紅梅の明るき色が街飾る
紅梅や闇夜を照らす道標
冬晴れや道行く人の忘れ物
知らないきみは嘆いた。
海のあおさと空のあおさははなから別物ときめていた。
そんな中ぼくはゆらめきをみつけた。
きみは蜃気楼のなか、たっていた。
ふたりにはじまる物語はな ...
俺はいったい何を求めて
こんな所まで来てしまったのだろう
何処にだって行けた筈なのに
何故ここに辿り着いた?
どうしてここを選んだ?
考えたって答えは出ない
感じるんだ
...
100円ドロップ
100円ドロップ・アウト
円ドロップ・アウト・サイダー
忘れた頃に 蝿
飛んで火に落ちる夏の虫
何も無い 何すら無いよな
ピンク色した 唇
咽喉から 吐く ...
赤い感情線と
青い感情線の
交わる先で
蛍光灯に揺らめく 影
まるでだれも気付いていない
まるでだれも存在を認めない
寄生することをゆるさない
この 手のひらの
翻されたときに ...
自我の無欲を知れ
何者でもない声を発する
雪と似た咽頭音
一点の曇りも無く
降り積もれ
欲望の先
掲げられた理性の
希薄なる存在感
撃ち砕け
己が身の希薄さを
水銀にも似た ...
襲いかかるおぼろげな未来から映像
油断した夢の上に降り立つ
怯えるだけでは無能で
かと言って無駄あがきするのも
なんだか腑に落ちず
建前では普通だけど
そ ...
一月一七日が近づくと 朝靄の中 仮設住宅の立ち
並ぶ 通学路を抜けて 初めて学校へ行った日を思
い出す 眠る街は 雪を待つ すれ違うこともでき
ず 呼び止められて 思わず受け取ってしまった 優
...
雨が降っている
今は夜中
過ぎ去る日々は音もなく
ないものねだりの心に雨音
一人の夜
決して寂しくもないけれど
それもどうしたものなのか
ただ、日常に麻痺している ...
揺れているんだ
青い葉の木に吊されて
揺れているんだ
僕は味気無い無地のブランコ
揺れているんだ
夕方の風にさらされて
揺れているんだ
僕はオレ ...
拾い出すか
無理やりに
見つけ出すか
偽者を
ああ、こんなものを
見せたら君は悲しむだろうか
だけども、発作。
効果のある薬はありません。
ただただ、撒き散らして
喚いて ...
16790億と、幾つ、あぶくの夜を数えた。
僕の白い凍えた冠は、少し、角を失った。
それでも、変わら、無い。
あのヒトが、朝を迎える迄に、ふわり、
ワルツをひとつ。
あのヒトが、明けを迎 ...
冬の雨は
フロントガラス曇らせて
季節はくりかえし
ふたりになにを言い聞かせていた
/
あれは冬の白いひかりだ
鳥たちの一斉のカーテン ...
妻が増殖しているのを
街で見かけた
その数はおそらく
億単位だった
そしらぬ顔で
妻が帰ってきた
一人だった
いつも通り
二人で夕食を食べた
お母さんが本当は
恋愛結婚だっ ...
言葉の海に
失くしたものを探しても
見つからないよ
あの綺麗な景色が
見えるとこまで
連れて行ってほしい
きっとあふれる から
気まぐれな
私のわがまま
笑って
許 ...
あなたのコトばかり想って
マフラー編んでたら
こ
ん
な
...
ぐちゃくちゃと ぬかるみにあしを入れながら歩いてきた
どろどろになりながら けれど汚れるのは靴ばかり
ふりかえると つづく足跡がある
ふかい森からの軌跡
うつくしくない 引きずるよ ...
空の上で
少女たちが
花をちぎっています
あなたが窓辺で
ぼんやりと
見つめている雪が
それです
春になれば
空の上で
花は咲きません
すき、きらい、すき、が、
言えなく ...
平和ボケしている僕らが、どうやって危機感を持てばいいのでしょうか。。
やっぱり今日も晴れです。どこまでも
続くかのように見えるのは錯覚でしょうか。ええ、
どこまでも続く空間なんて、無いのは知って ...
pu- pupu- koguma no pu-
二挺拳銃 koguma no pu-
バンバン飛び跳ねてるのは僕
いっしょにだんす koguma no だんす
puriっko puriっko ...
ポットの注ぎ口から
授乳温度の液体ネコを流出させて
膝の上に置く
ネコは不定形
とろーり とろーり
湯気を立てて
うたた寝をしている
ネコの脳波はカップの上で波紋を立てて
き ...
