世界は終わってる。破滅も終末も過ぎた。生きてたくないけど生きてる。少なくとも意識がある。対象のない欲望がある。願いが叶わないのは当たり前。この状況下で絶望を歌うのは安易な選択です。絶望だって嘘なんです ... 彼はカリスマ
カリオストロの城で
鉛筆削りに彷徨ってる
幽霊ボタンに片足を乗せて
ぎーこんばったん
正午の夜

細波がクロスカウンターで逆襲する
演算方式は逆ブリッジの卍固め
地表か ...
例えば幸のやうな雨が使途使徒とFULL夜あなたが
親も京大も新籍も総て捨てて
それはもうまるで新品の冷蔵庫のように
私ヲ受け容れてくれると謂えば
Con夜の濃獨も南都かnOtのでshowか
...
沈んでるいつかの冬の奥底に
春知らぬまま消えた季節よ

向日葵の鮮やかさほどの白さかな
恋を重ねし色も重ねし

大胆に時には装う花もあり
見渡せば冬の枯野原

霜焼けの愛する人の手を ...
例えばなしでなく、
これからずっと半年に1日しか会わないようにしよう

僕の全てが君のものでいいよなんて言ったけど、
全てを手に入れたつもりになって、
もしそうではなかったと知ったときに
...
深い藍を伴った夕霧は
街のそこいら中の路地に馴染むように
私の手のひらの温度をさらった
ルリスズメダイの色だわ
きっとルリスズメダイの鱗の淵なのね

*

街中のイルミネーション
青 ...
きみと過ごして朝、家にかえる

駐車場にはうっすらと雪

子供たちがクリスマスプレゼントをあけていた


きみのこころを

コピーして

オレの胸に貼る


きみと過ごして ...
それが愛だと信じているのです

それが覚悟だと信じているのです

それが生きてゆくことだと信じているのです


あなたのこころをコピーして

ぼくのたいせつなところに貼る


...
ぼくがしってる かぎりあるきみと
ぼくがしらない かぎりないきみ

ねえ それを
うちゅうにたとえたら
りっぱなしじんだというのなら
ぼくはそれをえらばない

ぼくがしってる かぎ ...
夜になると
整列していた言の群は
散り散りに好きな方へ歩きだす

コーンスープの匂いに誘われる君
雨で張り詰めた冬の空気を吸いにいく君
藍染めの工場へ向かう君

寄り添いながらも
...
老人たちの寝息が 午後を 静かに揺らす 時折 
声にならない声が 響いてくる 痩せた腕で
眠らない彼女は 本を 差し出す

名前を呼んで 
私の名前
忘れえないでいるものを

彼女の眼 ...
少年は
言葉の世界に暮らし
少女は
意味の世界に暮らした
地平線には
さみしい遊具があった

あれからどれくらい
年月が過ぎたのだろう

錆びついてしまった
心のように
ち ...
刺激が欲しい。

熱く・激しく・心を揺さ振るような…

欲しい

欲しい

初めて口にするほろ苦いチョコレートのような

初めての自慰のような

熱く激しい交わりのような

...
ヴォルデモート・・・

神に憎まれ 神に呪われ
鼻が削げ
淀んだまなこで 何 望む

奴の叫び声
読経 焼香 魔の式典

ここいら辺りじゃ 娑婆世界
ヴォルデモートは袈裟着て歩く
...
寒い
寒いぞ


暖冬はいとよろしうない
冬なら寒けくこそあらめ


俺の関節はブリキのギアで出来ているから
油が冷気で固まり落ちて
ギィギィと音を鳴らす

おまえが ...
くみこは空を見なかった。青い空は。
猫の匂いのする赤いカーペットの部屋で
AKAIのオープンリール回しながら
見なかった。僕の肩越しの青い空は。

みかと星空を見た。オリオンだけではなく。
...
これからますます秋は深まり
静謐さを増してゆくというのに
その静けさに耐えうるだけの
こころ と からだ を
まだ手に入れていないというのに
午後に被さる日差しは無音の波紋を響かせ ...
地平線の上で
ブランコに乗っている
少年がある日
そのこちら側に
来てしまった

ブランコは残されたまま
速度をうしなわずに
今も揺れ続けている

地平線のこちら側には
意 ...
鞍馬の寺へ続く道を行く人は
息も乱れず
疲れた様子もなく坂道を登る
ただただ不器用な人だったはずの兄は
見違えるほどで
一つのことをやりとげたとき
開花したあなたという人
あなたのように ...
イメージ…イマジネイション。想像力。こういう感覚を腐敗とリンクさせるのはたいていの場合とても困難なことだ。ある種の想像をここで働かせようとすると必ずその流れを妨げるものがある―腐臭というや ... 16年経って動かなくなった壁の
パチンコ屋の景品の
時計の匂いがする

