ばくだんの解体
まるで私の心をいじくりまわして
夜空の花火になるのに似ている
そしてあるいはハイウェイ
灰色の街の一本道を
バイクのように飛ばす鼓動
棘のある私の心
もう少しロマンチック ...
私の魂は私の体から抜けて深夜どこかへ行ってしまう
私の意識は朦朧としてくる
ねえどこに行ってるの
わかんないよ
どこで遊んでるの
私君のせいで記憶が断片的にしかない
私が何人もいるみたいな ...
除光駅では星たちが手を繋ぎつぎの太陽がくるのを待っている。
惑星になった気分で飛び乗ってなのにここは居場所じゃない気分。
降りる勇気もないのにつぎの駅つぎの ...
誰の声もないままに
手や体に流されていくのは楽しいだろうか
風になり手がかりのある
そこにひとつを中に見つめて
*
そうすることもなくあり
青の色彩の中に立ち
流れる銀にかか ...
何もないようなここが 心地悪いのだろう
進む 雨にささずに
君の 晴れの日はどこへいってしまった
憂鬱な思いに失敗する
僕の思いだ
楽しさを そこへと
追いながら減り
くしゃみさ ...
先に眠りについた貴方
夜の闇に取り残された私
月明かりは
せめてもの慰め
眠ってる貴方の胸に
寄り掛かり
体温と息遣いを感じる
少しの安心が導眠剤
星の煌めき
遥か遠 ...
世界は美しくなんかない
人生は使い捨てるもんだ
夢はずっと寝て見てろ
愛は無償じゃないぜ
きちんと対価を払いな
快楽は健康的じゃない
脳に刻み込まれていく
知識を覚えて増えた皺は二度 ...
蝉時雨が肌を刺す
てんでに湧き起こる
雲の峰の下
白き猫と対峙する
突然の珍客に身構えた
野生の瞳は鋭く
こちらを値踏みしている
ようだが
耳はフルフルと
右へ左へ落ち着かず ...
今にも壊れそうな精神は
今だ使ってる98のパソコンのようですぐに不具合を起こす
助けてくれとも、言えず、かと言って自棄にもなれず
小さな声で くそったれと呟く
3年たった ...
忘れられていくのですね
小さな爆発なんて
世間の人は皆
悲しむべき悲劇の内の1つなど
簡単に忘れてしまうのですね
小さな出来事だとして
男娼をさせられていた青年、子飼いの少女と連れ ...
マナティっているじゃないですか
知ってますか 見たことありますか
めちゃ好きなんですよ 超かわいいじゃないですか
できることなら口に入れたいっすよ ぱくって
んで俺 今度築城するじゃないですか ...
戦争クレヨン 黒と白。
蒼い地球に 塗られます。
遠い異国に 行かされた
兵隊さんの 黒い靴。
兵隊さんの 帰り待つ、
お母さんの 白い髪。
...
オレンジ色の 悲しみは
小学校の 鐘の中。
オレンジ色の 悲しみは
家路を急ぐ 自転車の
ライトに吸われ、風の中。
オレンジ色の 悲しみと
今宵の月が 重なると ...
ドライブから
フロッピーディスク
噴射さる
受け止めよメガネ男子
トンボの影が 歩道を泳ぎ、
陽射しはそれを 追いかけた。
今朝に生まれた 南の風は、
池にもぐって 青くなる。
街全体の 木々たちに
飛行機雲が 挨拶し ...
真昼のソファーで目を閉じると
いつだったか、夜を待った日の
高原の風を思い出します
肩の高さほどの草むらを抜けて
尾根にむかう踏跡をたどり
軽く息を切らしながら
ずっと星に近いところにたど ...
含ませようと思えば幾らでも可能
神木を削って原形を失っても魂は宿る
ただどんなに削ごうと試みても
この赤い風船だけは到底無理なこと
彼方に消えるまで見守るのが適当
ひとた ...
真夜中に
勉強から解放され
ゆったりと風呂に入る。
別世界のテンチ
眠くなる
冷えたお茶を飲み
生き返る
苦しみを乗り越える
自分の過去を顧みて
弱点を知る
罪を憎んで
...
もったいないな
こんなに近くで
こんなに可愛いものが
あなたを必要として
泣いて呼んでいるのに
ちょっと疲れたからって
気づかないふりして
ネットとゲームに夢中なふりして
ごまかすなん ...
低い流れに目を泳がせて
わずかな光を見わたしながら
溺れぬように 眠らぬように
せめて行方を見られるように
屋根づたいに行き 海を巡る
別れ 別れ
別ればかりが ...
