ダイエットしてる途中の新年会
父親の匂い沁み込むちゃんちゃんこ
寒晴や人の溜息空が食う
両手をふさぐ
理想を詰めた12ゲージ
脇に収める
希望を込めた9ミリ
身に纏うは
夢を編みこんだジャケット
一方で
シャツの下には
一般を編みこんだケブラー
足首に忍ばせるのは
...
「お味噌汁を下さいな」
真っ赤なお味噌汁が出てきます
赤いじゃないか 豆腐はどうした
あ、へぇ
豆腐も味噌も微細な菌の死肉を元に育った大豆という豆を
見事きれいに潰し ...
十九の生首がの、あったと申すよ。
小さな川のほとりにぢゃ。
昔お前がよく焼き芋を買った店の向かいぢゃ。
あのころお前はしじゅう鼻の具合を悪くしての、
あの店の裏手の病院に通った。
雑貨を並べ ...
僕を裏切った人達が居る
確かに僕は路を間違える事もある
そんな時は手を強く引いて
ほしかった
声をかけても無反応
他人よりも遠い存在で
もう僕は独りであると
わかった
脚に絡み ...
お前 今笑っただろ?
俺が涎垂らしたの見て笑っただろ?
馬鹿にするな! 涎を何だと思ってるんだ?
この涎がどういう経緯で出てきたかわかるか?
俺は焼肉が食いたかったんだ!
焼肉食いに行きたい ...
死のうと決めたあの日
僕は函館の深夜
朝を待つ待合室にいた
電車はもうない
待合室には他に何人か雑魚寝していた
この人たちは
そのナップザックに
人に見られたくない
何かをしまっていた ...
窓から覗くのは人の気配の消えた通り
街灯が暖かい
自分の部屋にキャンドルを灯す
それは神聖な時間
それは私だけの時間
誰からも邪魔されず
深深と心の奥の細道に踏み出して行く
...
親知らずを4本抜いた
そうやってつじつま合わせて生きてきた
嘘には嘘を上塗りして
秘密には秘密でごまかしてきたけど
私にも友達ができた
友達は言った
次にあなたに何か悪い事が起 ...
真夜中
帰宅して灯りを点けると
妻の気配が待ってる
まだあたたかいから
一緒に夕食を食べて
少しだけ話す
朝
妻が僕を見送る
隣には
昨夜の妻もいる
その先で
いつかの ...
まだ千切れます
弄ぶには十二分に長いので
いちいち煩うこともなく
吹く風に投げています
帯に短したすきに長し
とはよく聞きますが
もう何の役にも立たないほど長いものは
如 ...
ここは多分とても寒い所だ
お金で寒いのかも知れない
人間関係なのかも知れない
ちいさな挫折かも知れない
根源的なことかも知れない
きみの人生において
きみが主役 ...
ぼくとぼくとぼくというのがぼくたちのことだが
そのぼくたちのなんということもない
へそで茶でも沸くような
毎日のことを
(毎日とは日と日と日と日と日と……)
前評判を置き去りにでもした形で
...
淡く闇に溶けそうな
静かなる夜に
人知れず月を見ていた
主張した金色に比べれば
あまりにもちっぽけで
風が下手くそな歌を
届けてくれるから
儚くとも愛して居 ...
先日拾った?ついてきた猫くんが(以下君)
帰ってくるとなにやら足取りがおぼつきませんでした
いままで生き物を拾った事はありませんでした
情が湧いたらてばなせなくなるし
てばなされたくなくな ...
赤い羽根募金の横に
血だらけの赤い鳥が突っ立ってた
ひきつった笑顔で
それを見て僕は泣いた
でも、あいつは笑ってた
無人駅の廃れたホームに立ち
缶コーラの
残り数滴を啜り
サヨナラのハンカチがたくさん舞うような
一月の空のメランコリーを見ていた
時間は午後
暫定的に午後
そうと知ってい ...
まるで
学額縁のように
天窓から
月が見えた
わたしの病室に
やわらかな光を
射し込んで
わたしは
月に手を伸ばす
届かないと
知っているから
毛を刈るために羊を飼うことを
今、どのくらいの人が思い出せるだろう
つやつや光る糞の転がる野原
綿が種を抱いてはじけるさまを
今、どのくらいの人が知っているだろう
大きな花と土と肥料の匂 ...
落ち込んだとき
泣きそうなとき
励ましてくれた あなたが好き
哀しいとき
嬉しいとき
じっと話に耳を傾ける あなたが好き
二人でならこえてゆける
ハードルってあるね
ひとりでは ...
こんな日は眠りたくないのです
あなたとせめて話せるのなら
眠れるのかもしれません
あなたはもはやとおいひと
あなたももはやそんなふうで
わかっています
知っています
かなしみがかなし ...
