世界の殆どは
僕の知らないこと
世界の殆どは
僕には理解不可能なこと
だけど
世界の全てを知る必要も
全てを理解する必要もないんだ
世界のほんのひとつまみさえ ...
命が二つあればいいな
他人より先に死にたくないとか
そういうズルい理由じゃなくて
危険な罠から身を呈して
恐ろしい奴に体を張って
君のことを守りたいんだ
もちろん今のま ...
みんなから愛されて
あたししあわせ
けれど本当は
誰かの一番に
愛されたいの
けれど言えません。
彼女には口がないのでした。
そんな彼女は
キティーちゃんなので ...
誕生日というものをくれたひと
新しい湯呑み茶碗を贈った
そういうことかと
電話越しの妹は苦笑していた
本当に贈りたいものは
第二 ではなく 二度目
きっとうなずいているであろう妹は
...
私は貴方に二千円で買われた 貴方は私にいつも言う 「百万出されてもおまえは売らねーよ」 そして、その後決まってこう付け足 ...
秘密基地を確保したくて
テキトーな名前を書いて申請を出した
球技かなんかと勘違いしたのか
あっさりと申請は通った
かくして我々
「ビスケットボール同好会」は
授業の合間や放課後の
憩 ...
天井から悲しみが飽和したみたいに雨が降ってた
ここはいつも孤独が巣食って、ここに侵入者はこない
雨音だけが響くと誰もいないような気になって
最終的な世界の到達地点がそこに見えたりして
...
海辺に残した
叫び声を抱いて
自分を疑い 受け入れる。
うまく吐き出せないまま
膨らんでいく
重い重い「愛」と言い聞かせ
鎖に近い感覚で。
壊れる前に手を離せるほど
器用 ...
{画像=071202005950.jpg}
それはsora色のシャツ
soraのくうきの燦めきがプリントされている
soraにかざすと青空が拡がるの!
白いくせにsoraが ...
世界があまりにひろいので
大陸のかたちをしたビスケットにして
電子レンジでチンしてやった
ひとつひとつの大陸を
口の中でかみくだいて食べた
僕はまだ日本という国しか知らない
...
瑠璃色 黄昏 ポプラ並木
恋人の時より通じ合う僕ら
同じ時間に生き 同じものをみている
地球を覆う硝子膜が
破れると叫ぶ男がいて
そんな日はきっと
晴れだったに違いない
開いた向日葵の
まぶしいほどのイエロー
世界は今日も
腹立つほどに美しい
体の端が
セーターみた ...
僕はタバコを吸う
煙はどこかへ流れる
夢の中で小さな花を手折った
夢の中では小さな花を吸っていた
甘い香りの先に少しほの苦い味がして
僕は花を「ぺっ」と吐き捨てた
花を捨てた僕 ...
*
トマト畑の夏は
麦藁帽子のひさしの向こう側、
湧き立つ雲と
焼けつく陽射しの中に消えた幻。
雨上がり、塩を片手にかじった果実は、
少し青臭い匂いがした。
*
入道雲と夕立の夏
いつまでも沈 ...
まだ見ぬ
今日の恋人よ
お前は
どれだけ私を愛してくれるだろうか
私は
お前が愛するに足りる
男だろうか
私の話は
お前を退屈させはしないだろうか
私の愛撫は
お前に痛みしか与えな ...
ビスケットが落ちてる
道の上に
犬が申しわけなさそうに
それを食べた
ビスケットが落ちてる
皿の上に
人が申しわけなさそうに
それを食べた
人が落ちてる
土の上に
犬が申し ...
困った人と思いながらも私は夜風に体を乗せた。
「薔薇がない」
彼はあの馬車部屋で私の帰りを待っているのだろうか。
苦労して夜風に乗っているのに夜の花屋はまだまだ遠い。
月明かり ...
光る海水を
インスタントコーヒーの空き瓶に入れて
持ち帰ったことがあります
バスとフェリーと電車を乗り継ぎ
丸一日かけてたどり着いた真昼の部屋で
虫たちは光りませんでした
何をしてもど ...
灰色と銀色に染まった街を歩いて抜けて
折れ曲がった煙草に火をつける
築20年のアパートまでもう少し
汚れて薄く汚れた黒いジャケットが
雨に濡れて真っ黒に染められていく
傘は嫌いだから持たない ...
同じフロアの同じ間取り
南西向きの小さなワンルーム
好きなひとの去ったベッドに横たわり
ひとりの男の死を想ってみる
駅前のスーパーで買い物を済ませ
近く有料になるとかのレジ袋をぶら下げ
...
「いらっしゃいませ。」
毎日 毎回
同じ笑顔をはりつけて
お客の言葉に
うんうん 頷き
詰られ 貶され
平身低頭
いつからだっけ?
