優しい手に言葉は潰され
汚れたような日々は拭えば溶ける
ひとつの言葉を持たないわたしは
凍りついた喉を震わせ
通じることのない音を立てる
お話にならない文字はだれにも伝わらない ...
あたしは、読んだ小説や漫画、映画などに影響されやすい。
あたしほど個性が無い人間はいないと思う、
我は強いかもしれないけど、
ある小説を読んでから、自分の性格が悪くなった気がする。
その ...
あなたはまるで
矢を放つ前の弓のように
身体をしならせ
水平線を見つめている
遥か遠くの波間では
違う色の青を背負った海鳥が
白くひるがえりながらたわむれている
大きく息を吸 ...
おい!この開きめくらを黙らせろ
物質だけ よく見えるのは・・・
一二三 ひいふうみいの第三の眼
キリストのめくらを癒す 開眼式!
物の見えない人にど ...
わくわく
ぷくぷく
ころころ
まろまろ
ぽんぽこ
でこぼこ
どってん
しゃらん
ぽりぽり
ゴッツン
ぷかぷか
ズンタン
なぁ もう時間だよ
涙を拭いて そろそろ支度をしてくれないか
そんなにキレイにならなくて良いから
今日だけは 今日だけはぼくだけのきみでいて
ああ きみが遅いから またぼくの足が ...
幼い日の
みんなの
ひとり
ひとりの
それぞれの
顔が映っている
あどけない
いろんな
表情だ
夏の
日差しにも
寒い風の中でも
みんな
まぶしく
輝いてた
...
私の気持ちに
気付いてください
ときめく
この心を
受け止めてください。
あなたのことが
知りたい
私に
もっと
もっと
気付いてください。
皆さん
本当に
暑いですね
私も
頭が
あまりの
暑さに
ぼーっとしそうです。
今日は
橋本循環器内科に行って
血液の検査に行って来ました
コントロールは
順調にし ...
はじめるために
終わっても
終わるために
はじめてみても
それはいつも旅だった
ひとつの解釈は
限られた扇風機の
機能のひとつに
はじまりを確信する
はたしてそれが
...
書かなきゃいけない感謝のこころ
それを邪魔する怠けのこころ
口先だけの気持ちじゃないんだよ
でもきっと怠ける心に負けた感謝は
あの人に、感謝に答えることを怠けさせる
それ ...
{引用=月夜の{ルビ泡沫=うたかた}
ひらいた辞書に
針をおとす}
夜の端を
そっとめくると
月は
その裏側で
輪郭をにじませる
言の葉は
月影を背負い
蝉時雨の風と
果 ...
虹色の雲を見ている
水気の多い風が肌を撫ぜるから
夏の木陰で光のなかを見る
まぶしいほどの光量が影を真っ黒に染めている
冬の薄闇よりも一層黒いのに
その闇の黒さは目に見えるのに
水 ...
軍艦の現れて消ゆ
満載の雲丹もとろけて
跡形もなし
{引用= ※雲丹(うに)}
初出「LBS」二〇〇八年六月
時間というのは観念的なものです。
具体的な事象で時間をあらわすものと言えば
まず思い浮かぶのは時計ですね。
しかし、俺たちの周りには
時計以上に時間を表現するものが
至る所に溢れています。
...
(1)
掛け声と干物の臭いに押し流されるようにして
昼下がりの賑やかさに身を委ねてみる
所狭しと商品の並んだ店先を覗けば
一見かと値踏みする手練の客あしらいに
思わず半歩後ろへ下がりつつ ...
ドラムのように
時をきざみ
ギターのように
時をかざり
今を歩いてゆく
今を走ってゆく
皆で泳いでゆく
皆で助け合って
血と血の約束
静寂の時
時間をかけ
宝物を取りに行 ...
それは昨日
天空に雷神様がおいでになった
天の太鼓が打たれて
黒雲が湧きたち
夕刻から雲の間を稲光が走りだした
空が大きく大きく息をして
轟音が街 街にとどろいて
夕餉が済み
...
音が耳に飛び込んできた
窓を開けただけですぐ
世界の動きがわかる
工事してビルを造る
飛行機の飛ぶ
車の徐行して走る
子供たちの笑う
烏の飛ぶ
自転車の走る
人々の話す
犬の吠 ...
雨の終わりの無数のうちの
ひとつは残り 無数は去る
雨の終わりはつづいてゆく
午後が午後へ差し出す傷
土にこぼれ
土は黙る
封じ忘れた光から
誰も通らぬ道がの ...
