見えてはいても
見えない
触れ得ないものに
触れようとして
知らず内
見えない火傷をおった
あなたのやさしさが
あなたを見えなくする
だから
やさしさなんていらない
在って在る葡萄の房が黒々と重い


楽土の建設 妙法に永遠の命


勤行や焼香を秋に添える


神のため臍から咲かす蓮の華


風鈴の音が伝え得る寂光土


ビルの谷と寂 ...
あぁ、沈んでいく。
沈んでいく。


太平洋よりも深く、
大西洋よりも深く、
インド洋よりも深く、
日本海よりも深く、
他のどの海よりも深い水溜まりに、
僕は沈んでいく。

...
{引用=地上では
夏を散らす風
恋しくて水面をみあげた
なぜかしら
感じたことのないものを
わたしは知ってる


水面には
ひかりの乱舞
銀が背に降り積もり
手のひらの ...
山腹から漂い降りる朝靄に

竹林に朝靄が
風に漂う朝靄の中
溌剌とし
凜とした景色を観る

竹林に偲べば
風に漂う朝靄の中
遠く霞み
曖昧な昨日を見る

竹林に及べば
風に漂 ...
あてもなく書き滴ることばはいつもあなた宛てなのに届かない。


産んだ憶えもないおとこずっとおっぱいに吸いついて離れない夜。

空き家にしのび込むようにあたし ...
青いガラスの一枚一枚
次々とかわりゆく風景

海は手を伸ばし
空をつかもうとする

無駄だと思える争いや
流血がいつもあった

生命の循環だとしても
雨や雲のように穏やかではなく
...
激しさを押し隠したまま
君は黙る

黙っていることの美しさ
手は何かを引きちぎる

あの湖に落ちていた丸いもの
半円のもの
傷跡のようなもの

雲は何かを覆ったまま
誰にも見せま ...
かたまって凍った重装備の人形
だらりだらり
とけて失っていく
あしあとは蒸発して
絶えない あくびと同化する

空のなかに白いハネ
をした雲
むねに刺せないくらい
おおきくて
...
光が差し込んだ喉
の奥から

羽ばたきいずるのは
鳥と
天馬

赤ん坊の開いた口から
さまざまな果実があふれ
母親の乳房に触れる

午後、空は歌いだすのに
耳の聞こえない老犬は ...
たすけて
私連れて行かれる
手足が動かないよ
服を脱がされて下着だけのみっともない姿で担架で運ばれてく
ドクター私おかしくなんかないよ
おかしいのはあなたとかお母さんとか先生とかクラスメイト ...
秋風が浸みて骨が涼しくなる


大気の上澄みを透明に飲む


空気の秋を飲む毛細血管が開く
まだ言葉を知らなかったころ

密林の影からストッキングの罠と大箱の宝を守っていた

細い文章の辿りついた意味よりも

本能は切り捨てられた我が隊を選んだ

僕は初めて醜い言葉を ...
ばくだんの解体
まるで私の心をいじくりまわして
夜空の花火になるのに似ている
そしてあるいはハイウェイ
灰色の街の一本道を
バイクのように飛ばす鼓動
棘のある私の心
もう少しロマンチック ...
私の魂は私の体から抜けて深夜どこかへ行ってしまう
私の意識は朦朧としてくる
ねえどこに行ってるの
わかんないよ
どこで遊んでるの
私君のせいで記憶が断片的にしかない
私が何人もいるみたいな ...
除光駅では星たちが手を繋ぎつぎの太陽がくるのを待っている。

