白い部屋の
白い窓辺のあなたに
向日葵を届けたい


朔の闇夜の月を
輝かせるほど
明るい向日葵を贈りたい


七色の虹が
黄色であふれるほど
たくさんたくさん贈りたい


あなた ...
白痴にも似た怠惰と無神経さであの娘を傷付けた
頭が回らなかったんだ
君のあの日の日記の不機嫌さはおそらく私に向けたもの
悲しいから
くやしいから男の人に頼る
不機嫌になったら男の人に救っても ...
はじめて日の出を見た

はじめての春がきて

はじめて二本足で立った

はじめて箸を持って

はじめて友達ができた

はじめてひとりで電車に乗った

はじめてのピアノは嫌いだっ ...
いつまで待っていても
もう還ることなんてできない

しかたがないのでわたしは
きみをそこへ入れたがるのだけれど
きみはいつもつかれていて
あまり無理をさせられないからせつないな

 と ...
君の手のひらを
あたしの心臓の上に持っていった

 そっと

   ふれた

     あつい

       やわらかさ

夢の世界で君は
あたしの乳房に触れているかしら
...
きらめいたせかいは
ぼくの髪の中に落ちていて
ゆるやかに下っていくこの青い空は
ぼくの葉の茎の部分に等しい

ほら見ていて
貝殻を青く染めて
そこから滴るプラスティックの夕焼け

君 ...
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=259495 久しぶりに会って
やせたね
仕事忙しいんでしょ?
みんな夏休みです。

と声をかけて
くれた
嬉しかった
カートリッジ回収した

苦楽を共にした人は
優しくしてくれる
共に成長 ...
「移」


知らぬ間に忍び込んだ次の季節を

昨日より微かに老いた眼差しでやり過ごす

移ろっていく速度のやるせない違いに

胸の奥をさざめかせながら運ばれていく



...
しずかな喧騒にみちた夜

外灯のしたに白が溜まっていた

スーツに風が入り込んだ

たき火の匂いが鼻をかすめた

ひと肌ほどの悲しみか

しずかな喧騒をむねに聴かせた


銀 ...
 周期的ヴァイブレーション
 この路地から未知を痙攣させていく
 浮遊する宇宙、らしきもの
 を尻目にまた歩き出す

 歩みは止まなかった
       カワノナガレノヨウニ
    ...
子供等は夏の一つの決め事に
強くペダルを踏んで応える
走って行く走って行く
そのスピードに迷いはない
止まるな子供等お前等はまだ
前だけを見て振り向くなただ
今来た道に風だけを残す
その ...
憑依を着ることもある悪魔よ


進化して天使になれよ人どもよ


退化して臭い嗅ぐ毛物悪魔ども
ボタンを押すものの
今日はもう終いの表示

朝日に号泣したあの子を偲ぶ(しのぶ)
片方の靴が脱げている

吐息が焦げくさくなるまで
愛してやろうか
奴の指先つま先を

化学変化 ...
リビングの床に自分の影がまるごと抜き取られて映っている
薄暗がりの公園にぽつんと突っ立っているようだ
半径2メートルの背景が迫る

真新しい洗面所は
修学旅行の時みたく扱いにくく
...
子供が蹴りあうボールのように
想う度に僕らは不器用に
必死にそれを届けあう


色 形 音 感触 重さ 揺らぎ

届くとき
その全てが僕の思惑とはまるで
違うものだろう


そ ...
ハゲた頭を見下ろす。
ハゲた頭から、何故ハゲたのかとハゲた頭の人の人生を勝手に妄想した。
ひとしきり楽しんだあと自分も、いつか見下ろされる日が来るのかと思うと、自分の頭に触れられずにはいられなかっ ...
ゆっくり回って
メリーゴーランド
夕日に照らされて
色を変えたのね

頭の中を回る
メロディー
切なくて力強くて
世界がこの歌の通りになればと
願っている

もう少し
小声で話 ...
「ねーvirgin suicidesのどこが好きなの」

「virgin suicidesって名前」

「なまえぇ?へー。じゃあ誰が一番好き」

「次女」

こんな風にお互いが好きな外 ...
満員電車にのって
おじさんの大きなお腹に
つぶれそうになって
呼吸困難

外は真っ暗
家に着く


待ちわびた今日が
終わってしまった
なんて
玄関まできて思っ ...
美しく輝く
大きな瞳に
のみ込まれたい

泳ぐ道
聞こえる雑音
愛の歌

君が待ちわびる
命の名前は
間違いなく僕

ライバルは億単位
誰よりも速く
潜り込む
それは黒い鍵爪だった
重く垂れた空からスッと湿った宙を引っ掻いては
狡猾に隠れる
くり返される蹂躙
積乱雲はメデュ―サの含み笑いの唇をふちどり
うすく開いた


