この手が嘘をついたのか
この手が汚い言葉を吐いたのか
いいえ。そんなこと知りませんよ。
嘘だ 嘘だ
そうじゃない
君に知ってほしいんだ
ここにいます ここに ここで
...
遺影のある家に行くと
線香の良い匂いがして
羊羹を一口食べた
奥さんがずっと昔からのように
右手で左手を触っている
側では子どもたちがわたしの名前を知っているので
窓から外を見ると
...
別に何言われたっていいや
って思いながら
平気な顔して
行ってみる
負けず嫌いなんかじゃない
悔しくも
悲しくもない
理由とか必要とか
みんないろいろ言うけれど
考えるからダメなんだ ...
君への熱い熱い想いで、僕たちの愛は。
どろどろのチョコレートのように、溶け込んでしまったんだろう。
その後、体中にべたついたそれは、なかなか取れなくて。
いくら冷めた後でも、どこかに ...
埼玉のカリスマラッパーサカタ
28歳のドリーミンボーイ
埼玉のカリスマラッパーサカタ
恋人いない暦イコール寿命
埼玉のカリスマラッパーサカタ
アルファベットの扱いは苦手
埼玉のカリスマラッ ...
ゴミ箱を作ったので
いらないものを捨てた
だけど、ゴミ箱はまだ満足していなかった
仕方がないので
最近、増えすぎて
持ちきれなくなった不安を捨てた
ゴミ箱は少し満足したようだった
その日 ...
あなたはまだ
地下一階にたたずんだまま
この世に生をさずかる前の詩です
見えるはずもない空の
その方向をさがしている
一鎖の言葉のつらなりです
空はきっと上にあると思い
自然と見 ...
恐ろしい絵本を読みたくて
深夜の本屋に忍び込んだ
硝子を割ったのにセコムは作動しなくて
別世界にきてしまった気がした
グラビアから世界地図まで
滑るように見つめていると
ふとした拍子 ...
やわらかさ
について
はなしはじめるとき
枝葉や
幹のはなしばかり
きみが
きいているとき
花の
中の蜜から
不用意にそらされた
ひとみが
もしぼくをみつけるなら
ひとつぶ
...
雨は
見えない森になって
街を侵食していく
闇の中で肉食の獣が
共食いを始める
海に向かって歩いていくと
砂浜には
打ち上げられた人魚たちが
数え切れないほど転がっていて
そのことを ...
窓には
ひとつの三日月
ひとりの子と話す
風の音
油の虹
武器はなく
ひとつの羽を得て
ひかりかがやくもの
ひかり失うそのとき
居ること 居ないことを
震わ ...
笑点を見ながらくつろいでいると
夜間責任者から電話が掛かってきた
どうやら稼働を見間違えていたらしく
約十五分間怒鳴り散らされた
しかしこちらも制服を返した後だったので
気を取り直して出掛け ...
安っぽい自販機で
安っぽいコーヒーを飲む
真夜中のロビーは
そこだけ明るい
神様
私はつぶやいてみる
どこにもいないものを
あてにして生きていく
それを誰も否定しない
愛 ...
なにごともない虚ろな午後
ふと空をよぎる
鳥が
その日の栞になった
行くでもなく帰るでもない
ふたしかな彷徨い
花が
その道の栞になった
こころもとない眠りの果て
闇 ...
きみの目がかけている
としたら、きみの
目を
虚無にむけて
あげるようにして、わたしの目が
見ている、少しもよくならない
時間を、
(世界の、世界への投げ
出し、
おたがいに ...
戻らないこと、離反
して、
きみは分からないまま、もう
戻ってはこない
場違いだけが、そこにあると
して、
きみが話すがままに
する、
わたしの
もっとも奥で、きみが
他の ...
蚊取り線香は
金鳥に限ると
じいちゃんは言っていた。
今分かった理由
ツユクサ
ムシトリナデシコ
鈴なりのコバンソウ
脇役の花たち
バイオリンの音
弾む音
朝霧に
包まれ ...
きみが
許し
ていく、夜に、引き
裂かれて
いった彼女が、わたし
の外に運ばれて
いって、それから自らのもとに
戻ってくることが
ないように、わたしは知らない、きみ
が知っている ...
甘い話には気をつけろ
各駅停車のように生きろ
あいつだってロックンロールだ
ゆっくりでも走り続けているんだ
あいつは決して目的を見失うことはない
あいつの顔には必ず目的地が書かれている
夢 ...
なんで私は
こう辛い道ばかり選ぶんだろう
普通に考えたら
こんな暗くて叫んでるような道
なかなか選ばないね
自分では
周りに劣ることに慣れている
と思 ...
顔には出さなくても、言葉で言わなくても、わかるだろー??
