宝箱の蓋はそっと開け放したまま。
そのままなくしても良かった。
あんまりにも鳥籠じみてて、哀れなものだから。
泣いちゃえばいいのに
君はつよがりで
歌を歌ってばかりだったね
言っちゃえ ...
蝉のお葬式 ひっそりと
参列者は私だけ
この大空一杯
何を届けよう
ビール飲んで
焼き鳥食べて
太陽が笑っている
風が泣いている
木の葉がひそひそ
泡がぷかぷか
自然に身をまかせ
寝転がる
冷静な頭脳
温かい気 ...
{引用=
オーデュボンの目が映した、まるで日食のように昼間を暗くするリョコウバトのその大群にも、最後の一羽にも、わたしはもう二度と会えない。
会えない。
減少する熱帯雨林の隅のほうで誰の記憶 ...
遠く 遠く
雲が疾風のように通過する
遠雷の気配がして・・・
靄つく大気を涼しげな
風が過ぎて行った
雨の降っている 匂い
心が遠雷を聞いて
遠くへ憧れると
希望のよう ...
1
緩やかに回転するふるさとに登ると、木々のさえずりの重さを髪が貫く回数に敏感になる。僕はふるさとの証拠だ。ふるさとは論理的に父と母を演繹する。ふるさとの境界面には無数の弾痕があり、ふるさとを動 ...
散らばりながら 宝石は
その名を きれいに
縁取って
なお美しく
ひとの手を とる
散らばって ゆく
こころのそとで
おどりはいつも
鮮やか だ
...
夜に宿へ着き
独り飲んで眠る
光り射して覚め
夏の空と岬と
初出「Lightning behind the shadow」2008年7月
旅の客が訪ねて来て、嘆いていった。
「近年から近日にいたるまで、天変地異や飢餓・疫病があまねく
天下に満ち、広く地上を覆っている。牛馬は路上に倒れ伏し、人の
屍と骨は道に溢れている。命を失った者 ...
誰かが私の影を踏んだ
踏まれた私は腐(ふ)ちてゆく
底無し沼へ引きずり込まれて
だんだんと腐ちてゆく
誰に踏まれたのだろう
どうして踏まれたのだろう
...
上野公園で途方に暮れて座っていると
ハトがやってきて
「恥が多くて大変そうですね」
とか言ってきたので
俺はそいつの首をつかんでひねりつぶした
するとカラスがやってきたので
俺はそいつの首 ...
数年前一切合財の判断を
ストップすることを習った
つまりエポケーさ
ブラック・ホールと
いうものは無いと
ネットはおしえてくれた
ではブラック・ホールと
エポケーを組み合わせて
一切合 ...
つめたいものは
夏にある
傷つけられたもの
貶められたもの
苛まれたもの
生きていたもの
葬られたもの
冷蔵庫を開ければ
...
080729
川中島で、
目を覚ませ!
合い言葉は、胡瓜。
3回ほど繰り返して
黒い男が闇に消える
カラスのような目付きをした ...
ランドセルを
つまらない教科書だけで
ぎゅうぎゅうにしちゃあ
イケナイよ
空の一粒と
海の一滴分の隙間に
遊びと闇を詰め込んで
毒とケーキを弁当箱へ
筆箱を開けば
尖った魔法 ...
抱き締めたら解けちゃうから
そっと優しい言葉だけを
掛けて横で眠っていて
僕は独りでも生きてゆける
触れられない体躯は
何を思って誰を思って
いるのだろう、
繋がる空の果てに貴方が
...
[1]
夜中に突然起きる
0時過ぎまで友達に電話して
すぐ寝たつもりなのに
丑みつ時の幽霊か
2時半
[2]
そういえば、
寝る前のあたしは
ストレス ...
天才が年下と知り鼻血出す深夜三時は命が危ない!
気づけば
何処からかやって来た湿った重みが胸に積もって
新しく出来た傷からですら血が出ない
そんなものを悲しみとでも言うのだと思う
手遅れなのかもしれない
熱さも寒さも煩わしい
ただ温い水 ...
ぜんぶ
どうだっていいと云っているような
陽(ひ)の光(ひかり)
ロゴスもアイデンティティーも
すべてリセットすればいい
だって
「現実( ...
眠った夜の後に
覚める朝が来て
起きて歩いて
飲んで食べて考えて
歩いていく、外へ
あとは
見て聞いて話して読んで書いてとにかく何かをして
何もないをしない気付かないた ...
