走らなくても歩く 立ち止まらずに…
/
あゆの ひより
[07/8/14 11:41]
この詩が、この言葉が、少しでも多くの人の心に 優しく届いてくれると いいのだけど…
5.65sec.