080413




あめがふってきたので
  あめがふってきたので
    あめがふってきたので

雨が降ってきたので
今日のフリマは中止です
音の無 ...
  今日も私は甲板に立ち 
  {ルビ何処=いずこ}の空か知らぬまま
  一面の海を眺める旅人 

  手にした杯から 
  見下ろす海のさざめきへ 
  ひとすじの{ルビ葡萄=ぶどう}酒 ...
 赤い夜明けの子守歌。
 青い果実が交わす密談。
 緑の森に蝶の舞う音。
 黒の墓場に響く慟哭のオペラ。
 白兎が沈む沼のため息。
 黄金の地平を巡る聖歌。

 君は歌いながら旅をする。 ...
向き合うと僅かに見上げていることに気づいた五センチだけ高い君

りゅういちくんって呼んでみたのに「先輩」って防御されたらもう動けない
{引用=時計の針なら 少しのあいだ
止めておいてあげる
だから

世界を愛した子供らよ
駆けて
遊べや}





  (一面のひまわり畑
   おまえたちは
   その中 ...
闇に浮かぶ小さな橙色の下、
母は今日もいびきをかいて寝ている。
ぐう
母のいびきは、しかしながら母らしく控えめである。
中年女性のにおい。
皺が増えた、と、三時間ほど前、鏡を覗き込み呟いてい ...
野を駆けていた犬も老い我が父と散歩で腰の曲げ比べする


鏡には若き日の父と同じ顔
意志も同じく雄々しくあるか
ラジオから都市概観のみ ザッピング

聞こえたものより聞くはずのものを あぶり出す行為が

ベル現象つかの間 見えたもので描く

バイパスとバイパスの間 相対位置に立ち

踏む地点 点 ...
{引用=?}


ルフトハンザが掠める
世界のわきばら
ねじれちゃって
うめく











{引用=?}


穴に咲く
アニサキス
...
   {引用=ケンタウルスの夜に


ケンタウルスの夜に
星屑を降らせよ

砂糖菓子のように甘くかたまって
壮大な橋をつくれ

研ぎ澄まされた露を舐めて
硝子の角を指先に絡ませて
...
春日さす畑の瓶の水に浮く雀の遺骸青き空かな ぽたっぽたって、
さくらが自殺してるよー
去年の知恩寺の廊下にのぼって見ている
真っ暗な庭で
夜中はきちんとほうったらかしにされたいね。
そのほうが、ずっとやすらかできれい
さくらの蕊がピ ...
{画像=080413012058.jpg}
ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
...
かみさま、
かみさまはつくるもの
だれかがつくったかみさまなんかを
あいつらはしんじきっている

ぼくはみえないかみさまなんかをしんじるより
いまめのまえにいるきみをしんじたい

...
他愛の無い言葉に紛れた
温もりに微かでも触れたくて
いつもよりおどけながら
どうでも良い話題を振ってみた

事情も聞かずに笑う声が
わざとらしく作られた優しさよりも
草臥れた心根に染みて ...
見ないでくれ、と
言わんばかりの波の光に
同じ波長を持って感嘆した

素晴らしい嘔吐だ!
(あと、どのくらい乗るのだろうか)

デジタル時計が点滅する
60のテンポ、生活のリズム
落 ...
目薬は雛人形の味がした2月はとうに過ぎたというのに



いつまでもできませんもの咲く事は
濡れる事を恐れていては



ひらがなできみの名かけばやわらかに
漢字で書け ...
カフェベローナ
カフェベローナ
深夜の丸太町通りで
ひっそりと灯ってる
カフェベローナは、
24時間営業ですよ こんなところで
あたしたちはいつも出会ってしまって
いい加減 気付かないふ ...
このぼくで、生きていく 天井に 暗がりで光る星のシールをはりつけたのは
たしかにシェルターのつもりなのでした

天の川みたいにね
あたし あちこちにひっぱりまわされたくないから
みんなが勝手にまわってくれたらい ...
地下鉄に住み着いた雉は
夕暮れの人ごみに混じる
500ページを越える雑誌の角にとまり
まだ見ぬ乗客を待っている

スーツ姿の男女が流れ込む停車駅で
誰も気にとめるものはいなかった。
誰も ...
それでも僕が君の手をとるのはきれいな気持ちでもなんでもなく
ただそこに君がいて欲しいからで、つまり
理由がどうのって話じゃないただの僕のエゴというわけなんだ
僕らはときどき流行のドラマを信じ ...
公園ベンチの裏にして
月光こぼれた
のですから

