失望のレストア
少しでも見たくない顔を見せて、
最後だけ巧く出来たって
きっとすぐに忘れてしまう
融解する手紙の背景が
何処にも流れない 鬱血を
撥ね揚げる、
残った者みなに愛されていた ...
世界中にあふれかえっている本をぜんぶ読んで
好きな言葉に蛍光ペンでラインをひいていくんだけど
本にペンでなにか書き込むなんて、ポリシー?
うん、そう。ポリシーってやつに反するんだけど、そこは ...
チャイナドレスからのびた白い足
細くて綺麗で素敵
ジュリアナ扇子 どこで売ってたの?
時代関係なくモテ期
君のこと シンデレラぐらいに思っているよ
嘘じゃないさ 大袈裟だけれどね ...
かくしごとなんて
はじめからなかったはずなのに
生きてると
知られたくないことの
ひとつやふたつあるものでした
できることなら
椅子に生まれて
何も思わずにただ生きて
人を支 ...
放課後の教室で
きみは階段をつくっている
けしごむやペンを並べて
足りなくなると
ぼくのまで使って
ふでばこも教科書もかばんも机も
なんでも使って どんどんのぼる
きみが あんまり必 ...
夜は 言った
静かに目を閉じていなさい と
不眠に何度も寝返りを繰り返すあなた
赤い南天の実に降り積もる淡雪のように
あなたの薄いまぶたに 冷たい手をあててあげましょう
...
堤防にうち寄せる波を下に
遠く霞む島を思う
冬の冷たい風を受けて
ジャンパーにつっこんだ手
シャツの襟まですくんだ首元
僕は
花火のカスを踏みしめながら
車へと戻っていった
...
昔からさ、君が居てくれた。
当たり前みたいに、さ。
どこにもいかないって思ってた。
知らない間に無くしてしまった。
何かを。
答えを聞くことが ...
渋柿を
外に吊るす
祖母の背が
あかねに染まる
晩秋の夕暮れ
綺麗だね。
って
君がそう言ってくれちゃったからさ。
あたしにとって
この写真
最高傑作になっちゃったよ。
冬だからと言いわけして
ぬるい布団に潜っている
風が冷たいから外に出る気も何もしない
小さい頃から怠けていたから
今になっても億劫で
稼ぎも無いのに働かない
インスタントで食事を済まし ...
山茶花のさいた道
日本シリーズが
まだデーゲームの頃
巨人と阪急の
夕焼けの戦いを見ていた
たき火の匂いが
鼻をかすめる道
赤やら白やらピンクやら
いまじゃ歩くといえば
山茶花のいな ...
使いかけのままのノートを広げると-そこに連なる文字。
1ページ、1ページを繰る
あの頃にまとっていた-乾いた空気、冷たい熱、弾むの葉。
1ページ、1ページを繰る
懐かし ...
真っ白な雪がつもった何もかも間違いなのにわたしは生きてる
縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて
にんにくを口うつしする秘めごとは口からださず噛み砕くだけ
...
1.生物とゲノムの関係
第1部「はじめに」で述べたように「私の詩論」には「生物とゲノム」との関係が極めて
重要な項目である。それは私の詩論がリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』
(TH ...
はじめに
人生は短い。そしてその短い人生のなかで詩作に使用できる時間は限られている。
日記がわりに詩を書いている場合は別として、詩を1つの芸術作品として創作している
人はこの限られた時間を有 ...
いつかみたのは幻なのか彼女の手を
握った夢をみた
夢をみた
小さな手 空
澄んでいた
蒸気があの空中を縫って漂うように
あの頃散っていった一つ一つ
澄んだ空に散らばる小石を拾 ...
夜の暗さ
海の暗さ
そこのあるものの 暗さ
波が
うねりを繰り返し
何度でも打ち寄せる
夜の海
釣り人の
投げた重みが
ふかく沈む
あなたと
指を重む
その温度の確 ...
この世界に産み落とされてから
ずっと見てきた光
あの光を手にしたくて
必死に手を伸ばした
でも
この手が掴んだものは空気のみ
光はもっと上にいた
日々 背伸びをして悔しんだり
年々 背が伸びるごと ...
再度 剣(つるぎ)山に登る
山容豊かにして
大樹 潅木 笹野と変わる
剣は名と違い優しき山なり
時は キレンゲショウマの頃なりて
谷間の陰に群生せる
鮮やかなる黄色 可憐な姿
仙 ...
どこまで行っても君のことばっか考えてしまうけど
地球って一体いつから丸いの?
空気はすごく自然なのに僕だけかな
不自然なのは
それでも何故かきえるわけにはいかないんだ
...
