彼も昔は普通の水辺に住む生き物だった
腹が減ったら飯を食い、身体が求める通りに泳ぐ
底の方から水面を覗いて藻が緑色に透けるのを楽しむような
平凡な日々を過ごしていた
ある日、少年が彼の住む ...
ションベン漏らして、
糞漏らして、
死んでいくのも、お似合いかもなと思った。
俺の所為じゃねえもん。
俺の所為じゃねえもん。
むしろ運命ってもんじゃねぇの。
急に死をむかえてシ ...
切り取られたそれらを、
繋ぐのは難しいけど。
それぞれに、
世界が在るんだと証明すれば。
それぞれはいつまでも、
輝けるんだと。
僕は想う。
恋をした
ひととき
きっと すぐに忘れるだろう
幸せだった
たぶん 幸せだった
その無垢さに
その愛くるしさに
誰にも気付かれぬよう
すぐに忘れる
すぐに忘れよう
最近メタファーという言葉に取りつかれている。
意味を理解したいのだが、どうにもピンとこないのです。
食べ物じゃない事くらいは何となく(何となく?)わかるんですけどね。
隠喩だとか暗喩だとか修辞技 ...
「女の子らしくていいじゃないの!」
「男らしくて良いじゃないか…」
それは唐突に打ち立てられて現れて
そのたび 私は あ然とする
その上たちの悪いことに
言った本人は気付かずに
その ...
春、
淡い緑で枝を覆う
そのあやうさ
風にそよぐ
そのかよわさ
夏、
日々緑を増して
青々と日陰を作る、その力強さ
ひと雨ごとに
たくましさを備え
秋、
見るたびに変化する、
その美しさ
人 ...
あなたの両手が
震えている
掌からは
せわしない日常が
ゆっくりと零れていく
{引用=
歳グヮ トッタネ
}
母よりも白い手で
母と同じくらいの愛情で
母とは違う眼 ...
夜の校庭で
君と光に興じる
最後の光が消えたとき
君はふっといなくなる
少しあわてて
君を抱き寄せて
その存在を確かめる
そのまま一回キスをしたら
...
予定調和は好きじゃない
そこからドラマは生まれないし、奇跡は全てウソになる
君の言葉が誰かの裁きに晒されても
幸せの雨がいつ降るのかなんて誰にも分かりゃしないんだ
季節はずれの夕立に戸 ...
浮浪者を嗤う5人の若い学生に人間としての知性を感じられない。
ある意味で現実的、目先のことしか見えていない、即物的な獣。
現実
金
精神を遠隔操作
哀れな実験動物
割り切ってしまう浅は ...
鼓膜から吸収されるドラッグに形は無い
振動による物理作用が精神をROCKするからだ
パッケージングされた{ルビ美術=アート}のみが許される社会
クラシックの{ルビ焼き直し=カバーアル ...
楽しいか? 楽しいだろ?
嘘でもいいから楽しいと言ってみろ
お前が今凄く悩み苦しんでいても楽しいと言ってみろ
俺は人生をクイズ番組のように楽しみたい
問題があるから生きていく
わからないから ...
こんにちわで
{ルビ皆=みい}ンなつなが
る
{ルビ南無=なん}て
すばらしいン
だらう
わたせなかった手紙には
同じような言葉をならべてしまった
愛しています
いまでも
愛しています
愛しあった日々は
いまでも
愛しあっていたと
愛したことにだって
いまでも ...
ジェニ、ジェニ
気楽へ行こうよ
ちっこい僕の車に乗ってさ、
すなはまへ
ゆっくり行こうよ
塩の柱をながめながら
ほら
かわいた気分が
アメリカまで続いている
そこにあるのがどうしてな ...
寝坊して
あわてて教室に入ってみたら
白い豚が膝の上にギターを抱えて
グラタンを食べていた
まだ昼休み前なのに
冷凍のグラタンを
学ランのポケットにいれてきたみたいで
ポケットは濡れ ...
さらわれた
海にさらわれた
ことを的確に言うための
言葉があったはずだ
ぼくらは生きたり
死んだりしながら
いろんな類いの言葉を
理解してきたけど
そのどれもが怪しくなってき ...
狩っているのは
お前か
私か
破片
切なく
御仁に
大麻
壁に
喰い込み
カラカラ回る
瞳が大きく開く
グリーンアイズな
高層の大気
牙を剥いては
ご機嫌に
ただそこにた ...
気持ち悪いガードーレールに
足を突っ込んで / ニーソックスとする
足は峠のカーブに絡み付き、脈打つ
― 山は私のものとなる ―
◎股間が ○型に変形し /
木に抱き付くコアラのよ ...
自分の頭の中の脳がアリの頭のおんなじ大きさになって
私はようやくまともな人間になれる
要するに肥大妄想の中で生きている私は
あれやこれやと
手を出し金を出し涙を私じゃなく両親に出さ ...
