青空に白雲の流れ
こうして天空は流動し呼吸をする
空とこの大地が接合する場所
なだらかな斜面に牧草が茂り
遠い過去から 吹き上がる風
そして長い髪が絡み合って
巨大な帆を作り上げ
...
壊れたメトロノームに吐息をかける
憂鬱に染まった二酸化炭素が
銀色の棒を白く濁した
流れない涙の代わりが
赤い音符を作り出し
鼓膜を壊す程の静寂が
鼓動を奏でる
詠えないけれど
...
とある町に喋る猫がいた
人間の言葉を流暢に喋ることが出来た
人間の言葉を理解することも出来たので
世渡りがとても上手だった
人間はみな猫に優しくしてくれた
ただ言葉を喋れるとい ...
食器を洗う熱湯
湯気、水流弾ける音を
換気扇が吸い上げていく
じゃばざ
じゃばばばビタばば
つるるろるうう
きゅんと蛇口を締めて
前掛けを擦り上げるように
手の水分を拭き取る
...
そうして私は
どこかへ移動し
どこかへ帰ろうとする
あの時と同じ場所に立つと
その時の景色ではない
今の私が静止してる
私がいるだけで
無情に吹くだけで風になれたなら
空を見 ...
世界が生まれて消えるまで
それをはかる時ならばいらない
、どこまでいっても自分
それを刻む鼓動の美しい機械に
{ルビ内燃機関=エンジン}
{ルビ回転速度計=タコメーター ...
駅前のコンクリタイルは硬い
靴があたる音こつこつ
自転車で風をなぎ倒したい
どれもこれもこんちきしょうだ
呆れてるんだろう
怒りを止めてもらえないこの悲しみを
知りもせずに
...
080618
改革の時代の幕開けですと
勧められて購入した専門誌
第2章
第3章
マスタープランを読めと
空白のページが脅迫するから
第 ...
綿ぼこりが部屋の片隅で
クルクルと回っている
小さなつむじ風が
部屋の中で起こっている
ふたつ、みっつ、
意志を持って踊るように
寄り添ってクルクルと回る
部屋に吹き込む風が ...
大事な友を探している。
ネットという回線で。
家も携帯も知っている。
でも私の姿は友からは見えない。
見えない というのは 見たくない というのが正解。
人は自分に都合のいいようにしか物 ...
重たい言葉を呟きながら
折った鶴はくずれた格好でした
尾なのか頭なのかわからない
二本のツノは怒っていました
指がふるえて
上手に折れないのですから仕方ありません
せめて淋しくないよう ...
みんなでつくりあげることが
たいせつなんだよ
それは間違いない
のだろうけど
花壇の外れの
ハルジオン
の小さな花の前で
シジミ達が順番待ちしている
その風景もまた真実なんだろう
...
翔太は自分のことしか考えてないと思う
そうかな
自分の見栄とか体裁しか考えてないよ
そうかな
そうかなって…そうやって冷静な振りしても私には分かるんだから
なにがさ
冷静な振りをして ...
少しだけのつもりが
とうとう
未来を飲み干してしまった
すると
なんの音も立てずに忍び寄った
世界が、
きみとぼくだけでできた世界が、
膜を縮めてとらえようと ...
{引用=
きみはおとなだな
ぼくのもたない目をもってる
すこし、うらやましくて、くやしい
なんだよ、おとな、なんて
いいことなんか、ないよ
サードアイは、泣かないんだって
決して涙を ...
初夏の雨にけむり
辻褄の合わぬ体温が
濡れたシャツから匂い立つ
傘を持たない二人が
軒下で身を寄せ合い
普段なら持ち合わせない
自意識を
濃くしてしまう
今日みたいな雨を
六月の盲目 ...
地球が突然爆発して
大地は粉々
生命は全滅
海と大地はミックスされて
大気はどこかへ行っちゃった
温暖化が原因だったら面白いのにね
勉強より大事なことはある
が、そう多くはないのも事実だ
黄海からの繊細かな風が
葉アカシアを揺らす
二週間まえの
白い花は散りくさり
葉アカシアが揺れている
きみと歩いた
アカシアの大連
きみのいない
葉 ...
アジアのどこかで
果実や肉の汁で汚れた
だだっ広い路地で
ひとびとは
収益とコストの差額のために
昼間のすべてと
夜の半分の時間を生活している
ビジネスを終えて
夜の街をうろついた
...
五つ星ホテルが煙っている
その回りを徘徊する
車が音をたてている
アカシアにふいた風よりも
夜になると
街は一枚めくられる
そういったエロは
すぐアンテナ ...
前回書いた詩には嘘が含まれていた
祈りがどうとかいうやつ
嘘っていうか違うだろというか
そのせいかどうかは知らないが
今日加藤さんにあったとき何も思わなかったし
しゃべることもないし
...
