日向ぼこ動く季節に恋してる
遠くから届く匂いは水仙花
春風や子供等の声弾んでる
このまま ずっと このまま
ときおり 雪わり草 待つように
道草の花の 夢をみました。
このまま ずっとこのまま
それでも このまま
春 渡り行く風も
窓辺に もたれて居り ...
ふたりの写真を切り取って恋と呼んだ。
かけあわせた煙草がおちた。
それはまるで落ちていくふたり、
林檎の蜜が紅に染まった
端からこぼれおちる液こそが血
きみの素肌に触れた夜。
...
チェーンがディレーラーをすり抜ける音
始まりのいつもの儀式
数秒間の加速のあと静かに静止する
制動機の動作確認、これも儀式
そして百メートルごとの加速機を通過しながら
...
鳥が眠る夜
翼だけ空を飛ぶ
よく見ると
腕も混じってる
人は夢の中で
空を飛ぶ
大好き
大嫌い
別れたくない
別れよう
友達ならずっと一緒に居れるんだよと言うキミ
キミとはずっと一緒に居たいけれど
出来れば恋人のままがいいなぁなんて
...
壁のむこうから恋人同士がぎゃーぎゃーわめいてて
こっちは南Q太とか読んでる
このひとの描くおんなのこみたいのと付き合いたいです
現在
現代の若者は個室持ち けど
安もんばっかでいちいち壁 ...
ぼくが
何かを書こうと捻り出す文字も
誰かが造ったモノで
ぼくが
何かを伝えようと搾り出す言葉も
やっぱり誰かが造ったモノで
ぼくが
納豆食べられるようになったのも
彼女が ...
日が経つにつれて、図書室に差し込む日の光も随分とやわらかくなってきた。
なのにあの娘の顔はだんだんかげってきている気がする。
いつも空にいちばん近い席に座る子。
本を読むときだけは、緑色のメ ...
クロスロードで おまえは悪魔と取引した
おまえのブルースは オレの魂を穴だらけにする
メンフィスからミシシッピーまで 綿畑のすべてが
おまえの深く深くつながった係累の
血と汗と歯軋り ...
切り取っては
別の空に貼り
せわしく曇り
鴉は鳴る
こわがりな子らのための菓子
運び馳せるものの頭上に
爪と牙と花の午後
交わることなく生き急いでいる
水の ...
どうしようもなく大切にしてきたわけでないけれど
大人のポケットは暖かく
そこにしまわれていたのです
そう、
大勢の人と話をしながら
少しずつ自分を失いながら
久 ...
尾の長き生き物らしい。寒さとは
爪並べ指を揃へて朧かな
春の月唐突に死の淵に浮く
{画像=080302220223.jpg}
ぶくぶくぶくぶく
ぶくぶくぶくぶく
風呂は大きい。
ぼくは魚になって
夜中の風呂場に泳ぐ、
ぐうたら魚。
体にもんもんができて、
ぼくはいっ ...
早春 せせらぎが白昼の形式に挿入されている
のさ
皮膚に嗅覚をはたらかせると
柑橘系の香料のにおいのするあなたよ
身体を重ねて両手を握りあえば
言葉の裏側を逆さまに歩いてい ...
カウ・ボーイがあたしに言った
「忘れ物だよ」
あたしは
忘れたんじゃない
わざと置いていったのだ
もう
いらないから
「よかったら
あげ ...
皿の上に不恰好な卵焼き
違うようホットケーキだようと
いもうとがきゃんきゃん吠え立てている
味は悪くないぞいもうとよ
頭を撫でてやると
子供じゃないんだからと言って
手をぽんと払われた ...
ほんとはね
こんなふうに困らせたいわけじゃない
あなたの そんな顔を見たかったわけじゃない
傷つけたかったわけじゃない
こんな顔して会いたかったわけじゃない
もう 優しい言葉をかけるのは ...
ほら
夢が
零れて
あんなに
海にまで
映りこんで
眠る人々
煌めく街々
夜明けまでは
まだ
まだ
風に吹かれて
散り舞い
降りやまぬ塵
塵は
つもり
やがて
土に
風に吹かれて
散り舞い
降りやまぬ塵
どこからか音がしている
いまから探しにゆくんだ
ぼくらがはぐれた場所を
孤独がしみてくるよ
バイク、トラック、バス
クルマなのかどうか
どこからか音がしてい ...
