木洩れ日が肌を焦がした夏の友のように、{ルビ目映=まばゆ}くからかう

種を溢して果てる向日葵

窓から人知れず洩れた、夜の海が街をひと飲みにした

黄信号の点滅

夏の恋人のように、 ...
そろそろゴミ箱から自分の声がして
「馬鹿だなあ、甘い夢が見れるまで、とっとけばいいじゃないか」
と言われて
それじゃあ誰かを思い浮かべるのは
そんなの面倒臭いんで
そのまま寝てしまう夢を見そ ...
味噌汁が食べたいけれど味噌が無く、君のうなじを舐めている午後

汽水湖にたゆたう2人は夢見がち寝息の数だけ押し戻されて

星型のピノは拝んで埋めました。幸せになれるかな?私たち

雨音で隔 ...
剣とペンも使いようで

早く抱きしめてあげてくださいと

好きな色のリボンを渡した




{引用=即興ゴルコンダより}
坂道に転がる
人工衛星が蟻のように夜空を横切る
どーん
空を叩いてる 自分以外の誰かが確かにいるようだ
多少のさざなみとなるようだ 
在るだけの風景

たし たし
耳の奥から 
音は ...
海辺を歩く釣り人たちと
夜明け前の風に吹かれる
理屈は波と共に流れて
水平線上のたゆたいを眺めていた


二匹の鯵が弱りゆくを
ただ見つめるばかり
鰡は嫌われてもなお
馴れ合いを求め ...
今日の空はなんて美しいの
青くて
あああの空に殺されたい
もう私
死にたい
生きる意味なんかないよね当たり前だよね

大学に行くのは
みんなが行くから、に決まってる
それ以外に何か理 ...
さよなら、20世紀のかなしみ
戸惑うばかりに時を紙やすりで削り
緑が朝の雨に研がれていく

薄暗い台所では 食べる営みの準備
食い繋いでいく真摯な必要性を包(くる)む

食べもしないのに ...
坂を上がると神社があるのはどこも一緒
神様は高い所に祭られるのが好きなのかしら
生れつき高い所にいたのに
退屈だから下界に降りて来たっていう話しもあるし

なんならデパ地下なんてどうかしら
...
HN(ハンドルネーム)
PN(ペンネーム)に関する四方山話でもしますか。

ほか命名に関することであれば何であれ、
用途を定めずにバンバン投稿して下さい。
朝の子が
帰っていく

いちにちの
つとめを終えて

ピンクのグラデーション

さよなら

また
明日
あえるね
日曜日で小学校は休みである
縁側で日向ぼっこをしながら
ナシナシナシ
とぼくはつぶやく

自転車に乗れないのはおまえだけだと
次兄がぼくを小ばかにした
ぼくは言い返せないで澱んだ気分を
...
細い紙で作った輪の

内側にできたその道を

宛ても無きまま歩き続け

知らない間に辿り着くのは

微かに違えるはじまりの場所

巡り戻りし新たな昔

次の景色は未知の現実
...
今までの感情を全部吐き出したなら


嬉しさも悲しみも悔しさも虚しさも


幸不幸も


ただの涙になるんだろう


ならば


ちょろっと流した涙でめげてる私は

...
戦争について考えることは

それは有益なことなのだろうか

平和についても

それは有益なことなのだろうか

幸福について考えることこそ

有益なことなのではないだろうか

戦 ...
 めにみえているものが、しんじつとは、かぎらない。
 わたしがおんなのこか、おとこのこか、ほんとうのところは、だれもしらないのかもしれない。
 あのおとこのこだって、ほんとうは、かわいらしいことり ...
/7月14日

バスを待つのは孤独な作業だ
ショーウィンドウに映写したすがたは
まるで霊体みたいにみえ
もしほんとうにそうだったなら
きみにもおんなじ
感謝と崇拝と
それいがい ...
地表から湧き上がる夏を
青草は隠して
かすませて美しい

ゆらめく
蜻蛉の影から
夕暮れのひかりへと
だれかの想い出が
続く
そうやって
かみさまは遊ぶ

へばりついた空音
...
あなたのその
ちいさくつよい
あたたかな手に
わたしはどれだけの
今を与えられるだろう

あなたにどれだけ
こたえることができるだろう

ことばのないふたり

眼差しだけが優しく ...
車窓に悪態をつく
相変わらず灯りも少なく
溢れ出る水蒸気に煙る
陰鬱な故郷

まだ話はついていないと
背中で悪態をつく街を尻目に
「とりあえず帰る」と
戻ってきたけれど

駅から続 ...
僕は死んでいる
肯定しながら生まれてしまう
魔法に 人は存在しない
人は そして 僕の他人で


僕は そして ぼんやりと捨て去られた
他人だろう そして
僕の闇に知らないけれど
勝 ...
僕がイエスで君はノー
君がさよなら言えばぼくはこんにちはを
そんなことばあそびをしてみても
日付は変わるし仕事は続く

