どうやら
夏のまどろみが
この街を
巡回している
{注チンチン電車=長崎の路面電車}
おばあさん同士の
席の駆け引きが
何か切なくなる
降りてみて、
上を見上げたら、そら
...
猫といっしょに寝っ転がると
ちょっぴり幸せになる
わたしはここに沈む
まぶたの裏は灰色の海で
ちるちると底に
触らば 消え
浮かば 嘘か
振り返らば
あぁ
いとおしい
君の背骨
いま
この息とめて
心臓ころす ...
昼間の光りは眩しすぎるから
月の様なあなたが好きなのです
だから、どうか私の頭上でいつまでも照らされていてください
幾分欠けたところで見失うことはないでしょう
だから、どうか私の頭 ...
「美しい日本」
{引用=
トランペットの軽やかなメロディーとエイトビートのパーカッション。転がりそうなベースラインと和音を刻むピアノ。40度の灼熱の外気をよそにクーラーの効いた部屋に寝そべって氷 ...
51
手に速度が馴染む
坂道は距離のように続き
俯瞰する
鶏頭に良く似た形の湾に
昨晩からの雪が落ちている
ポケットに手をつっこめば
速度はあふれ出し
また新たな速度が生成され ...
朝起きて君に一番におはようを言えた小さな夏の思い出
今日はやけにもちあわせのお水の減りがはやかった。
英語を読むのはきらいじゃないけど、
うまく言葉になりきれないおもいがあるのは否めない。
世界革命を起こせるあたし達が変えられるのは ...
君の猫舌をマスターしたい
そうすれば一緒にフーフーできるから
一緒にゆっくり同じペースで
フウフウ フウフウ
はずかしがってる君が素敵
君の指笛をマスターしたい
...
日暮れて 日暮れて
ひとりきり
だあれもいない畦道で
日暮れて 日暮れて
ひぐらしの
かなしい歌を聞いていた
かなかなかなかな
どこ行った
僕のおうちはどこかしら
道をな ...
蜘蛛の糸に体重を預けるのは
不安のほうが少しだけ大きい
ここは薄暗くて
糸が切れる音が聞こえない
だから私は気づけない
誰かの巣を壊していること
私の腕を力無く動かす
絡み付いてきた ...
漣の揺れにまかせ
安らぎを覚えた貴方の腕の中
何時かの過去にこうしていただろうねと貴方は笑った
それだけでいい
それだけでしあわせ
出逢えた縁(えにし)優しさいろに染め
泡 ...
パンの いる 午後
滑るように わたるように 遠投...
その 距離は 長く 零の領域で 黙秘 して いた
コバルトの 蜃気楼の むこう から
泣きながら 出て い ...
・無駄使い
もしも、ひとから「特技は何ですか」と尋ねられたら、「無駄使いです」と答える。
お金にしろ時間にしろ体力にしろ、別に有り余るほど持っているわけではないのだが、
自分が自由に使 ...
乳白色の星粒が
漆黒の夜空を横切っていた
天の川
私達はふたり
地上に横たわり
声も無く天空を見上げた
端から端まで
散らばった星たちは
たとえだれも見るものがいなくても
...
好きって気持ちは
言葉だけじゃないんだね
愛しく想うコトも
失いたくないと想うコトも
好きって言葉
それは伝えなくても
心で伝わる大切な言葉
あの夏の日の遊園地
父に風船を買ってもらった
赤くて丸くて
自分の顔より大きいやつを
風船を手に
浮かれてはしゃぐ私を見て
父は「手を離しちゃ駄目だよ」と言った
私はこくりとうなずい ...
あたしのは
すーぱーすーぱーぼーるだもん
わたしのは
スーパースーパースーパーボールだもんね〜
雲まで弾む
すーぱーすーぱーぼーると
月まで弾む
スーパースーパースーパーボールの
...
寒い夏の切符の手の中に
こけし、氷細工で棍棒みたく
相手は雪おんな
まだ抱き合わずに耳首へと冷たい吐息を吹きかけあう
うしろからうなじを舐めると氷柱の味がする
練乳を ...
即席のバーベキューセットで
思い出を焼いた
崖から海へ降りる際に
つかんだ植物さえ
根こそぎ収穫した
無人島生活は今日で
一ヶ月目になる
暦の上ではすでに
夏は終わっていたはずなのに
...
線路の上に
等間隔に人が寝そべった
その上を
列車が通り抜けていった
バラバラになった体を
適当につなぎ合わせて
新しい組み合わせの人間が作られた
通勤途中だったサ ...
