ぼくは、
両手に新月を持ち
きみの
右横に、
眸は
きみの車椅子に
右肘を
すこしばかり
遠慮深げに乗せて、
拘縮し
折れ曲がった
きみの左手の横に、
ちいさく
...
話したりしているだけで
あそこの先が濡れている
そんなスケベでもないのにさ
それは動物だからかな
腹減ったらがっついたり
眠くなったら爆睡したり
そんなのといっしょなんかな
食欲や睡眠欲 ...
ほら
今
手を
伸ばして
ささやく
このままそっと
抱きよせて
つよくて
優しい
あの
愛のいるところへ
たしかめたい
心のこえを
...
深い深い記憶の奥
絡み合う蔦の
苔むした石橋
深緑に輝く水に
めくり上げた素足を浸し
木漏れ日に目を細める二人
手をとり
見上げ続ける
僕らはいつも一緒だった
それぞれが
...
物語は
いつからはじまったのだろう
あれは遥かふたばの記憶
いろおにの
むらさきが見つからなくて
忍びよる気配に耐え切れず
かさぶたに触れた、指先
―――ふるえていたのだ
―― ...
寄花貌
独吟坐覚雨声微
半睡詩魂散亦飛
夢裏相逢何鬱鬱
以詩顔色作薔薇
花貌に寄す
独吟 坐(そぞ)ろに雨声の微かなるを覚ゆ
半睡 詩魂 散りてはまた飛ぶ
夢裏 相逢へ ...
いつからだろう
この熱と冷、混じる空のように
二人色褪せてしまったのは
このままちりちりと
闇に包まれゆく夕暮の頃
ボクはただ、そんな予感を感じずにいられなかったのだ。
指先ひとつでクリックするように
リセットボタンを押すように
ある日突然
消されてしまったワタシ
ひりつく喉の渇きも
どんより重い胸の疼きも
置き去りにしていってしまう
アナタは
...
言い過ぎないあなたが憧れだ
長いこと身一つでやってきたから気づいているし弁えている
野暮なことはしない触れすぎない離れすぎない
余計な口を利かずに働いて食べて偶に飲んで
自分が満たされるた ...
旧ソ連共産党員の娘である彼女が
映画で見た紅衛兵の隊列や
そこで振られている赤旗の
美しさについて語るとき
地上では風が強かった
冬型の気圧配置が緩んで
南から温かい湿った風 ...
なぜ
楽しい詩を書いたらって言うの
そんなに何が分かるの
僕にとって詩は過去のハキダメだから
なぜ
楽しいものは溜らないのかな
遠くから
貨物列車の轍の音が響き
耳元まで包まった毛布の温もりは
夜への抵抗を諦める
暦が弥生を告げて
色づき始めている、
翡翠を纏った木々の芽吹きを
さくらいろの気配を
止めたい ...
君に明日会えるのが
楽しみ
で そりゃもう
君に明日会ったら
嬉しみ
で そりゃもう
なんて
どうして言えないの
楽しい
にミを着せて
嬉しい
は裸のまま
うっ 寒 ...
金物店の前の交差点に
洗濯機が横たわっていた
横断中に大型の車にでも轢かれたのだろうか
歪に凹んだ体や散らばった部品に
朝いっぱいの陽射しを浴びて
きらきらと言葉のように光っていた
生 ...
とろけるチーズよ
とろけるのもいい加減にしろよ
お前ばっかりとろけまくってムカつくぜ
とろけたいのは俺の方なのに
生ヨン様を見たおばさんが「もうとろけそう〜!」って言ってた
あまり想像したく ...
目を失って
泣いてる
湖に
人の顔が
映ってる
雲一つない
空なのに
ふと見たら梅の花が咲いてたから
なんとなく笑いたくなった
「お前と結婚する奴は楽だな」
好きな人に言われたから
なんとなくバカなことがしたくなった
薄暗い6時の帰路を たどる
...
帰る時を忘れた 冬の妖精に
帰る時を教える 暖かい南風
一面に広がる 明るい光は
昨日の悲しみや不安さえも
忘れさせてくれるよ
新しい季節に ほら
胸の奥にしまい込 ...
俺は猫だ。
とは言っても猫という俗称もニンゲンが勝手に付けたものだから、「俺は猫だ。」と言うのには少々抵抗がある。
本来我々には「ニャンジャラス界ニャンゾラス門ツメカクス綱ガブリヌス目ウニ ...
車のフロントガラスも汚れています
黄砂の舞う季節ですから
灰色に立ち込めた巨きな空から
はらはらと小雨が落ちてきます
私のふるふる震える魂は
大地のあちらこちらを徘徊しています
...
