歪みきった感情を吐瀉物に浸して君にぶつけよう。
部屋の隅で膝を抱えて居られるだけの羞恥心さえ有れば充分かそれも直に麻痺する。
男と女を小説に喩えるなら低俗な短編集が幾つか著者はハッピーエンドが ...
気付いていないだけで
対等なんだ
背中の大きさは関係無い
同じ物は背負っている
付いて来てくれた
それだけ自分を保って来れた
お前に恥じない様に
どちらが死のうが関係ねぇ ...
やいのやいの
ちょちょいのぱっぱ
やれこれあれこれ
すたこらさっさ
ぽいのぽぽいの
そらぱっぱ
みんな
グッバイだぜ
クソッタレ
{画像=080316102643.jpg}
ここにいるのは狼ではない。
ここにいるのは野鼠なんだ。
魂、
泥水にまみれて寒くて、
悴(カジカ)んで、
舌先は闇 ...
ひもじさで己の足を喰ふ蛸を真似て己の爪を食む夜
霊長類以外は死なねばできません死んださかなの目といふものは
二枚貝裏と表は同じ顔見習いなさひ二枚舌の君
一〇五円で買える二匹の命かな二 ...
現代詩フォーラムは{ルビ試薬=クスリ} 日本語を知ってしまった僕らのための
明日からは飼い犬として生きていく これも決して容易くはない
あん時ね、蚊に刺 ...
ステンのやかんで湯を沸かし
凍った車の視界をひらく午前七時
柔らかさを帯びた空気の向こうに
こっぽり
と浮かんでいるあれは
マリーゴールドの豊潤
あるいは熟れた蜜柑に似た
色 ...
彼女はカナリア。歌う鳥。
美しい声で森を奏で自由に空を舞うという。
私は歌を忘れた詩人。
情けないがもはや音を紡ぐ声も出ない。
どこから聞こえる旋律に溜息の拍手を送る日々。
...
蹈鞴川
それが、何処の、監獄の壁から吹きつけてくる風なのか、
匂いなのか、鉞の一閃なのか、夢は深海の泥土に塗り潰されていて、
傷のように甘い、一瞬の移ろいをへて、妹が何度でも私の、
...
とある、女の子が撮った写真達を
sigur rosの音を
流しながら
偶然にも見ていたらば、
それは、それは、
驚くほどピッタリと当てはまって、
まるで ...
火星棟の二階に、屋敷内で唯一の図書室があった。出入り口の付近には貸し出しカウンターがあり、中に入ると、細長く伸びて広がっている室内の、薄暗い奥へ向かって、古い書架が何列も並んでいる。本にはカテゴリ別 ...
なつかしさの中にあるのは
小さなベッドの隅で 身を縮めていた切なさ
冷たくなった背中に 毛布をかける人がいなくなった
打ち抜かれた心のたどる いつもの白昼夢
なつかしさを避けるの ...
禁色の恋醒めやらぬ夕べにはピアノ奏でつ思ひを凝らす
そんなの嘘よ と
ベッドに腰かけた少女は私の目の前で若草色のワンピースを腰まで
たくし上げ秘所を露わにする。不釣り合いな厚手のストッキングを
躊躇なく下ろしそして両大腿に咬み合わさった品質の悪そ ...
笑ってくれればいい
ぼくのシャーペンの芯から
世界と音楽が生まれるだけだから
好きなだけ笑ってくれればいい
きみの隣でひたすら
ギターを愛するだけだから
...
指先から綻んでしまったものが
冷たい夜空に還っていく様を
あつあつのコーヒーと見送った
おいで
おいで
手の鳴るほうへ
曖昧なお菓子をあげましょう
左の翼は死んでしま ...
口見ればフェラして欲しくなりにけり冬の日暮れのよく似たひとの
ヘンタイにヘンタイを重ねて今あるいびつな姿を獲得してきた。
あるときはドグマチール、あるときは女性神経、あるときは声の作用を蒙りながら。
元気になるには声を聴かなきゃ。声はどこからくるの?
生き ...
アスファルトの舗装道路を
目的もなく歩いてみる
カツカツ、コツコツと
無機質な音が立つ
コンクリートの地下駐車場を
地上へ向かい歩いてみる
カツーン、コツ ...
「だから私は鳥なんですって! カラスに育てられたんだから!」
「あんたそれだけじゃ証明にならないよ」
「色だって真っ黒でしょ?」
「そう言われてもねぇ。あんたどう見たってコウモリだから…」 ...
朝目が覚めると、隣に生理痛が寝ていた。
「…あんた、何してるのよ」
「何って、仕事です。好きでこんなことしてるわけじゃないですよ」
生理痛はへいこらしながら頭を下げる。
その日は ...
