今日は
朝から
小雨が振っていた
病院への帰りみち、
電車で人身事故のアナウンスが流れて
こんな雨の日、
どれだけのひとが
自ら命を絶ったんだろう
彼らに
季節外れの ...
またあの娘の夢を見た
中学か高校の薄暗い教室で、みんながやがや喋っていた
私もある女の子と音楽の話をしていた
ふと隣を見るとあの娘が自分の席に一人座ってぎこちない空気を漂わせていた
...
手の甲ではぜる、雨粒の
ふれた先から
鈍い痛みをかかえだす
埋もれる町並み
*
葉脈からめぐる
漸近線は
まのびしたまま
行方知れずへ
*
花を手折るように
...
ぼくは 生きています
なんとなく 生きています
いいえ ほんとは
生きたいと思って 生きています
ぼくはときどき 詩を書いています
詩のようなもの と言ったほうがいいかもしれません
...
グロテスクがある
グロテスク・デスマスク付けて
徘徊する
徘徊しても気にならない
グロテスクな空き地がある
グロテスクな子猫が
グロテスクな土管の上で
グロテスクな童話を諳んじている
...
朝がくる
今生きる日を照らしながら
遠いどこかの仄めく闇から
それを私は今日と呼ぶ
それが晴れでも曇りでも
朝は今もどこかで
夜の間に澱した人の哀しみを
綺麗に振り払いながら
...
石を蹴ったら靴が脱げて
靴を拾いに行ったら国境を越えた
そんな風に僕はあいさつをして
君はバナナを一本僕にくれた
皮をむいて
あまりおなかは空いていなかったけど
バ ...
はんぶん機械のようなものだ
*
コーヒーの無機的な味
オーソドックスに平日の朝をまとめあげる
適切な手段と手続きに従って、予定された課題を消化する
抗体がいまのと ...
僕は見失うことを考える
中に君を考えさせられて
暗闇の
いる僕は
雨が降っている
鳥よりも飛行機よりもくもの巣が空を舞う街
ギターよりも歌よりも破裂音が響く街
何度もパソコンを叩き壊そうとして、うまくいかない毎日
幾度も断食を試みて、それでも強欲な毎日
を送る
た ...
僕が見上げた あの日の空は
とても綺麗に 輝いていて
こんな僕にも 微笑んでいた
僕も自由を 手に入れたいと
空を飛んでた 僕の翼は
醜く光り その空汚す
...
傘もって君が歩くそのつつましさ はなもかけれぬ誰もが阿呆さ
思いのすべてを投げ出して
あなたに抱かれたあの日の夜
微笑みの影に気づかないふりして
瞳をそらしながら目を閉じた
空には十六夜の月
満月は、あまり好きではないと
...
空の青さを集めれば
胸に芽吹いた
白が
私の体をいつか覆い
そのまま溶けてしまうのかしら
ゆっくりとしたリズムは
体の奥から
絶えず聞こえている
耳を澄まして
目を閉じて
身を ...
学生の頃 日本はバブルの全盛で
就職できないなんて考えもしなかったよ
授業も出ないでバイトして、飛行機チケットを買ったのさ
バックパックかついで、足の向くまま気の向くままに
羽の扇ふりながら、 ...
雨 降り始めの音 聞き洩らさず
寝室で眠っている犀を起こさぬように
音楽がそう聴こえたら大人だろ
こびとの ふねが
ちいさな おおきな ふねが
たそがれの
うみへ きえてゆく
いま みたばかりの
まど まど まどが
そこからみえた
ゆうやけの
ひとつ ひとつでも
...
あの子とつなぐ手
まだそのままで
ほんのりと
今朝鳴いたカラスは死神だったかもしれない
昼間通り過ぎたおばあちゃんは天使だったかもしれない
目方80kgのおっさんは閻魔だったかもしれない
家にいる猫は実は火星生まれで妹は実は姉かもしれない
...
・
どういうわけかうちのごみぶくろだけ
いつもあけられてしまって
中身がまき散らされているの
ある日曜の朝
母が困惑顔で言ったとき
それはきっと妹を狙う肉食獣の仕業に違いない
とわた ...
ここにいれば安全なのです
ここを出なくても 生きていける
そう、それならば…
違うのです
知っているのですから、外界の情報は、
過多になりすぎるほどに 手に余るほどに
だったら ...
んでそのメル友の女の子と電話しててんけど、どこ住んでんの?ってその子に聞いても適当なことばっかゆって全然教えてくれなかった。
「おれミナミ住んでんねんけど、どこ住んでんの?話聞いとったらユミちゃんも ...
