・2007-06-27

みみたぶが東海道をつかまつる

石橋を渡ったあとで叩き割る

挨拶が済んだ途端に落とされる

ワカバラじゃないので席を立ちません

青からず赤からずして好 ...
まだ日が沈む前に見える月は
淡く
小さく
夜を待っている
                   07/07/19




植物と動物との違いを言いなさい
突然、脳内細胞が切れたような声がして
振り向くと生物の先生が切れた顔をする
中間テスト範 ...
              07/07/19



ほーい
遠くから声がして
舟が着いた

窓からも見える
桟橋がギシギシ鳴って
前屈みの男たちが上がってくる

...
このまま、落ちてしまおうか。

ふらり、ふらり、と。

飲み込まれて。

このまま、流されてしまおうか。

ゆらり、ゆらり、と。

海の底まで。
ただ甘いだけではなくて
程よい酸味を含んでいる

その醸し出す香は
遠い世界の片隅にいる
気難しい風をも誘い出す

その姿に魅せられたものは
彼女を手に持ち上げる


しかし、摘 ...
流星、止まって、

流星、在りながら、

消えた。

アイデンティティーの崩壊は







あれ?
テレビだって
顔だって
敷居だって
膝だって
ぼくのマクラだけど

やっぱりここが1番

・・・それにしても
クビ痛くないの?
( 世界は 
( 透けた瓶の内にある 

森の小道を裸足で走り 
汗をかいたラムネの器の底を手に 
真夏の空に傾ける 

( 星のころがる、音がする。  

{ルビ蝉時雨=せみしぐれ ...
季節をいつも読み違えるものだから
あの人は憎めないとか可愛いとか
言われ続けても
当の本人は必死でもがいている



一粒の種だった 
それがあなた
今ようやく根を張るところ ...
一、蝉しぐれ

白い病の影がおりて
夏の命、際立つ


すり硝子の花瓶に
溢れていたはずの笑顔
シーツに残された
僅かな起伏は
生きていた
あなたの

散らばった
レモン色 ...
黄金比を崇めるなら
君の臀部に意味はなく

サッカリンを敬うなら
君の眼球に意味はなく

倍音を仰ぐなら
君の呼吸に意味はなく

シリカゲルを称えるなら
君の刺傷に意味はなく

...
ハレルヤ 君は気付くだろうか
僕の心が色付く事に
君と視線が ぶつかる度に
僕の心が震える事に

星空のドレスを 纏って君は
静寂の中に 溜息を漏らす
君の影が オリオンまで伸びて
永 ...
祇園祭に浴衣 素敵

上品さが大切なのよね

きっとピーコも そう言うわ

間違いあらへん


浴衣、帯、下駄、巾着

そして、アルファステーションの団扇

京都らしゅうて よろしおすなぁ


けぇ ...
森の中で
がばっと大きな口が開いていた
大きな口は
緑色の歯をいつも見せていた
晴れた青い空の中で
流れてきた白い雲を
一気に飲み込んだ
歯が揺れている
近くまで寄ってゆくと
自分が ...
風邪ひいちまったい
間接痛ぇのなんの


おい、ボン、こづかいやるからこっち来な
昨日の夜、ナポリタンを食べた

それは嘘です


本当はお豆腐を一丁食べて
日本酒を飲んだ

豆腐にライムとハーモニーを併せる

ギターに味噌汁とめざしで米を食う


...
徹夜あけ

会社ちかくの銭湯にゆく

塩サウナの日だったから

嬉しかった

露天の空の紫は

薄まるように青く白んだ

ひとけのない夕方のようだ


朝日が体の黄色をあ ...
もし、80歳ぐらいで、先に僕が死んだら
「やっと死んでくれて、せいせいしたよ」と笑ってください
 君が死ぬときは 僕が迎えに行きます


君は
「爺さんのお迎えが来たよ 、、、まだ、早 ...
すいかのたねのかたちをして ( すいかの とびら )
( ぼくはすいかのかたちなんだなあ )( こい
にょうぼう、
ぼくたちたぶらかしてるんです。( しめった とびら )

ゆり ...
朝忙しそうに支度をしていると
猫が一生懸命ついてくる
ちょっと座ったら
さみしそうによって来て
手の上にちょこんと乗っかる

一人は寂しいの

と言いたげに
誰も、僕ごときには教えてくれねーよ!!
独りで生きろ。生きるんだ!!!!
神様が罰をくれたんだな。
いかれた僕にはなにもできない。できなかった。できてるつもりだった。
君にも、あの娘にも、誰に ...
パッと見女子大生のパートのおばちゃんが
パットのラインの読むグリーン上

