ゆったりとした街は映像を買う。
その街は嫌いな歌を買う。
映像は歌を買う。
いろいろな街に映像が出てくる。
音楽はきれいな街を描写する。
いろいろな街の絵を夜に書く。
街はきれいになると本 ...
そして気分は刻々と変わっていく。困ったもんだ。
人生に決別は付き物だ。
いちいち考えてはいられない。
勘を頼りに進んで行くしかないのだ。
オレの勘は勘違いの勘であることが多いのだが。
...
おうちに
赤ちゃんが
うまれた
赤ちゃんは
眠ります
すぅ すぅ
くぅ くぅ
赤ちゃんは
泣きます
ぎゃぁ ぎゃぁ
きぃ きぃ
赤ちゃ ...
名古屋、諸田玲子の小説と李白精神
中国の大学で村上春樹の文体という卒論を書いたわたしが、名古屋に行ったら、手羽先と鍋うどんに魅了された。
日本に移り住ん ...
「きちんとたべないとつよくなれないよ」
そう言われて
幼かったわたしは
他ならぬポパイに憧れ
うっすら残る灰汁のえぐみに耐えながら
ホウレンソウを頬張った
ホウレンソウのお浸し
...
そのひとのこと 一生懸命かんがえて
そのひとのためにって ほんとうに思ったけれど
つたわらなくて 傷つけてしまったよ。
助けてあげるつもりで でもできなかったよ。
誰かのためって いいこと ...
2008年11月27日8時21分投稿
2024.5.13 作品使用予定のため非公開にしました
さざめきあう 緑の中で
さざめきあう 海原の冷たさ
さざめきあう 月の微かな光
さざめきあう 孤独の息...
揺れ動く 憎たらしい笑顔
揺れ動く 憎たらしい心
いつでも いつになっても
...
なつかしいひとよ
あなたのことを
わたしは知らない
なつかしいひとよ
記憶とは
つくりものでしかなかった
なつかしいひとよ
はじめて会った日のことを
覚えているだろうか
...
皆 消えていった
血化粧塗ってやった
俺の顔に宿る死神
皆 殺してやった
辺りは血で染まって
響きはまだ 微かに 俺の心震わす
ためらいもなく 振り急いで
見届ける最期も ...
身体が斜めて 時間が流れゆく
鏡は映した割れぬ鏡を映す
僕は頭の中で考える 考えている
僕は頭の中は真っ皿だ
脳の中で考えている握っている搾り出している
はかく はおくみえる宇宙を
一 ...
肩甲骨を背中で閉じて胸を大きく開いたら
幸せな蒸気を肋骨の間に詰め込んで
淋しさが背中に滴る前に
あの人の元へ急がなくては
走る背中を丸めたら翼が広がってしまうので
人ごみでは邪魔になる
...
羽がなくても
ひとは空を飛ぶ
鳥でした
片方をなくしてしまった
羽を見つめながら
ひとは
時々そう思うのでした
かつて
手をつなぎあって
羽ばたいていた
時間がありま ...
この夜を渡る
さかなたちは眠りをしらない
そういうふうに作られたから
それを不自由だとも思わない
・
時計台の上で
ねじまき係の少年が
ただ夜 ...
笑うとちらりと見える八重歯とか
恥ずかしがると髪の毛くしゃってする癖とか
並ぶとき身長差作るために背筋伸ばしたり
目が合うとすぐ目をそらしたり
顔はたいしてかっこよくないし
背もあた ...
動物はゴミを捨てない
手にゴミを捨てない 足に
土を蹴るだけ 動物は
捨てない 何も 自然の中で
人間はゴミを捨てる
体じゅうからゴミを捨てる
青いトラックの巨大な後ろから
幾千数も ...
/再生回数は三回が限度だという理論には酷く理不尽な思いをさせられたのだった音楽を聴くのさえおれは自由が赦されないのか、と言うと、澄ました顔でそうだ、と言ってのける余りに超然とした態度を崩す事無くそうし ...
受験に追われた僕は
部屋を星空へと飛び出した
粉のような星くずたちのピラミッド
ケンタウルス座の思いのまにま
盗んだバイクで走り出すと
今にも泣き出しそうなこの街の
ビルやスーツの駅た ...
「空の字をじっと見て。そらだよ空」
と君に囁く
「うん、みたよ。で、空が何?」
君は面白くなさそう
「パンダの顔に見えない?」
と子どものように笑う僕
「見えるわけないじゃない」
な ...
新世界の酒場でおねいさんが言った
ここまで来たついでに
飛田新地の風情でも
見物していらしたら
ほろ酔い加減で振り返ったその店の看板は
女郎さんの襦袢にみえた
...
悲しい生き物
おもちゃはその手の中にある
その瞬間に
手離すことに恐怖を感じない 感じなくなる
そのひとつひとつの重さも
桜が春の風に誘われ さらわれていく 花びらの ...