「 赤イ羽根共同募金ノ御協力、オ願イイタシマス 」
後輩ふたりを左右に、僕はまん中で募金箱を首から下げて
通り過ぎゆく人々の誰かの胸へ、ひとつの声が届くよう
道化のふりした明るさで、一心に ...
中ではない言葉の
音楽にいた 湖を探して
音楽はあるというそこに手を
探していた 僕に上を 抱えた丘に
文庫本の見つめさせられるように 魚の
緑のを 外を風 見ていたそこの頭に
姿に ...
何だったの
さっきまでの手続き
色を合わせたワインカクテル
タクシーで装ったクール
暗闇に4つの光
互いのタクラミに
目を見張る
始まろうとする儀式に飾りはない
...
言葉にすると陳腐になるもの
例えば「愛してる」
一晩中煮込まれたビーフシチューのように
あらゆる種類の想いのエキスが溢れかえり
熱く熱く
そして
濃ゆく濃ゆく
あなたへのオリジナルな想い ...
森に行こうよ
そんな口約束覚えていますか
桜の花が広げた両手
こぼれる夕陽
つくられた
寄り添うシルエット
春風に流され
漂泊の想い
今だわからず
四季を忘れた
私 ...
大きな回遊魚が買い物に来て言う
「服はなるべく大人な方がいい」
静かに掴んだ胸ビレで
僕は世界を辿ってゆく
すべての気泡に魔法のようなメッセージ
色は求めれば彩り 忘れれば ...
苦木をかじろうとも
人に会わない
怨憎会苦
会うのが辛い
毎日楽しく
生きたい
毎日気分良く
生きたい
最近
好き嫌いが
はげしくなった。
悩んでいる。
フルゲートの中山グランドジャンプ。いいメンバーが揃った。
圧倒的な1番人気は、目下3連勝中、当るところ敵なしの勢いで臨む、昨年の中山大障害勝ち馬ギルデットエージ。
次いで、連覇を狙ってオーストラリ ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
こんな雨の日
風音
携帯写真+...
2
09/10/2 19:44
YOU ARE MY NIGHTMARE
ゆりあ
自由詩
1*
09/10/2 19:37
浮舟
ことこ
自由詩
2*
09/10/2 19:01
ぼくは どこへも行けない
yo-yo
自由詩
6*
09/10/2 18:17
この街のグロ
ゴースト(無...
自由詩
1*
09/10/2 18:04
おとずれる時
soft_m...
自由詩
2*
09/10/2 14:53
家族
水町綜助
自由詩
8
09/10/2 14:49
確証のないこうふくのなかで
ねことら
自由詩
2
09/10/2 14:18
見つける雨の中に
番田
自由詩
0
09/10/2 14:04
Everlasting
ブロッコリー...
自由詩
0
09/10/2 13:24
‐空‐
‐弘‐
自由詩
4
09/10/2 12:14
ひきこもり短歌その4
udegeu...
短歌
0
09/10/2 11:47
十六夜
橘祐介
自由詩
3
09/10/2 11:25
青い空
ミツバチ
自由詩
5*
09/10/2 10:38
ごめん
リーフレイン
自由詩
4*
09/10/2 10:19
雨の部屋で
アハウ
俳句
6
09/10/2 9:25
浮舟
小川 葉
自由詩
4*
09/10/2 5:15
融
長谷川智子
自由詩
2*
09/10/2 4:22
もうもう
カチキ
自由詩
1
09/10/2 3:55
世の中がどんなに変化しても、人生は家族で始まり、家族で終わる
吉田ぐんじょ...
自由詩
53+*
09/10/2 2:51
well/井戸
月乃助
自由詩
7*
09/10/2 2:13
One Thousand 20th Century Chai ...
捨て彦
散文(批評...
2
09/10/2 1:53
赤い羽音共同募金
服部 剛
自由詩
5*
09/10/2 1:33
僕として金魚は死んだ
番田
自由詩
0
09/10/2 1:28
クールを通すなら
snowwo...
自由詩
1
09/10/2 1:09
「想いと言葉」
広川 孝治
自由詩
0
09/10/2 0:21
遥か
奈々
携帯写真+...
6+
09/10/2 0:19
回遊魚シンメトリー
相田 九龍
自由詩
3
09/10/2 0:17
ミートミー
ペポパンプ
自由詩
3*
09/10/2 0:00
「名」馬列伝(9) ビッグテースト
角田寿星
散文(批評...
3
09/10/1 23:14
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