この文章を構築する商品は
デパートで賄えるに違いない

アパートではレパードは売ってないけれど
デパートでも ...
愛と勇気だけが友達のへっぽこ侍ワタナベのお送りするひとりランダム100人斬りのコーナー
まー侍っつってもさぁ いろいろあるやん? 将来の不安とか 年金もらえねーかもしんねーし
だるめでいくで  ...
小さく折れ曲がり
玉蜀黍畑にうずくまる
光と共に、空から
夥しく剥がれ落ちる玉蜀黍の葉の
激しい葉脈を見上げる


光、
青、深緑、
夏、
という、灼熱
...
おはよう

うん おはよう


おはよう

もうこんな時間だよ


おはよう

白々しいね


おはよう

誰に向かって口聞いてんだよ


おはよう

なん ...

その風は
わたしのスカートを
やさしく翻した

その風は
きっとあのひとのところにも
届くのだろう
わたしの気配を
少しだけ残して

あのひとはその風に気づきもせず
朝の支 ...
セミの青年やっと殻から出てきたよ。
今から鳴き方の練習をするようです。
では皆さんこっそり聞いてみましょう。

マ・マ・マ

ミ・ミ・ミ

ム・ム・ム

メ・メ・メ

モ・モ・ ...
 死んだんだってさ
 この辺りで一人の年寄りが死んだらしい
 それまで興味など無かった筈が
 急にその人の家の前を通るたびに
 死んだんだってさ
 という 主婦達の声を思い出す
 垣根 ...
傷つくのは怖いから



傷つけたくもないけれど
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雑句(2007-06-27〜2007-07-18)若原光彦川柳1007/7/19 19:53
待つ月OLGA携帯写真+...3*07/7/19 19:45
血液から生え出す植物、青。あおば自由詩5*07/7/19 19:24
 血液から生え出す植物、青。自由詩3*07/7/19 19:22
想撮空間「青い底まで。」狠志携帯写真+...407/7/19 19:17
苺と蝶と、秋桜自由詩3*07/7/19 18:55
フラッシュブロッコリー...自由詩207/7/19 18:29
「ぼくのマクラ」風音携帯写真+...5*07/7/19 18:20
蝉時雨 服部 剛自由詩11*07/7/19 17:35
血液から生え出す植物、青。AB(なかほ...自由詩407/7/19 17:28
夏を弔うための三重奏佐野権太自由詩31*07/7/19 17:01
NECROMANTIC悠詩自由詩2*07/7/19 16:00
オリオンP.B.自由詩307/7/19 15:12
浴衣ファッションチェック北大路京介携帯写真+...4*07/7/19 14:06
森の中の口ぽえむ君自由詩9*07/7/19 13:33
おっちゃん那津自由詩2*07/7/19 13:17
ケダモノが隠れている自由詩4*07/7/19 12:53
朝日吉岡ペペロ自由詩407/7/19 12:39
君が死ぬとき北大路京介自由詩11*07/7/19 11:59
ゆするふり、らんらハンドル自由詩207/7/19 11:03
行かないで〜OLGA携帯写真+...4*07/7/19 10:17
「今日は何曜日?」うおくきん自由詩1*07/7/19 9:55
*デパート*かおる自由詩5*07/7/19 9:32
一人ランダム100人斬り3ワタナベ散文(批評...407/7/19 9:15
微粒子A道化自由詩1407/7/19 8:57
おはよう楠木理沙自由詩3*07/7/19 8:37
朝の風風音携帯写真+...8*07/7/19 8:22
虫の声(セミ)hiro自由詩5*07/7/19 7:37
三千円でごめんなさいdoon自由詩3*07/7/19 6:14
仙人掌秋桜自由詩4*07/7/19 5:55

Home 戻る 最新へ 次へ
5387 5388 5389 5390 5391 5392 5393 5394 5395 5396 5397 5398 5399 5400 5401 5402 5403 5404 5405 5406 5407 5408 5409 5410 5411 5412 5413 5414 5415 5416 5417 5418 5419 5420 5421 5422 5423 5424 5425 5426 5427 
加筆訂正:
一人ランダム100人斬り3/ワタナベ[07/7/19 17:24]
読みやすくしました よろしければおねがいします。ありがとう。その響き。
7.06sec.