午後十一時四十五分
きらきら星がひかる
ひんやりみそ汁みたいな匂い
外灯に白く彩られて
自転車がすぎてゆく
きみも誰かとそうか
午後十一時四十五分
き ...
もう二度と
会えなくなるひとなんて
ほんとうにいるのだろうか
この有限世界から
ぼくらはなにを失うというのか
慟哭の朝の光に
普通の日々が重なってゆく
もういちど問う
もう二度と
...
行けるとこまで
行ってみようよ
0からのスタート
お巡りさんも
振り切って
走れ
この途が果てるまで
0からのスタート
スピード上げて
しっかりハンドル握って ...
いたい
と 君が言って
いたい
と それを何度も
くりかえすうちに
いたい
は ちいさなけものの形になって
遠くへ走 ...
すこし寒い朝と
すこし寒い夜と
あなたはそれでいいと
あなたは言うのでした
かなしみはどこにもないと
よろこびの逆はきっと
いつか色あせてし ...
人が生まれる
前のことを
死んだ
とは言わない
人が生まれて
生きたから
死んだ
と言うのだ
今日も定刻通り
汽車が来る
ぴかぴかひかってるなにか
あれは、ほし
まばたきをした
きみがいた
まばたきをした
きみがきえた
ぜつぼう/きぼう/ぜつぼう/きぼう
めをしろくろさせている
そして ...
地平の果てまでも
永遠に続くような 街並み
今日も 曇天は目配せする
低い土地に
風はゆっくり 堆積して 吹きだまる
喫茶の二階から
試掘のパイプを繋ぐ
今 過ぎていった ...
暗闇から
ドアを探して
向こうは
光に溢れ
ドアを
開ける
支度は
出来てる?
逡巡しながら
わたしは
ドアの外を
見つめる
外は
光に溢れて
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋
夏川ゆう
俳句
1
08/3/3 7:58
日和
ひより
自由詩
4*
08/3/3 7:16
繋いだ手のないふたり。
哀詩
自由詩
1
08/3/3 6:26
軌道エレベーターに乗って、
たりぽん(大...
自由詩
6
08/3/3 0:38
空を飛ぶ
小川 葉
自由詩
2
08/3/3 0:09
大好きな 矛盾点
ともちゃす
自由詩
0
08/3/2 23:28
ゆらゆら
れつら
自由詩
3
08/3/2 23:18
All of you
Honest...
自由詩
3*
08/3/2 23:14
ぼんやりと、僕は想う
はるこ
散文(批評...
1
08/3/2 22:17
ブルース
いねむり猫
自由詩
1
08/3/2 22:13
午羽
木立 悟
自由詩
1
08/3/2 22:13
ポケット
mayaco
自由詩
0
08/3/2 22:07
寒さとは何か
右肩良久
俳句
4
08/3/2 22:07
真 鯉
beebee
自由詩
1
08/3/2 22:01
せせらぎ
右肩良久
自由詩
1*
08/3/2 21:47
乾いた風が
風音
自由詩
17*
08/3/2 19:42
ホットケーキ日和
橙煙
自由詩
11*
08/3/2 19:41
ほんとはね
くるす.wh...
自由詩
2
08/3/2 19:35
夜景
風音
携帯写真+...
1*
08/3/2 19:18
風土
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/3/2 18:59
どこからか音がする
〃
自由詩
3
08/3/2 18:56
三月一日の夜
〃
自由詩
0
08/3/2 18:53
朝の光
〃
携帯写真+...
5
08/3/2 18:52
0からのスタート
風音
携帯写真+...
1*
08/3/2 18:40
けもの のけもの
Utakat...
自由詩
5
08/3/2 18:28
しあわせ
草野春心
自由詩
2
08/3/2 16:56
汽車
小川 葉
自由詩
7
08/3/2 16:30
まばたき
ゆうと
自由詩
2*
08/3/2 16:27
曇天の街で
アハウ
自由詩
3
08/3/2 16:22
支度
風音
携帯写真+...
0*
08/3/2 15:51
5007
5008
5009
5010
5011
5012
5013
5014
5015
5016
5017
5018
5019
5020
5021
5022
5023
5024
5025
5026
5027
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
5036
5037
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
5045
5046
5047
加筆訂正:
夏泊海岸
/
たりぽん(大理 奔)
[08/3/3 0:45]
誤字訂正
7.25sec.