前方から大型トラックのタイヤが飛んで来て私は死ぬだろう

大型トラックが中央分離帯を跳び越して来て私は死ぬだろう

車が逆走してきてよけきれずに私は死ぬだろう

目の前のトラックか ...
今日もカラスがガァという

「縁起わりーな」

もしかそういう概念に抗ってんの?おまえ。

だから光モノ盗むのか?


多分ちげーな。

モノを知らない俺



ゴミ荒らすなよ

お前相当ひんしゅくか ...
 ジリジリと焼かれてみたいんだろ?
 噎(む)せ返るよう 夏の視線に
 押し潰されてみたいんだろ? 粉々に粉砕されて
 ジリジリと焼け爛れた 熱の中に紛れ込みたい……混じり合いたいんだろう? 
...
もしも言葉に

羽が付いていたら

君に届けた言葉の羽を

ハサミでチョッキン。

そして

君の一番太い枝に

縄でグルグル括っちまおう。
ドアを引く
カウベルの音
マスタ−の
豆を引く音
この席が好き



開けられない
扉の向こうの
君の声
優しいけれど
それでも怖い
そう 光の紋、水の模様が
見たかった

ゆらぐ 光の縞に 体を潜めて
水の色 雲の陰

私のゆがみ
私のまるみ
私のいびつさ

けれど、実は 私も水
息を呑んで光を泳ぐと
実は ...
玄関の靴箱の上に
ふくろうを飼っている
餌もいらない
水もいらない
糞もしない
木彫りのふくろう
畑の胡瓜よりも世話がかからない
木彫りのふくろう
だけど、夜になると
目が光る

...
このへんな匂いは何ですか
ああ
満開の栗の花

朧月夜に
ああ
満開の栗の花

血液にアルコールが混ざって
ああ
満開の栗の花

天狗の鼻をかじった
ああ
満開の栗の花
...
高層ビルから
突き落とされたようなドラムで
僕の心臓を叩きつけてくれ

通り魔にグサリと
殺られたみたいなギターで
僕の鼓膜をつんざいてくれ

教室で散弾銃を
乱射したような言葉で
...
双つの花
遠い鏡の前の影
目を閉じ 何かを言いかける
双つなのか ひとつなのか


空の上の上の音
集まり来る曇を見る
道が交わるところで目を閉じ
窓のかたちの白い火を見 ...
あなたが
私を降りる日がやってきました

晴れた穏やか日も
嵐の日も

私はあなたとともに
進みました

着いた地は
新しい居場所

慣れない地での
不安もあるでしょう

...
一人
船出した僕を見ると
かわいそうだと
人は言う

そうさ
僕は
うつむきかげん
濡れた靴先
見つめてる

船が波にもまれる

それでも
美しい星が見える

大いなる ...
赤が一片川に落ち
薄紅の花弁に早変わる
埃絡まる土上で
萎れ果てぬ事のないように
全て集めて水に還す

薄紅ひらひら翻る
川流に抗い下り行く
朝陽染み込ませたかのように
辺りをほんの ...
長いこと 時間はたった


ずいぶんと 睫毛も 声も 痩せてしまったね、と笑う

それすらも

全部両手で抱えて持ってゆきたい 日常の風景のひとつだった



おぼつかない足取り ...
こんなことを言おうとしたら
あなたはどんな顔をするだろう?
目を落とし、少し淋しそうに
僕のことを抱きしめるかな?

別に悲しませたりしたい訳じゃないんだ。
ただ単純に知っておいて欲しいか ...
きゃはきゃは と小さな笑い声がした
留守番をしている日曜日
レースのカーテン越しにガムシロップのような
とろりとした陽光が射していた

読んでいた本を伏せて
誰もいないひんやりとした畳を這 ...
私は
何でも出来るのに
何もしないから
何も出来ない

私は
本当は優しいのに
優しくしないから
本当は優しくない

私は
真面目な人間だし
面白い人間だし
周りの評価だって ...
ぼくの「片思い」は勘違いでした。 
目の前のあなたに 
「なまのこころ」で向き合い 
瞳を合わせる時 

互いの胸の両端は 
よろこびの糸で 
くいっ と結ばれました。 
火のみ
火のまま
始原と同じ勢いで
燃え続けている

口は知ることにより変わってしまったから
音の響きに意味を持たせてしまう
愛しさも
熱情も
それらしくまとわせてしまう

無邪 ...
「次のニュースにまいります」

淡々とした口調でアナウンサーは暗いニュースを読み終え
明るい話題に切り替えた

よくある日常の風景

僕は暗いニュースが風化してしまうことが

ただ  ...
 