顔には出さなくても、言葉で言わなくても、僕がグシャグシャに傷ついたのわかるだろー??
顔には出さなくても、言葉で言わなくても、僕が君のこと ...
ぼくは21才の時、初めて人のぬくもりを感じる経験をしました。
人間の温かさに始めてであいました。
ただ抱きしめてくれる人に出あいました。
その人はものすごい孤独を抱えた人でした。
去年 ...
光がきみの眼窩に指を差しいれ
事実も嘘も一緒くたにえぐり取ってしまう
そこに残るのが闇なのか光なのか
きみには決してわからない
光と闇は共に戦っているの ...
・おやゆび村
広場の真ん中は
噴水が陣取っていて
そこには
何人かの子供と
一匹の動物がいた
動物は
子供たちの真ん中で
小さくなって
子供 ...
もう
何
いっても
駄目
わたし
記号
記号
記号。
もう
どこにも
行けない
わたし
記号
記号
記号。
あかるい
あかるい
おひるやすみ
きゃっきゃ ...
悲しいね
夜は
寂しいね
一人は
淋しいね
さようならは
その言葉が
だんだん僕を殺してく
桜は咲いてれば
花びらを手にしてくれ ...
いつも同じ帰り道を
なんとなく遠回り
知らない道を進んでく
帰れなくてもいい
どこかへ行きたい
押し寄せる
ネガティブな風
たまに来る
気持ちい夜風
...
夜空に散らばる星々が消える
空虚感から来る疎外感
空と地面が入れ替わる
直角に折れた首は地を見つめ
無気力から来る脱力感
気づくと体が溶けていた
明日は足場の ...
いちど曲げたところを
直線に戻そうとすると
ほかのところが曲がる
針金のように
ふたりで帰る道はいつもと変わらぬ道
でもあそこに見える、駅前で一番高いビルは
もやりと霞むんですわ
ふたりで帰る道はいつもと変わらぬ道
でもあなたは歩きだから
僕もいつも ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
めらんこりっくぱにっく
そらの とこ
自由詩
2*
08/5/23 18:03
遺影のある家
たもつ
自由詩
19
08/5/23 17:20
考えないこと
チアーヌ
自由詩
2
08/5/23 16:30
チョコレート。
狠志
自由詩
1
08/5/23 14:11
埼玉のカリスマラッパーサカタ
1486 1...
自由詩
3*
08/5/23 13:47
ゴミ箱
小原あき
自由詩
32*
08/5/23 13:13
「地下一階から見上げているひとへ」
ベンジャミン
自由詩
3*
08/5/23 13:10
命と本屋
ゆるこ
自由詩
5
08/5/23 11:07
北風の誘惑
Hitots...
自由詩
2
08/5/23 11:00
雨の森で
大覚アキラ
自由詩
0
08/5/23 10:56
夜としずく
木立 悟
自由詩
4
08/5/23 10:03
高架下サウナ
1486 1...
自由詩
3*
08/5/23 8:35
ろびいすと
uminek...
自由詩
4*
08/5/23 7:33
しおり
yo-yo
自由詩
9*
08/5/23 6:22
_
こもん
自由詩
1
08/5/23 6:20
〃
〃
自由詩
2
08/5/23 6:11
ツメクサで茎相撲を
ペポパンプ
自由詩
7*
08/5/23 5:57
nothing
こもん
自由詩
1
08/5/23 5:54
各駅ロック
新守山ダダマ
自由詩
0
08/5/23 5:35
選択
cass
自由詩
0
08/5/23 2:37
顔には出さなくても、言葉で言わなくても、わかるだろー??
うおくきん
自由詩
2*
08/5/23 2:26
悲しみよこんにちは
七尾きよし
自由詩
0*
08/5/23 1:34
光について或いは闇について
草野春心
自由詩
1
08/5/23 1:05
てのひらの街
山中 烏流
自由詩
3
08/5/23 0:33
記号
ki
自由詩
1
08/5/23 0:12
「 」
Taka★H...
自由詩
0
08/5/23 0:08
「夜空の下、冷たい風の中で」
〃
自由詩
1
08/5/23 0:06
「孤独が故の自殺願望」
〃
自由詩
1
08/5/23 0:05
針金のように
ここ
自由詩
6
08/5/23 0:00
夜の行進
短角牛
自由詩
1
08/5/22 22:31
4949
4950
4951
4952
4953
4954
4955
4956
4957
4958
4959
4960
4961
4962
4963
4964
4965
4966
4967
4968
4969
4970
4971
4972
4973
4974
4975
4976
4977
4978
4979
4980
4981
4982
4983
4984
4985
4986
4987
4988
4989
5.78sec.