例えばこのマンホール
つまりは東京くるぶしも

ぐぁぁん
響くわけですよ

ひざが笑っておりまする
それでもステップ踏みませば
...
  駅前の信号待ちで 
  電柱に取り付けられた 
  盲人用信号

  杖を持つ白抜きの人の絵 
  その下の赤いボタンを 
  無性に押したくなる 


{引用=目を開いても盲目 ...
三十年の間 
一つ屋根の下ですごした 
八十八の祖母が 
悪性腫瘍と知ってから 

街を歩いて目に映る 
すべての人が
やがては空に吸い上げられる 
幻の雫に見える 

曇り空の果 ...
耳を塞ぐと聞こえるんだ
自分の鼓動 命の脈動 神経系統の音
音が音が聞こえるんだよ
君の君の君の声が

「君はどうして僕を愛してくれるの?」

「どうして、ってそりゃあ君が珍しいサンプル ...
¥4000〜¥5000で

女性に頭を触られる店

なおかつ

お話できる店

美容室


美容室で

興奮しない男は

信用しない
いちばんはじめに遡ったとして
今までずっと片すみに
咲いていたのだろうか

つりがねが揺れるたび
薄皮は内側から剥がされ
はら はら
こぼれ落ちる

ただ見つめる
伸ばした手で何も ...
彼の地にて散らん散らんと名乗れども空の狭間に散るぞ哀しき


桜木の袂に立つ吾(あ)君想い吾桜花などと弱さを隠す


白く咲く桜花を愛でて身を寄せる散るが定めの貴方と思えば
...
夢を見た その後に
このあめ玉の甘さを知る
さきほどあなたが
私に託していった
お別れの品

悲しいことがあれば
あめ玉はすり減り
嬉しいことがあれば
あめ玉は大きくなる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
車引きあおば自由詩5*08/4/13 9:18
夕景 〜失われた美酒〜 服部 剛自由詩108/4/13 5:44
夜の童話ニシオギユウ自由詩308/4/13 4:58
春に手を振る短歌208/4/13 4:45
おまえたちは黄色い海の中へとうずもれてゆくUtakat...自由詩308/4/13 4:33
響き自由詩4*08/4/13 4:23
実家にて紅林短歌308/4/13 4:10
立つ場所、方向はなしtext川柳008/4/13 4:04
アニキサス鎖骨自由詩1*08/4/13 2:44
素描もも うさぎ自由詩11*08/4/13 2:41
青空A-29短歌3*08/4/13 2:19
nice night for walk藤坂萌子自由詩308/4/13 1:49
人生なんてbeebee自由詩1108/4/13 1:18
創書日和「神」 かみさまの存在理由ゆうと自由詩1*08/4/13 1:05
君の声が聞きたい松本 卓也自由詩408/4/13 0:47
豪華客船揚羽 欄符自由詩4*08/4/13 0:42
春が回ると想い溢れてどうにもこうにも目が回る木屋 亞万短歌2*08/4/13 0:36
カフェベローナ嬢藤坂萌子自由詩6*08/4/13 0:08
_夢頭制作委員...自由詩008/4/13 0:06
スカイセブン405藤坂萌子自由詩408/4/12 23:52
雉は鳴かないブライアン自由詩0*08/4/12 23:51
それはとてもめずらしいかたちをしているホロウ・シカ...自由詩1*08/4/12 23:37
月光白痴naho自由詩208/4/12 23:18
「 通りゃんせ 」服部 剛自由詩408/4/12 23:00
涙の波紋 自由詩508/4/12 22:27
5.緩火と太陽朽木 裕散文(批評...308/4/12 22:12
日常の中の非日常〜走れエロス〜トオル自由詩208/4/12 21:22
ジキタリスこゆり自由詩4*08/4/12 20:38
知覧の地より頂いた手土産に寄せて相田真理子短歌108/4/12 20:31
あめ玉自由詩208/4/12 18:55

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加筆訂正:
素描/もも うさぎ[08/4/13 9:12]
鳥の種類はまぁどうでもよいんだった;
素描/もも うさぎ[08/4/13 2:42]
余分なものを削る作業。
大学時代/ブライアン[08/4/13 1:33]
大幅に変えました
6.34sec.