あたし象がなくのをきいたことがあるわ

ミルクが冷めるので
君は急いで言うのだった

カーテン 君の室内とその壁

日が射しても 虫がいない日が多いので
もうテーブルクロスは ...
むらさきいろの たいよう




あたしが生まれた月に咲くその花が好きで
思わず寄り道をした


暑い日差し
空梅雨模様
命の色は
血の色は
どうして赤と
決まったの


コンクリートに座って会 ...
{画像=080617003626.jpg}
かつて私の心は安らぎを知らず、
盲目の内に両手は前を探っていた。
手は悴(カジカ)み、
指先は熱い火傷を負い、
心は暗い深淵の内に浸かっていた。 ...
眠りにつく時、思い浮かべる
どんな夢を見よう
目を閉じて 
少し集中
・・・そこには優しい面影
そして寄り添うように僕は体を預ける
もたれるように 呑まれるように
意識が遠退く感じ
優 ...
あれは確か午前四時ぐらいだっただろうか
明け方急に目が覚めたせいか
喉が渇いていたので冷蔵庫へ直行した
しかし半分寝呆けていたので
ペットボトルと焼肉のタレを間違えて
思いきり飲み ...
わたしのははは
おうたをうたいます
ねるまえにかならず
 いいこ いいこよ ねんねしな

わたしはめをとじて
すぅすぅこきゅうします
はやくおうたをとめて
 かわいこ かわいこ ねんね ...
ハルサリ、君たちもまたエフェメラと呼ばれるのだね
昆虫で最初に翅を獲得したグループの一つというなら
どんな翼竜や鳥類より地上で最初の翅じゃぁないか

奇しくも春の枕詞、カゲロウよ
五月のメイ ...
あなたの描いた世界を見ました
それは小さな小さな世界でした
あなたはそこで一生懸命に前を向き
そうしてその世界に落胆する事も
何かを望む事もせずに
それでもひた向きに生きたのですね

私 ...
ゆれる景色の中で
溶け出す静かな氷
「つめたい」
そういった君の目には
小さな水たまりが出来ていた

風の穏やかな朝に
流れた大きな雲
「きれい」
そういった君の耳には
青色の耳飾 ...
大人は許されている
お酒もタバコも夜更かしも

子どもは許されていない
お酒もタバコも夜更かしも



大人は許されていることを知っている
だから大人は節度を守る

子どもは許さ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
交通安全のお願い六九郎自由詩1*08/6/17 18:11
黒のクロスオーバーアズアン自由詩008/6/17 17:52
朱夏きりえしふみ自由詩3*08/6/17 16:39
緊縛かいぶつ自由詩208/6/17 15:38
ひらくととじるユメサキハル短歌2*08/6/17 15:25
ゆくえしらずるるりら自由詩9*08/6/17 15:01
ふくろうと月光小原あき自由詩5*08/6/17 14:16
まんくわいの栗の花蒼木りん自由詩308/6/17 13:42
ライヴハウスかいぶつ自由詩108/6/17 13:21
遠い名前木立 悟自由詩208/6/17 12:43
@船 Ⅴ貴水 水海自由詩208/6/17 12:32
@船 Ⅳ自由詩008/6/17 12:31
流花自由詩1*08/6/17 11:43
花火もも うさぎ自由詩2208/6/17 10:06
家族山田隆自由詩208/6/17 4:16
テレビのこと吉田ぐんじょ...自由詩908/6/17 3:14
私はにん げん自由詩308/6/17 2:59
いとむすび 服部 剛自由詩4*08/6/17 1:36
たえがたくうたわれたうた楢山孝介自由詩4*08/6/17 1:10
紅く染まる心知恵自由詩7*08/6/17 1:03
こいびと縞田みやぎ自由詩7*08/6/17 0:50
スケッチ#6月17日 紫陽花瑠音携帯写真+...108/6/17 0:40
目病(メシ)いの口上beebee自由詩5*08/6/17 0:33
繰り返す夢はtatsuy...自由詩308/6/17 0:32
中毒1486 1...自由詩3*08/6/17 0:20
たえがたくうたわれたうたそらの とこ自由詩6*08/6/16 23:49
ハルサリ海里自由詩108/6/16 23:00
告白プル式自由詩5*08/6/16 22:56
あなたの事自由詩3*08/6/16 22:55
大人になる相良ゆう自由詩1*08/6/16 22:55

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加筆訂正:
「 ふれてください 」 /服部 剛[08/6/16 23:58]
一ヶ所誤字があったので訂正します。 
6.01sec.