誰よりも早く死にたくて
一日に1095回メシを食い
一日に730回歯磨きをしていた
365倍速の人生を望んで
もう100歳を越えたというのに
それなのに
時間が解決してくれ ...
命のともしびに
季節のかわりめの風が吹く
死と戦っていた人々も
それを受けいれてゆくようだ
死との和解
ぼくらはその
和解劇の傍観者だ
命のと ...
夢の終わりから、ずっと
人は生きてるのかもしれなかった
最後に夢を見たのは
母さんのおなかの中で
とつぜん目を覚ましてから
人は生きてるのかもしれなかった
夢の終わりから、ずっ ...
愛しすぎるきみの、
傷痕に触れたい
温度のない、からからに乾いたかさぶたに
ぼくが涙を落としたところで、
なにひとつ変わることもないけれど。
ただ。
花に水をやり、
朝にカーテン ...
さつまいもを輪ぎりにして
そのなかのひとつ
手にとって投げた
宙に浮かんで
天にのぼって
ああ
なんて色したお月さま
ああ
さつまいろのお月さま
遠い日の記憶が
いちばん近くでゆらめいています
私たちは いつかきっと そこへ帰って行くのでしょう
もう すでに 始まっていますよ
{注傷ついたココロ=トラウマ}は ...
わたしが誰かに優しくしてあげると
そのひとがまた誰かに優しくしてあげて
またその誰かがまたちがう誰かに優しくしてあげて
まわりまわってしらない間に
わたしが全然しらない誰か ...
懐かしい人から
『元気?』と訪ねるだけのメールが送られてきた
どうもこういう内容のメールは苦手だ
ぼんやりと携帯のディスプレイに手を入れてそのメールをつまみ
炭酸が抜けて甘ったるくなっ ...
「そのまえにいっておくことが
ある」「きみはとてつもなくひ
らけたさぶい世界に」「いる」
漂い続けても
目眩はやまない
眼下数千キロの
透明な湖の上
膨らましてる気球
腐ってんぜっ ...
冤罪で
しょっぴかれたく ありません
男子専用車両をつくれ
素数ばかりの現実を逃れて
羊水に包まれたような充足と安心を
浅い眠りに{ルビ貪=むさぼ}る、朝
休日の
{ルビ繭=まゆ}の内に垂れる
一本の危うい糸に吊るされた体躯を
淡白い光りの方角 ...
人が空を飛んでいる
かもめがそれを見ている
見ているのは
いつも人だったのに
いつのまにか
見られる方になっている
生きるものすべてが
言葉なくそれを見ている
僕が今きれいと心で ...
最後の最後
天命をまっとうするまで
自分の人生
勝ちだったのか
負けだったのか
なんて
分からないから
生きてみよう。
風下から失恋の唄が聞こえる
つらい顔をして 悲しみを吐露して
苦しみを伝えてくれる
風上から失恋の唄が聞こえる
笑って 涙をひた隠して
変わらぬ生活を届けてくれる
...
蛍光色のゲルニカ
甘い砂糖の枯葉剤に
赤い核爆弾をトッピング
人の子らの骨を散らして
紅のソースをたらしたら
きっと美味しいケーキが出来る
枯れゆく木々をとりのぞき
茶色いスポンジは ...
たたと ゆゆく
ののねの なくめめ
どのほが さくるの
つるいよわ ひのやや
ほしりい ふす けた わ
ね ぎちぎち
け せら みっ
あわ わあい
あしたのことを
考えていました
今が今でしかないことや
過去が過去でしかないことは
そっと忍び来るあしたにくらべれば
ずっと簡単なこと
あしたはいつも単調 そんな貌で
あなたのこ ...
「15分以上もここで立っているんですか?」
よその見知らぬおばさんが問う。
確かに寒空の下15分以上待ち続けるのは可笑しいかもしれません
「15分以上待ち続けるの?」
返す答え ...
夕焼けの色 頬に下さい
過熱する愛を雪で形造るその身焦がして融けてゆく君
絡み合う糸は指で解けなくて もがけばさらに絡まってゆく
巻き髪を指で遊びくちづける君のおもちゃにな ...
もがりぶえが急きたてるのか
子犬のように足元へまとわりつく
プロムナードの枯れ葉たちょ
勘弁しておくれ
びっくりするぢゃないか
杖をたよりのおいぼれは ...
詩をうたおうとして気づいた癖
「私」という言葉を使う癖
私は 私が 私の 私に
私の(ほら、また私)詩は「私」にまみれている
それはつまり 私は私のことしか好きじゃあない ということ
綺 ...
