えいえん
ということばを
舌さきでころがす。
それはきっと
赤道直下に
ふる雪の
たよりない感触に
にている。

 首をのばして
 のぞくキリンが
 ながいまつげを
 ふるわせ ...
米人記者は
跪き、
爪先の攻撃の内に
大地の上に横たわった。
軍兵の銃口は
彼の目をつむった背を狙い、
弾丸は無音の内に
彼の右背から左腹へ抜けた。
石を落とされたでもしたような
反 ...
潮が満ちるたび
海水が流れ込んできて
陽の光が無数の欠片になって
裏庭一面に散りばめられる
砂場もスコップも
パンジーの花壇も
つかのま呑み込まれて
潮が引くと
また姿をあらわす
...
君と僕とが向かい合って手を繋いで
綺麗な楕円を作る時に
手の中には2人だけの空間ができる
実体同士では合体できない僕らの
空気を媒介にした融合
でも1日3回の食事の度に
手を取り合っては見 ...
使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが自然とでる


人生は収集の場ではない


使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが ...
ポエトリーリーディングを、する。


前に。
私たちは生活する。

{引用=
2008/01/16 学科控室にて
ここ、料理人とか欲しいわー

ああ欲しいねー Mとかにやらせたら ...
東京の空に
こんくりぃとのビルが張り付いているのが見えて
はいいろに見えた

ネズミがかじった こんくりぃと

そこには何にもないのに
怯えた顔して 歩いてるひとがいて
マックの100 ...
さよならの調べが響く
雨音と重なるメロディー
過ぎ行く背中を追いかける

雨を含んだ靴は重たく
今までの罪の重さを似て
僕は自然と足を止めていた

季節外れの雨は冷たく
呟く言葉はか ...
ポエトリーリーディングを、する。


自殺者のはなし。

自殺者は絶望している(仮定)。
自殺者は絶望することができる。
自殺者は絶望したから自殺した(仮定)。
=自殺の原因は絶望した ...
きみのバスが遠ざかり
ぼくはちぎれて
半分になる


照れくさいぼくを
きみが思い出すとき
薄闇はきっと匂うから

けなげに告げよう
離れた場所で
あすの名を


...
二回目のテスト結果を信じます 


天然度百パーセントを吹聴す 


吉の日に占いサイトで過ごしてる 


Bっぽくないわたくしの父は誰 


双子らと占星術の因果律 

...
去年から残してあるの ハートの小瓶に春の雫
リボン掛けて あげる

嬉しいでしょ 真白な冬に桃色ひとつ

作りかけのロマンの迷路

覚えてるの 傾いた横顔

甘くて柔らかい愛しい人
...
ポエトリーリーディングをする。

ポエトリー/リーディング
{引用=
poetry━━ n. ((集合的)) 詩, 韻文; 作詩; 詩情; 詩的なもの.
read━━ vt. (〜 ) 読む ...
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど

そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ
映りこむわ何処でも

車体
あなたの目
私達二人

世の中を知ってから
笑ってもいないけど
一瞬でも私を見かける時は
口元を吊り上げる

世の中に出てから
?鏡にしかあなたは ...
西から染まったお日様が
遺跡に沈む
冬の匂いをさせて
泥棒は何も盗まずに訪れる
花を添えて
ママが遺跡になったら
何も盗むものがなくなった
掌を合わせて呟く
これでいいのだ
その言 ...
  頬は桃色
  夢を見させて
  涙が出なくて泣きたい気持ち
  あなたに会いたくて



  灯りは肌色
  そばに居させて
  生暖かい命を嗅いだの
  あなたに会い ...
海水魚を淡水の中にいれたら死んでしまって

この水槽の中はからっぽ

何にもいないちっちゃな海で
水草だけがぼんやり揺れて

エアーポンプが送り出す空気が
空しく水中を漂った

も ...
タイヨウが
くるくるっと回って ぱーーん

口をすぼめて
ぴゅーっと吹いたら ぴーーひょろろーー

歌が聞こえて
ふふふーーんの へーんの ぽっかぽかーー

ひらがなで
○ っ ...
座礁しながら ふっくら
帆をはり 夕波に
額をあてて うしなわれる
熱量を 愛しつづけた
おれたちの 船に
肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪


珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨

呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動

なめらかな君の胸に耳寄せる ...
いくら落ち目のわたしだからって
何でこんな仕事しなきゃいけないのかな
数人のテレビクルーを引き連れて
どれだけ歩いてきたんだろう

雲の上を歩かされるなんて思ってもみなかった

富士山の ...
            080116


世界の火事に
あたふたあたふた
おっとり刀のお爺さん
乾パン抱えて逃げてゆく
何処に行っても助からない
原爆水爆
核弾頭は弾けて
散って
...
 
 
感性が疲れたと言ったので
七草がゆもどきの粥を炊きました
青菜は塩湯でさっとゆがいて
味付けは質素にしました
 
しゅ しゅ しゅ と
煙はやがて頬の柔らかさになり
静かに吸 ...
さよなら

さよなら

どっと
たくさんのきらきら星がやってきた

掬っておもいきり抱きしめたけれど
ながれていった よ

目を閉じて
わたしぜんぶで
あたためた よ

た ...
さようなら、の向こうで
夢、夢の花が揺れる
その花びらの裏側で
思い出が溜め息をつく

生きて行くことは
分かれ道の連なり
傍らをゆく風さえ
その地図を知らない

今日にうたえば
...
私の手は何の為に付いているの?

箸を掴んだり
鉛筆を持って字を書く為?

私の足は何の為に付いているの?

地面を歩いたり
靴を履いて物を蹴る為?

私の首は何の為に付いているの ...
13番 サーティワンならアイス屋ね、とひそかに触れた君のユニフォーム


夕立を追うように駆ける君に呟いたのは 『風邪ひかないでね』、届いて欲しい


はじめては親指震えたEメール ...
肉が張り裂けている沈黙
情熱と諦めと冗談
焦げ臭い髪に放つ汚物
刺絡するのは御自由に

膚の皺にすらりと絵具
筆を使って詰る様にゆるりと

御覧よ、右腕が青い
血脈をなぞり腋へ乳房へ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
スノードロップ亜樹自由詩308/1/17 2:38
報 道beebee自由詩1*08/1/17 2:09
アンテ自由詩108/1/17 0:44
_saty自由詩008/1/17 0:42
一心異体木屋 亞万自由詩008/1/17 0:41
別れ吉岡ペペロ自由詩208/1/17 0:22
ポエトリーリーディング(3)れつら散文(批評...2*08/1/17 0:15
はいいろ こんくりぃとエチカ自由詩4*08/1/17 0:01
調べ海月自由詩208/1/16 23:49
ポエトリーリーディング(2)れつら散文(批評...108/1/16 23:43
ばいばい、がーる千波 一也自由詩6*08/1/16 23:31
占術と心理テスト悠詩川柳5*08/1/16 23:14
ハートの小瓶に春の雫北大路京介自由詩8*08/1/16 23:08
ポエトリーリーディング(1)れつら散文(批評...208/1/16 22:49
Deep clear eyesHonest...自由詩3*08/1/16 22:43
ミラーズ〜世を知った、後〜酸素の枷自由詩008/1/16 22:34
遺跡泥棒、冬小川 葉自由詩1*08/1/16 22:32
石鹸草野春心自由詩108/1/16 22:20
サカナ柚木自由詩108/1/16 22:02
キタキタキタ リーフレイン自由詩508/1/16 20:53
そろもん(礼の歌)みつべえ自由詩408/1/16 20:44
夕焼けエクスプレスさくらほ短歌7*08/1/16 20:30
雲の上のひと恋月 ぴの自由詩18*08/1/16 19:55
遺跡泥棒、冬あおば自由詩2*08/1/16 19:44
ひとやすみゆるこ自由詩208/1/16 19:27
キラキラ  ましろ自由詩2*08/1/16 19:07
あした、咲く銀猫自由詩15*08/1/16 18:42
手足首頭体心落葉自由詩008/1/16 18:16
こぼれる春日短歌0*08/1/16 18:13
静脈(匂う)伊葉幸緒自由詩108/1/16 17:36

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