もう、
どこからどこまでが地図だったかなんて
関係なくなって
美しいことをいうよ
きみはきみで


ごらん、
すれ違う人々の両手には、何か
約束のようなものがぶら下がっているね
...
かわずが関節炎になりやすい季節
うぐいすは宣伝活動に忙殺され
太陽は黄ばんだ寝間着のまま
おがわはさらさらを研究している

野草はこどものやわらかい
残酷な手をおそれている
樹木は年々求 ...
日向で

猫が
まんまるくなって

昼寝をする
午前10時

おだやかに
すぎゆく時間

のびやかに
すぎゆく時間

平和が
ここにあった
図書館は雪の日だけに震え出しあのころの君が恋しいという

28ページの11行目には笑っているね一年前が

赤い花なつかしくなる背表紙にインクの出ないペンでサインヲ
春がやってくるらしい
新しい旅立ち
夢に向って新たな一歩
憎たらしい春
くそったれ 春
意地悪な春
花たちが咲き誇り
どこもかしこもいい匂い
狂ったみたいに
ホーホケキョ ホーホケキ ...
あのひとのいる
夢の味はコーヒー
苦く透きとおって
わたしの肌の内側を
密かに磨き上げる
砂糖もミルクも要らない
香りが逃げてしまう前に
その温もりをちょうだい

あのひとがいる
...
春には夏を
夏には秋を
秋には冬を
冬には春を
人の小さな思いが降り積もり
世界を塗りかえて行く
明日にはきっと
幸せが降り積もり
瓶詰めの淡い桜の花びらに葬られている背骨がふたつ



水仙を手折った君の指先が夕陽で赤くて綺麗で恐くて



ぬるいよる鏡の自分と目が合ってさびしそうだねって笑ってあげたの ...
おはようと合図する

朝日はいつもより

力強く循環している

ことばで愛し合えば

ふつうの営みもすこし

二人だけの性癖のようだ


キスの話なんかなかった

こどもみたいな熱だった

すばらしい ...
片栗の花は無理やり天を向く

春が来てこの身この心踊りだす

手を振りて明日は咲くかな梅の花
自分の指からではないのだ

髭も
悪くはない
唇から
私の味がかすかに

それがなによりも
今現在俺をとりまくすべてのことは思い出であり回想なんだと上からみつめた様に考える。










「青春だねえ。」
これが青春でたまりますか。でも俺だったらどうせ ...
開かない窓

患者たちの
絶望や
やるせなさ

狂おしいまで
窓を全開にしたい

でも

10cmしか開かない窓

もうすぐ
さよなら
着ぐるみの中の僕は、隙間から見える君を見て泣いたんだ。
渡そうとした風船はスルリと抜けて藍に溶けた。

泣き顔の君は、大きなウサギを見上げたんだ。
真っ赤な目をした僕をじっと見てたんだ。
好きの定義はわからないけど

目を赤くさせながら

メールのやり取りをしている

セックスがゴールなら

そうではないと教えるだろう

月はまるいというけれど

ちがう光のかた ...
風立ちぬ寒き手紙は寒椿花ぞ散るちる紅(くれなゐ)は君



せせらぎの凍てつく青に紅を差し夕闇となる寒椿かな



寒椿君のかわりに影連れて影が消えれば指先は夜明け


...
おまえを抱きたいと思うことが

したごころというものなのかな

さびしいときおまえの恋愛の話

べつに聞きたくなんかなかった


小暗い森のなかで

その瞳

その鼻梁

...
路地には梅が

夕日は夕日で鏡のようで

黄砂は地球の

メカニズムにのって


ぼくらは愛や恋やで

胸を痛めてみたり

切なくなってみたり

か弱い螺旋の生き物です
...
放った光で

きみのすべてを

てらしたい

裸のなかみは

かなしみでも

嘘でもかまわない


まぶしい。

だいすきすぎる。

あなたは。


放った光で

きみのすべてを

てらしたい

裸の ...
色褪せたような気がした
こんな果実を読んでしまったあとに
何を書けばいいのだろうか



打ちのめされた気分になりながら
深く心が震えている
放たれた結晶に共鳴するように

あり ...
わたしの影は揺れながら
誰も知らない夜道を歩く
永遠に追いつかない 
「 一人前 」に向かって 
空が青く見えるのは錯覚

鏡に映る私は幻覚


いま、この瞬間に

紫煙とアルコールに満たされた私は



何?


