真夜中
港まで自転車で走る
橙のあかりが点々と
その下に一人
また一人と
釣り人が並んでる
釣れますか
聞いても誰もこたえない
みな透明だから
二人乗りしてきた友人も
いつのま ...
いくつもの
扉の向こうで
声がする
天使と悪魔の
アタシを呼ぶ声
どの扉
開けて進めば
正しいの?
アタシは何処へ
向かえばいいの??
眠れたのだろうか
憔悴した頭は
おぼろげで
ぼろぼろで
眠れたのだろうか
澄みきった空気は
ひとりきり
ひといきれ
くたびれた薬缶の
泣きやまない声が
部屋中を飛び回って
忘れられる日は ...
さんざめく夜の淵
孤独は口笛を吹きならして
引力の釣り合いの取れない
夢ばかりみている
セメントの冷えきった童話と
律義に回る天体の中を
居場所がない、居場 ...
それはきみがくれたものだ
かなしみというものだ
俺はそれをどうするでもなく
ただおもむろにポケットにしまう
まぶたを忘れるほど
夕陽が落ちていた
拾うのも勿体なくて ...
誰にも触れさせないような素振りでいる。でも本当は
誰でも容易く触れる事ができる。ただ、気がつかないだけ。
それとも、皆気づいていて言葉の彩で遊んでいるだけなのか。
深い青の中に沈むと、紅色の ...
大連は観光地ではないから
すべての施設は中国人のものだ
悪い仕事をするのに
これほど俺を守ってくれる国もない
星海広場をぶらついた
午後2時に待ち合わせている
たくさんひとがいるのに閑散 ...
名前無く 灰の被つた 野の華を
独り摘み持つ 哀歌と共に
洗いざらしのような 空気が 夜を運ぶ
淡い 淡い 夢を見ながら 眠る君の
呼吸の音がしない部屋を 星が染めていく
いくら片目から涙が零れていても
君は笑ってくれない と ...
どうでもいい
世界はもう終わりだ
幸福は疲れ果て
喜びは血の涙を流す
ああ、報われないなら
始めからそうだと言って呉れ ...
それでも好きと言いました
自己陶酔の自己懺悔
愛する人には捨てられて
愛する友にも見限られ
それでも天に神様は居まし
形而上の ...
アル晴れた日にはユカイな出来事が降って(ふって)私は無敵になれる
『涼宮ハルヒの憂鬱』
燃え上がる革命の火に身を焦がし散りゆく宿命(さだめ)の我はオスカル
『ベルサイユのばら』
ウナギ ...
かりそめの日を生きる
ちとそらのきわへと
ながくつづく道を愛したのだ
はらはらと
はらはらとふりかかる日々
ふりつもる日は
うつりゆくきせつとともに
とけてゆくけど
いたみやぬくもりの ...
涙はするりと溶けた
それを掬った手は もうすぐ消えるよ
泣いた筈の目は乾いて
本当に願ったことは もうすぐ叶うよ
ぼくときみの身体は離れていて
繋いだ手は継ぎ接ぎ
溶けないように紡い ...
さよな*らさよなら
、六月*の雨の日、
前線の*停滞と耳障
りな警*戒音、僕た
ちは一*度も約束を
交わさ*ないまま、
死別し*た。
{引用 ...
期待させるだけなら
ひとりぼっちでいたかった
あなたの言葉を信じてしまったから
こんなにも離れてしまって
寄り添って来る孤独と
...
大地の轟きと歪みに傾聴か体感か無関心かうやむやか。
蟾蜍?酒宴渦巻きの欺瞞?国益OR地球?
子たる者、親たる者の叫びに、
死者が瓦礫の下で無言に答えようとした。
歴史?人命?国際政治?単純な善 ...
自ら築いた家庭を守る
そんな当たり前の事ができなかったのだと
あのひとは言った
幸せそうな笑顔の傍らをすり抜けるとき
言い知れぬ悪寒を覚えるのだと
あのひとは呻いた
家族のために自 ...
ビル前の長い階段を下りていると
劇団員の声出しが目に映った
軍服のようなものを着た団長は
大きな声で団員を叱っていた
スキンヘッドの若い男の子は
特に何度も注意を受けていた
...
今月の「ぽえとりー劇場」も筋書きの無い物語が続き
唄歌いのゲスト・杉本拓郎君の後は「在りし日の詩人」
の面影が夜風に吹かれて訪れたようです。
先日僕が鎌倉文学館の「田村隆一展」に ...
不自由は
ひとつの自由の答えだろうか
迷いと混ざり
散りゆくひかりを
なつかしく嗅ぎ
瞳をほそめる
夏の滲みの
あふれるかたわら
両手にかぜを伝わらせ
海 ...