『無理しないで』
って君が言ってくれた
なんだか 心 が あったかく なった
ただそれだけ
こんな風に言ってくれる君が 愛しくて仕方なかった
俺の心
...
080114
90万円のクルマ
ホイホイ
希望を乗せて
山のような荷物を載せて
北から来たのだと
大人のような顔つきの
青年達が
温和しく坐ってい ...
うつ、という言葉が好きではありません
その言葉で
ああ、自分は、そううつというヤツなのだ、
と思えば
すこし、居場所をあたえられたような気にもなりますが
なんだか、その言葉ひとつで
自 ...
出逢ったら食べてしまう
だから僕は孤独を叫ぶ
まばたきをしても夜
何時だってそう
針葉樹森の道の上
光のなかで見た君を
ずっと忘れない
きらきら生きていた
...
どんよりとした
うっすらとした冬の空
その淡い光は
雲の彼方に
太陽がいることを示している
この冬の空を越えて
大きな太陽に出会いたい
愛穂(22歳 ...
私はマンションだ。
各階の住人はバラバラだ。
真夜中、隣人の騒々しさに腹を立てる302号室の住人。
夜泣きが止まないと育児ノイローゼになる405号室の住人。
ロケット花火を打ち上げたり ...
与えられたものは何でも口に
鳴り止まない耳の奥
張り詰める神経
肌を走る痛みで全て忘れそうさ
可哀想にと蔑んでくれ
低音の呟きを背中に落とされれば
どれほど楽になれるのか ...
波は寄せたり引いたり
ゆっくり変化し続ける。
月の力は大きい
右から欠け、右から現れる。
人間のいる前の太古から
存在していた。
月を自分のもののように
考え、兎が居るんだって
...
あなただけが、俺を解除してくれる。
昼間は無理みたいなんだ。夜しか、集中できない。昼間は敏感になってしまっている聴覚のせいで邪魔が入り、人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ちゃんちゃんこ
夏川ゆう
俳句
1
08/1/15 8:04
装備
FUBAR
自由詩
3*
08/1/15 5:32
死で成り立つ世界で御座います
doon
自由詩
1
08/1/15 4:57
十九首・・・じゅうくしょう・・・
佐々宝砂
自由詩
2*
08/1/15 4:00
溺れる棘
AKiHiC...
自由詩
3
08/1/15 3:29
涎の泉
新守山ダダマ
自由詩
0
08/1/15 2:38
死のうと決めたあの日から
麒麟
自由詩
2*
08/1/15 2:30
月はすべての人に優しい
山崎 風雅
自由詩
2*
08/1/15 2:14
親知らず
sekka
自由詩
0*
08/1/15 2:01
気配
小川 葉
自由詩
4
08/1/15 1:09
千切れ心情吟醸小僧
鎖骨
自由詩
1*
08/1/15 0:58
宇宙のどこかで
吉岡ペペロ
自由詩
0
08/1/15 0:36
90’s
水町綜助
自由詩
5*
08/1/15 0:35
月見草
蟹太郎
自由詩
0
08/1/15 0:31
カギしっぽのねこと僕
水平線
自由詩
0
08/1/14 23:36
赤い羽根
青木龍一郎
自由詩
3*
08/1/14 23:16
もう風の中にもない(教えてくれなんて初めから言ってなかった)
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
08/1/14 22:25
天窓の月を
風音
携帯写真+...
4*
08/1/14 22:01
忘れたものフォーラム
小池房枝
自由詩
10
08/1/14 22:00
勿忘草〜わすれなぐさ〜
いすず
自由詩
5*
08/1/14 21:51
眠らない理由
九谷夏紀
自由詩
0
08/1/14 21:27
心の%
fuji
自由詩
2
08/1/14 20:43
解体
あおば
自由詩
6*
08/1/14 20:43
そして、光
わら
自由詩
20*
08/1/14 19:57
オオカミの唄
からくり
自由詩
5*
08/1/14 19:32
雲の彼方
愛穂
自由詩
2
08/1/14 18:44
「私」
菊尾
自由詩
2*
08/1/14 18:10
「妥当な夜」
〃
自由詩
1*
08/1/14 18:07
月の歌
ペポパンプ
自由詩
6*
08/1/14 17:53
セキュリティ・ロック。
榊 慧
自由詩
4
08/1/14 15:50
5084
5085
5086
5087
5088
5089
5090
5091
5092
5093
5094
5095
5096
5097
5098
5099
5100
5101
5102
5103
5104
5105
5106
5107
5108
5109
5110
5111
5112
5113
5114
5115
5116
5117
5118
5119
5120
5121
5122
5123
5124
5.68sec.