見上げれば青の空に風船群
溢れ出す色が
僕を立ち止まらせた
空に向かい空に消える
風船が空に沈んでいく
空に水底の様な深さを感じる
風船がその存在を表すように
僕の存在は目に映 ...
刈入れを終えた田圃では
実りを待たれることのない蘖が
青い頭を覗かせている
下向きの気分が伝播するのはとても容易く早く
そのあと
荒れた土地で希望はなかなか芽を出さない
それでも
...
きんいろを通り
きんいろになる
ずっと ずっと
鳴っている
遠くのような
近くから来る
生は治る
生は響く
雨が雨をすぎるとき
滴に残る
影 ...
むかしむかし
ある大金持ちが
貧しい友人の服の裾に
一生暮らしていけるだけの
高価な珠を縫い付けてやったが
友人はそれに気づかず
一生貧しいままであったという
...
真理と価値の二律背反は
死ぬことでしか証明できない
なら
生と死が不二であるとしたら
生きていること
生きていること
それ自体が
解なのではないか
生きていること
今生きていること
...
夜の小さなカウンターで
一人ぼんやり飲んでる
酒を口に運ぶのも忘れて 大きな窓から街を見ている
街灯は 光の届かない闇の居場所を示している
光より闇にひかれる 人の顔など見 ...
これだけは絶やさなかったんだよ
いつか大きな大きな輝きになる
希望の光
後で降りてくるよと
サザンの曲を元ネタにした
ショートドラマのオムニバスを
見ている妻に声をかけて階上に登り
詩の投稿サイトとかをチェックしていたら
カチャリ
と
部屋のドアが開いて ...
銀色の星夜
永遠をひきずって歩く
時計売りとすれ違う
あまりにも
正確に時を刻むあまりに
永遠を
永遠と
繰り返しては
繰り返す。
時計売りは
小さなコエで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
プール
梶谷あや子
自由詩
6
08/11/30 20:40
雑多なもの
かんな
自由詩
4*
08/11/30 19:15
キャラメルダンスパーティー
北大路京介
自由詩
14*
08/11/30 18:53
椅子
小川 葉
自由詩
21*
08/11/30 18:43
階段のむこう
とんぼ
自由詩
7
08/11/30 18:03
夜
いねむり猫
自由詩
2
08/11/30 18:02
ホタル
K.SATO
自由詩
4*
08/11/30 17:39
キミを知らない
終
自由詩
3
08/11/30 17:35
干し柿
ゆきこ
短歌
1
08/11/30 17:20
じがじさん。
愛心
携帯写真+...
6*
08/11/30 17:00
薄明
within
自由詩
6
08/11/30 16:22
山茶花のさいた道
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
08/11/30 15:53
ノート。
終
自由詩
3
08/11/30 14:43
【短歌祭参加作品】All's wrong with my w ...
こもん
短歌
8
08/11/30 14:39
私の詩論 「第2部 ゲノムとポエジー」
ばんざわ く...
散文(批評...
2*
08/11/30 14:24
私の詩論 「はじめに」と「第1部 この世の始まりから生命の誕 ...
〃
散文(批評...
2*
08/11/30 14:21
空
佐藤伊織
自由詩
5*
08/11/30 14:02
質量、海の
uminek...
自由詩
26*
08/11/30 12:44
想撮空間「背伸び」
緋月 衣瑠香
携帯写真+...
8*
08/11/30 11:32
祖谷(いや)山賛歌 (剣山)
青い風
自由詩
0*
08/11/30 11:00
幸福論
瀬田行生
自由詩
1
08/11/30 9:44
風船
透明な魚
自由詩
1
08/11/30 9:23
伸びよ蘖
餅月兎
自由詩
1+
08/11/30 9:14
ささめ さざめき
木立 悟
自由詩
2
08/11/30 8:47
覇王紀
《81》柴田...
自由詩
1+*
08/11/30 6:49
甘く
渡辺亘
自由詩
2
08/11/30 1:06
夜の椅子
いねむり猫
自由詩
1
08/11/30 0:46
想撮空間「光」 希望の光
そらの とこ
携帯写真+...
4*
08/11/29 23:47
甘えた声で不満げで
kauzak
自由詩
8*
08/11/29 23:18
ー 大夢 ータイム
Sa;
自由詩
1
08/11/29 23:18
4683
4684
4685
4686
4687
4688
4689
4690
4691
4692
4693
4694
4695
4696
4697
4698
4699
4700
4701
4702
4703
4704
4705
4706
4707
4708
4709
4710
4711
4712
4713
4714
4715
4716
4717
4718
4719
4720
4721
4722
4723
5.28sec.