一つの声、知るとき
この意味を、血をつけながら、
焼けただれた、十字架の
この空気の跡を、しるしのように、
お歯黒の上に、つけていく
道の下を、
青い地を這っていく、
影が、
鏡の中に 掘り返させられるように
光の破片が飛び交うのを感じた 僕は頬に手をやっていたかった
僕は窓辺に立っている
光を手にする 手の中に包み込むように
光を手にする 闇ではないものも
...
あ、
鈴虫が鳴いているぞ
あ、
夜空には、まんまる。――お月様だ
あ、
庭の草むらが揺れた
あ、
眼の光る、狸が一匹。
あう、
あぐらを ...
このからだの中に
海がある
真っ赤な血が
夜よりもくらい暗闇で
波打っている
今も確かに
沖のかもめが
今鳴いた
わたしの中で
確かに今
浜辺から続く道を
手 ...
全然気にも留めてなくてなんとなく続けてた女からのメールがある日途絶えたけど別にかまわんと思ってた。おれは以前それ系の会社にちょっとの間居たのでそこら辺の勝手は普通の人より分かっている方だ。なのでその子 ...
すっかりまいったしらじらしいさ
嫌いなことは忘れてしまう
鼻咬んで ヨモギ踏んで
麦酒飲んでる
仕方ないさ人間は
人間である限りは
それでいいじゃないさ
爪を切る
爪はもう ...
夜
車を走らせていると路面には
頭から脳漿を垂れ流した犬がしんでいるのをよけつつ
あたらしい仕事を探そうかなどと
ニールヤングを聞く
ちょうどいい音楽だ
ちょうどいい音楽なのに ...
あの国に住むひとは
薬の常習者が多いそうだ
先日捕まったりしたのも
あの国のひとたちからすれば
仕事の性格上?織り込みずみなんだろうか
ぼくはいま阿Q正伝を読んでいる
そこにあ ...
寝間着からもれてくる水のにおいが
夜をかけてゆく
つるつると甘皮をはぐ物音も
虫がしんと鳴くともう閉じてしまって
ぼくは波紋に収束する
ことばの様だ
電気じかけなのに
くらやみが本の ...
とある町に
1人の男が住んでいました
小さな店を営み
妻に先立たれたため
幼い娘と2人で暮らす
日々でした
ある日
店の卵が異常に売れることに
疑問をもち調べ
それが
魔女を呪 ...
ナマの心臓の感触というのはなかなかそうと膝を打てるような言葉にはならないものだ、本来俺たちはそうしたものの動きには無自覚なものだし、そもそも下手に自覚なんかしてしまったら日 ...
僕が司会する「ぽえとりー劇場」という
詩の夜で毎回ふるすいんぐする4番打者の存在感で
波乱万丈の人生と難聴障害もろともせずにはね飛ばし
今日という日の舞台に上がる、詩人・TASKEは ...
時間が闇にこぼれてる
少しづつ
さらさらと
砂時計の砂のように
気付かなかった
もし気付いていたら
私はソレを
止めることができたのだろうか
こぼれ ...
切断された個人展
中心 見えず 黒子が舞う
上下世界観
早い、そう遠くない未来館
ここは無人になる
セピア色の、コバルトブルーの似合う
斜塔のような
足が痛んで、治してい ...
部屋にハンカチが落ちていた
ふとした拍子、の形のままに
それから
洗面所で好んでよくうがいをし
何本かの正確ではない平行線を引き
人が衰えていく様子を眺め
時に貧しい正義を振り ...
{引用=ある時期が訪れると私の肌は、銀杏のように黄色く色づくのです}
銀杏のように色づくのです
オリンピックや、ワールドカップの時にだけでなく
箸を扱うときや、
ひとりこの畳の上で ...
前にも言ったけどそれは勿忘草じゃなくて白詰草だよ。
ところで私はこの散文を読んでいるのはせいぜい5人前後だと
思っているが実際のところどうだろう。もしそれ以上いるのなら
私も考えを改め口調を ...
桜の葉は色づく前に枯れ落ちて
燕は街にとどまっている
クロゼットにしまい込んだ薄い上着を
着ようか着まいか迷う朝
天気予報が告げる雨は
秋雨かスコールか
山葡萄の実は青く実って
...
進みがちだったり
遅れがちだったりする時計も
おおまかに言って日に二回ほどは
正確な時刻をしめすもの
そういうわけなのに
その時計だけは意地っ張りなので
狂っちゃった以上はどうしても
...
空一面のオーロラ
グランドキャニオンの夕陽
アマゾンの流れ
サモアの絶海
街を闊歩するゾウ
野生のホタルの群れ
求愛するクジャク
色とりどりの熱帯魚
どこまでも続く道路
天ま ...