夏が終ります
人肌が残ります
三回くらいやったって
彼氏ではないのです
風がほどけます
秘密の鍵はごっこです
愛さけて
彼氏の知らない
足あとが ...
旅人は路地裏に入り
とあるギャラリーの戸を開いた
暗がりの壁に映し出された
ノートの縦線という「牢獄」の
内側に立つ
ひとりの囚人の絵が
何かを語りかけていた
椅子 ...
エスカレーターに立ちながら
トランクを降ろし
文庫本を開いていた
上がり終える
一歩手前に
あっ
と焦って{ルビ躓=つまず}きそうな
こころを鎮めたら
...
今すぐバスに飛び乗って
君と一緒に逃避行
行き先は何処だって
君と一緒なら天国さ
そう僕が居なくても
きっと誰も困らない
僕の代わりはいくらでもいる
そうですよね?
佐々木部長
...
ガンダムってすげえよな
隣の席で男の子たちが騒いでいた
お台場に展示されている実物大のガンダムを見てきたらしく
それぞれ高揚した面持ちで身振り手振りが忙しい
ガンダムってモビルスー ...
薬が切れて震える父を
抱えてベッドに寝かせる
布団のしわなどが気に入らないと眠れないので
抱き起こし、位置を変えてまた寝かせる
そんな作業が延々と続く
父にとって毎日の睡眠とは
...
夕暮れの歩道橋から
今日も街ゆく人々を、眺める。
一人として同じ顔はないけれど
無数につらなる足音に耳を澄ませば
ぼんやりと
誰もがのっぺらぼうの
丸い顔に見え ...
暗闇が
夜景さえもが
怖くなったとき
いつでも
ぼくのところに
おいでよ
ぼくの腕は
いつでも
きみのものなんだよ
ベリーロールの好きな君
アメジストが君を救う
鼻歌を歌った
毎日が楽しい
君の愛を感じ
君に頼る
苦しくて苦しくて
すぐ近くに住んでいるのに
心の芯棒
どんなことも耐えられる ...
紫色の唇をした
少女が産声を上げる時間
バレンが
巧妙な胎盤に色を馴染ませてゆくその時間
木の屑を集めながら
生命はどこにあるのだと自問していた
朝から雨が長く降り続い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ばくだんの解体
未有花
自由詩
14*
09/8/18 7:46
PINK
ゆりあ
自由詩
4*
09/8/18 7:41
「 除光駅。 」
PULL.
短歌
3*
09/8/18 2:17
鯰
番田
自由詩
0
09/8/18 2:06
傘
〃
自由詩
1
09/8/18 2:04
眠れない夜
@ショコラ
自由詩
2
09/8/18 1:59
憾
木屋 亞万
自由詩
3+*
09/8/18 1:55
夏の猫
kauzak
自由詩
9*
09/8/18 1:20
送り火
山崎 風雅
自由詩
3
09/8/18 1:20
事件
ゴースト(無...
自由詩
1*
09/8/18 0:51
輪廻マナティ
サトタロ
自由詩
0
09/8/18 0:41
【戦争クレヨン】
白こうもり
自由詩
1
09/8/18 0:38
【夕日】
〃
自由詩
1*
09/8/18 0:36
FDD
サトタロ
短歌
1
09/8/18 0:35
【普遍性】
白こうもり
自由詩
1
09/8/18 0:24
花束の残像
たりぽん(大...
自由詩
6
09/8/18 0:10
風船
瑠王
自由詩
1*
09/8/18 0:06
夜明けを待って
ペポパンプ
自由詩
4+*
09/8/18 0:00
崩れないモノ
秋也
自由詩
1
09/8/17 23:55
ノート(46Y.8・17)
木立 悟
自由詩
2
09/8/17 22:13
真夏の終り
吉岡ペペロ
自由詩
3
09/8/17 22:04
囚人ノ絵
服部 剛
自由詩
4
09/8/17 21:39
時間のふしぎ
〃
自由詩
2
09/8/17 20:40
バスに乗って
ミツバチ
自由詩
4*
09/8/17 20:31
ガンダムなひと
恋月 ぴの
自由詩
33*
09/8/17 20:23
祈り
たもつ
自由詩
21
09/8/17 19:43
丸、に尽いて。
服部 剛
自由詩
6*
09/8/17 19:41
暗闇
風音
携帯写真+...
3
09/8/17 19:38
好きな人
ペポパンプ
自由詩
4*
09/8/17 19:32
胎盤
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/8/17 19:05
4275
4276
4277
4278
4279
4280
4281
4282
4283
4284
4285
4286
4287
4288
4289
4290
4291
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4.61sec.