生々しいクレバスを曝け ...
三日月や少し曲がれる猫の首
朝顔や猫の寝様はぐんにゃりと
秋風やつまらなさうな猫の面


出刃入りて観念したか大西瓜
しづかさや黄菊白菊祖母の骨
夕暮れやヤンマにゆづる散歩道


...
八月の砂浜歩くカップルの背後に見える偽物の夏

薔薇にある刺より痛い失恋の痛みに歪む若者の顔
あなたは

今頃
アパートの一階、
小さな庭のある部屋で
寝転んで
テレビでも見てるんだろう

わたしは

届かない窓に
小さく手を差し伸べて

それでも足りなくて

こころのなかで
あなたの名前を呼 ...
夏草の根は深く濃く地に潜み蔓延したい

{引用=
   広く   深く
            深く
 
     濃やかに
  速やかに
    隅々まで
     しなやかに
...
眠れ眠れ
闇にその身を{ルビ埋=うず}め
誰の目にも映らぬように

眠れ眠れ
光を恐れ身を隠し
光に抱かれる夢をみる

眠れ眠れ
目覚めてはいけない
瞳を開けば絶望ばかり


...
退    屈    だ


君は太陽のように退屈だね


悪いことしたい
深夜にこっそりすること
ほんとうはそれが人生で一番大事
暗闇 沈黙 かすかな息づかい


昼間の世界 ...
花守る刺す飛ぶ火なる蜂であり


左腕 巻かれたる記章 包帯なり


魂の裸体しずかに座りおり
新しい朝の
涼やかな匂い

穏やかな川原の上空
セキレイの鳴き声

ビルの隙間を焦がす
夕日の炎

穏やかな風に
ふるえるまつげ

夏至近く
蜜蜂の金の羽音

葉の露をじ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
向日葵夏嶋 真子携帯写真+...18*09/8/20 3:33
君と私で一緒に星になるゆりあ自由詩309/8/20 3:24
最初で最後の道瑠王自由詩2*09/8/20 3:04
邪魔な距離ジャイコ自由詩209/8/20 2:18
2時神無月まりあ自由詩309/8/20 1:57
なつめやしmarimi...自由詩109/8/20 1:43
自由詩な葉っぱ緑/札束と花束海里自由詩009/8/20 1:05
花畑ペポパンプ自由詩5*09/8/20 0:00
四行詩四態 <1>nonya自由詩8*09/8/19 23:59
しずかな喧騒吉岡ペペロ自由詩409/8/19 23:53
life/noise/impatience熊野とろろ自由詩1+*09/8/19 23:30
夏の行軍テシノ自由詩1*09/8/19 22:40
進化セヨ!アハウ俳句209/8/19 22:16
充血した眼は私の本音こうや自由詩0*09/8/19 22:13
怠けた速度自由詩0*09/8/19 22:08
ボール松本 涼自由詩109/8/19 21:22
ディパーテッド海 猫自由詩109/8/19 20:59
メリーゴーランドミツバチ自由詩6*09/8/19 20:54
8月の殺人事件ゆりあ自由詩309/8/19 20:20
わたしの小さな身体の微熱についてみお自由詩509/8/19 20:16
『いのちの奇跡』海 猫自由詩309/8/19 20:03
トルネード・トラジェディ渡 ひろこ自由詩12*09/8/19 20:02
初秋十句三州生桑俳句109/8/19 19:56
八月の砂浜夏川ゆう短歌209/8/19 19:12
天窓風音携帯写真+...309/8/19 18:32
ラプンツェル亀井 花名自由詩2*09/8/19 18:19
眠れ 眠れ花音自由詩0*09/8/19 17:21
退屈が好きゆりあ自由詩4+09/8/19 16:39
魂の裸体アハウ俳句2*09/8/19 15:46
曠野自由詩0+*09/8/19 13:54

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