永久に 縮まらない

数センチを


夢中でつめていて

それで 幸せだった。
                    080624







灯心草
藺草のことなんですがぁ
蒸し暑い午後
開け放たれた
座敷の真ん中に
寝ころんで
真新しい ...
さっきの話は聞かなかったことにして
君を悩ませるつもりはなかったんだ

僕のことは気にしなくていいんだよ
君は君の幸せを選べばいい

ピエロの仕事は笑わせること
泣いてる姿は見 ...
リンゴを食べたことがおれたちの罪の始まりだなんて
ストラトキャスターを掻き鳴らしながらあいつが歌う
トランプで掌を切ったおまえが部屋の隅で泣いている
カシュクールの胸元から覗く真っ白い肌と青の下 ...
一、

まっくら  まっくらがりが  まず
鎮座、回転、連続回転
わからない
わからないよ
どうしたって、
まっくら
まっくら



二、

放射している
いがいがのとげ ...
 
闇のなか駆けゆく闇の静寂にもうひとすじの闇が寄り添う




戦友よ焼けつく火花の森を越え君とたどり着きたい場所がある
だれかがしんだとき
おわるなにかがある
こころのなかにぽっかりとあく
あなたのスペースは
なににもかえられない
たいせつな、たいせつなものです

いなくなったのに
いなくなったきが ...
幸せというものが

限りなく平穏で安らかなものであるなら


私の死もまた限りなく幸せなことなのだろう
うろこの陽すべてをすべて指し示す声がきこえる声がきこえる



かがやきよ窓くだき割るかがやきよかけらに混じる空を数えて



しるべは木しるべはまなこしるべは火かたち ...
すこし昔の話をしよう
僕らがまだ幼くて
あまりに子供だった時の事を

覚えてるかな
手のひらにのせた楓の葉を
引き裂き 引き裂き
空に舞い上げた日の事を
母さんが好きだった桜の花を
...
あなたがいてくれたこと
私が未来を見つめられたこと
泣きたい時 辛い時
すぐそばにいてくれたこと
何気ないもの そのすべてを
楽しいものにしてくれたこと

あなたがいてくれたから
今の ...
心にあふれてくるのは
ありがとうの気持ち
すなおになんて 言えないから
おてがみ 君に


いつだって どこにいたって
離れてたって 会えなくたって
つながってるよ だから
おてがみ ...
自分の存在すら
掴めてないケド
何となく 
感じてるんだ

・・・私は あなたが 好きです・・・

でも
この気持ちは
誰も幸せにできないから
大切にしまっておくンだ

今を
...
夕闇と暗闇の姿消え失せて煌々と輝く破滅への光


灯火を手に入れたとき我々は動物ではなく人間になった


夕方に「暗くなるよ」と母の声今は聞こえぬコンビニの光


地の上が賑やかだか ...
そぐわないものに心惹かれるのです。

アスファルトから伸びるたくましい雑草や、
青々と茂り視界を遮る街路樹や、
花束の中で枯れてしまった一輪の花に。



その景色に溶け込んでいない存 ...
雲がうごいて
その子の足の下に
影がやどった
その影に
モーツァルトの顔が
透けてみえるのだが
彼は影にだけ気づいていて
自分をのみこむ大きな影にだけ
気づいていて


無垢 ...
極道のパシリのような学生運動の残党を
羨ましく思いながら
確かに当時、吐け口も見い出せなくて
いつもボクは何かに飢えていた

掴むことさえできない訳の解らない悔しさ
曖昧でどうしようもでき ...
八方の声に伴って
いしを砕く渇いた音がする
毒がまわる
のたうちまわる
 
回転木馬のしんぜうを
握り潰した私の
血と涙に違いはあるか
精神の死を願う
 
空を飛ぶ夢を見た。
見 ...
花屋へ行って 鈴蘭を買って来て下さい
野生の鈴蘭が咲くまで
私は待っていられないのです

どんな花よりも 鈴蘭は
私を和ませてくれるのです
優しい気持ちにさせてくれるのです
あの小さな釣 ...
理解できない事を理解したつもりで
偉そうに喋るのは
実力が無いから

