雨上がりの
仄白い、広い、ひとつの湿度が
冬の夜の終わりに、ふ、と
灯る
夜明けだ
空はひとつの肺となり
冷たく湿った冬の朝を呼吸する
細やかな鳥の霧を含んで
...
大人への成人たちの第一歩
冬なのに真っ白なもの見当たらず
冬日和季節変わりが早くなる
バカだなぁ…皆
この世界は地獄なんだよ?
なのに此処に居たいの?
バカだなぁ…
死にたくないって…?
もう死んでるのに?
バカだなぁ…
この世界で死んだら
本当は生き返るんだか ...
1
暗い雲が空を覆い
激しい雨が続いて
このままでは
街は水の中に沈むと
感じる時
私はあなたを探している
まだ逢わないあなたを
探している
あなたに逢えば
きっと私 ...
えいえん
ということばを
舌さきでころがす。
それはきっと
赤道直下に
ふる雪の
たよりない感触に
にている。
首をのばして
のぞくキリンが
ながいまつげを
ふるわせ ...
米人記者は
跪き、
爪先の攻撃の内に
大地の上に横たわった。
軍兵の銃口は
彼の目をつむった背を狙い、
弾丸は無音の内に
彼の右背から左腹へ抜けた。
石を落とされたでもしたような
反 ...
潮が満ちるたび
海水が流れ込んできて
陽の光が無数の欠片になって
裏庭一面に散りばめられる
砂場もスコップも
パンジーの花壇も
つかのま呑み込まれて
潮が引くと
また姿をあらわす
...
た
君と僕とが向かい合って手を繋いで
綺麗な楕円を作る時に
手の中には2人だけの空間ができる
実体同士では合体できない僕らの
空気を媒介にした融合
でも1日3回の食事の度に
手を取り合っては見 ...
使いきったボールペンを
ごみ箱に捨てる、別れ、
ありがとうが自然とでる
人生は収集の場ではない
使いきったボールペンを
ごみ箱に捨てる、別れ、
ありがとうが ...
ポエトリーリーディングを、する。
前に。
私たちは生活する。
{引用=
2008/01/16 学科控室にて
ここ、料理人とか欲しいわー
笑
ああ欲しいねー Mとかにやらせたら ...
東京の空に
こんくりぃとのビルが張り付いているのが見えて
はいいろに見えた
ネズミがかじった こんくりぃと
そこには何にもないのに
怯えた顔して 歩いてるひとがいて
マックの100 ...
さよならの調べが響く
雨音と重なるメロディー
過ぎ行く背中を追いかける
雨を含んだ靴は重たく
今までの罪の重さを似て
僕は自然と足を止めていた
季節外れの雨は冷たく
呟く言葉はか ...
ポエトリーリーディングを、する。
自殺者のはなし。
自殺者は絶望している(仮定)。
自殺者は絶望することができる。
自殺者は絶望したから自殺した(仮定)。
=自殺の原因は絶望した ...
きみのバスが遠ざかり
ぼくはちぎれて
半分になる
照れくさいぼくを
きみが思い出すとき
薄闇はきっと匂うから
けなげに告げよう
離れた場所で
あすの名を
...
二回目のテスト結果を信じます
天然度百パーセントを吹聴す
吉の日に占いサイトで過ごしてる
Bっぽくないわたくしの父は誰
双子らと占星術の因果律
...
去年から残してあるの ハートの小瓶に春の雫
リボン掛けて あげる
嬉しいでしょ 真白な冬に桃色ひとつ
作りかけのロマンの迷路
覚えてるの 傾いた横顔
甘くて柔らかい愛しい人
...
ポエトリーリーディングをする。
ポエトリー/リーディング
{引用=
poetry━━ n. ((集合的)) 詩, 韻文; 作詩; 詩情; 詩的なもの.
read━━ vt. (〜 ) 読む ...
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど
そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ
映りこむわ何処でも
窓
車体
あなたの目
私達二人
世の中を知ってから
笑ってもいないけど
一瞬でも私を見かける時は
口元を吊り上げる
世の中に出てから
?鏡にしかあなたは ...
西から染まったお日様が
遺跡に沈む
冬の匂いをさせて
泥棒は何も盗まずに訪れる
花を添えて
ママが遺跡になったら
何も盗むものがなくなった
掌を合わせて呟く
これでいいのだ
その言 ...