一人の犠牲で
百万人が救われて
百万人の犠牲で
一人の天才が生まれた
口だけでは正確に
的を射る事が出来なかったので
足を使って的をずらした
火が水の中に落ちた
目蓋を閉じれば ...
造り出したモノに
不都合が生じて
それを埋めるために
また造り出す
アイロニー
とおくがこっそりと
ぼくにメールを送信してきた
とおくに行きます
雨の日は洗濯物を干さないで下さい
とおくの方では
誰かが
階だんを作っていた
インスタントラーメンが出来上がるくらい ...
虫の息で、僕は一杯の水をねだる
動物たちは再び化石になって燃料にされる
土に埋まった僕らの祖先の骨から、 マヨネーズの成分が検出される
僕らの笑顔は、教室の後ろに貼られたできそこ ...
貴方だけ
心を許すのは
貴方だけ
私を愛する人は
私だけ
攻めるのは
私だけ
守るのは
激しく
強く
速く
優しく
お日様はいつも明るく
接してくれる。
あたた ...
革靴をひやす
ふとい雨よ
正月をすぎてふる雨よ
冬よ、
抱きしめなくても、
おまえは、
革靴をひやす
ふとい雨よ
正月をすぎてふる雨よ
ペンキの剥げた
「幸福の青いベンチ」に腰かけ
いつまでも手の届かぬ恋の花や
身を粉にしても報われぬ仕事の
やるせなさを思う
誰の手もふれられない
こころのうつむきに
寄 ...
旅先の京都の歩道で
自転車がひとり倒れていた
いつかの自分のように見え
屈んだぼくは自転車を立てる
振り返ったひとすじの歩道の
雲間から出た日を浴びた先に
遠のいて首を ...
初詣
人の賑わいをよそに
その狐は
じっとこちらを見た
不思議な色が
キラリと輝き
わたしは狐と
対峙した
狐は聞く
お前はいま
どこにいるのか
なにをしようとしているのか
何処へ向かっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
紅梅
夏川ゆう
俳句
2
08/1/12 7:48
きみとぼくのおわりつづける物語。
哀詩
自由詩
1
08/1/12 6:08
nobody knows where
maynar...
自由詩
0
08/1/12 4:04
無題06
ねろ
自由詩
2
08/1/12 2:56
無題05
〃
自由詩
1
08/1/12 2:47
無題04
〃
自由詩
0
08/1/12 2:45
苦痛発快楽遊園地行き
山崎 風雅
自由詩
0
08/1/12 2:40
一月一七日が近づくと
kaori*
自由詩
4*
08/1/12 2:37
哀愁の雨傘
山崎 風雅
自由詩
1*
08/1/12 1:39
ブランコ
蟹太郎
自由詩
0
08/1/12 0:58
そこにこびりついてしまった部分がもったいない
那人
自由詩
1*
08/1/12 0:32
爪先立ち
ICE
自由詩
1
08/1/12 0:29
さよならの形
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/1/12 0:05
確率
小川 葉
自由詩
4*
08/1/12 0:02
居場所
ユメミ リル
自由詩
2*
08/1/11 23:37
あったかマフラー
むむ
自由詩
0
08/1/11 23:26
つづく
湖月
自由詩
3*
08/1/11 22:43
かたおもい
小川 葉
自由詩
5
08/1/11 22:11
そのもの
狩心
自由詩
1*
08/1/11 21:57
cool down pu-san koguma no pu-
〃
自由詩
2*
08/1/11 21:54
液体ネコ
アハウ
自由詩
22*
08/1/11 21:43
機会者
狩心
自由詩
3*
08/1/11 21:30
16
次元☆★
自由詩
0
08/1/11 20:07
雨の日は洗濯物を干しません
tonpek...
自由詩
8*
08/1/11 19:45
惑星静かな心臓
カンチェルス...
自由詩
3
08/1/11 19:43
運命のヒトが...
ペポパンプ
自由詩
5*
08/1/11 19:42
ふとい雨よ
吉岡ペペロ
自由詩
1
08/1/11 19:34
Tao
服部 剛
自由詩
2
08/1/11 19:34
旅先の友 〜京都にて〜
〃
自由詩
0*
08/1/11 19:11
お狐さま
風音
携帯写真+...
2*
08/1/11 18:55
5145
5146
5147
5148
5149
5150
5151
5152
5153
5154
5155
5156
5157
5158
5159
5160
5161
5162
5163
5164
5165
5166
5167
5168
5169
5170
5171
5172
5173
5174
5175
5176
5177
5178
5179
5180
5181
5182
5183
5184
5185
5.87sec.