お月様のうしろで
キスしよう
誰からも見えないよ
真っ暗な中で
ふたりきり
荒涼とした大地から
地球を見下ろして
ふたりでキスしよう
笑いながら
じゃれあいな ...
おまえはあの日で出来ていて
爪の先には昨日の日付が
小さな黒字で書かれてる
おまえ、おまえよ
ぱちんと弾いた爪の
かけたものの飛んだ先は
明日ではないのだ
おまえ、おまえよ
体 ...
見たものを
すべて
心の中に閉じ込めて
持って行きたい
今夜
それなのに
掌に掬った水のように
うわずった声が
後から後から
唇からこぼれては
二度と取り戻せない
だ ...
英訳・ハルダウン
原作・灰里真実
翻訳・海野小十郎
Land subsidence!
Crossing the other leg, ...
貴方の匂いを忘れてしまいました
貴方の平熱を忘れてしまいました
貴方の表情を忘れてしまいました
だけど貴方の声が忘れられないの
電話で一言だけ呼んだ私の名前が
その時の言 ...
蕾
薄紅に
色づいて
ふくらんでる
花咲くのは
もう少し
先
そんなふうに
春が眠り 寝息が聞こえて
やすらって いたなら
霞むんだ
高雲の桜色の空に やってきた
風にほんのりと
春の靄は大きな体を
この地にあずけきって
眠っている
...
自分らしさ
本当の
自分らしさとは
そのままの
自分で
ありのままに生きるってことなのかな
政治家だから
フリーの
芸術家だから
それらしく
振舞うのは
ちょっと疲れるかもね ...
私も
結構
辛い目に
合ってます
知的障害があるために
なかなか
自分の思うとおりに
いかないこともあります
でも
前向きに
切り替えて
またやっていく
とりあえず
私は ...
アメーバーで
大仁田厚さんが
事務所公認で
ブログを
今まで
書いていました
最初は
荒らしと言っても
ほんの数人しか
いなかったのに
昨年の11月から
かなり
誹謗中傷する人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きみが新月を書いた日
草野大悟
自由詩
1
08/3/4 21:33
きれいごとだけ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
08/3/4 21:30
とわのいのりのうた
相良ゆう
自由詩
0*
08/3/4 21:03
奇跡のカンパネラ
こゆり
自由詩
8*
08/3/4 20:59
うねる、時のゆくえ
佐野権太
自由詩
10*
08/3/4 20:54
漢詩 寄花貌
三州生桑
伝統定型各...
3+
08/3/4 20:51
色褪せの二人
赤澤るろる
携帯写真+...
2
08/3/4 20:26
バーチャル・アフェア
渡 ひろこ
自由詩
10*
08/3/4 20:24
そして繰りかえす
鎖骨
自由詩
0*
08/3/4 20:19
雲を掲げ持てば風花が散る
右肩良久
自由詩
2*
08/3/4 20:14
思い出
ポンテク
自由詩
0*
08/3/4 20:12
苦い雪
銀猫
自由詩
10*
08/3/4 20:06
うれしみ
乱太郎
自由詩
23*
08/3/4 19:57
黄砂
たもつ
自由詩
8
08/3/4 19:42
とろける
新守山ダダマ
自由詩
0
08/3/4 19:28
天気雨
小川 葉
自由詩
1
08/3/4 19:18
青春
ひめと
自由詩
1
08/3/4 19:10
菜の花
choco3...
自由詩
1
08/3/4 18:54
詩猫の独白
しろう
自由詩
0*
08/3/4 18:52
惰眠の春
けんご
自由詩
1
08/3/4 18:50
お月様のうしろでキスしよう
風音
自由詩
4*
08/3/4 18:48
おまえ
フクロネヅミ
自由詩
5
08/3/4 18:24
桜
大覚アキラ
自由詩
7
08/3/4 17:57
英訳・ハルダウン(1)
海野小十郎
散文(批評...
0*
08/3/4 17:43
喪失サッドソング
かるび
自由詩
3
08/3/4 17:20
早春
風音
携帯写真+...
2*
08/3/4 16:23
春が寝息をたてて
アハウ
自由詩
12*
08/3/4 15:39
自分らしさ
妖刀紅桜
散文(批評...
4*
08/3/4 14:17
私も
〃
散文(批評...
1*
08/3/4 14:13
荒らしの被害
〃
散文(批評...
1*
08/3/4 14:07
5004
5005
5006
5007
5008
5009
5010
5011
5012
5013
5014
5015
5016
5017
5018
5019
5020
5021
5022
5023
5024
5025
5026
5027
5028
5029
5030
5031
5032
5033
5034
5035
5036
5037
5038
5039
5040
5041
5042
5043
5044
8.61sec.