あの子にも
あなたにも
幸せが
いっぱい飛んできますように
有り余ったら
少しだけ
私にも分けてね
現代詩フォーラムの散文カテゴリに埋もれた
「詩評、詩の感想、詩論、詩人論、批評論」を
オススメするスレッドです
決まりごと
1.作品名、その作品のURLを必ず明記する
2.執筆者から「勘 ...
彼女の左腕には無数の傷跡がある
彼女はノースリーブを着れない夏が嫌いだ
些細なことだった
18の時に親友と祇園祭りに出かけた
祭りの熱気が冷めない河原町を深夜ふざけて歩いていた
...
楽しきは酔うていじられまくる時
酔い覚め後のおもちゃの余韻
相向かう絣の彼女に声かけんと
電気ブランを五杯六杯
泥酔し道に倒れて「わかれうた」歌い{ルビ警察=さつ}来たことがあ ...
真っ白な雪が降ったとき
僕は子供のように喜んだ
冷たい雪に埋もれながら
僕はそんなふうになりたかった
真っ白な雪と大地の間で
わずかな温もりを感じたかった
四月 (始ま ...
たとえ上辺だけの優しさでも
なくなってしまったら
この世の中
上手くいかなくなっちゃうんだよ
時に心を隠すことも
人間の世界では必要なんだ
私は思い出す/つめたい夜に/カルメンの盗んだ/赤いワルツ!
/或る冬だった/私はもう目の前を何度も旋廻していた/震えるように足拍子を刻んでいた私を席に着かせ/踊り狂う赤い靴をホットミルクで切り落 ...
春夜まとふ身いつしか見えざる東北(トウボク)の桜花幻視する
週末で退屈だから
とある国の話でもしようか
そこはわりかし自由な国で
入口はいつでも開かれている
入国拒否なんかめったにない、もんだから
とにかく誰かを捕まえてインネンつ ...
あの人は空
降り止まない雨が私を叱る
この世界の青は
空と海が一緒で
想像はすぐに
溶けてなくなる
もしかしたら海
それよりも
もっと青なのか
不安になって
また
あなたは還る
...
ぼくが文章を書く時にいつも用法に迷うのが、「肯定的な強調」の副詞なんだよね。
何か出来事があって、その度合いが大きく良い時に用いることば…回りくどくて何のこっちゃ判らんけど、
この本は ...
へのへのもへじみたいだねと問いかけたら
「へへののもへじ」が正しいんだと
あのひとは言った
―へのへの
叱られて家に帰れなかった
夕焼け空に
ロウセキで描いた
へのへのもへじ
...
一生「お母さん」と呼びなさい
お母さんは
「お母さん」と呼ばれる人 ひとりじゃないこと不思議じゃない
でもあなたがお母さんと呼べる人はリアルタイムひとりしかいない
離れたって
ず ...
ホームを歩いていたら
ほうきとちりとりを持った駅員さんが
花びらを掃いていた
小さなホーム 裏の桜の木
頭上から桃色の両手を差し伸べて
風が吹けば
ひらひらと舞い降りて ...
地平線の向こうに
沈みゆく陽の輝きをうけて
盲目のピアノがある
そこから
三歩先に
思い出を失くしたチェロが腰掛けている
盲目のピアノと
思い出を失くしたチェロとの
ちょうど
五 ...
嫌な事ほど
かえって忘れられない
思い出すのも嫌なくせに
何度も何度も繰り返し反芻して
自分をムカつかせているのは
なぜなんだ
もう思い出したくない
意識すればするほど
日常生活の ...
しとどに濡れた
森の中で
目覚めたのは誰
ふんわりシーツで
目覚めたのは誰
朝露光る
草原で
目覚めたのは誰
泣きながら
目をはらして
目覚めたのは誰
おはよう
...
僕らは
何が永遠かも知らずに
永遠を求めて
走り続けた
今
辿りつけたのだろうか
輝く永遠に
果てしなき
幸せな永遠に
早く桜を咲かせてと
小さな心で願う
満開でいられるのは
ほんの一瞬
移ろいゆく日々が
育てた輝き
今確かに愛が
桜と同じ色に染まって
微笑む桜が眩く光る
たったひとつだけ ...
住所を聞くように
ブログのアドレスを訪ねて
これで大丈夫と安心する
また話そうねと文字を塗り重ねて
実際に会うより
大切にしているかもしれない
何かが起きて
アクセスできなくなったら
...
その娘は頬を赤らめることができる
ただそれだけのわけで
マートのレジを叩く少女を愛おしく思った
何故人は人を求めるのかね
一人ではないという幻想
届くことのないテレパシー
真空の宙 ...