何も無いことが

なんでも在ることで ...
きみが終わるその前にぼくが終わるから
その時を見届けて
未来はいつもそこにあって
正しく時を刻むから
たまに現実が分からなくなるけど
目の前にあるそれが紛れもない現実
話をしよう

他の誰かじゃない

君と…

君と大事な話がしたいんだ
僕の恋の話


どんなに頑張っても
どんなに鍛えても
恋の基礎力と
応用力は身に付くけど
でも
でも
失恋の対策だけは
したくないし
慣れたくない
その時が来たら
ただ
...
洞窟を見つけたら
そこで暮らそう
いつかきっと
世界のどこかで

仲間を捨てて
家族に出会えたなら
凍ったような蒼い空の下
あの子は霜降る土地で落ち葉拾いをしている
空と大地の狭間に風が舞い
所在を失った言葉たちが
透き通った身体で浮遊する
指の先で感情と涙の分量を測り
葉脈に記し ...
春の陽気
の穏やかな風
に揺れるたんぽぽ

  しまい忘れた炬燵
  に丸まった猫

幼子の手
を握る母の頬笑み

  雀の鳴き声
  遠くの汽笛
  の中で読む君からの手紙
...
意地悪な細い指は からまって
けれど、丁寧な受け答えはリズムの緩和を生みます
赤いボールペンと蛍光ペンで
傾向と対策の四角い構築物を塗りたくり、
はさみで三角形の砕片に断裁
酩酊したは ...
人を責めるのは簡単で
人に責められる事も簡単。
あなたも私も。
つい相手に完璧を求めて
つい自分を甘やかしている。
あなたも私も。
そしてそんな毎日を送って
小さな幸せを見逃したりもして ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
透明船石田 圭太自由詩2908/3/4 13:35
さくらについてわたしはなにも知らないにひとしい木屋 亞万自由詩1*08/3/4 11:58
まどろみ風音携帯写真+...3*08/3/4 11:30
図書館アイバ シュ...短歌308/3/4 10:26
fomalh...自由詩108/3/4 9:50
目覚める前によしおかさく...自由詩5*08/3/4 9:37
シフォンの雲にミルクティの福音をプル式自由詩2*08/3/4 8:27
青色遊戯しろいろ短歌1208/3/4 8:21
朝の歌吉岡ペペロ携帯写真+...108/3/4 8:00
夏川ゆう俳句008/3/4 7:51
冷たい小指FUBAR自由詩7*08/3/4 6:14
回想という名のものなんですかねどうなんですかね榊 慧自由詩208/3/4 5:57
これだけしか風音携帯写真+...2*08/3/4 4:59
片思い山田隆自由詩208/3/4 3:12
大人げない吉岡ペペロ自由詩508/3/4 3:05
寒椿Rin.短歌9*08/3/4 2:45
したごころ吉岡ペペロ自由詩008/3/4 2:44
春の切実自由詩208/3/4 2:40
携帯写真+...208/3/4 2:38
共鳴する果実kauzak自由詩5*08/3/4 2:23
四行詩 服部 剛自由詩708/3/4 1:40
ニヤっとね紫音自由詩1*08/3/4 0:47
寂しいと嘆いてもそれはただ宙を舞って消えていくだけと。り。自由詩308/3/4 0:10
君と…ほのか自由詩008/3/3 23:55
僕の恋の話夢乃 綴喜自由詩008/3/3 23:45
家族小川 葉自由詩108/3/3 23:31
たんぽぽshu自由詩508/3/3 23:17
暖かなもの時雨自由詩308/3/3 22:58
机の上のたんぽぽと焦燥リーフレイン自由詩108/3/3 22:41
ゆとり美琴自由詩408/3/3 22:13

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