混ぜてまぜて混ぜてまぜて
たのしいのは いいけれど ねぇ
あっ
まっくろ になっちゃったら
どうしよう?
ああっ
どうしよう!
もう
とり返せやしないん ...
君とおしゃべりしていると
何だか同じ空気を感じるんだ
気が遠くなるほど遥か昔に残してきた僕のかけらが
薄まりながらも時代を駆け抜け
君の中にも生き続けているとしたら
多分似た者同志って事で
...
私の詩がどんなに拙い読むに耐えないものであっても
便所の落書き以下の代物であっても
そんなこと関係ないんです。
ポイントが入っていないと誰にも相手にされていないようで
孤独に凍えそうな ...
そう
お月さまをバラバラしたの
あたし
とんかちでね
えいってやったの
いいでしょ
これでおあいこよ
夜が更け、仄かに灯ってた中庭の静かな黄緑
3つ程滲み溜まった
フィラメントの光粒子が屯う傍で
誰も気に止めず、
人影を探す椅子はつまらなそうに
悪戯に気のない ...
夜の鳥が帰って来ません
体から抜け出て街の夜を作る
僕の夜の鳥です
昼の間も空っぽなら
僕の体は孵化してしまいます
昼は僕の組成を変えてしまう
太陽は日の光は僕をゆるりゆるりA ...
昨日の続きを話したそうな風だ
グラスの冷水 飲むエロティシズム
コスモスの蝶々追って来る日射し
木から黒い実がパラパラ落ちて少女の肩をたたく
少女の肩カバンには財布、化粧ポーチ、タオル、日記メモ帳、
携帯、ティッシュ三つ、ミニサイズのクマのぬいぐるみが
隅に座ってい ...
日がだんだん短くなる
だから心の隙間が肌寒いのね
そんなに優しくしないで
悩んだり笑ったりで忙しい私に
あなたはじんわりと入り込んでくる
そんな顔しないで
私があな ...
本を読む。夜になったら知らない人とキスをする。
あなたの事を思い浮かべながら。
わたしは夢を見ている。この現実という世界で。
喧嘩するほど仲のいい人に届けてあげる。わたしの素直すぎる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
影と、闇
番田
自由詩
0+
09/9/25 0:21
鏡を見る闇の
〃
自由詩
0
09/9/25 0:21
あ、
atsuch...
自由詩
19*
09/9/25 0:15
潮騒
小川 葉
自由詩
3
09/9/25 0:08
200×年○月△日
捨て彦
散文(批評...
2
09/9/25 0:08
つめ
げ
自由詩
0
09/9/24 23:56
銀週
フミタケ
自由詩
2*
09/9/24 23:51
阿Q正伝
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/9/24 23:47
秘密
梶谷あや子
自由詩
11
09/9/24 23:14
魔法使いの弟子
ルナ
自由詩
4
09/9/24 23:12
すべては気まぐれみたいに行われるのがイカしてる
ホロウ・シカ...
散文(批評...
2*
09/9/24 23:06
TASKEさんに捧ぐ ー七転び八起き列伝ノ夜ー
服部 剛
自由詩
2
09/9/24 22:41
無題
舞狐
自由詩
7*
09/9/24 22:34
彼岸
ゴースト(無...
自由詩
2*
09/9/24 21:54
経過
たもつ
自由詩
8
09/9/24 21:38
銀杏の心
瑠王
自由詩
5*
09/9/24 21:34
僕が僕であるために 勝ち続けなきゃならないのかなぁ尾崎
キリギリ
散文(批評...
2
09/9/24 21:02
秋の在処
照留 セレン
自由詩
0
09/9/24 20:55
傀儡使い師/ぜったい壊れちゃってる時計
海里
自由詩
1
09/9/24 20:51
走馬灯
葛西曹達
自由詩
1
09/9/24 20:46
色遊び
cass
自由詩
1*
09/9/24 19:42
同類
加羅
自由詩
0
09/9/24 19:42
私にポイントをください
花形新次
散文(批評...
8+*
09/9/24 19:36
やられたら?
cass
自由詩
3*
09/9/24 19:07
「中庭黄緑灯夜」
Leaf
携帯写真+...
3*
09/9/24 18:51
A僕
キムラタツオ
自由詩
3*
09/9/24 17:35
雑詠
アハウ
俳句
4*
09/9/24 15:53
毛虫
ヨルノテガム
自由詩
1*
09/9/24 15:42
隙間の代償
marica...
自由詩
1*
09/9/24 15:00
昼間の公園で
アサギ
自由詩
1
09/9/24 14:22
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
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4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
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4261
4262
4263
4264
4265
5.01sec.