孤独な旅に早くもくたびれて
テントの中で アパートの椅子を思う
食卓に一脚の椅子
雨に煙った三日間
バイク乗りは手を差し伸べあうが
届ける花束はない
明日はもっと 寂しい所へ行こう ...
口の中に微かに鉄の味がある
コートの袖口が擦り切れている
錆びたドラム缶からはいだして
月下の廃工場を後にする
奏者を失って久しい機械が
ほの青く光る一群の風琴になっていた
鳥が飛び立 ...
ふわふわの朝靄に
あなたを見送る
消えていく後ろ姿は
ふわふわと
朝靄に包まれ
見えなくなってしまう
早く帰ってね
って言ってみるけど
朝靄に邪魔され
あなたのとこまで届 ...
悲しいだけ
とつぶやいたカメレオンが鳥居にぶら下がっている
雷に打たれていたのは
乾いた老木と夜の帳
指先に切り傷
問題になるのはザクロの色ではなくて
あなたへの愛
水蜘蛛に絡め取ら ...
剥げてゆく空の下
車輪まわり、まわり
金の音さらに、
さらに遠ざかりゆく
緑金の春に
*
やあ
俺は
くちべたなんだ
どういうわけだか
とても仲のよいはずの奴と話していても ...
080411
乱れ飛ぶ
風景が飛んでゆく
車窓の景色
小父さんと小母さんが
席を立ったので
列車の窓は停止した。
舷を叩いて魚を脅す
古くさい ...
山国で育った
目をとじると
どこまでも青いものが広がる
海だった
そうやって彼は
ときどき山を越えた
どど〜んと鯨になる
風のように
しなやかに両腕を伸ばし
...
白雪降る昨日
浮上する結晶たちの空
丘の上に積み重なる
丘の上の突風の
雪を舞い上がらせる大地、と点景たちの
声が透明に消える冬
涙の粒が優しい人たちの頬からサヨナ ...
とはいうものの、
晴れ間はみじかい。
フレーズとフリーズの繰り返し。
真夜中の渋滞、
看板のむこう側に廻れば、延々と、
点々とひろがる迷わないための目印
である意義を放棄した豆つぶ大のそれ ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
HAPPY for everyone...
cass
自由詩
4*
08/4/12 0:56
レコレビュ
過去ログ倉庫
08/4/12 0:56
ノースリーブ
山崎 風雅
自由詩
4
08/4/12 0:38
酔った勢いで詠むとこんなん出来ました
紅林
短歌
0*
08/4/11 23:55
「雪融け」 (青年詩片)
ベンジャミン
自由詩
6*
08/4/11 23:46
28
次元☆★
自由詩
1
08/4/11 23:22
赤いワルツ
aidani...
自由詩
5
08/4/11 23:15
うすくれなゐ
フクスケ
短歌
1*
08/4/11 22:56
MC
ホロウ・シカ...
自由詩
0
08/4/11 22:54
この青、
そらの とこ
自由詩
3*
08/4/11 22:35
正しい日本語を使ってる自信は、ない(えへん)。
角田寿星
散文(批評...
6+*
08/4/11 22:06
もへじなひと
恋月 ぴの
自由詩
30*
08/4/11 21:24
おかあさん
つちやしほ
自由詩
2
08/4/11 21:16
駅員と春
s
携帯写真+...
3
08/4/11 21:07
演奏会
Etuji
自由詩
5
08/4/11 21:04
忘れ去られた理由
RT
自由詩
1*
08/4/11 19:57
朝
風音
自由詩
5*
08/4/11 19:57
永遠を目指した僕らは
〃
自由詩
1*
08/4/11 19:50
桜
夏川ゆう
自由詩
1
08/4/11 17:01
チャット
よしおかさく...
自由詩
2*
08/4/11 14:37
岸辺
ダーザイン
自由詩
11
08/4/11 13:03
一脚の椅子
〃
自由詩
8
08/4/11 13:01
青い花
〃
自由詩
14
08/4/11 12:58
朝靄
舞狐
自由詩
4*
08/4/11 11:38
タンタロスの水瓶
しめじ
自由詩
2
08/4/11 10:47
旅行
水町綜助
自由詩
18
08/4/11 8:47
定刻
あおば
自由詩
3*
08/4/11 6:25
鯨
yo-yo
自由詩
11*
08/4/11 6:17
レッスン冬
ヨルノテガム
自由詩
2
08/4/11 4:09
「止まない雨はない」
プテラノドン
自由詩
2
08/4/11 3:02
4949
4950
4951
4952
4953
4954
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4976
4977
4978
4979
4980
4981
4982
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
加筆訂正:
Mother, Nature, Sun
/
rabbitfighter
[08/4/11 4:47]
一文字追加!
6.73sec.