目の前の
バイパスも閑散とし始めたら
フライを巻く
錆びだらけになったバイスに
フックを挟み
鹿の尻尾の毛やら
孔雀の胸毛やら
アルミのテープやら
色々合わせて ...
そっちはどうですか?
元気でやってますか?
楽しくやってますか?
いつか
あたしもそっち行くから
それまで待っててよ
また友達になってくれますか?
またいろいろ話 ...
入場料を奢って貰ってラムバックで吐く
あたしは恐らく悪いことをしたのだろう
入場料まで奢ってもらって夕食まで
あたしは悪いことをしたんだろうラムバックでラムバックでラムバックで吐く
...
コイするのが恐くって、
でも コイ、 してみたくって、
あなたのするひとつひとつに
どきどきしたり、 がっかりしたり。
そんな自分がなんかスキになれなくて
ちょっと離れて逃げよ ...
あなたの揺れる水面が
まるで涙のように見えたので
やさしくなだめたくなりました
あなたは水際にたたずむ
一羽の渡り鳥のようでしたから
どこかへ行ってしまいそうで不安でした
あなたが ...
天体観測の途中なのに君が芋虫に夢中だから、
少しでも気を引きたくて僕は梯子を駈け上る。
ぐんぐん縮んでいく背丈に優越感を感じながら、
僕は見上げた天上で赤い星に唾を付けた。
さて、どこから戴こ ...
まだ夢のなかで
ココナッツ畑の
果実を収穫するときみたいに
静かなバスルームで
のどかな夜明けは
すでに始まって
まどろみは甘くかおり
水滴となり流れ出す
∽
たっぷりと ...
僕はものごころついたときから
自分によく似た大人を見てきました
それはずっと
父親だと思ってましたが
本当は自分の息子かもしれないと
最近では思うようになっているのでした
息子はまだ ...
1/4
あしのした と うなじ と あばら に
くものすがはっているので うごけません
女の子だから くものすを
やぶるようなおいたは いかんのです
1/5
...
タマゴ焼き
ふわりふわりと
足取り軽く
タコのウインナーと
ダンスする
揚げたばかりの豚カツが
レモンのギターをかきむしる
ちょっと嫉妬な
千切りキャベツ
箱につめて
...
他人の体温もなく、ひとり
影ができる 夕暮れ時
文字盤の無い時計の刻む、音
呼吸の音のひとつぶん、重なる
鈍色の空に溶けた残像
夢現に かすかな足音をきく
...
女は大変だな
人と寝るのに理由が必要だから
男は逆だな
理由があってもできない事がほとんど
優しい歌になれ
赤子をあやす
母親の子守唄のように
美しい旋律を奏でる
きみの笑顔よ
優しい歌になれ
孤独の闇に眠る誰かの
あるいはそれはきみの
その心に届くのは ...
ゆらゆらと、
たゆたう海の真ん中に澱む
水の温きに抱かれて
小さな魚達は
大きな大きな夢を育む
故郷遠く旅をして
辿り着いた大洋の真ん中で
ぷかりぷかりと浮き沈み
ゆらゆらゆらと漂いながら
日がな ...
狂えてしまえれば
逃れられるだろうに
面影の無い残骸は
夢の端々に散らばり
短く浅い夢の中でさえ
仕事をしている姿がある
何度問い続けただろう
幾年振り返り続けたろう
半年後に ...
晴れわたる太陽の下
仰向けになって寝ころんだら
辺りの陽気に包まれて
心の中の芯まで
温かくなっていくようだ
じっと動かず静かに浴びて
始めて気付く
太陽の光の温かさのように
...
あのね
いやさ
しようがないよ
ていうか
いいじゃん
まってよつまり
すきなんだって。
強い人になりたいってみんな言うけど
強い人って一体どんな人?
優しい人になりたいってみんな言うけど
優しい人ってなりたいと思ってなるもの?
僕の性格のことについて
明るいと ...
夕日に向かって叫んだ
答えを知ってるのに
耶蘇を着ようと
こころに決めた日
怖ろしいほどに
人をいとおしむ気持が
胸の奥に{ルビ疼=うず}いた
空の色は
只青いので
なく
{ルビ罅=ひび}割れた空から ...
まるいミジンコ枝角類
待てど暮らせどCLADOCERA
天涯地角に逢瀬を重ね
ゆれるゆれるよ柳はゆれる
恋の行方はカオスの蝶々
アトラクターはアトラクション
初期値ははさみでしょきしょ ...
