羊たちが目覚めて草原をさまよう、朝の陽は山々にさして、青みがかったきみの虹彩に映るのは昨日落としたまま忘れてしまったきみの幼年時代だ、きみは蜂のように騒ぎながら羊たちと踊る、朝の食事の合図が聞こえてく ... 仰向けに寝台に横に
疲れた魂はこの身体から
しばらく戻らぬ旅に出る
わたくし、自然と目蓋を閉じます
赤や白の球が目蓋の裏側で
そっと弾けると
静かに涙が零れるのです

意識を寝台に委ね ...
真理はひとつしか

ないのかも知れないけれど

考えているだけじゃ

知らないのとおんなじだろう?

呼吸のメカニズムを説明できなくても

ほら、こんなに息をしているんだ!

...
なにかゆって

なにかゆって

なんでもいいから

なにかゆって


あなたの言葉はわたしのお水

あなたの視線はわたしの光

なんかゆって

なにも考えないで

な ...
たっぷり雨が降ると
地球が泡立ちやすくなる
足がスポンジを踏むたびに
虹色の玉が踊り出る

包み込む優しい隙間に
母なる手の香りがある
清潔な臭いに落ち着いて
久々に限界まで息を吸う
...
さん、と僕の身体を抱きとめた草が音を立てた


風に撓る青い草原の
むせ返るような草いきれを感じて
濃密でしめやかな匂いにくらりと倒れたい

羊雲が速いペースで視界の上を飛び越える

...
母が死ぬなら父を殺そう

額の傷は母の亡骸

愛してるって

大切だって

僕なりに?

あなたと会ってる時簡以外も私は息して生きてます

愛してるって、

僕なりに大切に ...
{画像=110528133359.jpg}

イデオロギーも歌もみんな遅れてやって来た。
生きて来た時間と意識の時間のずれを想う。

遅れてきた少年かな ?

良くものが見えず、回りを確 ...
おい、蛍の光
俺はお前が大っ嫌いだ
閉店間際のシャノアールで流れるお前はあまりにも脅迫的だ
穏やかなメロディの裏でお前は俺たち客に「とっとと帰れ」と急かしてるんだ
やさしい顔してやることが怖い ...
容赦の無い、快楽か小説

容赦の無い快楽が、小説

容赦の無い快楽と小説



忘れたことは、もう忘れているから、何を忘れたのかを思い出すことはできない


額をぶつけて、消 ...
ばかだな
いまなら
ばらだって
いきていたろうに


さびしい
よるには
なしくずしに
らんどすけーぷをちぎる


オリオンの三つ星

ルビーの睫
ヴァリエーション4、 ...
む かしむ かし の し かけ 
うご き だし 崩壊 の とき  
はや まっ てい る 関節 を
分解 して 組み立てな お し
今 日はやっと さんぽ 歩いた
学校で学んだことが2つだけあるよ
この世が弱肉強食ってことと
人間ってのが意地悪な生き物だってこと
最高に吐き気のする12年間

学校で学んだことが2つもあるよ
この世が弱肉強食ってこと
...
 もし、私が幸せで
 願いが全て叶っていて
 満足しているなら
 詩など書いていないでしょう

 詩作は生きると云う事であり
 詩を書くことは生きてる証です
 
 不満があり
 絶望 ...
多摩川に架かる鉄橋を渡りきる頃
メールの着信を知らせる携帯の光が走る
両親も恋人と認める彼からのメール
簡潔な朝の挨拶に優しさ溢れる短いことば

先輩は幸せ過ぎるから

傍から見ると憂鬱 ...
ここまでが皮膚ここからは粘膜と褥にて解剖学の夜

ゆらゆらと灯籠廻るわたくしと死者とを分かつべく廻りたり

世界中で僕が一人になるまでは椅子取ゲームの音楽はやまない

眠りたるをんなを残 ...
 四、五日前から眠れぬ夜が続くので、
なんだかすべてがぼやけて見えます。
 あなたからの手紙で十分励ましてもらったのに、
この淋しさと虚しさはいっこうに立ち去ろうとしないのです。
それどころか ...
あなたの写真を連れて
中学校の
あの校庭に
行ってみよう