仕方の無い事だ


人の気持ちを
簡単に分かったように言う人は
大概相手の気持ちなんか考えてないエゴイスト

...
満月の灰皿に
吸殻を押し付ける
真っ暗な犬
大きな体が闇に溶けた
此処に居るぞ、と
吠え立てる


ネオンに映える
スパンコールが
一瞬の流れ星
赤い車が
クラクションを響かせ ...
王子さまが早くあたしを見つけてくれたら
こんなにやきもきしないんだけど、
王子さまは近眼なのか、
なかなか見つけてくれません。

あたしはここにいるよ。

あなたは今、どこにいますか ...
ヒトと戦車 そして騙しあい
限りないその束を 何度も窓から棄てましょう

愚者と路 そして嵐
そんなに苦しいなら もう一度生まれ変わりましょう

偶然と音楽 そして貴方
もう触れないかも ...
なまなましい透明な輪郭ばかりが
声をともなって底からわきあがってくる。
止めようと思ってもとまらない
体が、ふるえる、ふるえる。ふるえながら
私はあなたのゆびばかりをしゃぶった。
止まらない ...
憂鬱色の瞼のような
夕暮れが降りる頃
うすい光をまとった
ひと群れの唇が窓のそとを過ぎる
まいど君 今宵のデイト エスコート
コーディネイトは いまいちだなあ

話好き すべらないけど オチもない
いつの間にやら 巻き込まれてる

なんだかね ふんわり軽く ぼわわわん
眼鏡を ...
「モクテキは何か」
「今 何をユウセンすべきか」
「シテンをどこに置くかが重要だ」


(なんて
 ゴシドウくださるおかげで)


くちゃくちゃの紙クズみたいな
オツムの中は
ひ ...
数学教師の話を子守歌に
退屈の海に浮かべた夢の船
教室の窓から飛行機雲をなぞって
誰よりも高い空を見ていた

放課後はバスケのフリースローで
誰がジュースを奢るか賭けていた
...
電車の中で
電車の窓越しの僕越しの影をみていた
影越しに僕からは湯気がたちのぼっていた
制服を着た男子高校生二人がアイスを食べている
ふと、どういう季節なのだろうと思った
左端から、→どうし ...
空の名は
曇ることが ない

大雨だろうと
快晴だろうと
空は、空

不純なものの一切を
それとは知らずに
ながらく含み

おそらく とわに
静止をしたまま



...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
一詩言(ヒトシゴト)3桜瀬ろろ自由詩008/6/24 1:52
がぁあおば自由詩3*08/6/24 1:30
ピエロ1486 1...自由詩1*08/6/24 1:12
××××××大覚アキラ自由詩0+08/6/24 1:06
写生因子自由詩1*08/6/24 0:49
_______石畑由紀子短歌508/6/24 0:39
Cui Cuiゆうと自由詩1*08/6/24 0:08
幸せの定義月夜乃詩音自由詩008/6/24 0:06
青と叫び木立 悟短歌508/6/23 23:45
あの頃みたいに自転車をこいでさ。プル式自由詩8*08/6/23 23:25
「おてがみ」という名の絵本を春日野佐秀自由詩2*08/6/23 23:11
おてがみ 君に自由詩108/6/23 23:04
涙のぶんのありがとうを自由詩108/6/23 22:54
ガイヤナイト十六夜短歌108/6/23 22:35
そぐわないもの綿花自由詩308/6/23 22:35
h.iに美砂自由詩1*08/6/23 22:33
Stand by Me板谷みきょう自由詩008/6/23 22:31
毒と果実としがらみの、黒子 恭自由詩208/6/23 22:01
鈴蘭tanu自由詩008/6/23 21:34
わかったふり灰色の夢の中散文(批評...108/6/23 21:34
遠吠え亜樹自由詩108/6/23 21:31
王子さまはるこ自由詩108/6/23 21:30
絶望と月 そして北極星cass自由詩4*08/6/23 21:28
今村知晃モリマサ公自由詩23*08/6/23 21:19
六月間奏塔野夏子自由詩7*08/6/23 20:05
みっつ違い西日 茜短歌1*08/6/23 19:56
カゴの鳥渡 ひろこ自由詩22*08/6/23 19:50
青春時代1486 1...自由詩1*08/6/23 18:34
月曜日の昼間さわ田マヨネ自由詩108/6/23 14:41
空の名は千波 一也自由詩9*08/6/23 12:27

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