わたしが
立つはずだった
あなたのお店のカウンター
これからは私の知らない女の人が立つんだ。
わたしが
あなたとの子供授かり
大きいお腹で立つのが夢だった
あなたのお店のカウンタ ...
銀色の
波に揺られて
揺れる
七色
ちらり
ちらり
降り積もる
銀色の
鱗の雪の下で
手を
伸ばしてみる
七色
銀色の
波の下に
静かに波打つ
七色
お ...
出勤中の車で横切った
開店前のガラス越しに
一瞬
「非常口」へと駆け込む
緑のひとが見えた
長い間繰り返される凡庸な日々から
抜け出す「非常口」 ...
Chanson d'automne
Paul Verlaine
Les sanglots longs
Des violons
De l'automne
Blessen ...
楽しい時間を名残り惜しんで
さようならと家路を辿るその途中
柔らかくなったあたしの心
朝日を見た瞬間固まったんだ
あたしの居場所は此処じゃないよって
そんな言葉が胸の中で ...
浜辺には
海からのキップル
月が波に描かせたキップルの高潮線
いちいち決闘なんてしてられないから
離岸流を探そう
相手の太刀筋を見切ったときには
がびっしゅ
それでやっぱりよ ...
ケンカして さよならしたね 意地っ張り
百年経ったら キスしよう
タンスから わたしの写真 眺めては
涙してると おばあちゃんから
一度だけ 空のメイルが 届いたよ
返信しない 返信 ...
生きる意味を知ったのは
君に初めて逢った瞬間
君の笑顔が
僕に向いた瞬間
手が擦れるように触れただけで
心臓が止まる気がした
僕に向けての言葉を聴けば
今死んでしまっても
...
地球が月の重さを感じているように
月は地球の重さを感じている
宇宙のなかにシンクロする永遠の愛
重力の腕のなかに抱擁する、一対の天体
いつか、地球は
太古の昔、恐竜を絶滅させたように ...
結婚はチューインガムのようだ
と誰かが言っていた
口に入れると
はじめはほんのり甘い
恥じらいまじりの
恋の香りに満たされて
交われば交わるほど
恋の甘さに酔いしれて ...
子 思う 心
穏やかな 春海
翻せば
光 遮る 狂う海
あいたい との 叫び
長い 時の手になだめられ
腹の底に 閉じ込めているだけ
子 生きて 生かされ
...
愛してる
の
あなたのこと
世界中の
だれよりも
愛してます
嘘
じゃ
ないよ
気持ちのいい朝なのに新聞の壁に遮られて会話が届かないね
こっちから散々質問しても同じ返事ばかりで会話が続かないね
首輪も付けないで私がどこにも逃げ出さないと思っているの?
気紛れな私は ...
初夏の光
ひとつ前の駅で降ります
虫かごもないのに
+
栞はかつて
誰かの魚でした
本の中で溺れるまでは
+
夕日のあたたかいところに
古いネ ...
喜びのかたわらに悲しみはあって
そしてときどき
僕は盲目になる
あなたの細いゆびさき
ピアノをはじく繊細なおと
それはきっと記憶のなかでのこと
あなたの器用なゆびさき
ヴァイオリ ...
サバンナの毛並み 期待のランナー
どこまでも駆けて行けって 願ってる
今までこれたのだから、これからもいける
わかったその日に ランナウェイ!
太陽光線の気持ちよさ 夏の日の匂い チーズみ ...
本当に
私は馬鹿だなあ
たった一言のために
どんだけ苦労してんだか
金色の土地までまだはるか未来
自転車が進むスピードで横切る
山の光は山を越えはしなかった
思慕は今コンクリートに座る
高校はすでに廃校が決まっていた
最後の公演を近隣の材木屋に申し込 ...
心の闇
なんていう安っぽい言葉ひとつで
人殺しの気持ちを説明できた気になるなよ
+
薄っぺらなプラズマテレビの向こう側で
薄っぺらな現実が不意打ちみたいに暴発する
眩しい
眩 ...
泣き止めばポスト入れるの止めとこか
聞いてますます泣き声高く
幾度も夜に月を着なおし
言葉を交わす別れも無く
樹と曇と星の重なり
灯火ではない明かりへ歩む
海辺の突堤に
子が腰かけ何かをつぶやく
聞き取れないまま
子の姿はか ...
目を閉じると 暗闇の中に 無数の蟻が蠢いていた 右から左に 左から右に 幾億の蟻が 幾筋もの列を成し 暗闇の中に 餌を求め餌を運ぶ 幾億の蟻は 俺の暗闇よりも一段と黒く だから 暗闇の中に 俺は幾億の ...