雪が屋根を揺する日に
凍えた足を挟んでくれた
シワシワの両脚の
安心の匂いがする

肝臓をやられ
病室で孫の ...
黒いいばらの棘が締め付けるたびに
長い睫毛が綺麗な夜空を覆い
しずくがきらめいた

その場所は苦痛を伴うのでしょうか
誰もが眠りにつき
訪れるもののいないいばらの国

陶器のような白い ...
ひらり、と
スカートがひるがえる
木枯らしだろうが
春一番だろうが
関係なく
吹く風にあわせ
ひらひらと、揺れる

その頼りなさが苦手だった
ひらひらと、揺れる
その頼りなさでは
...
泣くのを我慢して笑うことにも疲れ果て

ひと知れず声を上げて泣くことにも疲れ果て

取り繕って生きることさえも
もう何もかんもに疲れ果て

それでも それでも

誰かに自分の弱さを見 ...
いつまでも迷っているのは

今にも耳もとで

判断を下す声を

待っているからだろうか



いつまでたっても

聞こえない声

求めても決して

訪れない ...
ごめんな
ヤスコ タエ ミツオ
ごめんな
ヤスコ 泣くなって
俺は不死身だ
正十二面の肉軆

横たわる
ゆるやかな黄土色の地形
その中心にいるのは誰?
ぼくら背後から目視した
逆さ吊りの蝸牛を埋葬する
その遠称風景
それは何であったか

ぼくは昨日の夢の ...
どこかに風がふいている

耳を澄まして
あなたは言った。
ほら、あの渓谷の流れに
風がほほえんでいる。

私たちの幸せは
どこかに眠っている

登り道ばかりつづくとき
あなたは言 ...
青い夜の蓋のうらには
蛸の鈍器のまなざし、がある
〈蛸の産卵は時に呪詛的な形態をもって行われる〉

乱立するぶどう房
三百人の子供が飛び出す
頚動脈を流れるコンデンスミルクのかおり
やが ...
クリスマスローズは薔薇じゃない

電飾まみれの、トウカエデが、
アオ、とミドリに照らされた、
噴水の、プールにも、映る。
ラッパを吹く天使たち、と、幼く
小さなトナカイたち、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
カモノハシのパンセ4佐々宝砂散文(批評...107/12/23 1:56
彼はカリスマ狩心自由詩3*07/12/23 1:46
壊れる夜智哉自由詩107/12/23 1:40
霜焼け小川 葉短歌107/12/23 1:38
ある別れ話の風景猫のひたい撫...自由詩007/12/23 1:21
カリカチュア・『X'mas』しろう自由詩3*07/12/23 1:02
ごめんよ、愛吉岡ペペロ自由詩407/12/23 0:45
愛するひとよ自由詩107/12/23 0:43
とぶゆうと自由詩3*07/12/23 0:30
う  そ自由詩007/12/23 0:22
名前kaori*自由詩9*07/12/23 0:21
地平線小川 葉自由詩207/12/22 23:46
~狩り〜梓ゆい自由詩107/12/22 23:41
ヴォルデモートの削げた鼻アハウ自由詩207/12/22 23:22
素敵にしてやるしろう自由詩107/12/22 23:16
僕は好きだったたりぽん(大...自由詩5*07/12/22 23:07
寂寞明楽自由詩007/12/22 23:03
少年小川 葉自由詩307/12/22 22:43
九谷夏紀自由詩107/12/22 22:01
沈黙の内側、ダイヤグラムは途切れたものばかりで体裁を整えてい ...ホロウ・シカ...散文(批評...007/12/22 21:46
物差し佐々木妖精自由詩9*07/12/22 21:23
暗闇れもん自由詩207/12/22 21:01
スカート亜樹自由詩507/12/22 20:41
呼吸困難涙(ルイ)自由詩2*07/12/22 19:16
存在しない声ty自由詩007/12/22 19:15
ウチにサンタが来ない訳吉岡孝次自由詩307/12/22 19:13
etude2清岡拓也自由詩207/12/22 18:35
どこかに・・・・草野大悟自由詩507/12/22 18:30
etude1清岡拓也自由詩207/12/22 17:31
Christmasサンド北大路京介自由詩12*07/12/22 16:24

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