{引用=
ねむいねむいねむい!
は じ け と ぶ
すいま! スイミングして
まくらなげしてる あいつらにげきとつ!
あくびしてあくびしてあくびして
ああたいくつ!
あなたいくつ?
A ...
限なく陽は照らし焦がす
云うまでも無く情は無く
降り注ぐ無尽蔵の現実に嬢は涙して懸命に濡らす
萎びているその顔、おお
呆けて開いたままの口の邪
出すものを出した後のコーヒーか ...
舌先の恋の匂ひや夏の夢
病み猫の腫れたる乳の暑さかな
天翔ける十九の夢やみなみかぜ
紅薔薇は何億年の恨みかな
なつの恋はかなしき純白
夕立や街は恋なき人ばかり
...
骨々ロックの ぐっちゃんは
いつもいつも 骨ばかり
骨でも喰って 踊ってろ
骨々ロックの ぐっちゃんは
いつもいつも 骨ばかり
カクカク 骨々 踊ってる
骨々ロック カクカクロ ...
あなたは自分の為に物語を綴る。留まる自分を揺さぶるように
物語の中には、激しさを置く。その想いを人々は美しいと言う
私はその中に、あなたの叫びを感じてしまう。聞こえてしまう。
あなたの叫びが ...
もう ラヴソングも描けないのさ
日の入りが終わった天空の
マゼンタがきれいでね
良い絵が描けた後の
水入れみたいでね
そんなことを伝える人も居ないのさ
眼球の奥でつくられる
とろんと ...
朝早くから草刈に呼ばれた
今日は僕の卒業式なのに
学校前の畦道は背丈ほどある植物が生い茂り
車で左折することさえままならない状態だった
僕は見るからにやる気のなさそうな
い ...
真ん中の真ん中から
私の真ん中の真ん中から
ポタ
水滴が滴り、落ちた
私を支える柱につたって、堕ちた
あかかったから
あまりにもあかかったから
ポタリ
ほのかに香るそれは甘い味
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
飛行の夢
アハウ
自由詩
5
08/6/18 10:10
lullaby
進羅
自由詩
0
08/6/18 9:34
喋る猫
1486 1...
自由詩
4*
08/6/18 7:33
ありとあらゆるあらいもの
木屋 亞万
自由詩
6*
08/6/18 1:14
景色
小川 葉
自由詩
1
08/6/18 1:12
Tourbillon Escapement
たりぽん(大...
自由詩
7*
08/6/18 1:10
鉄のシャボン
naru
自由詩
1
08/6/18 1:02
水中時計
あおば
自由詩
6*
08/6/18 0:50
つむじ風
kauzak
自由詩
8*
08/6/18 0:26
友を探して
Amygda...
自由詩
0+
08/6/18 0:09
「折り紙」
ベンジャミン
自由詩
7*
08/6/18 0:08
ハルジオン
AB(なかほ...
自由詩
5
08/6/18 0:08
会話の記憶
結城 森士
自由詩
0
08/6/17 23:58
世界のごはん
______...
自由詩
2*
08/6/17 23:49
きみのサードアイ
ゆうと
自由詩
3*
08/6/17 23:17
ジューン・ブラインド
RT
自由詩
4
08/6/17 22:58
連帯責任
灰色の夢の中
散文(批評...
1
08/6/17 22:39
study
udegeu...
自由詩
1
08/6/17 22:24
葉アカシアの大連
吉岡ペペロ
自由詩
2
08/6/17 22:17
アジアのどこかで
〃
携帯写真+...
1
08/6/17 22:15
大連の夜
〃
自由詩
1
08/6/17 22:13
くそ
udegeu...
自由詩
1
08/6/17 22:00
I'm sleepy!
ゆうと
自由詩
0*
08/6/17 21:52
夏無垢
鎖骨
自由詩
0*
08/6/17 20:38
夏の夢
三州生桑
俳句
2
08/6/17 19:53
骨々ロックのぐっちゃん
guchi_...
自由詩
0
08/6/17 19:44
千夜一夜
朱葡
自由詩
3
08/6/17 19:15
みかん(未完)
たちばなまこ...
自由詩
30*
08/6/17 19:13
卒業式
1486 1...
自由詩
2*
08/6/17 18:56
お湯で落ちる。
wister...
自由詩
0
08/6/17 18:47
4856
4857
4858
4859
4860
4861
4862
4863
4864
4865
4866
4867
4868
4869
4870
4871
4872
4873
4874
4875
4876
4877
4878
4879
4880
4881
4882
4883
4884
4885
4886
4887
4888
4889
4890
4891
4892
4893
4894
4895
4896
加筆訂正:
夏無垢
/
鎖骨
[08/6/18 0:52]
縦書きに
8.88sec.