ペイパーバックライターになりたいんだ
黄色い潜水艦に棲んで
航海日 ...
口に出して言うてみて

もしテレビついてたら消してな
家族がおったら ちょっとはなれて
一人ぼっちやったら ちょうどええわ

「生まれ変われるなら
もっと一生懸命生きんのに」

言う ...
そこで「実
は」とどう
せ始まった
ばかりの振  と
りで続きみ
たいにどこ
で/今際、

      ニノウデ
      君の腕で
  ら   茹でて/
      抱か ...
いつもは閉じられている
一直線の情報の
蛇口をひねったのは
自分だったのか
センサーだったのか
間違えて、反応されてしまった

いずれにしても、ブライアン
許可もとらずに経歴を話した
...
ぬるい空気と湿度の交差が
ここに存在している
佳く判りすぎる図式
不味い菓子を口いっぱいに詰め込んで
なめし革で誂えた皮膚をみる
糖分を取りすぎたさかな
僅かな
猥らと自らを模したモ ...
秘密の恋
こんなこと誰にも言えないよ
誰にも相談できない
女の子に恋してるなんて
先生に怒られちゃう
君の哲学
君の言葉を
私は愛する
この危険な恋
君への思いは私だけの美しくて儚い ...
紙に綴ったら
納得できねえもんができた
それはいい
よくあることだ
ライターで火をつけるか
マッチで燃やすかで迷っている
咥え煙草で少しひよって
今回は
ポカリを縦にぶっかけて
蟻が ...
名札についている安全ピンになかなかどうして不安になるのでしょうか。服に穴を開けるときに針が皮膚まで達してしまったらなんて、そんなことがある訳ないでしょう。
ピストルに安全装置がついていてそれでも人を ...
緩やかな助走から
蹴伸びする季節が
完成されたフォームで
越えてゆく
夏の高さ

背中に近いあたりの
肋骨を支えている

僅かな緑陰を選んで
少し歩いて
少しの水を飲む

* ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
約束の紐緒瑠王自由詩2*09/8/16 23:28
ひと りid=523...自由詩209/8/16 23:24
雨の日のひきこもりごっこみつひ短歌109/8/16 23:20
安全ピンなら安全ですからAB(なかほ...自由詩109/8/16 22:22
ホイップ丘野 こ鳩自由詩409/8/16 21:56
瀬戸内海中原 那由多自由詩409/8/16 21:37
受験戦争ギブアップゆりあ自由詩109/8/16 21:37
20世紀のかなしみ瀬崎 虎彦自由詩409/8/16 21:34
妄想プロポーズ少女酸素の枷自由詩009/8/16 21:12
HNまたはPNもしくは命名スレ過去ログ倉庫09/8/16 21:05
1日の終わり風音携帯写真+...409/8/16 20:46
おまじない殿岡秀秋自由詩409/8/16 19:19
loop邦秋自由詩2*09/8/16 15:20
白紙にクレヨン伽茶自由詩309/8/16 14:32
時間という海吉岡ペペロ自由詩909/8/16 13:09
がんきゅうしんじつひていろん。志賀羽音自由詩409/8/16 12:41
ゆうれいのダイアリーコーリャ自由詩1009/8/16 12:21
鈍行列車に乗ってゆうさく自由詩309/8/16 12:21
『その手に…』あおい満月自由詩4*09/8/16 11:52
帰還西天 龍自由詩0*09/8/16 8:41
来るのは言葉番田 自由詩009/8/16 2:33
tuo ti krow t'nac ewaidani...自由詩009/8/16 2:26
口に出して言うてみて瀬崎 虎彦自由詩6*09/8/16 2:05
ニノウデaidani...自由詩209/8/16 2:05
密かなる、ブライアン木葉 揺自由詩3*09/8/16 1:48
あなの空いた不味いさかなaidani...自由詩109/8/16 1:48
SELMAゆりあ自由詩2*09/8/16 1:45
なにで火つける?秋也自由詩009/8/16 1:38
安全ピンなら安全ですから木屋 亞万自由詩1*09/8/16 0:34
夏ゼロ佐野権太自由詩6*09/8/16 0:19

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加筆訂正:
きこえる/within[09/8/16 6:27]
改題
5.38sec.