どれが真実だとしても
どれが真実かわからなくなったとしても
走れ
歩くな 走れ
エントリーシートはきれいじゃなくてもいい 丁寧に書け
そんなんウソだ きれいに書け
...
人々はあふれをあふれかえられた浴槽に浸かっては流れ
水のあふれた 君は強く僕に手を突き差した
浮浪者たちの上を、
老人たちの上を、
色彩の 音が散らばっている
朝の 微笑みの メロディー ...
押し入れの奥からスパイセット
何十年も忘れていた宝物
指先から煙を出したり
会員バッチがあったり
どこがスパイなんだか
水に消える紙に
鉛筆で名前が書かれていた
小学校2年で引っ越す ...
何はなくとも
言いたい日があるよ
何がってわけじゃない
どんな台詞とかじゃない
ただ心から言いたい日がある
美しいピアノ旋律
それが遠くから聞こえたとき
不意に思 ...
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
あああああああああああああああああ
さ、朝だ。
布団の中で考えていた
のは、昨日の ...
近頃は青い 空 ばかりで
手を取り
空気を呑みすぎるから
溶媒の温度がいやに 甘い、
見知らぬ思い出のした
初めて恋した少女が肩へはらりと落ちる
けれどその天体が
いまだ世界には 無いね ...
澄みわたった
早朝の森に
狩人の目をした
男が一人
男は言葉で狩るのだが
甘い言葉で狩れるのは小物ばかり
純情な小鹿や
可愛そうなリス
ひきこもりの小鳥など
男は言葉で狩 ...
今でもあなたのことを夢に見る
そして暗澹たる気持ちになる
まだ僕がうぶで
人の気持ちに応えられなかった頃のことだから
あの頃に帰れないのなら
残してきたものを全て捨て去りたいのに
あの頃を ...
愛することは酷く醜いから、と
僕は君を殺しているところ
馬鹿みたいに笑って
苦しいほどに触れていた
冷たい今に
「凍える日々を過ごしました
君がまた少し遠くなりました
漸く何も見 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さらわれた魚怪類
木屋 亞万
自由詩
3*
08/11/28 20:44
ゴールキーパー不在。
菊池ナントカ
自由詩
1*
08/11/28 20:20
写真と詩と。
狠志
携帯写真+...
4
08/11/28 20:19
_
カリブー
自由詩
0
08/11/28 19:43
メタファー
BOOKEN...
散文(批評...
1*
08/11/28 15:37
エッセイ 1
靜ト
自由詩
2+*
08/11/28 15:31
吹き溜まり
風音
携帯写真+...
5
08/11/28 14:19
震える手へ
依
自由詩
3*
08/11/28 11:23
夜海
中谷 カイネ
自由詩
1
08/11/28 11:18
どちらにしても
BOOKEN...
自由詩
2
08/11/28 8:56
サンプル7188
結城 森士
自由詩
0
08/11/28 8:29
あなたの好きな音楽をおしえてちょうだい
影山影司
自由詩
2
08/11/28 6:05
クイズ
新守山ダダマ
自由詩
2
08/11/28 5:49
魂日輪
構造
自由詩
0
08/11/28 3:24
手紙
タマムシ
自由詩
2*
08/11/28 3:17
ジェニジェニ
構造
自由詩
13
08/11/28 3:06
豚のギター
サトタロ
自由詩
3*
08/11/28 2:56
さらわれた魚怪類
小川 葉
自由詩
1*
08/11/28 2:45
猫の爪
秋也
自由詩
0*
08/11/28 2:41
回想録
狩心
自由詩
2*
08/11/28 2:15
肥大妄想間伐大地の風船の中に雨を降らせて
くま出没
自由詩
2
08/11/28 1:43
どれが真実だとしても
短角牛
自由詩
1
08/11/28 1:37
二人
K.SATO
自由詩
0*
08/11/28 1:33
スパイ
たりぽん(大...
自由詩
15*
08/11/28 0:49
say anything
瀬田行生
自由詩
2
08/11/28 0:02
朝のスキャット
草野春心
自由詩
1+*
08/11/27 23:13
ゆめで、時計をなおした話
梶谷あや子
自由詩
3
08/11/27 22:56
狩人
ふるる
自由詩
6*
08/11/27 22:46
春の日の欠片
within
自由詩
1
08/11/27 21:25
十一月
智鶴
自由詩
2*
08/11/27 21:22
4686
4687
4688
4689
4690
4691
4692
4693
4694
4695
4696
4697
4698
4699
4700
4701
4702
4703
4704
4705
4706
4707
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4710
4711
4712
4713
4714
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4719
4720
4721
4722
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4726
6.6sec.