まるで幽体離 ...
子供をつくろう、ぼくらは。
僕たちはあまりに多くの人を
失ってしまったから
子供をつくろう
埋め合わせるためでなく
失った人のことを伝えるために
子供をつくろう、ぼくら ...
ぽかぽか
陽だまりのなかで
アキはねむる
優しくて
それよりもっと
優しくて
あくび
ふわっと
浮かべて
目をこする
ネコが慎重に
せのびをしては
その路地を
て ...
空になるなら もう立てないなら
声を鳴らして 喉を枯らして
眠りにつくなら 唄えないなら
声を枯らして 喉を鳴らして
手を伸ばしても 意味がないなら
唄を紡いで 終わりが来る迄
...
想えば
魂の定義とは
その情熱のありかを
しめすことであり
ちょうど母の
六月の誕生日の朝に
配達される
新聞は
白い煙が
たれこめる
雲よりも天高く
心の空へと
立ち昇る
...
吹きかけた爪先に
白色の灯ること
雪つもり
灰つもり
光つもり
遠く一点
羽の音
黒い鉄格子に身体を押し付け
晴れ過ぎた空を焦がれる、其の目に 痛みさえ覚える
あぁ きっとそうだ
錆び付いた目を揺らし
此処から出れないと知り始めた
後は鳴くだけだと言って
目を閉じ ...
光る様子を
じんじん
と言って追っかけて
転んで擦り傷だらけになった
この川沿いには今でも
白いホタルブクロが咲く
目を閉じてひとつふたつと数えると
す っと
あの娘の
笑顔が浮かん ...
かれらは実体のない闇を
ハーレーにまたがり、疾駆するライダー
おのれの直感を信じ
自由を標榜し、暗い闇を疾駆する
ときに、みずからを絶望のふちに落とし
ときに、沸きあがる激情のままに
...
今日ピアスをあけてみた
ほんの小さな反抗
私たちには翼があるんだ
臭い鳥かごみたいなとこに閉じ込めないで
大人になったとき飛べない人間が多いのは
翼が音を立てて剥がれてし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
世界の3g
かいぶつ
自由詩
3
08/6/25 8:25
君のためなら死ねる
1486 1...
自由詩
1*
08/6/25 7:34
彼女の本音
もち子
自由詩
0
08/6/25 6:09
ある曲、についてのこんな
FUBAR
自由詩
3*
08/6/25 5:38
何考えてる?
ヨウスケ
携帯写真+...
0
08/6/25 5:15
ビスケットボール
RT
自由詩
6
08/6/25 5:07
6月はビニル傘の下で
戒途
自由詩
4
08/6/25 4:13
ノイズ
Izm
自由詩
2
08/6/25 3:18
sora色のシャツ
beebee
自由詩
7*
08/6/25 2:02
「ビスケットボール」
ベンジャミン
自由詩
6*
08/6/25 1:44
黄昏情景あなたとうたう詩
短角牛
自由詩
0
08/6/25 1:01
ガリレオ
亜樹
自由詩
2
08/6/25 0:54
僕は偽善というタバコを吸っている。
プル式
自由詩
5*
08/6/25 0:28
トマト畑。
遊佐
自由詩
6*
08/6/25 0:20
デリバリー利用
北村 守通
自由詩
2+*
08/6/25 0:08
ビスケットボール
小川 葉
自由詩
4*
08/6/24 23:26
夜の花屋
暗闇れもん
自由詩
0
08/6/24 23:20
夜光虫夜想曲
海里
自由詩
1
08/6/24 23:16
創書日和「扉」
虹村 凌
自由詩
0*
08/6/24 23:07
孤独なひと
恋月 ぴの
自由詩
22*
08/6/24 23:00
o v e r d o e s - S T O P O V ...
李伍 翔
携帯写真+...
1*
08/6/24 22:57
子供をつくろう
にゃんしー
自由詩
3
08/6/24 22:37
アキとネコ
〃
自由詩
4
08/6/24 22:36
カランコエ
梨玖
自由詩
2*
08/6/24 22:03
六月十六日の唄
りゅうのあく...
自由詩
3*
08/6/24 21:55
黒点
敷彦
自由詩
0
08/6/24 21:47
籠鳥の夏
梨玖
自由詩
0*
08/6/24 21:07
ヤマホタルブクロ
AB(なかほ...
自由詩
4
08/6/24 20:41
詩人
寅午
自由詩
0
08/6/24 20:22
ピーターパン症候群
愛心
自由詩
3+
08/6/24 19:41
4846
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4866
4867
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4882
4883
4884
4885
4886
5.63sec.