イルカとシャチのどちらが優れているか、イルカ派対シャチ派の大論戦は熾烈を極めた。
「イルカは優美だ。あの計算しつくされた流線型はまさに自然が生み出した芸術だ! それに比べてシャチのあのだぼっとし ...
そう、あんなところを抜けてゆくんだ。
寝ぼけた猫に道を訊いたってだめだよ、
古いゴミ箱の脇にいるちっぽけな蜘蛛、
テレビの後ろの埃にまみれたカマドウマ、
そんなやつらだって実は道を知らないんだ ...
線路の踏み切りに女子高生たちがいっぱい寝転がっている光景を偶然にも発見した。
と、同時に僕の耳は電車の到来音も感知した。
「うわ、あぶねえ」と思った瞬間には時既に遅し。
女子高生たちは電車にプチ ...
わんと鳴いたから
「ぼち」
わたしのこと
ほんとは誰も知らないはずなのに
「おはよう」
だなんて声かけて
頭をなでなでしたりする
とげぬき地蔵じゃないんだってば
雪が降って ...
君の世界の青に気がついた時
わたしの世界は終わってしまった
崩れ去る白、赤、黒
国はもう機能しない
優れた防衛隊員だとか
優れた外相だとか
そんなものは実に無意味なのだった
おまえはどう ...
私としては(誰なのか)
沖のさくらは濃き唇(キスを)
行くから待てる(永く、遠く)
君に恋したよ。(魂がいたい)
『気づかされるたびに
あ ...
君の声を聞かなくなってから
もう何年過ぎただろう
君のにおいのしないここでなら
忘れることができるのかな
いなびかり 轟く声の者ありて
ゆかりなきて
ゆく年の瀬よ
君ゆえに(あなたは誰か)
海ゆえに(みえない豆は)
森の散歩にいま帰り
楽より木より今日 ...
あなたの音を聞かせて
そこに何もないことを
確かめるように
あなたの空を見せて
それがどこまでも続くことを
教えるように
私に映るあなたが
限りなく、あなたに
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
永遠の終わりに寄せて
氷吐
自由詩
2
07/12/17 4:13
波渦
酸素の枷
自由詩
0
07/12/17 4:09
掃除
kei99
自由詩
0
07/12/17 2:37
野 鼠
beebee
自由詩
3*
07/12/17 2:28
さかなのきもち
亜樹
短歌
2
07/12/17 1:32
それでも地球はへこんでる奴らを足蹴にして回っている
ピッピ
短歌
10
07/12/17 1:24
おひさま
しろう
自由詩
3*
07/12/17 1:18
[カナリア]
東雲 李葉
自由詩
1*
07/12/17 0:44
蹈鞴川
るか
自由詩
7
07/12/17 0:08
女の子のみる世界.
角砂糖
自由詩
2
07/12/16 23:58
七人の話 その4
hon
散文(批評...
0
07/12/16 22:27
今 私が壊れかけているから
いねむり猫
自由詩
1
07/12/16 22:14
禁色の
攝津正
短歌
2
07/12/16 21:58
生還者たち(マリーノ超特急)
角田寿星
自由詩
7
07/12/16 21:28
だからこそぼくは球体的日常を愛する
森さかな
未詩・独白
1*
07/12/16 21:11
羽
藤原有絵
自由詩
1
07/12/16 20:48
フェラ
A-29
短歌
1*
07/12/16 20:30
nutty queer associationist
攝津正
自由詩
4
07/12/16 20:09
足音
秋桜
自由詩
1*
07/12/16 20:01
証明
麻生ゆり
散文(批評...
1*
07/12/16 18:40
リズム
〃
散文(批評...
4*
07/12/16 18:39
戦い
〃
散文(批評...
1+*
07/12/16 18:38
井のなかの
佐々宝砂
自由詩
2
07/12/16 18:31
スクールガール、轢くトレイン
青木龍一郎
散文(批評...
6+*
07/12/16 17:56
ぽちたま
恋月 ぴの
自由詩
21+*
07/12/16 17:41
亡命
よしおかさく...
自由詩
3*
07/12/16 17:21
ありし日の現在
紅山「そわか...
自由詩
2
07/12/16 16:34
元気ですか
涙(ルイ)
自由詩
1*
07/12/16 16:09
森
紅山「そわか...
自由詩
0
07/12/16 15:57
あなたという、
山中 烏流
自由詩
5
07/12/16 15:24
5180
5181
5182
5183
5184
5185
5186
5187
5188
5189
5190
5191
5192
5193
5194
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
5205
5206
5207
5208
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
5219
5220
6.66sec.