なぜ空は
わたしを見てるの

言葉なくして
命に
なりたいみたいね

なぜわたしは
空を見てるの

言葉だけで
空が
あるみたいね

あんなに美しく
見えるか ...
「マリー、おれそろそろ出て行くよ」

気ままにメロドラマに感動して
勘当と父に告げられ

もう会うこともない

おれを裏切り 救済しなかったファムファタール
ディスチャージやジョー ...
青い空に突きささる稲妻
君の髪の毛も逆毛立ってピンクのハートは真っ二つ
羊が空から降ってきて
さよなら僕の甘い官能と少女たちと気付きはじめた神の存在
君がガブリエルなら僕はアダム
僕は僕の中 ...
あの娘は天使になって太陽の国に行った
神様の迎えがきた
あたしは認められなかった
黒い太陽
黒い官能
あの娘が死んだ

知らないふりをした
知らないふりをした
あなたの言ってる嘘は性的なこと

あたし ...
そんな気がした
ほころびたのは財布だけ
そんな気がする
ハチの飛んでいる向こう

道に歩いても何もない
河原を歩いていけば
俺にはもう何もなくなってしまった
屋台での事業も失敗して
...
飛び出す水中
上げた三角は
砂の残された誰か
水色の海

潜り込んだ姿もなく
言葉は岩場に
意味へと探す
泳いだ自分だ

見つめられた鏡は

見る目玉の魚に
なく尋ねて
ボ ...
ねぇ、そのまま。
目を覚まさないで聞いて。

あたしたぶんきっと、
きみのことが、
だいすき。

いつも軽く言ってるけど
本当は無駄に動揺してる
気づいてないでしょ?

たぶんも ...
 だれも、わたしと一緒じゃいられなくて
 だれも、わたしを待っていてなんてくれなくて
 だれも、わたしについてきてはくれなくて
 
 おなじなんてどこにもない。
 
 結局はひ ...
仄暗い湖、青銅色の水底から
水面に浮かんだ
満月をつかもうと
水草のようにやわらかく
つるりとした腕を伸ばしている
月曜日の子どもたち

ランプの火影に怯える
動物園のオオカミが
故 ...
鉄橋の欄干から釣り糸を垂らしながら考えていた
ろくでもない人生だったなぁと思う


学生時代の頃
偶然女の子と二人で帰ることになった
ギターを担ぎながら星空の下を歩きながら
音楽の事につ ...
飛び出た爪先を削いで
長すぎる髪を切って
もっとこの手で慈しめるよう
あなた達を矯める

かつて
父が引いた設計線は
その夜
拭い去られて

母が裂き、重ねたその肉は
そ ...
透明な
液体入りのアンプルの
それが真水か海水か
確かめ方がありまして

かしょかしょ少し振ってみて
泡立つようなら海水です
塩類はじめ金もウランも
物質全種が溶けています

命の ...
 
 
 
【優しい悲劇】



 あなたを愛していた筈が
 知らずにわたしが愛されていた悲劇。

 ふたつの想いを天秤にのせたら
 あなたのほうに重く傾いたのを知ったとき
  ...
難しいことだらけの世界で
簡単に考えろと言うけれど

余計な事を考えながら
僕は今まで生きてきた

今もまだ
余計なことばかり考えて
怒られているよ

僕は社会人失格

だから ...
オネガイ...


このまま私の中にいて

もう離れたりしないで


あなたはいつも
わたしより先に

終わらせてしまう


終わらせないで

このままふたりを
ひ ...
僕は一生けんめいやることやって

君のいない生活にもいつか慣れるだろう


君も僕を忘れるから

その頃には君に会えるのだろう

民生の言ってることが正しければ。
たすけて、たすけて、ほとけさま
ほとけはやさしい
しんじつの知恵を悟ったもの
ほとけ。
ほとけさま、
わたしはものたりない
のかもしれません
ほとけさま、わたしは、
あいしています ほ ...
神秘的で攻撃的

アマーイ誘惑の音色

神聖で荒々しい

アペラとエスニック

波紋のように反芻される音楽

揺れ、溢れるその感情

そしてピリオード・残心


おだやか ...
やわらかな慈雨が

この岩に穴をあけたのです

どこからか種がやってき

うまい具合な風や雨や光だったのでしょう

穴から松が生えようとしています

教訓を見出だしたい訳ではありま ...
もう一度チャンスをなんて言えない

手放したのは私
そばにいたのに大事にしなかったのは私

後悔なんて千回した
分かっていたなら過去の自分をひっぱたくのに
ゴメンと言えない私のち ...
いくつものナマエが
ネットワークに
撒き散らされ
いつしか
ワタシが誰だったのか
拡散し続けるワタシには
もう分からない
無意識の匿名に
ワタシはかき消され
言葉だけが
墓碑銘のよ ...
通りゃんせ、
通りゃんせ、と
いくつもの輪くぐりが待ち構える
手前の
軒先で降りしきる雨粒に濡れてから
久しい