惑星になった気分で飛び乗ってなのにここは居場所じゃない気分。

降りる勇気もないのにつぎの駅つぎの ...
誰の声もないままに
手や体に流されていくのは楽しいだろうか
風になり手がかりのある
そこにひとつを中に見つめて



そうすることもなくあり
青の色彩の中に立ち
流れる銀にかか ...
何もないようなここが 心地悪いのだろう
進む 雨にささずに

君の 晴れの日はどこへいってしまった
憂鬱な思いに失敗する
僕の思いだ
楽しさを そこへと

追いながら減り
くしゃみさ ...
先に眠りについた貴方
夜の闇に取り残された私
月明かりは
せめてもの慰め

眠ってる貴方の胸に
寄り掛かり
体温と息遣いを感じる

少しの安心が導眠剤

星の煌めき
遥か遠 ...
世界は美しくなんかない
人生は使い捨てるもんだ
夢はずっと寝て見てろ
愛は無償じゃないぜ
きちんと対価を払いな

快楽は健康的じゃない
脳に刻み込まれていく
知識を覚えて増えた皺は二度 ...
蝉時雨が肌を刺す
てんでに湧き起こる
雲の峰の下
白き猫と対峙する

突然の珍客に身構えた
野生の瞳は鋭く
こちらを値踏みしている
ようだが

耳はフルフルと
右へ左へ落ち着かず ...
 今にも壊れそうな精神は
 今だ使ってる98のパソコンのようですぐに不具合を起こす

 助けてくれとも、言えず、かと言って自棄にもなれず
 小さな声で くそったれと呟く

 3年たった ...
忘れられていくのですね
小さな爆発なんて
世間の人は皆
悲しむべき悲劇の内の1つなど
簡単に忘れてしまうのですね
小さな出来事だとして


男娼をさせられていた青年、子飼いの少女と連れ ...
マナティっているじゃないですか
知ってますか 見たことありますか
めちゃ好きなんですよ 超かわいいじゃないですか
できることなら口に入れたいっすよ ぱくって
んで俺 今度築城するじゃないですか ...
戦争クレヨン 黒と白。

蒼い地球に 塗られます。



遠い異国に 行かされた

兵隊さんの 黒い靴。

兵隊さんの 帰り待つ、

お母さんの 白い髪。

...
オレンジ色の 悲しみは

小学校の 鐘の中。

オレンジ色の 悲しみは

家路を急ぐ 自転車の

ライトに吸われ、風の中。


オレンジ色の 悲しみと

今宵の月が 重なると ...
ドライブから
フロッピーディスク
噴射さる
受け止めよメガネ男子
トンボの影が 歩道を泳ぎ、

陽射しはそれを 追いかけた。

     
今朝に生まれた 南の風は、

池にもぐって 青くなる。


街全体の 木々たちに

飛行機雲が 挨拶し ...
真昼のソファーで目を閉じると
いつだったか、夜を待った日の
高原の風を思い出します
肩の高さほどの草むらを抜けて
尾根にむかう踏跡をたどり
軽く息を切らしながら
ずっと星に近いところにたど ...
含ませようと思えば幾らでも可能

神木を削って原形を失っても魂は宿る

ただどんなに削ごうと試みても

この赤い風船だけは到底無理なこと

彼方に消えるまで見守るのが適当

ひとた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
見えないものフクスケ自由詩109/8/18 17:07
葡萄の房アハウ俳句109/8/18 16:47
撃沈。敬語自由詩1*09/8/18 14:30
こい夏嶋 真子携帯写真+...16*09/8/18 13:29
竹林……とある蛙自由詩7*09/8/18 11:12
「 なのにまだなまぐさい。 」PULL.短歌3*09/8/18 11:12
曠野自由詩109/8/18 10:11
自由詩109/8/18 10:00
ハの夏唐草フウ自由詩4*09/8/18 9:52
こえ曠野自由詩009/8/18 9:51
太陽/薔薇/ナイフ/心臓ゆりあ自由詩2*09/8/18 8:47
霞 喰うアハウ俳句209/8/18 8:23
微熱少年tutty自由詩009/8/18 8:15
ばくだんの解体未有花自由詩14*09/8/18 7:46
PINKゆりあ自由詩4*09/8/18 7:41
「 除光駅。 」PULL.短歌3*09/8/18 2:17
番田 自由詩009/8/18 2:06
自由詩109/8/18 2:04
眠れない夜@ショコラ自由詩209/8/18 1:59
木屋 亞万自由詩3+*09/8/18 1:55
夏の猫kauzak自由詩9*09/8/18 1:20
送り火山崎 風雅自由詩309/8/18 1:20
事件ゴースト(無...自由詩1*09/8/18 0:51
輪廻マナティサトタロ自由詩009/8/18 0:41
【戦争クレヨン】白こうもり自由詩109/8/18 0:38
【夕日】自由詩1*09/8/18 0:36
FDDサトタロ短歌109/8/18 0:35
【普遍性】白こうもり自由詩109/8/18 0:24
花束の残像たりぽん(大...自由詩609/8/18 0:10
風船瑠王自由詩1*09/8/18 0:06

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加筆訂正:
ガンダムなひと/恋月 ぴの[09/8/18 16:46]
せっかくなので訂正しました
5.91sec.