夕陽の
大きな日がいい

風がふいて
あなたの髪がなびく
そんな日がいい

夕陽のなかに
出会ったときの
あなた ...
柔らかな世界を
忘れたくなったので
アスファルトと
同化する夢を見ました
 
 
たくさんの人に踏みつけられて
なんだか悲しくなったので
あの青い空に
飛んでいってみました
 
...
台所の蛇口は少しゆるいのか
夜中にぽたぽたと音がする

間取り1K、家賃6万5千円のアパートの
玄関をキミがあける

コンビニで買った焼き鳥と
缶ビールを手に持って
外階段をトントンと ...
今日は友達と遊びに行くんだ〜。

ふぅん。

週末は職場の人と旅行なんだ〜。

ふぅん。

今日はパチンコしてるんだ〜。

ふぅん。


えぇねん。えぇねんで。
したいこと ...
ホームレスが灰皿に
深々と頭を下げている
制服の女性が後ろで睨みつけている
歩道に頬杖を付き
Yシャツに血が滲む
彼女の脚の下
フォーカスをぼかし
そこいら中に降ってくる
皮のアイスピ ...
           080110



チュウチュウねずみが
チュウチュウ
中央線でチュウチュウ
竹輪を食べ過ぎて
チュウチュウ
猫いらずでチュウチュウ
毒を食べ過ぎチュウチ ...
手を叩いて
肩を叩いて
足をもんで
背をさする

マッサージで
スキンシップを
図る
良い気持ち

雪の日心は寒い
1人ぼっちで
ボイスパーカスで
ラップを歌う
私には仕事がある

関根友彦の「広義の経済学」を宣伝すること

あん餅を食らいつつ(あっつちーぃ! チンしたら味落ちてる!)それを行う

真の経済学よ、生成せよ!(あー、やけどした…)
...
曇ってても干し物

ネコがガラス越しにそれをみつめて「ウーン」と言った

わたしは水筒をつかんで「冷てえ」と言った

昨日、珈琲を入れておいたやつ
公園に座っていると虚しくなることがある。



一人でポツリとベンチに座っている。
前日の雨のための、少しばかりの湿りを気にせずにボーッと座っている。
目の前の行き来する白球。
...
まだ日のあたらない街灯が夜道を照らしている。
ネオンの光を辿って私の電話が鳴った。
シーラカンスからです。
「僕の骨を探してください」
そう言ってシーラカンスは言葉をおいた。
「見つけて僕の ...
キャハッッ こんにちはっ
この妄想ブタ野郎が!!(落雷のように激しく強く)
「幻想即興曲」っていう詩、あなたの為に書きましたって、
コラ―ッ (ドスを効かせて殺す ...
初詣デート前日

明日 お参りした後
おみくじ ひくことになるだろう

『大吉』か『大凶』じゃないと 中途半端だから
さきに神社に行って『大吉』か『大凶』出るまでひいておこう

『大吉 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
羊の朝佐々宝砂自由詩1808/1/13 1:59
魂の行方AKiHiC...自由詩308/1/13 1:58
ひとびとのからくり吉岡ペペロ自由詩108/1/13 1:55
なんかゆって猫のひたい撫...自由詩3*08/1/13 0:54
洗脈木屋 亞万自由詩008/1/13 0:28
缶けりmusi自由詩208/1/13 0:15
血と額猫のひたい撫...自由詩108/1/13 0:04
遅れてきた少年beebee自由詩2*08/1/12 23:54
蛍の光(PARENTAL ADVISORY)新守山ダダマ自由詩708/1/12 23:46
頭を打った日猫のひたい撫...散文(批評...308/1/12 23:33
あふさかのせき自由詩4*08/1/12 22:37
そろもん(膝の歌)みつべえ自由詩108/1/12 22:06
for 12 yearsピート自由詩008/1/12 21:30
私的詩作的理由山崎 風雅自由詩108/1/12 21:13
確められないひと恋月 ぴの自由詩31+*08/1/12 21:09
なくしたものを雑詠山田せばすち...短歌308/1/12 20:30
親愛なるあなたへ涙(ルイ)自由詩108/1/12 17:30
願い草野大悟自由詩508/1/12 17:16
とちゅう/みちゆるこ自由詩208/1/12 17:13
焼き鳥1本うめバア自由詩108/1/12 16:30
ふぅん。平 哉人自由詩308/1/12 15:40
くすぶる佐々木妖精自由詩10*08/1/12 14:22
鳩時計中毒あおば自由詩3*08/1/12 14:09
眠れぬ夜にペポパンプ自由詩5*08/1/12 12:23
お仕事A-29自由詩008/1/12 12:07
くもり自由詩1*08/1/12 11:50
なにもないぜ、ぼくたち青木龍一郎散文(批評...0*08/1/12 10:36
イマジネイションの腐海エチカ自由詩6*08/1/12 10:28
お前への手紙ヨルノテガム散文(批評...108/1/12 8:11
おみくじ北大路京介自由詩16*08/1/12 7:55

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加筆訂正:
春に降る雨/ku-mi[08/1/12 23:59]
散文スタイルを変更しました
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