あまりに鮮やかな景色なので
手ですくってみる
途端に枯れしぼんでいく
ちいさな玉になり
突然はじける
はじけた景色はちりぢりに
もとの場所に還っていく
わたしは苦笑し
せめてもと
景 ...
   木      木
    木    木
     木木木木
木            木
木   木木木木木木   木
 木          木
  木木木木木木木木木木

  ...
嗚呼私が死んだのちは
海に散骨してください
そして私は
儚いクラゲになるのです
水に溶けそうなほど透明な私は
誰に気づかれることなく
誰かを傷つけることなく
大海原で生きるのです

...
あの日、僕はいつものよーにときわ書房に行ったんだ
最速でレジに持っていったのはもちろん『アックス』の最新号
そしたら、店員の女の娘が「わあ、『アックス』だあ!!」なんてひどく友好的な笑顔とひどく友 ...
・パルス
 
 
知って、ほしいと
輪郭をなぞる音が
弾丸のような重みをおびで
摩擦を起こしはじめた
 
昼の夢は
空に手を伸ばす赤ちゃんが生んだ妄想
何を見つけたんだろう
空気 ...
例えば誰かに伝えたい
綺麗な風景
恋心
押し込めたままじゃ伝わらないよ

上手く口に出せないこと
言葉にならない言葉は消えるの?

例えば誰かに伝えたい
苦しい痛み
流す涙
思い ...
サラリーマンになりました
毎月お金をもらえます
サラリーマンになりました
読書で徹夜はできません
サラリーマンになりました
カード限度額ふえました
サラリーマンになりました
つまらないこ ...
肺の病で
彼はもう煙草が吸えない

禁断症状は
仕事とゲームで紛らわす
けれど

私は煙草を吸う
くわえ煙草で空を睨んで
足元を見下ろして
死んだ灰を捨てる

私の肺は
彼と ...
エリスン、世界の中心で愛を叫んだビーストは
獣だったのか
ケダモノだったのか

核シェルターは未来の竪穴式住居
ネット・コミュは
今の

遠い声、遠い部屋、{ルビI=アイ}の中の{ルビ ...
「ここにいたんですか」

濡れた髪を乾かすことなく、彼はあの空間にいた。
馬車部屋と私は呼んでいる。
重い木の扉を開けるとそこはいつも馬車の中だった。
開いた扉に背を向けて、彼は馬車の向かう ...
人間の大半は諦めで成り立っている
希望があるから生きていけるってのはそういう意味

国民は同じ国の偉い人に締め付けられて
その国自体も他の国に美味しいところからかじられる
悪い所は全部この国 ...
とめどない想いが
君を溺れさせていた。
もうとりかえしがつかないと
思い込んで見上げた夕暮れは
歪みを心に焼きつける。

どうかまだ壊れないで
いつか見た
優しいあの日を偽らないで
...
ノってるか?
人生ノってるか? 何事もノリが大事だ
ノリが悪い奴にはおノリかえのご案内です
縦ノリの音楽に飽きたら横ノリの音楽に
ニコニコのりがまずかったら白子のりに
そんな感じで自分に合っ ...
{引用=ただいま}
毎年の
「ただいま」
が年々ぎこちなくなってゆくのを
自分で感じているのに


{引用=おかえりなさい}
あなたの
「おかえりなさい」
は年々なじんで
小川の ...
                    080619



不動でも
男のロマンと気取っていたが
乗れないバイクはつまらない
どうにかこうにかお金を集め
ユーザー車検も通ったので
玉 ...
りんごを
はだかにすると
あまずっぱい
においが
する


あなたを
はだかにすると
あまずっぱい
きもちに
なる


あなたを
むさぼるように
りんごを
ひとかけら ...
小説家になりたいなんて
この一年、一行も書いていない癖に
新しい新人を呪う
時代のせいにする

居酒屋に行くときにも
ジーンズのポケットに太宰を捩じ込む
カバーを外した新潮文庫が粋か ...
ねえ どうして



君はいないの
アポトーシス
聞き慣れない言葉だけど
つまり僕達の体は最初から
死ぬために作られてるってこと

テロメアが段々短くなって
細胞が徐々に脆くなって
すべての力を使い果たしたあと ...
耳掻きをしたら
大きな塊が出てきて
それはティッシュペーパーに包んで捨てたけど
なんだか聞こえが良すぎて
虫の鼓動まで聞こえた時は
部屋に入って来て邪魔な虫も
どうしても殺せなくて
埃の ...
ねえ
その色はそんなにも鮮やかでしたか




