彼女は受けて入れて
くれる、運ばれて
いく
わたしたちの、
むかっていく先に夜が
ある

開いてしまっていることが
まず、きみに
時間を
与えている、そのことを
すべての ...
いのちが灯る
こころが発する
ありがと
ありがとう

かれていっても
そこにあった
事実

見送るわたし
走るきみ
(または逆)
ことばよりもっと
かたりかけるもの
色も感 ...
雨の中での別れには密かな憧れを持っていた。

泣かないで、って言ってくれたけど。
私のためでないことくらい知っていた。
自惚れたかった笑顔も優しい言葉も、
今は風化していく思い出の中。
い ...
降り散る花びらに
かさなる喪失の想い
追われるように生きて
空がみえない

降りそそぐ光に
かさなる明日への想い
叫びをこらえるように生きて
今日がみえない

そして
かけがいの ...
四十万キロ越え視線を反射するあたしが決めたい月の満ち欠け




前髪がするりと頬をなぞります無いものねだりはまだつづきます


おもいでをつよくなぞってみたけれど濾過をするにはまだ足 ...
生娘の桜のような唇を冒しがたくておでこにキスする


つきたての餅のごとくにふわふわの稚児の足裏
口びる寄せて


わが手にて花が開いたばかりなる君のお口に熱いキッスを


「この ...
笑うな
負けてるくせに

余裕ぶったり
開き直ったり
居直ったりして
悔しい思い隠すな

負けてたらその歯を食いしばって
崖っぷちに立たされた鬼気迫る感じで
向かっていけよ ...
高くも低くもない空で
片肺のとりが最後まで
遠くの風を羽根で切る
音が確かに見えている

双眼鏡の視界をはこぶ
嘘のない世界へと飛ぶ
萎れた身体が夏に見た
押し花の様に剥離した

...
ありふれた日常に
埋もれている特別

   ※

午後の授業
雨が降ったり止んだり
不安定な空模様

その生徒は
そんな天気に関係なく
いつも笑顔で教室にくる
だからそれがあた ...
夢の中でキリンと友だちだった
野原や森を走り回って虫とりをした
僕の運転でドライブした
キリンはサンルーフから首を出して
ご機嫌に歌った
作ってきたお弁当を文句ひとつ言わず
ウィンナーも卵 ...
 
 
 
 
 
 
待ち合わせの丘
日だまり色のカーテン
この窓辺で
私は、煌めきながら
そよ風に
なるのだと思う
 
そして
空白にも似た
意識の海で、泳ぐ
その ...
 答えなんてないのよ

 赤い砂糖なんかに

どこへ行っても甘いといわれる
彼女の抱く塩っ辛い悲しみは
いつも甘い砂糖の味がする

甘くて
強くなれない甘い命

彼女は口に
貴 ...
生きている事に
感謝
人の間に生きている
事に感謝

イカロスは
人の間から
出ていってしまった。
人の心を忘れてしまった。

人に対して
丁重に接する
決してバカにせず
真 ...
4月ですね
本当に
あっという間だよね

家の近所の
小学校の
校庭に
桜の花が咲いていました

今日
公園に
散歩に
行ったら
植えたばかりの
桜の木にも
花がきれいに ...
乾いた瞳を泳がすと
水族館にいるウツボのように
底辺を這う
つややかな自分を思う
てら、てら と
内緒話のようにひっそりとしたぬめりのなかで
色んな鱗を身に着けながら
明日の予定を考える ...
狂人のフリをしてみたけど 至って冷静だった
詩人のフリをしてみたけど あくまで現実的だった
幸せなフリをしてみたけど やっぱり後悔は消えない