雲に切れ目があり
青が覗く
夕が始まるのか
やや
部分的に
オレンジがかる
それでも
多くは
白く
そして
青い
バックグラウンド
雲が
不規則に
重なり
当たり前だけど ...
Seaside ROCKを耳に飲むビール
梅酒ロックの君と乾杯
我が国は 情熱の国 ジパングさ
炎天下でもロックンロール
ノリノリで跳ねているはず ウサギさん
月に中継 ...
いつまでも下降ループを繰り返す思考の波に飲まれながら、
マゼンタの花弁から滴り落ちた一滴に想いを膨らませていた
物事を割り切ることはなんて純粋で不誠実なんだろう
地下鉄で、機械の風に当てられ ...
07/08/18
夏は早いと
春は激怒して
秋と冬とを手懐けて
金属バットで叩きのめす
酷たらしいリンチ殺人
いつまでも
夏が来ないから
心配 ...
[ チュン、チュン ]
その朝、生まれたての寝ぼけた空気は、人々の生活の動線によって掻き回され始め、
太陽は生き急ぐナメクジの速さで、よく磨かれた青いガラスの内側を這い昇っていた。
「 ...
私にはさびしいというおっきな穴が開いている
この穴がなくなるなら、私は死ぬだろう
さびしい
一人になりたくない
あなたは一人じゃないよというやつがいるから
私は期待してしまう ...
教室の扉をあけると机が整然とならんでいる
錆のこびりついたロッカー、同じような景色の描かれたいくつものデッサンが壁に貼られている。窓から俯瞰された線画、L字型の校舎と塀に囲まれたグラウンド、校舎は塀 ...
むかしのにっきを ひもといた
みたくなかった あいたかった
ごちゃまぜだけど なつかしい
あのひ あのとき あいつらと
つるんで だべって わらって
おばかで よかった ...
電算機の描く夢は
完璧なシンメトリー
剥ぎ取られた発汗性を嘆くことなく
ぼくはきみの秘密を語り続ける
3.14159265358979323846264338327950288
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
八月十五日の長崎
ゆうさく
自由詩
2*
07/8/18 12:05
ちょっぴり幸せ
OLGA
携帯写真+...
1*
07/8/18 11:45
沈
naho
自由詩
1
07/8/18 11:40
遠いあなたを想うのです。
太陽の獣
自由詩
1
07/8/18 10:39
「美しい日本」
リーフレイン
散文(批評...
4
07/8/18 9:47
その海から(51〜60)
たもつ
自由詩
13
07/8/18 9:21
小さな日記
アイバ シュ...
短歌
3
07/8/18 9:09
あいに墜ちていく、
哀詩
自由詩
2*
07/8/18 8:38
■■■ 猫舌マスター&指笛サーヴァント ■■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
1
07/8/18 8:21
日暮れて 日暮れて
未有花
自由詩
13*
07/8/18 8:09
浮遊する糸。
ぴぴぷる。
自由詩
2*
07/8/18 7:24
縁(えにし)
彌月
自由詩
1*
07/8/18 7:15
モノクロームな セリスモス
モーヌ。
自由詩
10*
07/8/18 7:08
八月前半
んなこたーな...
散文(批評...
1
07/8/18 7:00
みるくいろの光
風音
自由詩
1*
07/8/18 6:44
言葉
ばーびぃ
自由詩
0
07/8/18 6:11
赤い風船
快晴
自由詩
4*
07/8/18 4:58
生平
FUBAR
自由詩
2*
07/8/18 4:44
氷水
ヨルノテガム
自由詩
1*
07/8/18 4:33
光速の美夏
小川 葉
自由詩
4*
07/8/18 3:11
線路上の人
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/8/18 2:34
宙からの雲間
秋也
自由詩
1*
07/8/18 1:50
渚ロック らいぶれぽーと
北大路京介
短歌
7*
07/8/18 1:43
MAGENTA
結城 森士
自由詩
2*
07/8/18 1:35
光速の美夏
あおば
自由詩
5*
07/8/18 1:31
PETEN IN THE C.M.B (ペテン主よ、我が家に ...
人間
自由詩
1
07/8/18 1:25
ありがとう
raira
自由詩
0
07/8/18 1:25
メッセージ(稿6
ワタナベ
自由詩
3*
07/8/18 1:23
そら
長谷川智子
自由詩
2*
07/8/18 1:14
π≒
悠詩
自由詩
0*
07/8/18 1:07
5384
5385
5386
5387
5388
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5397
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5401
5402
5403
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5410
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5418
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5420
5421
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5424
7.46sec.