また後で携帯にメールでも入れるから
あなたの去った
バスルーム
鏡に映るのは恋に疲れたひとりのおんな
乱れきった髪が物語る
しがみつこうとしてしがみきれなかったものへの思い
シャワ ...
080222
妙な因縁でございます
25歳にもなったのですから
行儀見習いでもないでしょう
お役目ご免ですと
小塚原に立ち寄って
晒されて ...
いつもぼくの頭の中では
警報が鳴りっぱなし
いつもぼくの前には
抜き身の刀をもった辻斬りが立ちふさがっている。
日常の些細な事ごとに神経をすり減らし
表の顔では平然をよそおう。
家に引 ...
舞いながら手を振るように燃える紙
「もういい」と決めた午後三時
欠落した感情を綴ることに筆を置いた
要らないものは捨てていく
空から降ってきたそれは灰ではなく
以前日記に残した私の ...
十代も終焉に近づき
周囲は透明感を持つ
錆びた滑り台で
僕は雲と交信している
前線は今どの辺りだい?
犬と会話していた
緑の紐持つベージュのコート
公園が散歩ルートの
君に一目惚れ ...
一。
陽気なおちんちんはあまり射精しない。それは陽気な笑顔があまり本気で笑わないのと似ている、だから陽気なおちんちんはよく勃起をする、その勃起は陽気な笑顔がつく ...
印象派は光を描いた
だが、その光は眩しすぎた
眩しすぎる光は描けなかった
だから彼らは影を描いた
必要がゆえに影を描いた
彼らは互いに支えあった
影のおかげで光は輝きを取り ...
私という人型の中に何が詰まっているのかわからない
何もかもを吐き出してすっきりしてしまいたい衝動と
がらんどうの空虚がもたらす耐え難い寂しさを
背反して同時に持つ
もしかした ...
儚い命
霞み草
夜明け
笛の音
異次元
静寂感
散る花
木の音
虫の声
夕立の
相合傘
雫の音
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
生存中毒
佐々木妖精
自由詩
7*
08/2/23 1:28
傍観者
吉岡ペペロ
自由詩
3
08/2/23 1:27
夢の終わりから、ずっと
小川 葉
自由詩
3
08/2/23 0:47
みずやり
ユメアト
自由詩
0
08/2/23 0:43
さつまいものお月さま
Souko
自由詩
1
08/2/23 0:22
カタルシス
西日 茜
自由詩
8*
08/2/23 0:21
優しさの輪
ここ
自由詩
6*
08/2/23 0:17
浅い関係
ユウタ
自由詩
2*
08/2/23 0:08
世界(ver.stone)
竜門勇気
自由詩
2*
08/2/22 23:56
あだると 14
北大路京介
短歌
5+*
08/2/22 23:28
君と空へ
佐野権太
自由詩
19*
08/2/22 23:26
人の正しさ
小川 葉
自由詩
1
08/2/22 23:16
明日があるなら
Honest...
自由詩
2*
08/2/22 23:00
歌いたいときは歌えばいいからとりあえず声を出せばいいじゃない
短角牛
自由詩
2
08/2/22 22:48
甘い毒
具壱言
自由詩
1
08/2/22 22:46
みゅう めい
砂木
自由詩
5*
08/2/22 22:35
考えていました
soft_m...
自由詩
16*
08/2/22 22:34
バスを待ちながら
相羽 柚希
自由詩
4+*
08/2/22 22:29
夕焼けの色 頬にください
さくらほ
短歌
11*
08/2/22 21:31
黒い吐気
信天翁
自由詩
1
08/2/22 21:28
わたくしごと
高島津諦
自由詩
2*
08/2/22 21:01
揺れるひと
恋月 ぴの
自由詩
24*
08/2/22 21:01
回向院
あおば
自由詩
2*
08/2/22 20:37
自己紹介
寅午
自由詩
2
08/2/22 20:33
「waste」
菊尾
自由詩
1*
08/2/22 19:47
終わる、世界が、始まる
木屋 亞万
自由詩
1*
08/2/22 19:35
「 モドキストP.の独白その一。陽気なおちんちんと射精モドキ ...
PULL.
散文(批評...
2*
08/2/22 19:00
光のために
坂本隼人
自由詩
3
08/2/22 19:00
空密
高島津諦
自由詩
2*
08/2/22 18:37
あの日
ペポパンプ
自由詩
9*
08/2/22 17:37
5079
5080
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
加筆訂正:
ビー・ゼア
/
餅月兎
[08/2/23 1:02]
一部修正しました。
6.34sec.