頬は桃色
夢を見させて
涙が出なくて泣きたい気持ち
あなたに会いたくて
灯りは肌色
そばに居させて
生暖かい命を嗅いだの
あなたに会い ...
海水魚を淡水の中にいれたら死んでしまって
この水槽の中はからっぽ
何にもいないちっちゃな海で
水草だけがぼんやり揺れて
エアーポンプが送り出す空気が
空しく水中を漂った
も ...
タイヨウが
くるくるっと回って ぱーーん
口をすぼめて
ぴゅーっと吹いたら ぴーーひょろろーー
歌が聞こえて
ふふふーーんの へーんの ぽっかぽかーー
ひらがなで
○ っ ...
座礁しながら ふっくら
帆をはり 夕波に
額をあてて うしなわれる
熱量を 愛しつづけた
おれたちの 船に
肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪
珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨
呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動
なめらかな君の胸に耳寄せる ...
いくら落ち目のわたしだからって
何でこんな仕事しなきゃいけないのかな
数人のテレビクルーを引き連れて
どれだけ歩いてきたんだろう
雲の上を歩かされるなんて思ってもみなかった
富士山の ...
080116
世界の火事に
あたふたあたふた
おっとり刀のお爺さん
乾パン抱えて逃げてゆく
何処に行っても助からない
原爆水爆
核弾頭は弾けて
散って
...
感性が疲れたと言ったので
七草がゆもどきの粥を炊きました
青菜は塩湯でさっとゆがいて
味付けは質素にしました
しゅ しゅ しゅ と
煙はやがて頬の柔らかさになり
静かに吸 ...
さよなら
さよなら
どっと
たくさんのきらきら星がやってきた
掬っておもいきり抱きしめたけれど
ながれていった よ
目を閉じて
わたしぜんぶで
あたためた よ
た ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
呼吸器系の季節
A道化
自由詩
9
08/1/17 8:37
成人
夏川ゆう
俳句
1
08/1/17 7:56
二つの世界
落葉
自由詩
0
08/1/17 6:06
オリハルコン
紀ノ川つかさ
自由詩
1
08/1/17 3:46
スノードロップ
亜樹
自由詩
3
08/1/17 2:38
報 道
beebee
自由詩
1*
08/1/17 2:09
庭
アンテ
自由詩
1
08/1/17 0:44
_
saty
自由詩
0
08/1/17 0:42
一心異体
木屋 亞万
自由詩
0
08/1/17 0:41
別れ
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/1/17 0:22
ポエトリーリーディング(3)
れつら
散文(批評...
2*
08/1/17 0:15
はいいろ こんくりぃと
エチカ
自由詩
4*
08/1/17 0:01
調べ
海月
自由詩
2
08/1/16 23:49
ポエトリーリーディング(2)
れつら
散文(批評...
1
08/1/16 23:43
ばいばい、がーる
千波 一也
自由詩
6*
08/1/16 23:31
占術と心理テスト
悠詩
川柳
5*
08/1/16 23:14
ハートの小瓶に春の雫
北大路京介
自由詩
8*
08/1/16 23:08
ポエトリーリーディング(1)
れつら
散文(批評...
2
08/1/16 22:49
Deep clear eyes
Honest...
自由詩
3*
08/1/16 22:43
ミラーズ〜世を知った、後〜
酸素の枷
自由詩
0
08/1/16 22:34
遺跡泥棒、冬
小川 葉
自由詩
1*
08/1/16 22:32
石鹸
草野春心
自由詩
1
08/1/16 22:20
サカナ
柚木
自由詩
1
08/1/16 22:02
キタキタキタ
リーフレイン
自由詩
5
08/1/16 20:53
そろもん(礼の歌)
みつべえ
自由詩
4
08/1/16 20:44
夕焼けエクスプレス
さくらほ
短歌
7*
08/1/16 20:30
雲の上のひと
恋月 ぴの
自由詩
18*
08/1/16 19:55
遺跡泥棒、冬
あおば
自由詩
2*
08/1/16 19:44
ひとやすみ
ゆるこ
自由詩
2
08/1/16 19:27
キラキラ
ましろ
自由詩
2*
08/1/16 19:07
5081
5082
5083
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
5120
5121
6.04sec.