春になると エネルギーが 湧いてくる
春になる ...
空が青いと死にたくなるので晴れた日もやっぱり室内

燦々と太陽光の降り注ぐこの季節
太陽は今日も引き裂いてしまいたいほどに美しい
殺してしまいたいほどに愛している

これだけ愛しているのだ ...
無数のまぼろしたち
紙を折り 飛ばし
しずく集め 飲み干す
無数のまぼろしたち
すれちがい かがやき
過ぎ去りつづける


追うものなく 請うものなく
海風は強く午後 ...
君が瞳を風に掠めて
雲が霞むを眺めるように

景色は目まぐるしく移りゆく
雨しとしとと降りゆく 風雪は渡る 
この国の悲しみだから

見開けよ  出会うまで 
瞼を閉じて瞳を厭わずに
...
痛みや

苦しみから

逃れられないで

突き進む

または

舞い戻り

もう逃れないと

身をふるう

そんなとき

ふと

わかるものがある

&qu ...
海の上には
風があって
波が起きて
人間は海から
生まれていて
今もまだ
心の中に
感情の波を
持っている
西瓜のように
まるい地球をぶらさげて
その人はやってきた


裸で生きるには
夏はあまりにも暑すぎた
冬はあまりにも悲しすぎた


ぽんぽんと叩いて
いまは食べごろではない
と ...
俺は男だ
いちごポッキーが大好きだ
何かおかしいか? 俺は胸を張って言うぞ
俺はいちごポッキーが大好きだ〜!!
おい男たちよ 大人の男たちよ
本当に男らしくありたいのなら 男の中の男になりた ...
己の小ささを知る


海よ
あなたの示す判断は

己が下した答えなのか
              080404


コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
...
長い階段上りきったその先に
僕のお墓が建った
鹿に蹴られて
冷たくなって死んでいたのさ

僕の亡骸
あの山に眠ってる
迎えにこなくてかまわないよ

小さな舟に乗っていた
潮の香りが ...
               080404




マーニーなんてイイながら
テレビを見ながら
英語の発音聴き取りながら
ピーシーの
今日のニュースを開いてる
読み終わった
新聞 ...
http://www.youtube.com/v/Sp2dnH5z4ew&hl=ja

海辺の
風の
吹き寄せる
部屋の窓を開け放って
泣きながら眠った君の
赤い頬に
唇に
愛の終わ ...
虹のようなところに
キャベツが生えている

抽選でもれなく
誰でも食べることができた

今日はマリーという人が
当選した

まだ生まれたばかりだった
さくらが夜に潜んでいた

ぼくが夜に潜んでいた

さくらがこの世に潜んでいた

ぼくがこの世に潜んでいた


さくらがぼくを映すのか

ぼくがさくらを映すのか


さくらが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
trans-nightこもん自由詩408/4/4 22:06
り、ぼーん唐草フウ自由詩6*08/4/4 21:53
[忘れな草]東雲 李葉自由詩1*08/4/4 21:37
呼びかけるものEtuji自由詩308/4/4 20:35
月までの距離春日短歌2*08/4/4 20:28
キス・キス・キス紅林短歌308/4/4 19:38
午後の小言tibet自由詩4*08/4/4 19:10
父に井岡護自由詩1*08/4/4 18:49
「あたりまえだと思っちゃいけない」ベンジャミン自由詩8*08/4/4 17:23
夢のキリンたもつ自由詩908/4/4 14:11
忘れていくための、山中 烏流自由詩7*08/4/4 13:52
世界一の愛をdoon自由詩1*08/4/4 13:07
イカロスの否ペポパンプ自由詩4*08/4/4 12:44
4月ですね妖刀紅桜散文(批評...3*08/4/4 12:15
社会水族館ゆるこ自由詩208/4/4 12:06
【春の風物詩】つむじまがり自由詩2*08/4/4 11:54
電波日和完食自由詩108/4/4 11:38
焦土金緑木立 悟自由詩408/4/4 10:41
君が瞳を風に掠めて片 一自由詩108/4/4 10:12
僕たちの(ちいさな)革命ゆきのかけら...自由詩2*08/4/4 9:38
波紋美琴自由詩208/4/4 9:37
地球人yo-yo自由詩9*08/4/4 7:01
男なら新守山ダダマ自由詩708/4/4 6:48
舞狐携帯写真+...0*08/4/4 6:22
カニバリズムあおば自由詩17*08/4/4 6:20
お墓udegeu...自由詩4*08/4/4 4:21
薄味カレーあおば自由詩1*08/4/4 3:44
動画 ♪海の家A-29自由詩4*08/4/4 3:33
キャベツのしくみ小川 葉自由詩908/4/4 3:01
さくらと潜む吉岡ペペロ携帯写真+...208/4/4 2:16

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8.01sec.