図書館前の信号に続く道へ曲がったはずだった
携帯メールをチェックしながら歩いている
右側から強い光を感じて振り向くと
接骨院の白と緑の看板を目が捉えた
瞬間
現在地を見失い見知らぬ街角に投げ ...
輝かない太陽がほしい
そばで暖めてほしい
鈍い太陽が私の気持ちに
気付かないように
それでも、私は輝くの
太陽に見ていて欲しいから
独占欲が苦しいの
輝かないで
{引用=
カンガルーの母親には常に三匹の子供がいましたが、
お役所が決めてしまったので、
年上の二匹は殺されてしまいました、
胚の子が生まれてくるまで、
お腹の袋に子供がいないので、
...
夕焼けとか月とか
星の光る夜空とか
もちろん、美しいよ
でもね
枯れ葉とかマッチの火とか
水道から流れ落ちる水とか
そんなものも、美しいと思う
こんな美しさに ...
今、僕の机の上には「ランボー詩集」(堀口大學訳)
と「地獄の季節」(小林秀雄訳)が置いてある。個人的
には小林秀雄訳が好きだが、作品によっては堀口大學訳
がいいと思う場合もある。同じ詩でも訳者 ...
初冬や子猫も蓑が欲しからう
子猫らを懐にして影寒し
ひざに乗る子猫二匹のくさめかな
子猫らの声はすれども枯むぐら
ひとり寝も夢はふたりぞ冬ぬくし
衰へや詩 ...
空に輝く星とても
生まれてくるのはひとしごと
死に切ることは大仕事
静かに光る星たちは
今は夜へと向かいつつ
おべんと広げて重力波
昼の休みの途中です
女は吐瀉物を剣玉の玉が紐の先で揺れる頭の端で捉えていた/男は電話をしろと落ち着いたトーンでしかし譲らない口調で言った/女は渡された電話を取り誰かに電話をして短く切った/手紙を書けと男は言った/女は出鱈 ...
「泣いた分だけ傷付いた分だけ
人は強くなれるんだよ」
自分で書いた文章なのに
どうしてこんなに嘘っぽいんだろう
「悲しい時こそ笑ってみせるんだ
そうすれば幸せがやってくる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
街の景色を観る。
寝る話。
自由詩
1
08/11/27 11:58
風速34m
BOOKEN...
自由詩
3
08/11/27 11:51
それでいい
池中茉莉花
自由詩
4*
08/11/27 11:46
名古屋と諸田玲子の小説と李白精神
里欣
散文(批評...
0
08/11/27 10:57
ハイブリッド・スピナッチ
銀猫
自由詩
6*
08/11/27 10:56
ほんとう
姉山右京
自由詩
0
08/11/27 8:22
星くじら
〃
自由詩
2
08/11/27 8:21
NUY
十二支蝶
自由詩
1
08/11/27 3:14
なつかしいひと
小川 葉
自由詩
4
08/11/27 3:11
紅 鳴く頃
十二支蝶
自由詩
0
08/11/27 3:10
人の星の人
〃
自由詩
1
08/11/27 2:50
回雪の彼方
木屋 亞万
自由詩
0*
08/11/27 2:30
片恋
小川 葉
自由詩
1
08/11/27 1:53
僥倖
鮎
自由詩
4
08/11/27 1:30
to YOU
cass
自由詩
1
08/11/27 1:07
掃除せよ
K.SATO
自由詩
1*
08/11/27 0:04
予知夢
aidani...
自由詩
2
08/11/26 23:49
星空のバイク
K.SATO
自由詩
0*
08/11/26 23:47
「空の字をじっと見てみて」「うん、みたよ」「パンダの顔に見え ...
そらの とこ
自由詩
3*
08/11/26 23:38
玄関先—鴨川の料亭で飛田新地を思うー
雨傘
自由詩
1*
08/11/26 23:23
戦争と平和
瀬田行生
自由詩
2
08/11/26 22:30
幻惑の街角
kauzak
自由詩
1*
08/11/26 22:27
あたたかい月
夜恋
自由詩
2
08/11/26 22:27
眼球
士狼(銀)
自由詩
8*
08/11/26 22:27
美衝
中谷 カイネ
自由詩
1
08/11/26 21:42
少年詩人と老いた戸棚の対話 〜ランボー詩集読書記〜
服部 剛
散文(批評...
1
08/11/26 21:16
猫蓑
三州生桑
俳句
1
08/11/26 20:13
星たちの昼休み
海里
自由詩
2
08/11/26 19:29
i do
aidani...
自由詩
0
08/11/26 19:27
日記療法
1486 1...
自由詩
3*
08/11/26 19:18
4687
4688
4689
4690
4691
4692
4693
4694
4695
4696
4697
4698
4699
4700
4701
4702
4703
4704
4705
4706
4707
4708
4709
4710
4711
4712
4713
4714
4715
4716
4717
4718
4719
4720
4721
4722
4723
4724
4725
4726
4727
5.88sec.