ひとびとが雁首そろえて暑い暑いと呻く夜
僕らの幼稚な自己愛がこの夜の温度に煮凝っている
その頃合に何処かで誰かの切実な現実が閉じ込められていく
分厚いコンクリート
あるいは湿った土の奥 ...
幼い流れ星が
きらきらと
空を走り抜けて
尻尾のおばけ
太陽の十倍の速度で
7時半の闇の中を
そろりそろり
笹船と競争するように
流れ流れていく星
真っ直ぐ進まないと
いけ ...
きっと 唄い始めた瞬間から
噛合わなくなったのは 僕の生きる全て
部屋に捨てられた 水色のギターの
できそこないの欠片を 泣きながら拾い集めて
例えば ただ唄おうと想う
目も開けない ...
生まれたときからいっしょだった
イヌが死んでしまった
老衰だった
学校から帰ってくるまでもたない
そう言われていたけれど
最期にほんの少しだけ私の目をみて
安心したのか眠るように逝った ...
あばら骨の浮き出た半身を
焼き付ける熱帯の日に曝し
茶色く濁った厚い歯を剥き出して笑う
仮称「ヘビ使い」
彼がヘロイン入りのマルボロを
吹かす様はまるで
新月の夜に
孤独の最も熟れた ...
ここにいても
いいですか
という
人がいるので
その人は
人なんだと思う
思うだけで
人は
人になってしまう
わけではないけれども
人の価値は
そのようにある
あ ...
私は友人を食べました
お腹がすいたのです
すきすぎて
すきすぎて
しかたなかったのです
私の前を友人が通りかけました
おいしそうな
おいし ...
よく聞こえる。
とても聞こえる。
もっと聴いてたい‥
ずっとずっと
あなたのとなりで。
赤いピアノ。
ちいさいときから
ずっといっしょ
でも、おおきいのがくるから
となりのみほちゃんに
あげてきて
って
やだっ!
ずっといっしょにいたい
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月をあげる
水島芳野
自由詩
2
08/7/29 18:07
葬式
ぎよ
自由詩
2
08/7/29 17:57
トコロテン式人生
ペポパンプ
自由詩
4*
08/7/29 17:34
ひとしずく
士狼(銀)
自由詩
7*
08/7/29 17:34
遠雷
アハウ
自由詩
7
08/7/29 16:39
探索
葉leaf
自由詩
8
08/7/29 16:37
おどる宝石
千波 一也
自由詩
5*
08/7/29 13:45
宿へ(四行詩)
Keisen
自由詩
0
08/7/29 12:20
目覚めよ!
アハウ
散文(批評...
0
08/7/29 12:05
影
星月冬灯
自由詩
1
08/7/29 11:21
人間(上野のハト)
udegeu...
自由詩
3
08/7/29 11:07
エポケーの歌(1)
生田 稔
自由詩
2+
08/7/29 9:40
つめたいもの
草野春心
自由詩
2*
08/7/29 9:25
下条
あおば
自由詩
6*
08/7/29 7:05
ランドセル
かいぶつ
自由詩
3
08/7/29 5:40
愛する人へ
AKiHiC...
自由詩
3
08/7/29 4:00
飛び起きた夜
yoyo
自由詩
3*
08/7/29 3:12
脳のほころび
sunaos...
短歌
1*
08/7/29 3:09
悲しみについて
麒麟
自由詩
1
08/7/29 2:41
「真実」
星月冬灯
自由詩
1
08/7/29 1:59
寝言
鎖骨
自由詩
2
08/7/29 1:40
暑夜
〃
自由詩
1
08/7/29 1:34
空に星が綺麗
木屋 亞万
自由詩
2*
08/7/29 1:17
未完音
梨玖
自由詩
0
08/7/29 0:55
ビターチョコレート
相良ゆう
自由詩
3+
08/7/29 0:46
潮
ネット詩の悪...
自由詩
0
08/7/29 0:28
鏡の中のわたしたち
小川 葉
自由詩
4
08/7/29 0:24
無情
星月冬灯
自由詩
3+
08/7/29 0:05
朝焼け、雨音。
長谷川智子
自由詩
3*
08/7/28 23:59
おもちゃの
〃
自由詩
0*
08/7/28 23:59
4854
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4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
加筆訂正:
市民と詩人
/
N.K.
[08/7/29 17:38]
3連めと5連目の矛盾をどうにかしようと・・・。
顔を洗ったのだが
/
そらの とこ
[08/7/29 0:45]
タイトル「洗顔〜顔を洗うということ〜」→「顔を洗ったのだが」
5.56sec.