<1> 美しきアサザ
(霞ヶ浦にて)
静かの湖(うみ)に どこまでも連なる つぼみたち
緑のはるかな ひろがりに 一斉に そっと ふわりと ひらき
...
『何をしたらいいんだろう』
と、思うとき、それは
『どうしたら納得するんだろう』
という意味で
結局、自己満足なのかと
疑る心もまた
偽善者のようで
...
雨がしとしとと降り 家の中がじめっとするこの季節が 私はあまり好きではない
肌にまとわりつくようなべたついた じめじめした感じが
絡み合う男女の一時を思い出させるからだ
「好きだ。愛して ...
みんなすごいな 沢山詩を書いて
僕はなんだか 少ししか書いてないのに
もういいや
このアカウントを消しちゃったら
お気に入りの詩のポイントが減っちゃうね
この詩を消しちゃったら
「 ...
頼むから
夢の中に
現れないでくれ
また
笑ってるんだろう?
今夜もまた
夢に
うなされ続ける
俺の
姿を
愛してる
とは
言えない
この思いを詩にしたいのに
言葉が
わからない
言葉が
伝わらない
今日もかけない
詩が
かけない
また今日も
襲ってくる
自己嫌悪
傷つけられた一言を
あとから何度も
思い出す
{ルビ酌=く}むべき意味が
あったのかもしれない、と
一人でそっと
思い出す
けれどもそれは
あらたに痛みを増やすだけ
やっ ...
ついに大団円を迎えました。
長かったようで短かった山あり谷ありの退屈な物語はやっと終わりを迎えました。
舞台の幕が下り観客席がにわかに明るくなりました。
ありがとう
ありがとう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
濃密な五分間
北村 守通
自由詩
0+*
08/6/20 0:39
‥‥‥
ほのか
自由詩
2*
08/6/20 0:39
あたしは悪いことをしたのだろう
山内緋呂子
自由詩
9
08/6/20 0:20
スキのきもち
はるこ
自由詩
1
08/6/20 0:10
「あなたの水面が揺れている」
ベンジャミン
自由詩
10*
08/6/20 0:07
『星を食べる』
東雲 李葉
自由詩
3*
08/6/20 0:03
朝のピアニッシモ
りゅうのあく...
自由詩
7*
08/6/19 23:37
桜桃
小川 葉
自由詩
4
08/6/19 23:37
巻頭 一月
縞田みやぎ
自由詩
11*
08/6/19 23:36
しみじみと
舞狐
自由詩
5*
08/6/19 23:35
サナトリウム
梨玖
自由詩
0*
08/6/19 23:12
人類の存続その他
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/6/19 23:07
優しい歌になれ
朝原 凪人
自由詩
5*
08/6/19 23:03
故郷。
遊佐
自由詩
3*
08/6/19 22:56
雨に塗れる
松本 卓也
自由詩
2
08/6/19 22:22
温もり
とよっこ
自由詩
7*
08/6/19 21:48
いいわけ
亜樹
自由詩
0
08/6/19 21:36
独り言
1486 1...
自由詩
0*
08/6/19 20:09
一詩言(ヒトシゴト)
桜瀬ろろ
自由詩
0
08/6/19 20:01
空の心
服部 剛
自由詩
4*
08/6/19 19:34
さよなら三角また来て枝角
海里
自由詩
1
08/6/19 19:34
アサザたちへ そして 我が思ひ
guchi_...
自由詩
1
08/6/19 19:28
マスター
桜瀬ろろ
自由詩
1*
08/6/19 18:39
梅雨と男女
知恵
自由詩
3*
08/6/19 17:37
【みんなすごいな】
つむじまがり
自由詩
4*
08/6/19 17:34
ワスレル
流浪人
自由詩
1
08/6/19 16:18
言葉にできない言葉
〃
自由詩
3*
08/6/19 16:09
自己嫌悪
〃
自由詩
1*
08/6/19 16:08
リピート機能
千波 一也
自由詩
6*
08/6/19 14:41
大団円
六九郎
自由詩
0
08/6/19 14:28
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
4919
4920
4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
4950
4951
加筆訂正:
朝のピアニッシモ
/
りゅうのあくび
[08/6/19 23:40]
再編集して再掲です。拝
5.92sec.