靴箱の上にある
木彫りのふくろうは毎晩
わたしの前で目を光らせる
夫は気づかなかった
それはわたしの幻想かもしれないし
夫の現実逃避かもしれない
靴箱の上の定位置に
じっと座って ...
イバラの城で眠る私を
硝子の靴の持ち主を探す
貴方は助けに来ないけど
きっとね、いつか
靴を剣に持ち替えて
私を助け出す、ただ
ただそれだけのために
来てくれるって信じて眠る
「 人が心の奥に押し殺した感情をまるで自分のことのように感じとってしまう能力 」
その秘密を 僕に話してくれたカミヤマくんは
自分の心の奥を誰にも説明できないまま
とても静かに、 ...
あじさいは雨に
色をもらう
少しずつ少しずつ
となりの子とは違うように
淡く。パープル
ぬれてるからって
傘は差しださないで
雨がすきなのわたしたち
雨でわたしたちは
きせつを彩 ...
飛行機を見に行かれるんですね。
私も見に行こうかなあ。
空港の近くに祖父母の家があって。
お墓参りでもした後に。
ぼんやりした時間があることは大切なんだと思います。
自分を省みるゆとり。
...
騒ぐ火空に馴染み食む噴出口を北に
板張りの床反り返る双子を抜け
憂えば街は閉じられ日没後の表紙
工場の窓に万力つけ口吹く
ビン持つ手と逆の片目に格子戸ひらく
字も画数もや ...
何か変えられるかもしれないと、小さく祈る様な気持ち・・・
それは、きっと少女の賭けだったのだ
ほんの少しの、淡い、期待。
恋心にも似た それ は、消え入りそうなほど、ほのかな想い
いつまでも続くような
ひとりの加速道路を
たらたらと運転しては
サイドミラーをびびって覗き
High Wayに入れなかった
もし勝負の分かれ目があるなら
合流前の加速時に ...
きしきしと刻む音をわずかでもいい、消す方法を探している。
まいにちは、ないふりをするので忙しい。あなたではなく、となりの人の目を見ていることで途方もなく疲れる。
針のある、それはいりません。と ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
港
小川 葉
自由詩
11
08/6/18 23:18
迷
ユメサキハル
短歌
1*
08/6/18 23:05
【アルボロ】
檻野楴人
携帯写真+...
2
08/6/18 22:59
【不在のエンブリヲ】
〃
携帯写真+...
1
08/6/18 22:58
【うめぼし】
〃
携帯写真+...
1
08/6/18 22:57
千夜一夜 〜紅の珠〜
朱葡
自由詩
0
08/6/18 22:39
星海広場
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
08/6/18 22:26
華
梨玖
短歌
0*
08/6/18 21:31
軽薄プラネタリウム
〃
自由詩
2*
08/6/18 21:23
【SurroundEscape】
檻野楴人
自由詩
1
08/6/18 20:55
【エトランジェ】
〃
自由詩
2
08/6/18 20:51
ただの短歌には興味がありません〜漫画・アニメ・特撮で五七五( ...
AKINON...
短歌
1
08/6/18 20:40
道
Etuji
自由詩
3
08/6/18 20:39
世界の終わり
梨玖
自由詩
4*
08/6/18 20:39
sub*ject.
士狼(銀)
自由詩
5*
08/6/18 20:38
【LonelyHeaven】
檻野楴人
自由詩
5
08/6/18 20:37
いつか蛍が帰郷する 四川大地震への献詩
里欣
自由詩
2
08/6/18 20:33
守れなかったひと
恋月 ぴの
自由詩
22*
08/6/18 20:20
中野アンダーグラウンド
1486 1...
自由詩
2*
08/6/18 19:55
田村隆一「人が星になるまで」を読んで 〜在りし日の詩人からの ...
服部 剛
散文(批評...
3*
08/6/18 19:29
波音
千波 一也
自由詩
7*
08/6/18 18:15
ふくろうと錦鯉
小原あき
自由詩
4*
08/6/18 17:15
めるへん
はち
自由詩
1
08/6/18 17:09
エンパス 〜
末上シン
自由詩
7
08/6/18 16:54
あじさい
唐草フウ
自由詩
8*
08/6/18 16:10
私たちは古くなった子供の継続
tonpek...
自由詩
3*
08/6/18 15:00
砂着き場
黒川排除 (...
川柳
4
08/6/18 13:40
それは、密やかな
ユキムラ
自由詩
0
08/6/18 12:57
「 隣の薔薇 」
服部 剛
自由詩
5
08/6/18 10:45
アナログ
glist...
自由詩
2
08/6/18 10:37
4855
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
加筆訂正:
ただの短歌には興味がありません〜漫画・アニメ・特撮で五七五(第2話)
/
AKINONA
[08/6/18 20:52]
『銀河鉄道999』を少し修正しました。
「 隣の薔薇 」
/
服部 剛
[08/6/18 17:49]
節々を推敲しました。
6.24sec.