何をしても満たされない心を少し

救えたような気がして

僕が

欲しくて欲しくて仕方がなかったものは全部

ここにあるような気がして


雨上がり ...
ざぁざぁと
降り落つる雨の音を聞き
一人思うは
流るる涙
傷をなめあえば



特別になると思っていたかも
愛されたい、と
嫌われたくない、とは
ちがいます

勝ちたいことと
負けたくないこととも
ちがいます



 反することと
 似ていることとは
 同じであって
 ひと ...
 やっと本音を主張する風刺詩に会えた。ネット詩つまり、匿名投稿詩は全盛にみえる。しかし少しでも批評されるのがいやな人がほとんどだ。その証拠に批評歓迎のFPOEMはいまや消えようとしている。そのサイトが ... 大地に白糸のような雨が降りしきり
その花は静かな雨垂れを聞いている

丸くて 弾みそうな華唇の群れ 
たおやかな雫が留まり留まり 大地に帰る

良い羊のむらがりの曲線美
パステルカラーの ...
 女は男を見ていた
 男が何を持っているかであって
 何ができるかを見ていない
 鋭い視線
 男は体毛をたくさん生やして
 怖がって
 体毛が生えない人は一目散
 町の端
 ビルの ...
気がつけば
1年半の
片思い
静かに書いた
小さなピリオド
きみに反するものに
触れる、それは生かされるように
殺されて

必要とされない
星が、
黒黒としたきみの手に落ちた(白いチョークが
ひいていった線に沿って、
きみの世界は
退いて、き ...
 
ブルースがうたわれた街角で
夜の真ん中あたりで
さみしい人がさみしいと言う
足音は皆、孤独で
渇いた風に乗る
 
渋谷の路上で猫が轢かれて
同じような誰かが
弔いとは何か、問う
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レコーディングここ自由詩308/6/21 1:20
雑魚ヒロシ自由詩108/6/21 1:05
遺書麻生ゆり自由詩2*08/6/21 0:46
ひどく友好的なガロ系の女の娘うおくきん自由詩008/6/21 0:42
feelゆるこ自由詩408/6/21 0:21
上手く口に出せないこと相羽 柚希自由詩2*08/6/21 0:08
サラリーマンになりましたhaniwa自由詩408/6/20 23:50
煙草蒼木りん自由詩408/6/20 23:30
残響海里自由詩108/6/20 23:22
馬車部屋暗闇れもん自由詩1*08/6/20 22:54
妥協灰色の夢の中散文(批評...108/6/20 22:14
入水間際水島芳野自由詩108/6/20 21:38
ノリ新守山ダダマ自由詩308/6/20 20:53
ムラサキサギゴケAB(なかほ...自由詩23*08/6/20 19:22
桜桃忌に捕まえてあおば自由詩2*08/6/20 19:00
りんご相良ゆう自由詩508/6/20 17:44
桜桃忌に捕まえてRT自由詩308/6/20 17:32
そんな思い出瑠音携帯写真+...308/6/20 16:02
テロメア1486 1...自由詩2*08/6/20 15:19
耳掻き小原あき自由詩10+*08/6/20 14:46
許してあげると云って瑠音携帯写真+...108/6/20 14:19
雨によせて知恵短歌0*08/6/20 13:33
一詩言(ヒトシゴト)2桜瀬ろろ自由詩3*08/6/20 11:21
スタンス千波 一也自由詩5*08/6/20 11:11
ネット遊泳についてぎょうてんか...散文(批評...1+08/6/20 10:58
あじさいアハウ自由詩108/6/20 10:52
しあわせdoon自由詩008/6/20 9:29
終わりユメサキハル短歌1*08/6/20 7:59
retreatこもん自由詩508/6/20 6:11
街角の貴方黒子 恭自由詩108/6/20 6:00

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加筆訂正:
雨によせて/知恵[08/6/20 18:03]
(孤蓬様のアドバイスを頂き修正致しました。もっとこうすれば良いなどあればどしどしアドバイスください。)
5.54sec.