「比べてみよっか」と
あなたは笑って手を広げた
重なった五本指の向こう
あなたの笑顔がまぶしい
*
丁度指先三本分
ふたりの距離を
一気に埋めてしまいたいような
もう少 ...
夕焼けに深い藍が沁みてゆく 君よ声を出さずに泣くな
寒椿体温混じるその時に二人一つの罪に散る朝
私の破片を集めても私にはならぬそれは君とて同じ事
知らぬ間に花なくなりし金木犀 時は ...
酔っ払った サラリーマンが
頭に ネクタイを巻いちゃうのは
お酒でふやけた脳が
流れ出すのを防いでいる
もしくは
酔っ払った脳を戒める為
かもしれません ...
自慢話うまいひとって羨ましいな
自分のこと話したくても
つい口ごもったりして
自信が無いだけなのかな
たとえばカラオケに行っても
わたしの番になると
他のひと達世間話なんかはじめた ...
わたしは言葉で絵を描きたい。
絶妙に混ぜ溶かした絵の具を絵筆に取って
キャンバスに描きたい。
夕陽を笑顔を、想像の世界を。
わたしは言葉で音楽を奏でたい。
一台でオーケストラの音を全て出 ...
夜空を輝く星の名前は
誰も知らなくて
世界の外には果てしなく海が続いていると
確かに信じられていて
路地裏で独り 蹲っていた
微かに北極星が動いた気がした
冬の寒い日にレコードをかけれ ...
僕は音のない森の中で
語りかけていた
それはかつての恋人だったり
疎遠になった親にだったり
亡くなった姉にだったり
これまで出会った人達に
とにかく僕は語り続けていた
その間当た ...
19歳とハタチの間に引かれた一本のライン
昨日までが子供の私で、今日からが大人の私
そんなのおかしいんじゃない?
だって
昨日と今日じゃ、私は1ミリも変 ...
どうしてだろうと 口に出すときには もう
半分ぐらい答えを知っているのだ
ただ、
その答えがあんまり泣けるので
海辺の砂地にまぎれてしまえばいいのにと
思うのだ
船虫 ...
朝食のバナナをほうりこみ
口をもぐもぐさせながら
ねぼけまなこで
汚れた作業着をはく
ポケットから取り出した
昨日の悔しい仕事のメモを
丸めてゴミ箱にすてる
窓から ...
反骨の精神、それは
押し競饅頭の競争社会を
蒙古斑のヲシリで乗り切る事。
ストレスの溜め過ぎで外部不経済を
起こさぬ様、ビフィズス菌を常日頃から
...
車のなかで吸い込んだ夜気と煙が
真っ赤な嘘だったら、もしそうだとしたら、
一体、煙の何パーセントがメロディで出来ているのか。
芯の抜けたロウソクに再び炎をともすには、
かざした手の平を何と呼ぶ ...
あなたを自分の中に招き入れる自信はないくせに、
あなたに土足で踏み込む私。
自分勝手でどうしようもない。
あなたのそばに居たいのに、
あなたを傷つけよそ見ばっかり。
後戻りできなくなってきた ...
071113
夾竹桃の種を
茶封筒に入れ
芽が出るのを
待っている
トンボ眼鏡の
オジさん
どこから来たの
赤い花弁の緑色
そ ...
何かを掴もうと 手を伸ばしたら
逆に引っ張られた
欲しい物が手に入った と思ったら
精巧にできた まがい物だった
声をかけられて 振り向いたら
同じ服装の人たちが 手招き ...
緑色のクレヨンで世界地図を塗りつぶしたら
雲の轍が木々をざわめかせながらその緑を侵食していく。
カンヴァスの存在を知らない子供たちの
そのクレヨンを持つたどたどしさが、なんだか妬ましくて
私は ...
父も母もわたしのことをよく心配してくれます
私はそんなに心配しなくても大丈夫なのにと思っているのに
何かと気にかけてくれるのです
両親から言わせると私には「自愛がたりない」のだそうです
...
短歌切ってどうするのだ短歌か痰か簡単
あの人もあの人も精子からうまれたすっげえ偶然じゃない共通点
勇敢に立ち向かったら遅刻したり暦の上では冬だったり
それはないけど達観したのとう ...
誰も知らない小さな広場に
誰も知らないサーカス、星をかかげて
青いテント 青いテント
少年は見つけた 舞台の上に
真昼の光線のしたたりを浴びて
少女が一人 くるくる回る
風のようなピルエッ ...