スプーンみたいに丸い
タンクローリーの背中に夕日が映っている。
運転手は気づいているだろうか。
路上でヒッチハイクしている神の存在にも。
(中指を突き立てている奴がそいつだ)
捏造した交 ...
今日のぼくはからっぽだ
なんにもない
誰かがぼくのなかで叫んだら
こだましてしまうくらい
からっぽだ
だから
何かで埋めたいんだ
満たしたいんだ
言葉がほしいよ
音楽がほしいよ
快楽もほ ...
にじいろの炎をともし黒髪は少年少女の真夏をあそぶ
少年の肩から旅立つ星たちは少女の空と海とに抱かれる
潮騒とよく似た硝子が割れてゆく、眠りの底を旅立 ...
雲ひとつない
真っ青な 空
広大だ、
仰いで
シャッターを切る。
現像すると
蒼い、 蒼い、
折り紙になった。
人は私のことを哀しみと呼ぶ
人は私のことを寂しいと言う
なぜ?
なぜなの?
私は常に一艘の小舟
緩やかな波に揺られながら
月を友に夢など語 ...
雷の音にあわせてはしゃぐ声。学校のそば、無人駅にて。
どんどんと人が集まる軒下で君との距離にバクバク心臓
果てしない快晴の空
意識をずっと高く高く昇らせて
その先にある宇宙の広がりを
想ってごらん
無限のように広がる宇宙の
どこかに僕たちの帰る場所がある
未来も過去も
もしかした ...
あなたの心のいろは
なにいろですか
かわいらしい桃いろですか
さわやかな青いろですか
情熱のある赤いろですか
わたしにはまだ
いろがありません ...
暇つぶしに読んでいた夫の漫画本に
ヒミツが挟まっていた
それはちょうど主人公が
携帯電話のメールを確認している場面で
お札と同じくらいの紙切れだった
(本当のお札だったら良かったのにな)
...
扇風機が
静かに首を振っている
かきまぜている
ソファに座って本をひらいている
あなた
この作家は、
攪拌という言葉が好きみたい
と、本をパタンととじながら
あなたが
静かに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
もういちど前を向く
湖月
自由詩
4
08/7/30 23:56
読めない
つぐこ
散文(批評...
2
08/7/30 23:51
「風が生まれるとき」
ベンジャミン
自由詩
6*
08/7/30 23:36
幻視者の・・・
アハウ
短歌
0
08/7/30 22:39
ちろりん
ペポパンプ
自由詩
5*
08/7/30 22:10
月夜のダンス
はるこ
自由詩
1
08/7/30 22:00
あの頃
妖刀紅桜
自由詩
4*
08/7/30 21:55
ラブレター
〃
自由詩
4*
08/7/30 21:50
7月も・・・。
〃
散文(批評...
2*
08/7/30 21:45
おんなの旅
小川 葉
自由詩
1
08/7/30 21:31
気持ちですね。
短角牛
自由詩
0
08/7/30 21:06
月と夜の森
こゆり
自由詩
13*
08/7/30 21:04
夏の闇
さかまき
自由詩
2
08/7/30 21:04
日本海
Keisen
短歌
2
08/7/30 20:26
幸福と永遠
結城 森士
散文(批評...
0
08/7/30 20:01
消費されるひと
恋月 ぴの
自由詩
25*
08/7/30 18:57
結束
ペポパンプ
自由詩
5*
08/7/30 17:07
雷神=帝釈天=インドラよ!
アハウ
自由詩
5
08/7/30 16:39
夏音
よしおかさく...
自由詩
6*
08/7/30 14:21
光溝
木立 悟
自由詩
2
08/7/30 14:14
エンプティ
プテラノドン
自由詩
2
08/7/30 14:13
からっぽ
ヒロシ
自由詩
3
08/7/30 13:50
◆幻想連鎖Ⅱ
千波 一也
短歌
2*
08/7/30 13:29
小さな青空
Lucy.M...
自由詩
4
08/7/30 11:14
弧灯(ことう)のよろこび
星月冬灯
自由詩
0
08/7/30 11:10
雨宿り
ユメサキハル
短歌
0*
08/7/30 9:51
快晴の空
ヒロシ
自由詩
2
08/7/30 9:40
いろ
星月冬灯
自由詩
5
08/7/30 9:39
ヒミツ
小原あき
自由詩
20+*
08/7/30 8:51
生平
FUBAR
自由詩
8+*
08/7/30 5:39
4852
4853
4854
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
加筆訂正:
トーキョー/10min.
/
石畑由紀子
[08/7/30 22:57]
一行 微調整
6.64sec.