地上を
すべらかに滑る
つめたい乗り物も
ときおり
思い出し ...
夕暮れになるといつも 
彼は施設の外に出て 
離れた更衣室の入口に 
ランプをつける 

施設の外の暗がりに
一日の仕事を終えて 
疲れて戻って来る人を 
(おつかれさま)と 
迎え ...
介護職員達は施設の洗濯機に 
{ルビ皺=しわ}くちゃの肌着やパンツの山を 
無造作に投げこんでは 
背を向けて去ってゆく 

汚れの全てを飲みこんで 
きれいに洗って返そうと 
洗濯機は ...
パーティーは終わらない、軋んだ花で飾られた戦車に、飛び乗るなら、凍るような白い朝にしよう、クラッカーを買ってこよう、庭を壊そう、一緒に歌ってみようよ、晴れ渡った北半球の芝生に、横たわろう、星型 ... 匂い/におい/おもいだす
におい/乾いた/照りつける
風のない/ひりひりとした/蒸発してゆく
粒子/記憶/おもいだす
海馬/カラスアゲハ/舞う
ひざし/におう/生/性
生まれた/おもいだす ...
淋しくないのに
手を振る友
多くを語らずもう
何も訊かない
向こう側の
隠した痛みが
人を支えている場合もあると
チガウ思いの二人は静か


見えない苦悩もハス花は咲き
...
起きたら今日が始まっていた。目を開けて瞬きをしたら夕方だった。僕は何をしていたのだろうか。テーブルにあったワッフルを食べた気がする。映画を見たような気がする。夢だったのだろうか。そうなると僕は目を開け ... サラサラな白壁のシミ
そっけないのでテーブルを自由にしよう
国を造ろうと言ったのは誰ですかね
茶葉が頷いたぞ
灰皿に捨ててあったユニオンジャックを
稲妻のスピードで突き刺します
コップが落 ...
このはなの昨夜の花はあすか川
小石をなげるいつの春にも


 告白のなよなよのことてふのごと
 やぶれかぶれにはるに千切れて

 灰皿に蛍の如く腐女子たち
 ヤニの甘さの水をうるかも
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
言葉なくして小川 葉自由詩309/7/24 4:11
二番目のマリーに熊野とろろ自由詩3*09/7/24 4:08
レンタル少年ラファエロゆりあ自由詩109/7/24 3:25
virgin suicides自由詩309/7/24 3:16
ある事業主番田 自由詩209/7/24 3:09
海底自由詩109/7/24 2:56
明星ジャイコ自由詩409/7/24 2:40
あまぐも奈須 好古自由詩009/7/24 2:32
星々の悲しみかいぶつ自由詩609/7/24 1:57
三十才・四十才になった時に人生を回想してみると多分こんな感じ1486 1...自由詩2*09/7/24 0:07
矯める指ミゼット自由詩0*09/7/23 23:51
短冊と落とし文月/海の粘度海里自由詩209/7/23 23:47
優しい悲劇綾瀬たかし自由詩009/7/23 23:27
僕は生きるヒロシ自由詩209/7/23 23:17
YuLia自由詩1*09/7/23 22:43
便所の落書きudegeu...自由詩209/7/23 22:15
やさしいひとがすき榊 慧自由詩2*09/7/23 22:09
ストリームフロウ夜恋自由詩209/7/23 22:07
やわらかな慈雨吉岡ペペロ自由詩1109/7/23 21:46
神様群青自由詩309/7/23 21:34
フェイドアウトフクスケ自由詩309/7/23 21:29
夏をかうことこ自由詩2*09/7/23 21:07
夜の明かり 服部 剛自由詩309/7/23 21:01
洗濯機の顔 自由詩009/7/23 20:45
パーティーは終わらないアオゾラ誤爆自由詩12*09/7/23 19:45
匂いの記憶within自由詩409/7/23 18:54
月とハス花sya自由詩209/7/23 18:50
文月二十三日志賀羽音自由詩509/7/23 17:59
トースタートースターしべ自由詩209/7/23 15:50
マッテテコイサンマンzihan短歌2*09/7/23 14:35

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