ぼくは真綿だった
たった一つの雫がぼくの総てを染めた
夕焼けはぼくを畏れさせ
きみのもつ昏さがぼくをひきつけた
棘はまるで無かったけれど
...
最初に断っておきますが、僕は議論があまり好きな方ではありません。自分が提出した意見に対して横槍が入ったからといって、それに答えて弁明または自らの意見を解説するようなことは極力したくありません。それと ...
今日は 雨
傘さして街中を歩く
水たまりに広がる波紋は
ゆっくりめのリズムをきざむ
蛙の鳴かないこの季節には
お決まりの「曇の日ソング」を口ずさむ
空を仰ぐように足 ...
大掃除冬の冷気もお手伝い
山葡萄手を伸ばしても届かない
音楽と共演してる霰かな
例えば変に糖質を多く含んだこの雑酒が
今年採れたてホップの絞りたてのビールだったなら
こんなにも虚しい気持ちにはならずに済んだのか。
ある日突然 捕らわれの身となってしまった小鳥
昨日まで あの大空を飛んでいたのに
今は 小さなカゴの中
何が起こってしまったのか よく分からないけれど
ただ
...
いつの日か必ずと言っていた言葉は、
いつの日か言っていた言葉で必ず終わってしまう。
僕はそのいつかを信じて、
いつかの人になっていく。
大好きな人の肌に唇を押し当てるのが好きで、
その熱と、鼓動を。
生きていることに感謝する。
生きていたことに感謝する。
熱と鼓動を確かめる。
余計なことをすべて省いてしまえば、生きるとは ...
きっと何処かで眺めていた
吐いた撒いたのこの事態
そう簡単に逃れられる物なのだろうか?
いつか尋ねてみたい
そう簡単に忘れられる物なのだろうか?
いつか実感してみたい
この ...
サヨナラ
黄色い雨と共に木の葉が落ちてくる
静かに影を空に灯す
ライブハウスの狂ったイチゴ
『夕影』
ため息が凍え白く堕ち
駅で大きな魚類が微笑みかけた
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
指先の記憶
衿野果歩
自由詩
3
07/11/13 22:15
微熱
さくらほ
短歌
8*
07/11/13 22:13
サラリーマン と ネクタイ の 関係
サバオ*
自由詩
4*
07/11/13 22:09
ひより
恋月 ぴの
自由詩
28*
07/11/13 21:49
言葉
megie
自由詩
1
07/11/13 21:42
Jack
000
自由詩
3
07/11/13 21:31
森林浴
揚羽 欄符
自由詩
6*
07/11/13 21:16
line
三奈
自由詩
2*
07/11/13 20:55
答え
リーフレイン
自由詩
3
07/11/13 20:42
【広告】公用文の書き表し方の基準 — 資料集
広告
07/11/13 20:15
緑の芽
服部 剛
自由詩
4*
07/11/13 19:50
まぁ、それはちょっとした、理由無き反抗。
manabe...
自由詩
4*
07/11/13 19:19
[:nation
プテラノドン
自由詩
0*
07/11/13 19:05
ごめんね
平 哉人
自由詩
2*
07/11/13 18:05
りずむかる
あおば
自由詩
2*
07/11/13 18:03
シンジュク
森下 流華
自由詩
1*
07/11/13 16:20
音の消えた車内で私はなおも耳をふさぐ
比口
自由詩
1*
07/11/13 15:37
愛し方が足りない
相良ゆう
未詩・独白
0
07/11/13 14:47
短い歌よ
順星
短歌
0
07/11/13 14:25
サーカス、星
石瀬琳々
自由詩
10*
07/11/13 14:12
黒い花
草野春心
自由詩
1
07/11/13 13:46
個人の「経験」から世界の別の顔へ
岡部淳太郎
散文(批評...
4*
07/11/13 13:15
秋雨
湾鶴
自由詩
1
07/11/13 12:37
山葡萄
夏川ゆう
俳句
1
07/11/13 10:28
麦色
智哉
自由詩
1
07/11/13 9:40
捕らわれた小鳥
明香璃
自由詩
2
07/11/13 9:26
いつか
サル
自由詩
1
07/11/13 9:24
残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で
rabbit...
自由詩
8*
07/11/13 4:46
going nowhere
maynar...
自由詩
0
07/11/13 2:42
日没の影で
結城 森士
未詩・独白
0*
07/11/13 2:12
5178
5179
5180
5181
5182
5183
5184
5185
5186
5187
5188
5189
5190
5191
5192
5193
5194
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
5205
5206
5207
5208
5209
5210
5211
5212
5213
5214
5215
5216
5217
5218
6.9sec.