ザーザー ザーザー
悲しいね。
ザーザー ザーザー
苦しいね。
いつも泣く事出来ないけど
今日は雨浴びて涙する。
雨がアタシの涙を隠して
雨音がアタシの声を掻き消してくれるか ...
いつかはここに僕の亡骸が埋まる日がやってくる
それは燃え尽きる灰のように美しくはないだろう
躰から僕がゆっくりと抜け落ちていってからっぽになり辿り着く
独りで逝くのは柄に ...
年月とともに
町並みが変わるように
この畑も
様子が変わっていった
ビニルハウスは
引越しを繰り返し
屋根の下で育ったものは
町へ出荷され続けた
そのことだけは
変わらずに ...
いつまでも
空想してるので
年老いたことも知らない
ランドセルを背負って
横断歩道を渡れば
簡単なことだった
この畑には
背の低い木があったはずだ
僕と年輪を同じくして ...
僕には血が流れている
妻を残して死んだ人の血が
憎しみを腹に据えたまま死んだ人の血が
消化できない思いを残したまま
死んでいった数千、数万人の血が
マンホールから洩れてくる
地下街の音 ...
キスするなら公園がいいな
初デートの朝そう思った
静かな散歩道を歩いていれば
手を繋ぐように自然にできそう
だけどベンチに座ったきり
アイツは格闘技の話に夢中
ジョギングし ...
未来が広がっている
道標など無いその空間は虚無とも似ている
自由が広がっている
真っさらなそれはゼロに近しい
約二年前に得た自由は迷路だった
迷走し瞑想し
自分を保つ事すら ...
僕の言葉届いてホッとしてるよ
あの頃は熱中してたんだって思い出した 詩にもあなたにも
ちょっと恥ずかしくて笑ったけどやっぱり
今でも大好きだよ 詩もあなたもあの頃の僕たちも
これからもきっと大 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ごめんね
こころゆくま...
自由詩
6*
08/6/21 22:16
アオリ烏賊
北村 守通
自由詩
5*
08/6/21 22:12
「 非常口 」
服部 剛
自由詩
2*
08/6/21 22:04
詩人のシノギ(上田 敏の巻)
みつべえ
散文(批評...
10
08/6/21 21:44
言葉は私をさみしくさせて
ロリータ℃。
自由詩
2
08/6/21 21:37
がびっしゅとつぶやくとき
海里
自由詩
1
08/6/21 21:10
ふたつ違い
西日 茜
短歌
7*
08/6/21 21:01
かたおもい
愛心
自由詩
3*
08/6/21 20:39
永遠の愛
寅午
自由詩
0
08/6/21 20:03
チューインガム
相良ゆう
自由詩
2*
08/6/21 20:00
狂 海
yaka
自由詩
2*
08/6/21 18:51
の
流浪人
自由詩
1
08/6/21 18:43
テレビ
1486 1...
自由詩
1*
08/6/21 18:04
海の伝言
たもつ
自由詩
25
08/6/21 17:51
「喜びのかたわらに悲しみはあって」
ベンジャミン
自由詩
7
08/6/21 16:02
詩作
戸森めめん
自由詩
1
08/6/21 15:50
告白
cass
自由詩
2*
08/6/21 15:05
桃源郷
ブライアン
自由詩
0*
08/6/21 13:52
ヒミズ
大覚アキラ
自由詩
10
08/6/21 12:55
脅迫
六九郎
短歌
0
08/6/21 11:59
ひとつ いのり
木立 悟
自由詩
3
08/6/21 10:41
蟻塚
rabbit...
自由詩
10*
08/6/21 10:14
雨の日
Rinka
自由詩
2
08/6/21 10:11
僕の亡骸が埋まる日まで
唏羅
自由詩
0
08/6/21 9:22
畑
小川 葉
自由詩
6
08/6/21 5:10
道草
〃
自由詩
5
08/6/21 5:08
参列者たち
かいぶつ
自由詩
1
08/6/21 4:53
KISS
1486 1...
自由詩
4*
08/6/21 4:29
剥き出しの無防備な
maynar...
自由詩
0
08/6/21 4:19
Re:.doc
K+A
自由詩
2
08/6/21 2:43
4909
4910
4911
4912
4913
4914
4915
4916
4917
4918
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4921
4922
4923
4924
4925
4926
4927
4928
4929
4930
4931
4932
4933
4934
4935
4936
4937
4938
4939
4940
4941
4942
4943
4944
4945
4946
4947
4948
4949
加筆訂正:
雨の日
/
Rinka
[08/6/21 16:12]
少し変えました
7.17sec.